オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

2011/12/29 水郷 「納竿成功! ベイトフィネスプラッギング!」の巻

2011年12月30日 14時02分55秒 | 2011オズマのバス釣りレポート

  2011年。バス釣りのなかで自分にとってもっとも新しい釣法が「ベイトフィネス」。その効果を語るに十分な結果が,納竿を期した12/29の釣行で果たされた

 前置きの長い釣行だった。まずは,12/29は本来出勤日である。しかし,「リフレッシュ休暇」なるものを会社から付与されているので,これを取り残したりするとあとで大目玉なのだ。とにかく労務管理が厳しくなったのだ。

 次にタックル。2011年導入のベイトフィネスをシマノのタックルで揃えるべく,リールと竿を新調した。最初は中古で探していたが,新しい商品のため中古の旨みが少ない,という良心的な中古店の店員さんのオススメで,リールはアルデバランMg,竿は,....


結局ネットで新品購入。これでXT3本目。1631FF。
軽々とシャッドが飛んでいく。

というわけで,やはりスコーピオンXTである 以前は「EG」などトーナメント志向のものが好きだったが,スコーピオンXTなどの「それなりにしっかりした価格帯」のものであれば,やはりシマノが好みである

 とはいっても,さすがにこのXT1631FFだけでは心許ないので,いつものベイトフィネス・モーラMGC-62MLFも持参した。慣れてないと何をやらかすか自分ではわからないしね。

 起床は4時15分。利根川高速を普通に走り,いろいろポイントを回るが午前中は風景確認ばかりだった


テトラの穴ではアタリもなし
以前は得意だったんだけどね。


実績水路は凍結
これじゃ無理ですよ。

 午前中,実に6時30分頃から,テトラ・深みのありそうな水路・冬にいいと言われる場所・自分の過去の実績場所をぐるぐる回るがとにかくカスリもしない

 そこでというわけでもないが,11時には昼食を取り,利根川の土手で昼寝していた

 目覚めると13時。ここから「いつものポイント」に行ってみると,釣り人が多いだけでまったく釣れていない。おまけに水の色がよくない。うまく表現できないが,澄んでいるというのでなく,なにかこう,そう,五色沼のような色なのである。この色で釣れた試しはないし,周りの誰も釣れていなかった。

 あっというまに15時。ここでふと思いだした。以前ロコアングラーに案内されたポイントを。だが,いまの時期でも釣れるのだろうか 正直自信がないが,日没までのラスト90分,かけてみることにした

 ポイントに到着すると,やはり魚の気配はない.....ことはなかった。浅瀬で何かの魚が居るのを見たのである。この時点で自信が出た。もしかすると,そろそろ深場から魚がシャローにさしてくる可能性があるかもしれないと。

 いままでシャッドラップ中心で攻めていたがとにかく反応がないので,思い切ってOSPの「ハイカット」フローティング仕様に変えてみた。すると,一発で強烈な引き。

     「ドバババババ」
バスなら間違いなく55UP。しかし,引きがおかしい。あっというまに手前に寄ってきた魚影はレン様だった。しかし,逆にヤル気になった。レンギョが来るならバスも来るのではと期待して,5投目ぐらいだった。

     「グググン」

明らかに口にルアーがかかっている引き。それも結構いい感じの引きである。そして手前に来た瞬間,感動が込み上げてくる

     「バスだ


ヨッシャー,とエセ今江プロ降臨。
なぜか流血しているのですが。

 ついにやった。長い長いノーバイト地獄から解放された。しかもサイズは30後半のグッドサイズ。この1本で2011年は出来過ぎだ

 しばし放心状態になりながらも,冷静に,更にマグレを狙うためラインを結び直す。こういうときに限ってデカイのが来るものなんだと,経験がそうさせる。

 かくしてそこはブッシュに囲まれたスポット。シャッドルアーを入れるのは自殺行為かもと思ったが,そうではなかった。

     「ガツーン

ハイシーズンとまったく変わらない強烈な引きがやってきたアアア これはコイだろうか,いや,バスである。間違いなく,2011年納竿のための魚が来たんだ。
 何度もクラッチを切りながら,そう,琵琶湖で練習したクラッチワークでいなす。そして,ついに....


