オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【フックキーパーの位置】とくにスピニングが重要かと思う。

2024年06月01日 00時00分00秒 | オズマのバスタックル

 写真のフジ「フックキーパー」が発売されていったい何年経過するだろう

 発売されたとき,「これでリールに傷がつかない」「面倒なツネキチのオモリを留められる」と嬉しかったし,釣友と競ってカラー違いをつけていたものである。

 だが,このフックキーパーには短所もある。いわゆる「諸刃の剣」というわけで,長所が短所にもなるという製品である。

 止めやすい反面,ガッチリ固定はできない。まあ,こんなところは誰でも「ゴム輪」で止まっているから想像に難くない話である。

 問題はスピニングである。ズバリ写真の位置にしないと「ライン放出の際にひっかかって大変なことに」なるからご注意頂きたい。

 ベイトはその点比較的自由である。

 その違いは,「スピニングのライン放出がローソク型」「ベイトは直線型」であることに由来する。

 Kガイドになってライン放出がかなり改善された20ZODIAS。長所ばかり感じているので初代モデルを使う気分にならない。そのぐらい1世代でスピニングは進化した。

 反面,ベイトの進化はそうでない。たしかにカーボンモノコックの感度を実感するが,感度がいいから釣れるなんて単純なものではない

 ちなみに,このフジ以外のフックキーパーも当然試している。ダイワやコーモランだ。だが,自分では「短所>>長所」となってしまい,このフックキーパーを使っている。

 それにしても,この商品も最初はかなり格安だった記憶があるが,最近は高くなっただろうね


【スイングインパクト】値上がりするかもしれないので,また購入(都合6個)。

2024年05月30日 00時00分00秒 | オズマのバスタックル

結局,この程度の在庫がないと不安になる。

 スイングインパクトの素晴らしさ,いやケイテック製品の素晴らしさは「価格」にもある。いまは円安で,ラパラ新品など2000円近い時代になったのに,5/6頃に購入した限りでは,1個あたり税込み514円だった。

 潮来の村田さんによれば9月以降さらに値上げだという。潮来釣具センターはあの地域でもゲーリー製品が充実していたし,比較的安価だからよく購入したが,そういう時代ではないようだ。

 送料無料もおそらく限界。仕事で使っている佐川急便に至っては,平日夕方に必ず1回は回収に来てくれたが,どんどん担当者が変わるのかままならず,予約TELなりをしないと回収さえ危険な状態だ。日付指定も,必ずしないと届かないなんてこともザラである。

 ワームでは,ド定番のゲーリー製品はかなりの量を買ってあるので問題ない。ハードルアーはTOPしか投げないに等しいし(そして根掛かりがないので消耗もほぼない),ベリーの中古在庫も違う意味で価格が安定してきた(個人売買に相当おされていると想定できる)。


スイングインパクトだけのBOXが2つ。

 メトロリバー初年度から信頼されているし,実店舗在庫が怪しいというか,実店舗に行く時間がないのでこうして買いだめするしかない。BOXを開くと「強烈なイカの匂い」がするが,まあ釣れる匂いである。

 バス釣りを始めた1980年代後半,バスプロショップなる個人店は少なかった。東京だと渋谷サンスイが基本で,吉祥寺にあった丸勝,あとは大島にあった東京サンライズや江戸川区のコジマにも行った記憶があるが,サンスイはいまの僕には敷居が高いというかメリットがなくなってしまった。そして,個人営業のお店は,少なくとも近所にまったくなくなったし,上州屋も山手線エリアにはあるものの,あまり行かなくなってしまった。

 そういえば,通販をするようになったのは2004年以降であることが確実。その年になってETCを入れ,ETCを使うためにクレジットカードを使うようになったのだ。それまではすべて現金ないしプリペイドカードだったね。

【ケイテック・スイングインパクト】自分のお気に入りカラー,です。

2024年05月28日 00時00分00秒 | オズマのバスタックル


サイズももちろん,カラーもそれなりに重要。

 スイングインパクトを知ったのは,何度も紹介しているがはちろうさんとのメトロ初釣行だった。

 あれは2016年正月。「なんか,メトロリバーでバスが釣れるなんて言ってるので行ってきます」というメールのあと,デカバスが写メされてきた。

 ヒットルアーを聞くと「ケイテックのスイングインパクト」と来た。まったく知らなかった。その時点で発売から10年近く経過しているのに,だ。単純に,ケイテックは宣伝に費用をかけていないからなのだろう。

