ポンタの菜園日記

千草台園芸サークルの萩台農園で、気ままな野菜作りの日々をつづった日記です。

菜園日記 Vol.269  2 月26日「今日から新年度、本格的に農作業の開始だ!」

2012年02月26日 | 2012年 アーカイブ

<曇り>

今日はサークルの総会があり、今日から畑は新年度の始まりだ。ポンタは予定があり総会は欠席させてもらったが、予想外に早く終わったのでさっそくジャガイモの植付け用地作りに向かう。

ジャガイモの予定地はまだほうれん草や小松菜が場所を占領しているが、これ以上は遅くなれないのですべてを収穫・整理して苦土石灰を撒いて耕しておく。

 

 

 

 [ほうれん草も小松菜も、まだまだ収穫できるのだが…]

 

 

 

 

 

 

[タタミ3畳分程度のスペースをしっかり耕す。植付け準備の第1段階が終わって、少しホッとした。]

 

 

 

もうひとつ、隣のスーパードームをはずして、春の収穫が始まったスティックブロッコリーと成長を始めたサヤエンドウに簡単に防鳥ネットをかぶせておく。

 

 

 

[この時期は葉を鳥に狙われるので、防鳥ネットは必ず掛けておかなければならない。]

 

 

 

最後に、ビニールトンネルで育てていたほうれん草をチェックすると…あらら、このところの暖かさで急に成長したようで、もう収穫できるほどに育っていた。今は八百屋さんでもほうれん草は高値だが、この調子だと来週ぐらいからは少し安くなってくるんじゃないかなぁ…

 

 

 

  [ただ、今日はジャガイモの場所作りのために露地物のほうれん草がいっぱいあるので、大きくなっているものを少しだけ収穫する。(^_^;)]

 

 

 

 

 

[気温が上がるとビニールでは蒸れてしまうので、寒冷紗代わりに防鳥ネットをかけておく。]

 

 

 

今日収穫した野菜を並べてみたら、こん何沢山になってしまった…

 

 

 

[大きなスーパーの袋 3つ分はゆうにある…食べきれないなぁ…]

 

 

 

夕方、総会欠席のため会費の納入をお願いしていた幹事さんが領収書と一緒に賞品を届けてくれました…なんと、立毛品評会(前年度の畑の利用状況を春と秋の年2回審査して、合計点で順位を決める。)の発表でポンタ菜園の区画が9位入賞したとの事。(^O^)/ヤッター!

さあ、今年もこれから農繁期に突入だ!頑張らなくっちゃ!(`・ω・´)シャキーン━━━☆!!


菜園日記 Vol.268  2 月12日「野菜が高騰する中で…家計に貢献?」

2012年02月12日 | 2012年 アーカイブ

<晴れ>

そろそろジャガイモの植付け場所を作るため、予定地を占領している大根やほうれん草の収穫をしに畑に向かう。

今日は晴れて気温はそこそこだが、北風が強く畑に着くと寒さが身にしみる。

 

 

 

  [抜けるような冬の青空は広がるポンタ菜園…ただし、北風が強い。]

 

 

 

収穫前にビニールハウスのほうれん草の生育具合を見てみると、今年の寒さの中でもしっかりと成長していた。

 

 

 

 

 [ビニールハウスも風でかなり煽られているが、中ではホウレン草がすくすく育っている。(^-^)]

 

 

逆にイチゴの苗は寒さで例年以上に冬葉が紅葉している。もう少しなので、頑張ってこの寒さを乗り越えてほしいなぁ。

 

 

 

 [冬葉がこんなに紅葉するのを見るのは、ひさしぶりだ…。]

 

 

 

そんな中でもいち早く春の訪れを感じとって、スティックブロッコリーの新芽が出始めていた。

 

 

  

 [ポンタ菜園で最初の春の息吹…これから収穫が楽しみだ。]

 

 

 

風も強く寒くなってきたので、急いでスティクブロッコリー、大根、ほうれん草を収穫。

 

 

 

 [こんなに沢山収穫することができた。(^O^)/]

 

 

 

 

 

 

 [大根もまだ10本ほど残っている。いま八百屋さんで売っているものよりもずっと立派な大根だ。]

 

 

 

 

 

 

 [この時期の葉物野菜は貴重品?]