40ジャストをゲット。口が切れているけど他は最高。
こいつはスゲエファイトだった。2匹釣ればマグレじゃないっす。

 写真の通り,今回のベイトフィネスはラインがスーパーGTRである。ただし,8LB。スピニングで使うには太く,フロロではラインが重くなって飛ばない(さらにSPシャッドが沈んでしまう)のでこのセレクトとしていたのだが,これが功を奏したといえよう。
 
 ベイトフィネスプラッギング,これでかなり自信がついた。スコーピオンXT1001でのベイトフィネスプラッギングもSVS調整がかなり簡単になってきた。やはり慣れているタックルがいいようですぞ


嬉しいのでもう1枚。
ヨッシャー,と再度雄叫び
エセ今江プロが帰ってきた

 感動でいままでの苦労から一気に解放される。そして手にはバスの匂い冬バス1匹は夏の10匹にも相当するという格言もあるが,自分もそう思ってきた。

 そして日が暮れる。2011年最終釣行を,出家回避どころか最高の感動にして,1600GTは帰京した

 2011年釣行レポートはこれにて終了である。後は総括だけである。

 さて,ではさっそく新年釣行の準備をしますか。結局,2011年,スピニングでは1匹も釣らなかったけどね


【水郷12/29速報】きたぜ,40UP!

2011年12月29日 21時52分18秒 | 2011オズマのバス釣りレポート

 下野プロのよく言われる言葉;「頑張って続けていればいいことがある。きっといいことがある」を信じ続けて10時間近く。

 夕方16時頃に,水郷で30UPと40ジャストを釣りました。

 この5-6年,真冬に釣ることの難しさにめげてしまったり,体調不良になったりで大変でしたが,ようやく脱出。厄年もこれで抜けたかな。

 ちなみにハードルアーで「ガツーン」です。まったくハイシーズンと変わらない強烈なバイトにビックリ。巨体魚もかけましたが残念ながらこれはバラシ。

 詳細は年内UPします。

 同時に,総括も書き直します。

 あらためて絶賛,スコーピオンXT! 2011年,やはりスコーピオンXT再元年だった!! 2012年もスコーピオンパワー全開!


2011バサーオールスター。山本プロに感動した!

2011年12月27日 06時13分04秒 | 2011オズマのバス釣りレポート

 今月の『Basser』が販売されているはずだと,自宅から4キロ余り離れたところまで歩いて行く。ここのところ毎朝ウオーキングをしているので1時間で着いた。歩き足りないぐらいになっているなあ。

 買ってすぐに,近くのマックに入って熟読し始めた。

 バサーオールスターのよさは,なんといっても記録係が同船しているので記録が詳細なこと。ゆえに,刻々と変わる釣りに対しての選手の技を,まるでその場に居るかのように体験できることだ。

 今回は,なんといっても,サラリーマンプロである山本プロに感動した。ビッグフィッシュ賞をとったりして総合4位という成績についてももちろんだが,やはり「サラリーマン」であるところに夢を感じるのだ。かつての今江プロがそうであったように。

 つまりは,山本プロは釣りに出るための工夫を,釣り業界人以上に相当に苦労したであろう。そしてこの結果。これならば,休暇を与えた会社も「単なる釣り大会」というよりは「意義ある活動」と認識してはくれないだろうか。あくまで希望だが

 今回は,大雨の利根川という,自分としては「逃げてしまう」ような状況だった。それにもかかわらず,しっかり釣ってくる人は釣ってくる。吉田秀雄プロはその頂点に達したということなのだろう。

 先月は,ちょうど草津温泉に行くときだったので宿での暇つぶし用に他の雑誌も購入したが,今回はこのバサーだけで十分だろう。とにかくポイントに入るタイミングなどなど,非常に勉強になる。

 ついでではあるが,写真の通り最近のシャッドも買ってみた。一つは「Dシャッド」。赤羽プロが監修したというので興味があった。そしてもう一つは,たまたま中古で購入して使いやすさに気づいたDUELのもの。カラーリングに惹かれたね,これは

 オールスター特集については何度も読みなおそう。場所によってはオカッパリでも使えるところもありそうだ。何より,利根川ポテンシャルのすごさを改めて知った。やはり2011年,自分だけが利根川バスを釣れていないのは自分の技術の未熟さだと,あらためて知った。