 そしてほどなくして僕も「ケイテック」を愛する「ケイテッカー」になっていた。あれは,2016年GWの大リーグボールポイントでの釣果だった。

 とにかくサイズからカラーまで非常にラインナップが多く,さすがは林圭一と唸った。それでも,自分なりの「お気に入りカラー」があり,それが冒頭写真である。

 超ド安定のグリーンパンプキン(ないしウオーターメロン・上から3段目)。正直,自分の中では他のワーム同様「買わなくてもいいかも」と考えつつも,やはり買ってしまうカラー。

 グリパンファイヤーなるカラー(上から2段目)は,買ってみたらよかったカラー。地味すぎて効かないときもあるのでスパイス的に使ってみる。

 1段目はアユカラーであり,これを店頭で見たとき「これは釣れる」と思い込み買い占めた。たしか,渋谷のタックルベリーだったはず。水に馴染まず,しかし違和感がない。本物のアユとは当然異なるが,このカラーの実力も相当なものである。

 グリパンチャート(上から4段目)は,2023年になってようやく「意味」がわかりかけたカラー。はっきりしているのは「濁っているときには特に強い」のが事実。

 そして最終段のスカッパノン。このカラーの威力を知ったのは,2018年に開拓したロマンポイントだった。先行者が1匹釣ってすぐに帰宅してしまった。このポイントは外しているのかと思いきや,ロマンポイントを開拓したカラーでもある。


だからこんな風にジプロックに入れている。3インチが基本でたまに2.5インチを。

 このワームに限らずケイテック製品は「カラー移り」がほぼない。唯一,グリパンチャートは「色が抜けて」いくことがわかったが,それもまた一興というところだ。

 ダウンショットの威力を知るには1999年まで遡る。あの当時,すでに横利根・潮来前川でさえハイプレッシャー化し始めていた。そこでダウンショト専用の竿を買った(たぶんダイワ・ハートランドの安いモデル)。

 ラインが当時は5LBフロロ。それまでナイロン6LBがライトリグだったが,操作性にびっくりした。TD-X2506Cという「ツイストバスター」「ABS」搭載のダイワスピニングでないとバックラッシュが多発したが,ダイワ・スピニングの開発能力に恐れ入ったものである。

 以降,水郷時代には「それなり」の頻度で使用されたが,けしてメインではなかった。

 メトロリバーは,原則超クリア。底の石が見えるのでルアーを沈めてみたら水深が5mもあった,なんてことはしばしば驚きだった。すなわち,基本「魚に気配をさとられない」方法が必要で,2023年頃から意識しているのが「コントラスト」である。

 ルアー釣りは,このように無限の可能性を秘めているように思う。いま使っているものが最高なんてこともないだろうし,最低でもない。ただ,自分としては「自分で答合せするバス釣り」が好きで,結局飽きない。

 そういえば,ずいぶん前に「川のスモールなんて”放置”ばかりで飽きますよ」とある釣具店に言われたことがあるが,2024年の自分は「そんな楽勝な釣りで釣れるならとっくに40UP量産ですよ」と言い返したいが,その店舗はとっくになくなってしまったな....。


【シマノ・スピニング】通称「鼠返し」のおかげで,深刻なライントラブルなし!

2024年05月24日 00時00分00秒 | オズマのバスタックル


あらためてこの機構「鼠返し」がよいと認識。

 スピニングはシマノ3台のローテーション,のつもりが事実上16バンキッシュの出番がなくなっている

 それは,この「鼠返し」機構のよさを裏付けている。

 つねに川の流れがあるメトロリバー。ナイロンラインではやはり「ワームの沈める」釣りがしにくい。フロロはたしかにナイロンよりスレにも弱いが,もはや4LBでも40UPは上げられるのだ。いや,究極は3LBでも48cmクラスと勝負できる。

