オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【参考記事】「TPPと日米半導体協定」

2012年02月29日 21時44分38秒 | オズマの考える政治・経済問題

TPPと日米半導体協定

という題目で,ネット上によい記事を見つけたのでそのまま転載させて頂きます。

歴史を知ることは諸問題の解決の一つの手段です。知らないで文句をいうのと,比較してみるのではまったく次元が異なります。

では,以下原文ママです。

%====原文転載開始

 このところ,環太平洋経済連携協定(TPP)に関する報道に触れない日がありません。ご存じのとおり,TPPは参加国間の関税の撤廃を大きな目標に掲げており,結果として“日本の農業(例えばコメ)を守れるのか”といった議論を呼んでいるわけです。エレクトロニクス業界に身を置く,ある年代以上の方々は,こうした連日の報道に触れるとき,ある過去の出来事と二重写しになる部分があるのではないでしょうか。1980年代に産業のコメ,すなわち半導体を巡って沸き起こった“日米半導体摩擦”です。

 日米半導体摩擦については既にさまざまなところで多くが述べられていますし,日米間の政治問題に発展した大きな出来事でしたので,ここでご説明する必要はないかもしれません。一言でいえば,1970年代後半~1980年代前半に日本の半導体産業が急速に力を付けた結果,脅威を抱いた米国との間で生じたさまざまな軋轢(あつれき)と,その結果として日米間で交わされたさまざまな政治的取り決めなどを指しています。

 その象徴といえるのが,1986年7月に日米政府が取り交わした「日米半導体協定」です。趣旨をかいつまんで言えば,“日本の半導体市場を,米国など海外の半導体メーカーに広く開放することを日本が約束する”ということでした。1980年代といえば,ブラウン管テレビやVTR,CDプレーヤーなどの電子機器で日本が圧倒的に強かった時代。結果として,日本の半導体市場は世界の半導体市場の40%を占めるほどでした。しかも,そのうちの90%を日本メーカー製の半導体が占めていた。米国からみれば,半導体について日本は“鎖国している”と映ったわけです。米国の産業界が政府と一体になって日本に“開国”を迫った。その手段が日米半導体協定でした。

 日本の半導体産業にとってとりわけ大きな打撃となったのは,「日本市場における外国製半導体のシェアを20%以上に高める」という目標の下で,そのシェアが四半期ごとに調査(モニター)されることになったことです。この数値目標を達成するために,当時の国内半導体メーカーは,競合である海外の半導体メーカーの製品を顧客の機器メーカーに推奨する,といった屈辱さえ余儀なくされました。

 こうした状況が引き金になる形で,1980年代後半に世界シェアの50%を占めていた日本の半導体メーカーの地位は徐々に低下し,1993年には米国に抜かれ,1998年にはDRAMの売上高で韓国に抜かれました。もちろん,日本の地位低下の理由を日米半導体協定だけに求めることはできませんが,大きな要因となったのは確かです。

 日米半導体協定の締結から10年後,改訂版が1991年8月に発効してからは5年後に当たる1996年,日米半導体協定の失効後の枠組みを決めるための交渉が日米間で行われました。この交渉に,日本側代表メンバーの一人として参加したのが,牧本次生氏です。日立製作所で長く半導体事業を率い,同社専務を務めた後にソニーへ電撃移籍した,“ミスター半導体”の異名をとる人物です。

 1996年の交渉では,結果として日本側が協定の終結を勝ち取ります。牧本氏ら日本側交渉団は,どのような戦略で協定を終結へと導いたのか。15年を経た今,その秘話を牧本氏が長時間にわたるインタビューで本誌に明らかにしてくれました。その内容を2011年10月17日号から「ドキュメンタリー 日米半導体協定の終結交渉」と題するコラムで連載しています。現在,第3回までを載せたところですが,近く発行する11月28日号で最終回を迎えます。ぜひ全4回を通じてご一読いただけましたら幸いです。

 冒頭で触れたTPPと日米半導体協定はその対象や趣旨こそ大きく異なりますが,日米半導体摩擦を振り返ることは,国家間貿易に関する取り決めが,それに関与した国の産業競争力にどのように影響し得るかを知らしめてくれます。TPPをめぐる諸問題を考えるための一助としていただければ幸いです。