 さて,お次はまたまた釣具の整理をしてしまおう。

 ホント,今月のバサー誌はオススメですよ


【バス釣り業界】流行したもの・しなかったもの。

2011年12月16日 05時32分34秒 | 2011オズマのバス釣りレポート

 ちょっと早いが年末総括の前フリで。

 流行したのは,脅威の「アラバマリグ」だろう。正確には日本では地域限定であるが,少なくとも琵琶湖ではかなりの結果が出ているようだ。水郷オカッパリで使えたらすごいけど,あれだけのフックがあったら根がかり一発だろうな。相当の工夫が必要だろう。

 次に,たぶん流行しているのが「ベイトフィネス」。ちょっと前のバサー誌を見ていると,2009年頃から提唱はされていたようだ。だが,オズマがそうであるように,今年の夏,沢村プロがベイトフィネス特集をバサー誌で組んだ頃から爆発的に流行したと思う。実際,自分はスピニングタックルで今年はバスを釣っていないし。レアニウム2500Sが泣いているゾ。もうここまできたら意地でもスピニングを使わないけれども。

 そしてなんとしても外せないのが「釣りガール」。業界揃ってなんとかして底上げを狙ったが,児島玲子のような方はともかくとして,やはり「女性一人で始める」には障壁が高い遊びなのが釣りなのだと改めて認識。
 くそ暑いとき,めちゃ寒いとき,そうした自然の状況変化さえ楽しみながら釣りをするのは,それがクチボソ釣りであろうがバス釣りだろうが,現代女子には厳しいだろう。だって,彼氏が「クルマに興味ない」世代だからだ。それはイコール「アウトドアはありえない」,ということになる。クルマと釣りはセットだから猛烈に金銭的にも高い障壁だ。TPPで取り払って....無理かwww。

 本当の総括はまた年末にじっくりと。

 しかし,2011年。タックルしかり,釣り方然り。よく考えると今年は震災の影響も多大にあり,大きな変化があった一年だった。


2011/12/11 水郷 「空振りばかり」の巻

2011年12月11日 17時36分54秒 | 2011オズマのバス釣りレポート

 出家である。

 終わり。

 






 そう書いたら身も蓋もないか。いや,朝6時30分から11時15分までしっかりシャッドを投げましたよ。そうすると,何度もアタリらしきものは感じました。ヌモモーとルアーをもっていくのにかからないのが多数。コツンとくるのも3回はありました。

 前回もそういうショートバイトが多かったので,対抗すべくいろいろタックルを変更しましたがいかんせん引き運がないというか下手くそなもので。

 ちなみに北西風で午前中は暴風。気温は一桁です。水温も一桁。それでも防寒対策はしているので寒さはなし。しかし,難しい。

 午後,粘った人からの情報によるとなんとか釣ったとの話もあります。ワームは本当にアタリすらないようでした。

 次回,年末に向けて準備を進めます。

 また来年,4月まで出家なんてしたくないしね。まあ,今年自分なりにはかなり頑張ったつもりなんですが。嘉襟之川も見て見ましたが,とても釣りになる状況じゃなさそうです。もともと浅いしカバーがあるんだかないんだかという川ですからね。

 ちなみに,本日1600GTは12万キロ超えました。リッター15キロもまた達成しました。まだまだ行けますヨ,クルマは。


2011/11/26・28 水郷 「脅威のロコアングラーとの出会い」の巻

2011年12月03日 13時27分39秒 | 2011オズマのバス釣りレポート

 11/26・28と水郷に出撃した。

 労務管理が厳しくなったとは以前に書いたが,オズマの会社では休日振替はその月内,夏期休暇は11/30までに取得しないと「怒られる」のだ。幸い繁忙期は過ぎたので,11/26-11/30に休日振替2・夏期休暇2・日曜日1で5連休となった