 問題はただ一つ。廉価版のラインばかり使っているせいなのか,そこそこライントラブル(というかピョン吉レベル)が生じる。

 そんなときは,思い切ってジグヘッドを遠投するなどすれば解決するが,極稀に「後方バックラッシュ」することがある。

 釣行記では面倒なのでイチイチ書いていないが,1回の釣行で2回ぐらいは「後方バックラッシュ」する。

 しかし,この「鼠返し」により絡まったりするレベルに至らない。技術革新は事実である


19バンキッシュと21コンプレックスXR。兄弟のようなもの。この2台が絶好調だ。

 2024年の1-2月は,ベイトフィネスばかりで釣っていた。ナマズの巨大級がやたらとヒットしたので「タックルの限界」を知るのによい経験だった。

 初バスも1月にベイトフィネスだったが,「釣れるとバス」になり始めたのは3月後半からだ。

 それにしても,自分的には「これ以上の改良の余地ってあり」と思うほどの2台。19バンキッシュは新品で55000円オーバーだったが,価格に見合う価値はある。ただ,165gは軽すぎて「振り切れない」ことも多いので,どちらかというと2軍。

 だから,175gのコンプレックスが主役級。185gだった16ストラディックCI4+に慣れてしまったので,感覚的には180gぐらいが僕には使いやすくていい。コンプレックスはフリマで運良く出品されていたが,いま買うのはかなり高くなっているだろうなあ。

 メトロリバーへ釣りに行く際,僕はいままでの基本通り「ベイト1本,スピニング1本」で臨んでいく。

 真夏の暑さ対策が今後も課題だが,これについては「釣れなくてもいいから涼しいポイントでひたすら粘る」消極的作戦も有効かもしれない。サンダルで河原を歩くには,さすがに体力的にキツイしね。マジで河原の丸石,以前はよく歩いたものだよ...。それで腰が壊れたのかも


【東レ・FREEDOM】安価で使いやすいラインですよ!

2024年05月10日 00時00分00秒 | オズマのバスタックル

 東レ・FREEDOM。オープン価格で販売されている,東レの良心的な商品だと理解した。

 このラインを買ってから,他の在庫を一定量使い切るまで使わなかった。在庫とは,シーガーR18BASS(240m)である。

 いつリールに巻いたのか記憶にないのに,リールの台数は4台なので「この太さ」とわかる。

 それを実戦投入したのが4/19だった。

 結論からいえば,自分の中では「バスX>東レFREEDOM=シーガーR18BASS」である。そう,バルクの筆頭だったフロロマイスターは在庫限りで終わりにする予定である。

 フロロマイスターは,メトロリバー初年度というより,2011年頃から使っていたと記録が残っている。そう,ベイトフィネスを始めた頃である。

 水郷でのベイトフィネスは,いま考えるとレベルが低かった。SVSのせいもあったろうが,とにかくバックラッシュの嵐。ピッチングしかしないからキャスト精度は上がったけれども,まったく楽じゃなかった。

 メトロリバーのベイトフィネスは,ロングキャストである。つまり,ライトリグだろうがなんだろうが原則はロングキャスト。追い風でドリフトするとあっというまに50mぐらいのラインが出ていく。

 4/19も強烈な追い風でラインがどんどん出ていく。しかし,さすがはダイワSV バックラッシュなどしない。この時点でスピニングよりも有利。スピニングは,ラインの細さと竿の華奢さゆえ,どうしても「風に弱い」

 そんなわけで,帰宅してから「ラインを巻き変えよう」と在庫をみたらFREEDOMだったのだ。

 平行巻でもないし,ワイドスプールでもない。ただ,ソフトに巻いてあるようでライン潰れはない。フロロマイスターで一番がっくり来るのがライン潰れであり,そこで切れたりするから要注意なのに,この商品にいまのところその欠点はない。

 まあ,でもバスXが安価ならバスXでもある。並行巻はやはりライン強度が安定している。12LBより太ければそんなに気にならないが,8LBでは気になるし,実際「アワセ切れ」したことが何度もあるから。