%======原文転載終わり

 エルピーダメモリが倒産した現在,1996年の交渉が勝ち取ったといえるのかどうか,怪しいと思います。もうすっかり他国に抜かれてしまった時点で勝ったも何もないでしょう。釣りでいえば,散々釣られたあとに1匹つって「勝った」と言っているようなオカシナものと思います。

 それでも歴史を知ることは重要です。解釈学の歴史学ですが,事実も事実として受け止めることが必要です。客観的思考と主観的態度がないまぜになり苦しいものですが,それもまた歴史を知る,ということです。


日米半導体協定。あの屈辱的協定が日本を貶め,エルピーダの没落がある。

2012年02月28日 21時26分08秒 | オズマの考える政治・経済問題

スポンサー「難しい」=エルピーダ再建で―東芝首脳(時事通信) - goo ニュース

 本質はスポンサー問題ではない。ことの発端は,日米貿易摩擦を解消するための日米半導体協定にあるからだ

 1980年代。日本は工業立国として次々と技術革新し,世界経済の頂点にたった。しかし,わかりやすくいえばそれはアメリカにとって脅威である。世界地図をみてわかるとおり,「こんなアジアの小国が」世界の半導体シェア7割を占めていたのだから。

 エルピーダメモリを救うことは簡単ではない。結論からいえばこれは政治の問題,それも外交問題なのだ。アメリカにけして言い負けず,落とし所を日本に優位に持っていける能力が,いまの時代も,また,4半世紀前の自民党政権にもなかったのだ。

 いや,もしかしたら4半世紀前は奢っていたのだろう。日本の底力はまだまだあると。だが,この頃のウルグアイラウンド通商交渉GATT,そして究極のプラザ合意。これらは,日本の力を徹底的に削ぎ落した。資源のないこの国の技術力を奪った日本は生きる術を失われたのだ

 日本がグローバル戦略で圧倒的に欠けているのは,交渉力・腹黒さである。狡猾さだ。

 宿敵ヒューマ・ホシは,もう60歳にもなろうというのに,ご覧の通り相変わらず多方面で活躍している。(死んでしまった)オズマに出演依頼などないが,ボスの一徹コーチもまだまだ頑張っている。

 日本は,はじめてオズマが訪れたときに脅威を感じたような工業立国ではなくなってしまった。アメリカとの交渉に「多角的に」敗北し貶められた。それに気づかず,年金運用だ,ケイマン諸島だ,などとやっていたら,年金は消えるし,ささえる企業もなくなってしまった

 いまの日本に必要なのはもはや荒療治しかないと思う。ハシモトトオルがどこまでやるかわからないが,弁のたつ彼ならば,外務大臣とてこなせるのではないか。

 ただし。維新の会に寄り添う犬どもは国賊に等しい。彼らには主張などさらさらない。実行力もない。そのときそのときでわたってきただけだ。アメリカにどうせいい負けるだろう。

 話が怒り心頭で多岐にわたってしまったが,こうした歴史を踏まえずに半導体事業,いやさ,事業そのものの展開はありえない。

 これからの政治家に必要なのは交渉力だ,それを強調したい そしてそれが日本復活の糸口だと


カローラランクス復活希望。FXのコンセプトを生かしつつ。

2012年02月28日 00時48分35秒 | オズマのクルマよもやま話

 カローラランクス。一発で消えてしまったカローラのあだばな。そんなに売れなかったのだろうか。

 一方,初代カローラFX。1600GTが人気で,いま見てもカッコイイ。個人的にいまでもほしい。こういうレベルが楽しい。

 スイフトスポーツが売れているんだから,ハッチバック1600ツインカムがダメ,というわけではないだろう。カローラ唯一のホットモデルとして,ランクスでも強烈なエンジンを積んでいたけれども(やりすぎの190PS),いまは燃費も重要な話なので,ダウンサイズしてやはり1600DOHCで130PSぐらいではどうか。

 カローラが販売首位を譲ってから長い月日が経っている。その理由はいろいろあるだろうけど,「Zエアロツアラー」のようなホットモデルがないことも影響しているのではないだろうか。初代FXだって,実際は1500とか1300も相当売れたはず。時代は違うけど,ハッチバックの有利性はいまでも変わらないはずだ。グランドシビックも本当に使いやすかった。