 最初は遠出しようかと思っていたが,やはり釣りに行きたかった。そういうわけで11/26にまずは水郷出撃。


霜が降りていた。

 この状況では自分に釣れる魚は居ない,という感じで落ち込みながらお昼にファミレスで休憩しようとしていると,地元のアングラーから声をかけられた。

 「オズマさん....ですよね

何でも以前書いていたブログ時代からの読者ということ。そして釣果を訊かれたが「出家です」と答えるほかなかった。しかし,その地元アングラーさん(以下,ロコさん)は

 「今日は午前中で5匹。シャッドとスピナベで釣れています。一緒に釣りしてみませんか。」

と温かいお言葉をかけてくれたので,昼食後はロコさんと一緒に釣ることになった

 移動したのは利根川水系河川。オズマにとってはここ数年ほとんど遠慮している場所である。ロクに釣れてもいないが「飽きてしまった」というのも本音の一部であるポイントである。しかし,ここで「ある釣り方」をすると釣れるのだという。

 そして驚くことに,先行者があったように見えたポイントで,さらにオズマのあとから,ロコさんはシャッドで2本追加した その当日,実に7本をすべてハードルアーで釣っているという快挙

 そこで,11/27は自宅でさっそく整理をして,11/28にはロコさんに教わった釣り方を再現するほかないだろうと思った。なにしろ眼前でみたシャッド使いのキモを真似てみたい。

 そして運命の11/28。ここで出家をくらったら自信喪失まちがいなし

 まずは,11/26に教わった川に行ってみた。しかし,まったくあたらない。11/26にはオズマにもアタリがあったのだが,時合いがよくないのかノーバイトの猛攻

 次は,水郷の有名水路。あまりにも有名なあの水路である。よくみていると,カワセミがいたりイタチがいたりと生命感のある水路。水面に動きはないが,周辺に動物の動きがある,なんらかの要因で生命感を感じる水路である。

 そして数投したころだろうか。

 「グググ....」

妙な違和感を感じた。そして合わせた。


シャッドラップSR5を丸呑み。同じ魚ですが嬉しいので2枚撮影。

 やったぜ もしかしてこれがキモだったのか。タックルは,次の写真のようにセットした。


竿はスコーピオンXT1581F,リールはスコーピオンXT1000
(セクシーダイナマイトチューン済),ラインはマシンガンキャスト12LB,
そしてルアーはシャッドラップSR5。

 シャッドラップ。あまりにもその実績は有名で,オズマのなかでも「ラパラは裏切らない」神話がある。そのうち,このSR5という,通常のタックルでは飛ばしにくいサイズを使いこなすことが勝利へのポイントだと,惜しみもなく公開しよう。

 ただし,このSR5自体,正直入手困難になっている。事実オズマもなかなか購入できなかったが,まとめて買い占めたのだ。カラーについては好みでよいと思う。

 そしてなにより重要なのがリール・竿・ラインである。
 
 通常,スピニングタックルで使われることの多いSR5であるが,オズマはスコーピオンXT1000を信じてラインを少し細くした。ロッドもとにかく軽さをもった1581F。これでならまったくストレスなくキャストできる。 ベイトフィネスで投げる手段もあるだろうが,やはりラインはそれなりに太くしたい(安全マージンをとりたい)ので,このバランスとした。


護岸が崩れてますので注意。

 さて,この水路はこの通りである。震災からの復興も遠く,足場もよろしくない。でも,オズマは「ネコペシャポイント」とよぶことにしたwww。それは,ネコがペシャンコになって死んでいたからである。正直気味悪かったし臭かったが,あと数週間もすると跡形もなく消えてしまうだろう。それでも「ネコペシャ」である

 さて,午前中すぐに釣れたのだが,あとはアタリに合わせきれなかった。「ココン」ときて少し待っているともう抜けている....。「グイー」と動くので十分待ってもなぜか抜けてしまう.....。アタリは5-6回はあったが,バラシ1も含めて,やはりまだまだ勉強が必要である。

 このバラシの連続は悔しかったが,それを解決する方法を水郷の釣具店で教えて頂いた。次回こそは,少なくともバラシを少なくできるだろう。

 冬の日は短いので,17時には潮来のビジホに泊まった。


しかし,ボイラー騒音で4時間しか
眠れなかった

 このホテルにはもう泊まらないだろう。まさか夜中にボイラー音がすごいとは気づかなかった。完全に安眠妨害状態である。

 そして11/29の1時。1600GTは群馬・草津温泉に向けて旅立った


【11/28水郷速報】シャッドでアタリまくりでした。

2011年11月30日 14時38分40秒 | 2011オズマのバス釣りレポート

 実は11/26にも水郷に行ってますが,そこでは出家。

 11/28-1130まで夏期休暇なので,11/28に水郷再チャレンジ。結果,シャッドでアタリまくり,1匹釣り上げました。あとはショートバイトをとれるタックルじゃなかったようですが,アタリはかなりあり,可能性を感じました。