 たまたま僕はアマゾンで安価だった。いまはどこが安いか知らないが,わるくない商品といえよう。さすがは東レ,というところだ。


【33年前のBasser記事】初代スコーピオンが脚光を浴び始めた...。

2024年05月01日 00時00分00秒 | オズマのバスタックル

 33年前の『Basser』では,その年度特に気になる新商品を紹介していたようだ。

 1990年代初頭。インターネットなど夢の機器。貴重な情報は店舗か友人,そして雑誌が頼りだった。

 この頃のベイトリールは250gを切ったら上級機種で,ダイワもシマノも1機種のみである。

 SVSではない時代のスコーピオン。僕もこのリールのおかげでキャストができるようになった。それは何度も書いている。

 TD-1Hiトーナメントはニシネ師匠から譲り受けるまで「触ったこともなかった」。とにかく高額で,化粧ケースに飾られていたはず。

 この当時から現代まで使われているルアーは,世界のRAPARAとゲーリーヤマモト,そしてボーマーなどの古参,ああ,ヘドンもあるにはあるか。でも,ワーム類に至ってはゲーリーヤマモト以外すべて消えていったよなあ...。

 懐古趣味で「懐かしい」と触るのはOK。だが,竿なんて「シマノBSR」が強烈に古く感じたもの。いまでもベリーに売っていることもあるが,ZODIASにさえ及ばない。

 その点,懐古趣味が機能するのが古いABU。1500C,2500C,4600Cなどに人気があるらしいが,自分には使えない。

 それにしても,初代スコーピオンのこのワインレッドはいいカラーだ。村田さん曰く「こんな色でやってみたら」とのことだが,この成功があってこそのバンタム・スコーピオン・メタニウムXTの登場となる。

 それにしても,33年前はナイロンライン一択。スピニングで6LBといったら「超ライトタックル」なんて紹介されている。

 まあ,釣具の時代考証なら自分に任せてほしいものだ,つり人社の諸君(笑)!


【「釣り具」のウソホント】普遍的ではある。しかし,条件つきでもある。

2024年04月29日 00時00分00秒 | オズマのバスタックル

 つり人社の広告が入ってきて,一応気になったので買ってみた。ちょっと高い1980円なのだけど

 結論。『まちがいだらけのバッシング』(村田基著)を一度でも読んだ人にとっては,購入しなくても特段得るものがないかと思う。

 いかにも,タイトルからして「ダイワリールの罠(SLPが儲けるというアコギな仕組み)」でも書いてあるのかと思いきや,なんだ,これは普段自分が感じていたり・書いてきたこと,何より,『まちがいだらけのバッシング』そのものじゃないかと感じた。

 たとえばラインの話。時代は大きく異なるが,村田さんは「ラインはスレに強いものを選ぼう」というわかりやすいアドバイス。柏瀬さんにそういうアドバイスはなく,構造上の話やIGFA規格の問題だった。

 僕はいうまでもなく村田さんの影響を強く受けて(『まちがいだからのバッシング』購入は1989年),いまでもそう感じることが多いから,柏瀬さんの方を「似たような話」に感じるのだろう。

 ただ,いまとなっては『まちがいだらけのバッシング』で若干古い部分がある。具体的タックル紹介はありがたいが,みな廃盤なのだ。アプロードFXの驚異的スレ強度に自身驚愕したものだが,いまは売っていない。カモフラGTRもまた然り

 そういう意味では「具体的商品名」に触れていないから「普遍的」内容であるのが柏瀬さんの本

 ただ,僕としては「フロロは構造上,スレ強度の弱さ」もあるが,フロロの比重ゆえ「とくにワームなどを使うと真っ白になる」理由を書いてほしかった。

 僕は知っている。ズバリ「ワームをドリフトをさせるとラインも一緒に底に擦れる,ゆえに白くなる」。だから,頻繁にライン先端2~3mは切らないとアタリが出にくくなる,ということだ。これが,自分の体験で得た事実だ。

 柏瀬さんと僕はどうやら同学年。ということは,強烈に村田さんの影響を「よくも・わるくも」受けたはず。

 僕は,「村田さんは口がたしかに巧く怪しくも感じるけど,嘘は言っていない。とくにラインに関しては」と実感している。

 まあ,1990年代初頭関西方面のバスプロ達(下野さん・藤木さんなど)は「あんなの,インチキやで」とか言っていたが(実際にガイドでもお客の僕に言われたことがある),「キャッツ・アイ」というワームの「眼」を発売したのは凄かった。今江克隆プロだって,『ザ・シークレット』で「キャッツアイという眼を入れたリグ」で,河口湖のターンオーバーを釣っていたのだゾ