 カローラ復権のために,オズマとしてはランクスの復活を期待したい。

 それにしても最終モデルから7年近く経っているとはね....。時代の流れが速いよ...。


スバルBRZの車高,やはりEFグランドシビックと大差なかった...。

2012年02月27日 00時35分44秒 | オズマのクルマよもやま話

 さて,スバルBRZを実際に2/25に触ってみたが,意外に車高が低くないような気がしたのは事実だった

 カタログでしっかり比較してみたのだ。

  BRZ:1300mm

  EFグランドシビック:1335mm,さらにEFサイバーCR-X:1270mm

  1600GT:1400mm

だったのだ。

 どうりで,運転席に座ったときに

 「グランド時代にセミバケをつけていたときのような感覚」

と同じに感ぜられたわけである。わずか35ミリしか「大衆車」であったグランドシビックより低くないとは....。サイバーCR-Xよりは30ミリも高いし....。1600GTより1センチ低いのはともかくとして,これで本当にスポーツカーなのか

 まあ,これが四半世紀経った現実なのだろう。

 四半世紀前と比較したらイカンのはわかる。しかし,おそらくクルマが輝いていたあの時代を乗り越えないと,目の肥えた現代のクルマ好きに理解されるだろうか。

 さらに記憶がしっかりしているのは,EF9シビックSiR-Ⅱでは,180キロオーバーでさえ,横風を受けてもほとんど感じないほどに安定した走行ができたということ。とにかく自分も若さがあり,いつもぶっ飛ばしていたが,同乗者から恐怖を感じることはなかったし,自分も「速度を上げれば上げるほど安定する不思議なクルマ」だと感じていた。あの感覚がBRZにはあるのだろうか。

 とりあえず,閑散期に1ヶ月,BRZをレンタカーしてみたいね。実際釣りに行けるのか。水郷の悪路を走れるか。長距離移動はどうだろうか,などなど。

 またまた辛口になってしまったけど,カタログ数値は事実だから,やはりこれは認めなければね...。


「ビジネススキルとは実戦のみによって得られるものだ」by一徹。

2012年02月26日 11時02分54秒 | オズマの考える教育問題

 人事異動の時期に重なり,契約社員がはっきりいって「勝手に」辞めていく。結論からいえば「勝手にしやがれ!」だ。

 わるいが他人の人生など気にする余裕もないし,たかだか2年かそこらで「スキルを身につけた」と勘違いする連中に,同情も何もする気分はない。PCができるというなら,オズマの代わりにやってみろよ,と言いたい。いつでもセットアップは任せたぞ!

 結論からいえば表題の通り。

 キレイゴトでどうにかなると思っていたり,実社会の薄汚さを知って愕然としているのでは「オコチャマ」なのだ。

 そんなものはすべて想定内。それが実社会。

 『巨人の星』をまったく見ていない世代に「プロ根性」など語っても無駄だ。彼らはこの先,転職にやはり年齢制限があり(特に35歳でキッチリキられる),サラリーマンであれば,手前の国家資格よりも,転職しすぎる性格を質されることの方が多いことを,これから先知ることだろう。

 まあ,起業するというのならばそれはそれでいい。しかし,単に現状に不満がある程度なら,それを変えようと努力もしないで逃げるなんて,オズマには到底できない。オズマなら,最後にドカンと......,まあこの辺にしておこう。


「唇よ,熱く君を語れ」。熱い夏だった記憶が蘇る。

2012年02月26日 07時18分33秒 | オズマの独り言

松田聖子&渡辺真知子 "唇よ、熱く君を語れ"



 ちょっとこれは見たことのないコンビ。1980年にブレークした二人だが,まったく声質が異なる。それもいい意味で。

 1980年。昭和55年。オズマはベトナム戦争から帰還して9年余り(嘘)。小学生だった。

 自転車に毎日,延々と乗ってザリガニ釣りにかけめぐった暑い夏を思い出す。玉川上水でぬかるみにはまって怖いことをした記憶も。

 昔の音楽を聞いたほうが,当時の自分の行動を思い出しやすい。小学生の頃の記憶なんてあやふやだが,音楽とともにあったのはたしかだ。


2012/02/25 新宿スバルショールーム 「BRZは....」の巻

2012年02月26日 05時52分48秒 | オズマのクルマよもやま話

 会社は休みですが天候不順で釣りに行くことはできません。そろそろ釣りの本も販売されるかと期待し,スバルBRZが近所で展示されているという新宿本社ショールームに出かけました。


