鳴り響いていた。
目醒めると明るい!お天気だ!
野っ原にやって来るとなんと賑やかしいこと!
空高くピーチクパーチク鳴いているのもいれば
地面すれすれに飛びペアリング交渉中なのか2羽でピーチクパーチク。
落語「愛宕山」(春山のピクニックを描いている)のワンシーンの様だ。
「野辺へ出てまいりますと春先のことで、空には雲雀がピーチクパーチクさえずって、下は蓮華たんぽぽの花盛り。陽炎がこう燃え立ちまして、遠山にはすうっと霞の帯をひいたよう。麦が青々と伸びて菜種の花が彩っていようかという本陽気。やかましゅう言うてやってまいりますその道中の陽気なこと!」
タンポポや菜の花は桜が咲く頃なのですが
ピーチクパーチクは春の訪れを感じます。