 もう一つ言わないといけないことがある。つり人社(釣り業界出版社)の若い編集達では「歴史」が浅く,校閲ができない。ましてや,「編集」せずに原稿垂れ流しの可能性が非常に高いということ。

 以前にも書いたが,つり人社でさえこの有り様(『Pride of STEEZ』)だから,校閲ならそれこそ外注で自分がやりたいぐらいだ。最新の話題はよくわからないが,2005年ぐらいまでのことならかなり暗記しているし,確認するための原典も持っているからね。


【Jim's・マジックパウダー】売っているのに気づくのが遅すぎた...。

2024年04月25日 00時00分00秒 | オズマのバスタックル

 超懐かしい「マジックパウダー」を発見したが,すでに落札されたのが2年も前。普段からチェックしないとダメだね。

 さて,このマジックパウダーで覚えているのは,村田さんにズバリ「オススメはどれですか」と訊いたときのこと。

 即座に「この茶色のだよ,ウイキョウ系の匂いでバスが好きな匂いなんだ」ということで,即座に買ったものだ。

 実際,効果はかなりあったはず。写真を見ると650円だから,当時のフオーミュラ類でも安価な方だった。

 そういえば,メトロリバーでも初期の頃は「イモ放置」で釣れたが,河口湖もそうだった。それも,この「マジックパウダー」を着けてやれば効果抜群だったよ。

 ピンク色がストロベリー,白色がバニラだったはず。まあ,自分は茶色しか買わなかったけど,かなりの頻度で使っていたはず。

 でも,どういうわけかあっというまに販売されなくなって,「スパークルスケール」なども購入した。

 ゲーリー製品のフォーミュラもあって,やはりウイキョウ系の香りだったが,その香りのせいで,当時いつも釣りをしていた横利根・卜杭のポイントでは「フォーミュラ犬」が現れて,気がつくとバッグをペロペロしていた。あの犬は後半見かけなくなったから,危ない成分が入っていたのだろうか

 それにしても,ワームへのフォーミュラ類にはいまだに偏見がある人もいるようだ。なのに,イカ臭いケイテックのルアーを使っているという不思議がある。

 バークレイ・パワーベイトの「カモフラージュ」というカラーは格段に効果のあるカラーだった。だから,何かというとその色ばかり買っていて,まさにマルキューパワーオイルと同時期に発売されていたから,使い分けなんかも楽しかった。

 単純に魚が多く釣れる時代は何でも試したし,何でも釣れた。いま考えると,いまのメトロリバーでやっている釣りなんてセコクてやってられない,っていう時代だったかなあ,30年も前は。

 さて,今度から,フッキングの際は「リンダ&フレッダと,仮称・太田さんから教わった秘伝を試そう(笑)。


【ゲーリーヤマモト】マジでバス釣りをずっと支えてきている。

2024年04月09日 00時00分00秒 | オズマのバスタックル

 ゲーリーヤマモト。

 バス釣りをする人でこのメーカーを知らない人はモグリだと言われる。

 自分もこうして「こんなに」ある。

 もっとも,大人買いをしたのは2022年の腰椎椎間板ヘルニア術後である。

 半年間は釣りができないとなると,ルアーを購入したくなる。

 実績がないけど,当時噂になっていたヤマタヌキも4袋は買ったはず。

 他にも,最近あまり釣果になっていないだけのカットテール,センコー,イモ,シュリンプなどが山盛りだ。

 ルアーをこのように集めることなんて,バス釣りを始めた当初は想像できなかった。4インチグラブは安くても1袋1350円したし,当時のバイト時給650円の2倍なのでそうそう買えなかった。

 社会人になってからバス釣りにめり込んでおり,いまに至る。

 それでも,ゲーリーヤマモトだけは不滅だろう。


【CT-SV】無駄な買い物をしたものだ...。二度と買わないヨ。

2024年04月07日 09時32分03秒 | オズマのバスタックル

 アルファスCT-SV。

 2020年4月5日の写真が,グーグルフォトのおかげで見つかった。

 事前に,はちろうさんから「ピーキーですよ」と忠告を受けていたにも関わらず,ギア比違いを買っている自分

 このリール最大の短所は,30Φによる「糸の強い巻き癖」と「立ち上がりが鋭すぎるスプール」だった。

 新製品が出るたびに「スプールの立ち上がりが素晴らしい」という表現を見るが,実はそれは「ちょっとでも油断するとバックラッシュ」という意味であるということは,どこにも書かれていないのでここで書く