実は初めて入ります。電車で5分で着きましたよ。

 上の写真の通り,すでに多くの人で賑わっていますが,見た限り「若者」が居ません オズマと同じオッサン世代か,さらにはその上の世代が多かったです

 まずは,エンジンの展示から。


コンパクトですなあ。こいつは確かに重心が低そう。


オイルフィルターはもちろん日本製。アタリマエかもしれないけど。

 さて,肝心の実車を見て触ってみます。乗り込むこともできますので,順々と


トランク...。やはり1600GTに比べると小さい。
灯油タンク4つ積めないと困るなあ

 まさにこの日,灯油タンク4つ(計80L)を1600GTに積んで運んでいましたので,トランクの浅さには正直困ってしまいました。釣り道具も,縦がかさばる長靴とか,結構厳しいものがあるかもネ


助手席から後部座席へ。そして後部座席を平らにしてみる。

 後部座席,少なくともオズマの身長(180cmオーバー)では無理っす。EFグランドシビックSiRやいまの1600GTは難なく座れるから,やはり正直狭いという実感です。また,AE86のときの記憶が正しければ,前期2ドアGTで碓氷峠に4人乗りでいけたけど,BRZでは無理でしょうなあ,ハイ(AE92でも大丈夫だったハズ)。


まあ,確かに平坦になるのはいいのですが。


車高はたしかに低いけど,グランドSiRと大差ないような。

 カタログ数値としてはたしかに低いけど,EF9グランドSiRは普通車高が低かったのでそれほど驚きませんでした



カッコイイのは確かです。価格表さえ見なければ。


「低さ」はセミバケ時代のEF9と同じかなあ。
まあ,さすがに質感は全然違いますが。


実際はいろいろナビとかあるようです。


エンジンが非常に特徴的ですね。

 実車の外観・内装とも非常にカッコヨクて,それはいいけれど,1600GTと比較してしまうとあまりにも非日常性がありすぎるというところが最大のネックです。後部座席がモウチョイ使えれば,と他のお客さんとも話しましたが,そこなんですよね。AE86との決定的な差は。AE86は「スポーティーカー」だったから後部座席が一応使えた。ワンダーやグランドシビックに至ってはいうまでもありません。

 スポーツカーだから,もはや現代において比較対象がないからこういう作りになったのだろうけど,独身世代は独身世代でクルマに興味がないし,それ以上の世代はもう少し居住性を求めているのも事実で,WRXなどが支持されるゆえんなのではないでしょうか

 価格が,あとは結局高級車となってしまっていることですね。300万オーバーですわ。買えないことはないけど,ワンダーとかグランドをレストアした方が自分には合いそう。もしくはスイフトスポーツでしょうな。


結局,新宿サンスイで本とワームを買う。
新商品は潮来で説明を受けているので不要。

 期待しまくって行ったけど,走らせるのはきっと楽しいけど,現実として,何年も付き合えるクルマなのか,結構冷静になってしまいましたヨ。

 水郷に釣りに行くのもできなくなくはないけどいろいろ制限が出そうだしね。遠征となるとさらにキツイかも。


市ヶ谷駅の謎。

2012年02月25日 06時18分01秒 | オズマの独り言

 仕事でJR市ヶ谷駅に行く機会があった。後輩を連れて行った。

 その帰り,後輩がいう。

 「なんかモニュメントらしきものがあるんですけど....」

 本当だった。写真を見るかぎり囲碁の棋譜ように見える。しかし,案内表示などは見つからなかった。

 スマートな後輩はスマホでパパパと検索。「日本棋院」が市ヶ谷にあることが判明した。地図を見ても見つけられなかったオズマなのにスマホではサックリ検索。スマートな後輩はITに明るいのである。

 囲碁といえば,オズマは中学生時代囲碁部に属していた。1年と3年のときだ。しかし,いつも友人に負けてしまうどころか,最後はヤケになって自爆ばかり。囲碁の基本は覚えても戦略の基礎はまったくなってなかった。「人生ゲーム」もそうだった。いつも最後は破産。戦略的に行うことが苦手だったのだ。

 それにしても,市ヶ谷駅にはもう何十年も行っているが(下手をすると40年??),このモニュメントはいつごろ完成したものなのだろう。

 都会の駅も捨てたものではないと思った真冬の午後。真夏の市ヶ谷駅はアオコの悪臭で地獄のようだが,真冬だから気がついたのかもしれない。暦上は春だけど,2012年は水郷の春も遠いのかな。