 

 

 

今年の寒さと雪の影響で、スーパーでも大根は250~300円・ほうれん草も200円前後の高値が続いている中なので、この時期ポンタ菜園の野菜達は相当家計に貢献しているだろう。

(^O^)/

★1月後半にポンタが、震災後初めて東北旅行をした旅行記を下記にアップしています。被害の大きかった気仙沼から平泉、仙台、松島、浦戸諸島と回ってきました。ご興味がありましたらどうぞ!

http://pub.ne.jp/pontasaien/?entry_id=4129780


ポンタの東北紀行 最終回 (浦戸諸島 桂島)

2012年02月07日 | 東北紀行

ポンタの東北紀行  最終回 (浦戸諸島 桂島)>

旅の最終地の浦戸諸島 桂島に上陸した。浦戸諸島は松島湾の入り口に点在し、今回の津波のエネルギーを吸収して松島地区の被害が大きくなるのを防いだいわば防波堤となってしまった地域だ。運よく港が湾の内側にあったため、地盤沈下や施設の損壊はあったものの定期船は比較的早く運行を再開できたようだ。

今日の宿をお願いしたペンション鬼が浜さんのところは、太平洋側に面しているものの高台にあったため津波の被害から免れて、営業を再開している。

 

 

 

 [高台に建つ白いきれいな桂島のペンション鬼が浜さん]

 

 

 

 

 

 

 

 

 [沢山の絵画が心を和ませてくれる]

 

 

 

 

 

 

 [部屋もおしゃれで,ベットルームとリビングの2部屋構成で広い…ひとりじゃもったいないなぁ…。]

 

 

 

夕暮れまで少し時間があったので、近くの桂島海岸に散歩に出る。島からも松島の島が見えて本当にいいところだ。

 

 

 

 

 [海も松島らしい風景が広がる。]

 

 

 

 

 

 

   [広々としてきれいな桂島海岸…]

 

 

 

 

 

 

 

 

 [近づくと、海岸にもまだまだ津波の爪痕が…]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 [そしてカメラを陸地側に向けると、そこは一面瓦礫の山が広がる…海岸を囲むようにあった40世帯ほどの集落は壊滅してしまったとの事です…]

 

 

 

 

 

   [避難を呼びかけたであろう島内放送用の拡声器も・・・無残な姿になったまま…]

 

 

 

一時間ほどの散歩だったが、とても美しい島だけに…本当に残念な思いでいっぱいになった。まだまだ復興には時間がかかりそうだが、この美しい島でみんなが笑顔で暮らせる日が来てほしいと心から思う…ペンションに戻り、ポンタ一人のために作っていただいた夕食をいただく。

 

 

  [牡蠣のマヨネーズソース、牡蠣のお吸い物、カモのテリーヌ、カモのロースト、地元のアイナメ・マグロ・甘エビのお刺身、イクラと山芋・わかめの酢の物、ホタテ煮物、サツマイモの甘露煮、果物、サラダ…どれも美味しかったです。]

 

 

 

今日は早々に休み、明日は少し早起きをして桂島を軽く一回りしようと思っていたら…なんと目覚めると一面の銀世界でした。予報では雪が少し降ると言っていたが、予報以上の大雪になったようだ。

 

 

 

  [一晩で雪国に変身!朝日が美しい。]

 

 

 

 

 

 

 [桂島に雪が積もるのは数年ぶりで、本当に珍しいとの事だそうだ。]

 

 

 

 

 

 

 [ハイキングコースは新雪で覆われ道もわからないほど。ポンタも何度も方向感を失い、行ったり来たり…最後には、ペンションに電話をして方向を確認しなければならなかった…]

 

 

新雪の中の無謀な散策もなんとかペンションのオーナーが迎えに来てくれて、遭難は免れました…(^_^;)

帰路は浦戸諸島の定期船で、桂島から野々島、寒風沢島、朴島と回り塩釜港へと向かい、家路に着いた。

 

 

 

 [浦戸の島々はもちろん、松島の松が雪をかぶった姿は大変貴重だそうだ…ラッキー!]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   [牡蠣?海苔?島と島の水路に広がる養殖棚。]

 

 

 

 

 

  [美しい風景が広がる中、各島の港付近には必ず大きな瓦礫の山があった。島々には焼却設備がないので、船で本土に運ぶためだという…]

 

 

 

 

 

 [朴島の港にあった牡蠣の養殖用のホタテの貝殻。みんな頑張ってるんだなぁ…(^O^)/]

 

 

 

今回の旅行は、気仙沼からスタートし被災地を回りながら東北在住の知人に会う事や応援しているうらと海の子再生プロジェクトの皆さんの激励を目的にしていた。

被災地を巡って感じたことは、まだまだ復興には相当時間がかかるだろうということと、その中で頑張っている人達が沢山いたこと、そして人間は本当に強い、必ず復活させるだろう…ということを感じた旅だった。

そしてもう一つ、これを見ていただいた方にお願いしたい事は、ぜひ東北に旅をしてください!ということです。被災地で芽生えた復興商店街や自力で再開したお店も、ペンションや旅館もお客さんが来て初めて希望が膨らみます。

百聞は一見にしかず…ポンタのように被災地の状況を見ることでもいいですし、被災していない中尊寺などの観光地巡りでもいいと思います。「復興は、観光から!」という現地の想いに応えることが、我々にできる復興支援のひとつだと思いました。

頑張れ東北! 頑張れニッポン! 人間は素晴らしい!