 この前に,アルファスAIRも買ってみてダメだった記録も残っている。

 これらのリールが生きるのは「短距離・ピッチング」が主となるような釣りだろう。

 メトロリバーでは,横風も強烈になることが多い。2016年度~2018年度までは比較的「快晴・無風」でも釣れたが,プレッシャーの高まりなのか,無風と曇は厳しい。「強風・晴れ」がいい釣果になっていることが多くなった。

 そういえば,SVは当初「ストレスフリー・バーサタイル」だったが,最近カタログを見直したら「スーパー・バーサタイル」だそうである。

 まあ,終わったことはどうでもよいのだが,STEEZ-SVの「まろやか」な使い心地こそ求めていたものであり,いまはそれにまったく不満がない。TWS・SV・G1ジュラルミンなどなど,最高峰だった技術は簡単に色あせない。

 この2つ,結局フリマで売り払ったんだよなあ。当時はコロナで「ステイホーム」なんて言っていたけど,普通に釣りに行っていた。毎日通勤があるしね。

 コロナに罹患したのは2023年1月で,ブースター接種の効果に疑念をもつにふさわしいものとなってしまった。そう,この辺りから体調不良が続いているのだ。

 老化ももちろんあるけれど,ワクチンの副反応で強烈な腰痛になったことだけははっきり覚えている。


【インフレ】それでもゲーリーヤマモト&パワーオイルだ!

2024年03月23日 09時32分39秒 | オズマのバスタックル

 3/20の釣果に気分がよくなり,「グラブ」をあらためて購入することにした。

 ネットで見てみると,かつて20本・1500円(消費税導入以前)だったものが,10本・900円である。1本75円→90円,つまり20%の値上げである。まあ,36年も前の価格を我ながら覚えている。時給650円のバイト代がすぐに消えたからだろうか。

 水郷がメインだった2015年度まで,グラブがルアーとして機能したことは多すぎる。

 古くは,河口湖での夜釣り。その次が,おそらくこの写真通り「ウオーターメロン」カラーの登場(1990年頃にタックルBOXという雑誌で紹介されていた記憶がある)によるクリアレイク攻略。

 水郷に移っても普通に釣れる。後半,とくにラバージグのトレーラー,ジグスピナーのトレーラーに「スーパーグラブ」が基本だった。

 そのグラブに必須なのが,僕は「マルキュー・パワーオイル」である。要は,フォーミュラーの類である。

 このパワーオイル登場以前は,ワームに直接塗ったり・ふりかけたり・混ぜたり(潮来釣具センター,もとい堤屋の「マジックパウダー」が記憶に鮮明)のタイプで,当時のウェストバッグが油まみれ・粉まみれになったことは一度ではない

 しかし,このパワーオイル登場後に油まみれにならなくなった。そう,これはワームに染み込むからである。

 もっとも,染み込まないタイプも多いのだが,ゲーリー製品には僕はこのパワーオイルが必須である。

 そして,今回も漬け込みをしたのだが,気づくとパワーオイル自体の在庫がほぼない。他のものが少し残っているが,かなり不安である。

 そこで,釣具店難民なので定価を確認しながら探すと,2本で1268円というものがあった。税込み1本660円だから十分に安い

 2024年は,グラブを積極的に使っていこう。

 そういえば,大昔は「サターンワーム」などのグラブもあって釣れたものだが,いまでも安定して釣れるグラブは,やはりゲーリー製品に他ならない。


【Pride of STEEZ】買ってみた。役立つ情報は少ないが,「シマノ・スコーピオン」についても刊行希望!