【河村氏発言問題】撤回しない,それでよい。

2012年02月24日 22時05分30秒 | オズマの考える政治・経済問題

河村名古屋市長、南京事件発言「撤回しない」=中国で反日感情高まりも(時事通信) - goo ニュース

「なぜ南京大虐殺は捏造されたのか?」

 河村氏に対しては,実は正直気持ちの悪い感覚がなぜか拭えないのだが,ことこの問題についての態度は評価する。

 撤回しないといいきったことについてである。

 オズマが語るべくもなく,漫画家・こばやしよしのり氏の弁にも詳しいが,この南京事変とでもいうべき事態は,あまりにも歴史認識,いやさ証拠の面で「大虐殺ではなかった」というのが,もはや国内世論としては大勢を占めていると思う。

 ただし,残念ながら大学入試では「あった」ことにしなければならない。三国人の検閲を受けた,国辱の極みに達する我が日本の教科書は,自虐的であるからである。

 それにしてもいつも感じるのは,歴史問題の「いい加減さ」である。一言で言えば「解釈でどうにでもなる」甘さである。学問として未完成ゆえの面白さはあれど,政治利用される怖さである。

 オズマは,実は,この「認識」「解釈」が入り交じるので,入試では科目としなかった記憶がある。理数科目のスッキリした解答に比べてつねに「解釈」がつきまとうので,それが嫌だったのだ。理科でも,生物は進化する学問なので未知の部分が多くてスッキリしないことが非常に多いが...。

 まあ,とにかく河村氏には頑張ってもらいたい。

 男が口にした以上,不退転の決意だ。退路はない。ここで引き下がったら,未来永劫三国人にバカにされる民族として,さらに三国人は攻勢を強めてくるだろう。


野田佳彦。タフ・ネゴシエイター。政策は評価できるとは言えないが...。

2012年02月24日 05時38分59秒 | オズマの考える政治・経済問題

 野田総理(歴代大臣を)売国奴だなんだと非難するのは簡単だ。いつも思うのだが,批判は対案を出さないといけない。少なくともプロの政治家ならば,彼に対する対案を出して議論しなければいけない。非難と批判は異なるのである。非難からは何も生まれない。

 さて,2/17のNHK「ニュース9」では彼が出演していた。アナウンサーも相当のツッコミを,NHKとしてはかなり積極的に行っていたと思うが,野田はこれを見事にねじふせていた

 恐るべし説得力。タフ・ネゴシネイターとしての評価はしよう。

 要するに,彼の言っていることが正しいかどうかは別問題。話法が,いままでの民主党代表,いやさ,自民党の矮小すぎる谷垣に比べても,彼の話法は耳目を集めるに十分な素養があると評価する。勘違いしないでほしいのは,あくまでもその話法についての評価をしているのである。

 彼は自分を「どじょう」だといって謙遜したことがあったが,実はとてつもなく腹黒い男なのだろう。けしていい負けない。ニュアンスをうまく使い分け,「政局」と「大局」 運営についても相当の決意で臨むようだ。

 しかし,オズマが評価しているのはあくまでも彼の「話法」である。交渉術である。政策は別である。

 公務員給与削減などとカッコイイことをいっているが,まずこれはできない。なぜならば,結局人事院が権限を握っているためだ。その人事院を壊すことはできない。するつもりなどない。公務員を本当に敵に回したら最後,票がなくなるからである

 「税と社会保障の一体改革」は小泉政権のときの「三位一体改革」とそっくりであるが,TPP交渉参加(事実上の参加)についてはまったく賛同できない。グローバリゼーションの本質は,結末はEU諸国の現状である。隣で火事になっているというのに,こちらは対岸だから大丈夫といえるはずがない。この時代にありえない。

 それにしても恐いのは,野田総理ともし真正面で会話する機会でもあったら,自分はことごとくいい負けてしまいそうだということ。オズマが勝てるのはバス問題だけだろう。これだけは必死に訴えてきたし,実践もしてきた。現場に足も運んでいる自信もある。

 野田総理は解散・総選挙はしないという。折しも小沢が事実上無罪を勝ち取ったこの日に彼は発言した。ここに深い意味があると考える方が正しそうである。


セシウム「水底」堆積問題。これは予想通りであるが対応できないのか(怒)!

