めいぷるアッシュEnnyの日々是好日

「よかったら、出て行ってもいいんだよ」

タイトルは最近トランプが非白人の女性議員に対しての暴言の1つ。
フォードもカーターもレーガンもクリントンも父子ブッシュもオバマもこんな事を言わなかった。
大統領がこんな発言をするなんて!
戸惑いや驚きが広がる。
こんな人種差別発言を四割が支持している!?


ワシントンの政治のプロに嫌気がさして、素人のトランプに投票したのに最悪の大統領を選んでしまったようだ、選んだと言うよりも「誘導」されたと言った方が正しいようだ。

大統領選挙のロシア疑惑、フェイクニュース、イギリスのブレグジットに関するデタラメな主張、ヨーロッパの極右の台頭など、
これから先いきなり激動の世紀なんてたまったもんじゃない。
そんなのはNHKの特番だけで充分。

広島・長崎、東京大空襲の根幹には人種差別があると思っています。



そんな大統領に安倍晋三は「抱きつき」外交を展開している。

今、アメリカやヨーロッパで日本も含め嘘がまかり通っている。(統計も改ざん)
どうしてなのか?どうなっているのか?少しでも分かればと思いページをめくります。



著者 ミチコ・カクタニ    2019/6/5刊



前文より



はじめに

人類の歴史において、最も酷い政権のうちの二つが20世紀に権力を握った。その両方が、真実への冒涜と略奪に基づいていた。民衆は、シニシズム、疲弊感、不安によって、無制限の権力を求める指導者たちの嘘や偽りの約束を受け入れるようになる。という考え方に依拠していた。『全体主義の起源』(1951年)でハンナ・アーレントが書いた通り「全体主義的統治の理想的な臣民は筋金入りのナチでも筋金入りの共産主義者でもなく、事実と虚構との区別(つまり経験の現実性(リアリティー))をも真と偽の区別(つまり思考の基準)をももはや見失ってしまった人々なのだ」。

このアーレントの言葉は、今日の読者にとって警戒すべきことに、別世紀からの伝言と言うよりも、私たちを取り巻いている政治的・文化的状況の身の毛もよだつような鏡になりつつある。
フェイクニュースや嘘が、ロシアのトロール製造工場[ネット上での荒らし行為、その行為をする人]で大量生産されたり、米大統領の発言やツィッター・フィードから延々と吐き出されてたりしており、それがソーシャルメディアのアカウントを通じてイナズマのような速さで世界中を駆けめぐっている 。ナショナリズム、同族意識、混乱、社会変革への恐怖、外部の者への嫌悪が再燃している。人々は、孤立した党派集団やフィルターバブル[検索エンジンの情報遮断システム]に閉じ込められ、リアリティを共有する感覚や、社会的、党派的な境界線を越えてコミニュケーションをとる力を失いつつある。



お休みなさい。

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