2024年03月22日 06時00分00秒 | オズマのバスタックル


2200円也。STEEZの竿,2ピースなら検討しますが。

 一応,STEEZユーザーなので気になって購入した。

 個人的に知りたいのは「メカニズムの歴史」解説だったが非常に少ない。それでも,この機種は時代を変えていた。


TD-1Hi。学生時代憧れていたが買えないし,買わなかった。

 とにかくカッコヨクて,先進的だった。学生時代は後輩が「下宿代を切り詰めて」買ったなんていうのも居たが,当時の下宿代というか仕送り額(二人で20万円だったか)にビックリしたものである。そういう学生もいたのがバブルだったのだろう。

 このムックでは竿やらリールの話題について「プロがどう使うか」の解説で技術解説がほとんどなく,自分にはほとんど役立たない。唯一,川村光大郎君の記事だけは「さすが」と唸るものがあった。


32Φへの懸念がさりげなく書かれている。糸グセがつきやすいと。

 ファイヤーウルフなる竿に興味があるが,1月の釣りフェスでは触っていない。ゆえに購入できない。価格は余裕で5万超えるし,なにより1ピースであった。

 さて,自分的には「こうした歴史」を紙面で採り上げて欲しかったので,もう自分で記すしかない


1991年にもチームダイワ米国メンバーが来日。

 ムックでは「1988~1990年まで」米国チームダイワメンバーが招聘されたと書いているが誤りだ。具体的に記しておこう。

 1989年にラリー・ニクソンとギド・ヒブドン(来日時期は異なる),1990年にリック・クラン,1991年にデニーブラウワーとジョージ・コクラン,1992年は共に女性でリンダ・イングランドとフレッダ・リー,1993年にケン・クック(≠ケン・スズキの兄弟ではない)とジェイ・イエラス,1994年にギド・ヒブドンとディオン・ヒブドンだ。

 このように,1989~1990年代初頭はまるで「チームダイワの時代」であったし,ルアーもそうだった。ダイワはこの頃もとてもカッコイイデザインだったので,「TDソルティスラッガーが釣れる」という嬉しさと同じく,「ワームバッグに入れておくとカッコイイ」のだった。TEAM-DAIWAのロゴは秀逸である。

 だが,この米国バスプロによる広報戦略に陰りが見え始めるのは,JBTAら国内トーナメントの隆盛による一般アングラーへのフィードバックと,シマノ・スコーピオン🦂プロジェクトの影響は無視できないだろう。


この広告を見て,これだと閃いた。そしてTVで放映するから欲しくなる。

 当時のシマノはまだSVS未発表。なんと初代メタニウムXT発売前に「竿」だけ発表していた。だが,もうこれで十分だった。

 1990年代初頭の3大人気は,チームダイワ,スコーピオン,そしてコンバットスティックだったろう。自分の周囲では実際そうした雰囲気だった。だが,チームダイワは「日本」という特殊性になかなか「バイアス・ブレイク」できず,ブレイクを成し遂げたシマノは,初代メタニウムXTの発売で市場占有率を変えたと記憶している。

 いまもダイワとシマノの競争は楽しいし,刺激的である。この2大メーカーが頑張らないと「釣り」そのものが発展しない。シマノにとってもダイワにとっても「釣具市場」の特殊性は商売として厳しいだろうが,頑張ってほしいところである