2012年02月22日 18時16分41秒 | オズマの考える政治・経済問題

 「心を忘れた科学には幸せ求める夢がない」

 「ミクロイドS」の詩の素晴らしさを書いたと思ったら,上記リンク先の記事を見つけた。予想通り,セシウムが水底に堆積し,河川と周辺水域を,水系生態系,いやさすべての生態系撹乱に,外来生物などもはや気にしているレベルではないレベルで加担している

 この問題については,オズマは,海水と空気中にあれだけセシウムがばらまかれたのだから当然とは思っている。つまり,想定内である。しかし,東電も国も何も対策してこなかった

 水底が汚染されると,食物連鎖であっという間に,そう,海域ではスズキなどの魚食魚は高濃度汚染待ったなしとなる。高校教科書にも載っているが「生物濃縮」である。

 だから,調査地点のみが基準内(そもそもこの「基準」も怪しいが)だからといっても安心できないのである。魚は移動する。スズキに至っては,海から川へ,100キロ近い移動を普通にすることは,とくに利根川でバス釣りをしたことがある人ならわかることだろう。

 そしてさらに,柏周辺のホットスポットではその周辺水域も同様に汚染されていたことが,昨年12月に密かに公表されていた。「密かに公表」というのは,環境省が恣意的にHPだけで発表を行い,あたかも「公表している」ふりをしていることをいう。「公表」とは,正式には「広報誌」「新聞」などを用いて積極的に行うものであるにも関わらず

 もはやここまで汚染の実態が明らかになったいま,「原発推進派」の旗色はわるいはず,と普通の人は思うだろう。だが,彼らもしたたかである。しかし,「心を忘れた科学」を用いる彼らは侵略者でしかない。櫻井よし子はじめとする推進派についてへの反論は漫画家のこばやしよしのり氏が詳しいので割愛するが,推進派は本当に「心を忘れて」いる

 本来,セシウム飛散が予測されたとき,水質汚染も同様に簡単に予想できた話。簡単に食い止めることはできずとも,「心ある科学」で除染はできないのかと,くやしく思う

 オズマは,20年以上前は,霞のバスを釣っては食べていた異色のバスアングラーだったが,いまはもう恐ろしくてバスを食べることなどできやしない。釣っても食べてもおいしい魚として,積極的にアピールしたい気持ちもあるのに。

 同様の記事を発見したのは2/22の夕刊・朝日新聞。さすがに遅い。仕方なく紙面が空いたのでというのが見え見え

 今後も怒りをパワーに変えるために,朝日(ちょうにち)新聞を購読するだけだ。


「心を忘れた科学には幸せ求める夢がない」。さすが阿久悠!

2012年02月22日 12時05分06秒 | オズマの懐かしいTVアニメなど

ミクロイドS



 CDは持っているのでよく聞いているが,あらためてみると作詞が阿久悠。天才・阿久悠。演歌・ニューミュージック・アニメ「心の歌」を書かせたら最後,彼のもとにたどりつけるものはいないとさえ思うに至る

 風邪が悪化してしまい,ついさっきまで薬のおかげでなんとか寝られていたが,起床すると咳が出てしまう。しかも,これまた咳というのがしばらくぶりで,やたらと体力を消耗するし,周囲に風邪をうつすようなものなので,今日はリフレッシュ休暇なるものが残っていたのでそれを充当しよう。とにかくいまの状態で会社に行けば間違いなく迷惑

 ミクロイドS,TVアニメとしては再放送で数回観た記憶があるだけでストーリーは覚えていない
 
 しかし,このOPが実に真っ直ぐだ。最近のアニメは横文字ばかり並んで本質をごまかそうとしているようにしか見えない(アニメについていけないオッサン,というのが正直なところだ)が,この時代,具体的には1960-1980年代のアニメって,非常にOP・EDが凝っていたと思う

 21世紀のアニメはデジタルで,セルで描いているのは「サザエさん」だけだという。そのお陰で省力化できたはずが,肝心の中身まで省力化されてはいないか
 
 表題の通り「心を忘れた科学には夢が」あるのかどうか,いまのオズマの能力ではアニメを簡単に批判できないが,少なくともこの時代のアニメに対しては,「心を忘れていない」と思う。