(^O^)/ポンタ


ポンタの東北紀行 第四回 (仙台・塩釜・松島)

2012年02月04日 | 東北紀行

<ポンタの東北紀行 第四回 (仙台・塩釜・松島)>

三日目は仙台の知人の車で仙台の被災地を回り、塩釜、松島と回る予定だ。
若林区・宮城野区の海岸寄りの被災地を廻るが、仙台平野で平らな土地が多いためかなり奥まで津波が押し寄せたようだ。
現在は瓦礫のほとんどは片づけられ、ただただ広い空き地が続いていた。

 

 

 

    [元の街並みを知らない者にとっては、何もない埋立地にしか見えない風景だ。本当に広い範囲が被災したんだなぁ…と実感する光景だ。]

 

 

 

 

 

 

 

  [今回の旅行で初めて知ったのだが、震災当時仙台の中心部周辺にいた人たちは地震で電気やガスのライフラインが一斉に止まったため、ほとんどの人が海岸部が大津波で甚大な被害を被ったことを翌日の新聞を見るまで知らなかったようだ…(^_^;)]

 

 

 

 

 

 

  [凄まじい津波のパワーを感じる…]

 

 

 

 

続いて塩釜市に向かう。今回の旅の目的の一つに、以前このブログでも紹介させていただいた「うらと海の子再生プロジェクト(http://www.uminoko-saisei.net/)」の塩釜市場にある事務所に訪問する事があった。

震災直後、代表の小泉さんの「浦戸諸島の漁師自身が自主的に進める漁業再生にご協力を…」という呼びかけに賛同して全国から1万人を超える賛同者が支援をして、牡蠣の養殖では前年比で50%を越える回復を達成できたという。
ただ、ここまでくる道のりは本当に大変だった事を伺っていたので、ぜひ陣中見舞いを…という思いがポンタにあったのだ。

 

 

  

[プロジェクト事務所のある塩釜魚市場]

 

 

 

 

 

 

 

 

 [小泉代表と事務局メンバーの皆さん…]

(写真を取り忘れてしまい、年賀状の写真を使わせていただきました。)

 

 

 

事務所の訪問を終えて昼食にはぜひ牡蠣を食べようと浜田漁港に向かう。

浜田漁港は塩釜と松島の間にある小さな漁港でここで水揚げされた牡蠣をその場で食べることができる牡蠣小屋が1軒あった。観光客は松島にある牡蠣小屋にほとんどが行くようで、ここは穴場的な場所だそうだ。

 

 

 

 [美しい港だが、港の中にはまだ水没したままの漁船が残っていた。]

 

 

 

 

 

 

 

 

  [港に水揚げされた新鮮な牡蠣を食べられる牡蠣小屋]

 

 

 

 

 

 

 

 

 [牡蠣は10個で1000円。食べ放題2000円。もちろん食べ放題を二人分頼んだら…80個ほどの牡蠣を一気に鉄板に乗せてくれた。]

 

 

 

 

 

 

 

 [大粒の牡蠣で、ポンタは38個、知人は50個ほどを食べて…お腹が牡蠣で一杯になってしまった。]

 

 

 

今日は浦戸諸島の桂島に渡る予定だが、少し時間があったので松島遊覧船に乗って塩釜港に向かうことにした。

 

 

 

    [松島の遊覧船乗り場。ここでも奥の細道の碑があった。松尾芭蕉の足跡がいたるところにあるなぁ…]

 

 

 

 

 

 

 

 [松島を巡るこの観光船も第三芭蕉丸という名前だ。]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

抜けるような青空の下で松島の素晴らしい景色を十二分に堪能し、マリンゲート塩釜に到着。今度は市営汽船に乗り換えて、本日の宿泊地である浦戸諸島の桂島に向かう。

 

 

 

  [こちらは塩釜と浦戸諸島の島々を結ぶ定期船。買い物帰りの人や学生も乗っていた。]

 

 

 

 

 

 

 

  [塩釜港をあとに、一路桂島へ…]