 そんな理由もあって『Pride of Scorpion』刊行を熱望するが,必要となれば,もう自分で書くしかないネ。

 それにしても,つり人社の校閲はゆるい...。昔はかなり厳密だったと,古い雑誌を見ては思うのである。


【16STEEZ-SV-SH】ついに3台です。これで完成です(といつも書いている気がする)。

2024年03月20日 00時00分00秒 | オズマのバスタックル

 16STEEZ,それもSV-SHが3台揃った。ギア比7.1:1であり,購入当初は「6.3:1に比べて妙に速い」回収速度に慣れなかったが,もはやこれが標準である。

 購入時期も別々なら価格もバラバラ。全部中古で,3万5千円あたりから最新で2万4000円。

 しかし,その性能は自己OHだが,どれも一級品

 SV(ストレスフリー・バーサタイル)の機種として最高,だった。ついこの前まで。

 SS-SVから始まった「SV」の道。やはりここまで時間とお金が余計にかかった。

 ニシネ師匠によく言われる「最高位機種買っておけば気にならない」は本当だ

 でも,シマノ溺愛時代に10スコーピオンXT07メタニウムMgを揃えたりして「これで最高だ」と思っていたのが,覆される時代の変遷。

 竿もそうだ。コンバットヘラクレスを集めていた水郷時代は「これで他の竿は不要」なんて思っていたが,電車釣行になると邪魔なだけだった。

 まあ,こうして記しておくと,いかに釣具に散財しているかがわかる。

 TWS,SV,G1ジュラルミンスプール,といまでも十二分な戦闘力をもつが,当然OHなりメンテナンスは必須。

 おそらくもうトータル50回以上OHしているが,ホントの消耗品はスプールのBB,クラッチカムBBぐらいだろう。

 3/16の釣りでも大遠投していて「AIRもCT-SVも,糸巻き量が足りない」ことに気づいて,自分はこの機種をいつまで使うかな


【オイルをまとめて購入】セクシーダイナマイツ,オリジナルだ。

2024年03月12日 00時00分00秒 | オズマのバスタックル

 オイル在庫がやはり少ないので信頼できる方面から仕入れよう。

 それがこの「セクシーダイナマイツ・カスタムオイル」である。

 何にも特化していないとのことだが,間違って口に入れても大丈夫な素材だという。

 1個1650円だが,ボリュームはたっぷりあるので,メーカー品よりよさそうだ。

 以前もまとめ買いしたが,おそらく5年ぐらいで3本使い切った。

 スピニングのラインローラーも毎回メンテナンスするからこれでちょうどよいだろう。

 迷いなくこれで釣りに集中できそうだ。


【スピニングOH完了】セクシーダイナマイツ「ライトソルト」仕様,さすがです!

2024年03月06日 08時39分43秒 | オズマのバスタックル

 懸念していたスピニングOHが全て完了した

 16バンキッシュ2500S,19バンキッシュ2500SHG,21コンプレックスXR2500SHGの3台で,税込み13200円である。1台4400円だ。キャンペーンを先行予約したので仕上がりも早かった

 16バンキッシュは,1回プロの手によるOHを受けているがかなり前である。2023年のGWに砂を被ったこともあるし,ハンドルを抜くと「黒ずんだ」グリスが気になっていた

 19バンキッシュ,21コンプレックスは新品購入したものだが,もう「スカスカ」である。「巻き出しが軽い」MGLにしても異常である。ベイトのOHを自分でやるようになって「グリス切れ」がわかるようになったが,スピニングOHはセルフでは非常に難しい

 今回の仕様はすべて「ライトソルト」仕様となっている。「ソルト仕様」が本格的「耐海水」仕様であるとすれば,こちらは「若干耐久性は犠牲になるが,巻感が軽い」とのことであり,まさにその通りの仕上げとなっている

 スピニングOHで思い出深いのは,初代ステラ3000DHをお願いしたときのこと。当時ですでにシマノに部品供給体制もOH体制もなく,途方にくれていたもの。情報を得て,蘇ったステラは感動であった。

 いやいや,2013年頃は10スコーピオンXTのOHもお願いしている。その度に「ギアが入ってない」ようなシルキーに感動した。

 そういえば,スピニングといえば今江プロが「中2病」のごとく買っては試している。「有名プロの影響を受けない」なんてご本人は言っているが,藤田京弥の影響を受けてイグジストを爆買い(笑)。そして「SLPに儲けさせる」というお決まりコースだ。

 今江プロの勘違いはダイワだけにとどまらず,シマノでは「MGL」「コアソリッド」の意味も知らずにステラ買ってるし...。「自分の使い方」を考えたらすぐにわかると思うが,きっと誰かの影響を受けたに違いない。

 可哀想に,グラビアスなるベイトリールなど,シマノ・ダイワに及ぶはずなく,あと数年もつのかどうか 何度も書いているが「工業製品」であるリールは「買ってすぐ」でなく「買ってから」のことを考えないとダメなのにね...。

 そんな自分は,ようやくこのスピニング3台で落ち着いている。16バンキッシュは,メトロリバー参戦初年度に購入した「記憶」でもあるが実戦投入問題なし。むしろ,19バンキッシュの出番がイマイチだったが,今回のOHにより一軍になる日も遠くない。

 あらためてオススメしよう。リールは工業製品であり,買ってからが問題。自分でOHできるなら問題ないが,それは結構難しい問題。ダイワはSLPが「ギア関連」個別出荷しないので,それを覚悟で購入する必要がある。

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