 科学が発展的だったのは昔も今も同じ。科学に流され,幸せ求める夢さえ奪ってしまわないように,子供たちに伝えようとするメッセージがいい

 さて,とりあえずリンゴを1個・ミカン1個を食べて薬も飲めた。とにかく寝て治そう

 ホント,久々に風邪が深刻になりましたよ。原因がホントわからないから困るんだよね。風邪は。わかったらノーベル賞かな。手洗いもうがいもやっていたのに....。


『さばドル』。オモロイヤンケ。

2012年02月22日 05時29分09秒 | オズマの懐かしいTVアニメなど

 たまたま「ヤンマガ」を立ち読みしていると,このマンガが目に入ってきた。

 ウム。ありがちな設定だがオモロイ。

 「まゆゆ」というAKB48のメンバー,これでようやく名前を覚えたぞ。他の人は知らないがwww。

 前にもこういうネタのマンガはあった記憶がするが,21歳もサバ読みするという荒唐無稽さがオモロイ。

 おっと,秋元の罠に俺も引っかかったのかwww。まあいい,一人ぐらいAKBの名前を覚えておいても損はないだろう。


花粉症と風邪のW攻撃にダウン...。

2012年02月20日 21時12分30秒 | オズマの独り言

 せっかくの振替休暇が終わろうとしている。ほとんど寝て。午後はほとんど寝ていた

 兆候は出ていた。花粉症にしてはちょっと喉が痛いなあと思っていると,花粉症の薬だけでは鼻水が止まらなくなった。日曜日にはほぼ症状が出ていた。

 そして月曜日。せっかくの平日振替休暇であるが,必要最小限の外出に努めた。できれば,「電人サボーガー」DVDが発売されたというので,観たくてレンタル店にも行ってみた。さすがに購入するとなるとチョット....ネ

 しかし,レンタル開始は3月下旬。あと一ヶ月である。レンタル開始まで待とう。

 風邪薬やら胃腸薬やら,医者に行き,半分もうろうとしながら帰宅したのは13時。気合を入れて洗車したのがまずかったのか。でも,気になってダメなんですよね。クルマが汚れているともう落ち着かないんです

 というわけで,本日はこれまで。明日は会社に行くのだ。咳が出ないことを祈ろう。とにかく就寝だ


バブル世代は恵まれていませんよ,というのも短絡的かと。

2012年02月20日 06時06分49秒 | オズマの考える政治・経済問題

40代社員にこそ、キャリア開発の取り組みが必要? ~バブル世代社員が悩む「停滞感」を打破するための処方せんを考える(1/3)[注目セミナーレポート](ジンジュール) - goo ニュース

 結論。バブル世代は恵まれていない。10代のときに描いた人生とは違うし,何しろ給与は据え置きだ。でもそんなに短絡的問題ではない。

 これがもっと上の世代,50代以降になると少し話が変わってくる。なぜかというと,彼らはバブルのときに社会人だったのだ。すなわち,基本給がなにもしないでも上がっていくシステムがあった。しかしバブル世代は,入社した途端にバブル崩壊。オズマの昇給はとてもここでは書けないレベルである。ハンバーガーの個数にして3個とか,そういうレベルを経験してきた。

 だがしかし,一方で,会社でPCを,給料をもらいながら学べているのは得である。なにしろ入社したときにPCはなかった。したがって,徐々にPCが導入されてきて,MS-DOSで一生懸命コマンドで動かしたりしたものだ。WINDOWS3.1のときも感激したが,WINDOWS95になったときは,これはもう世界観が変わったものだ。HDDが1GBだった時代だ。

 こう考えると,普通PCスクールなどに行かないと得られない技術を,給料をもらいながら,しかも実戦で鍛えられたのは,オズマにとっては財産である。学生時代の就職活動では「PCは嫌いです」などと生意気を言っていたが,知らぬ間に「ソフトでも・ハードでも・サーバメンテも・なんででも」となってしまったのだから不思議なものだ。

 人間もキンギョも,与えられた器の大きさによってその大きさが変わるという。オズマは一応社会人になり,その世界の器の大きさに育てられた。20代の頃はわからなかったが,30代になって会社の不況が深刻化したときに行った転職活動で,自分の経験値を客観的に測ることもできた。

 バス釣りのために仕事を頑張り,クルマのために仕事を頑張り....それでもいいじゃないか。結局は誰かのためになっているのだから。

 そう思える仕事に感謝。最後は人間関係ですよ,仕事は。お金だけで決められたら苦労しません。就職氷河期世代も30代になるから,もういい加減そういうことに気がつく頃だろう。