 11/29-30は潮来から草津温泉へ。草津温泉は初めてでしたが,期待以上のものでした。湯治の方々などとお風呂めぐりをしたり,まあ,我ながら現地でさりげなくお友達になることって,釣り以外でも多いですね。

 前半釣りレポート,後半温泉レポートの予定で仕込みますが,写真が大量なので整理してからUPします。

 これで今年の冬はなんとかなりそうな感じがしてきましたゾ。


バサーオールスター2011。優勝ウエイト読みがほぼあたった(マグレ)。

2011年11月20日 21時09分07秒 | 2011オズマのバス釣りレポート

 やはり急激な変化により,プロといえども厳しい展開が,マグレとはいえほぼ予想ウェイトになった。2日間トータル7500~8000と読んだが,7560gの優勝ウェイトだった。琵琶湖じゃないからとんでもビッグフィッシュがまず居ないため,ある意味読みやすいのかも。

 それは,2日間で天候が急変するから,と思ったのである。増水後の利根川で魚をキャッチするのはおそらく至難の技。だが,それをりとげた選手が居た。

 2日目は,いかに広大な利根川といえども,増水で釣りにならないだろうとも考えた。そしてプレッシャー。そういう意味で,アウェイの吉田秀雄選手が勝ったのかもしれない。

 とりあえず,再来月発売のバサーは買ってみよう。増水時における水郷戦略・とっさに展開を読む戦略が隠されているはずだ。

 今日は,人生初めての経験をしてきた。これでオトナになったのだ(嘘)。

 そのうち,まったく興味をもたれないレポート,いや日記を上げよう。


「オールスタークラシック」は雨が降らない,と言われてきたが今年は別か。

2011年11月19日 13時25分18秒 | 2011オズマのバス釣りレポート

太平洋側中心に大雨=土砂災害に警戒を―気象庁(時事通信) - goo ニュース

 今日は釣れない呪いを現場にかけてある(大嘘)。スタッフもプロも寒いことだろう。

 バサーオールスタークラシック。「雨に降られない」という伝説があるが,今回はそうも行かないようである。とはいっても,明日20日は晴れるみたいだから,「2日間は降られなかった」ということになるだろう。

 それにしても途中結果を見ていると,上下の差がやはり激しい。ただでさえ震災以降の利根川はそれまでと異なっている,とよく言われているし,オズマも今年利根川でロクに釣りはできていない。あまりにも陥没やら隆起が激しく,想像通りではないからだ。

 とはいっても,釣りの面白さ・プロに期待するものは,こうした普通のアングラーでは手も足も出ないような状況でどうやって釣ったのか,ということだろう。

 現時点でTOPは3キロ台。おそらく優勝ウエイトは2日間で7500~8000ぐらいだろうか。

 それにしても便利な時代だ。結果だけを知るのなら,ネットで見られるのだから。雑誌が売れないのも事実である。


2011/11/12 水郷 「最強すぎるぞ! ヘラクレス!!」の巻

2011年11月13日 06時27分07秒 | 2011オズマのバス釣りレポート

 今週も仕事はきつかった。だが,週末の休みにかけていた

 実は本来休日出勤だったのだが,労務管理が厳しくなり,出勤予定ではなくなったのだ。そしてこの時期。15℃を下回ったら最後,急激に自分の腕では太刀打ち出来ないのが水郷。いくらベイトフィネスを導入しても,それで何ができるのかまだまだ把握しきれていないというのも大きい。

 週末の天気予報は,週半ば,いや,木曜日まで雨マークがついていた。日曜のみ晴れる可能性があったが,家事もあるのでできれば土日と晴れてほしい,そう願っていると,天気が回復し,土曜は晴れるという。おまけに,北風も酷くないようだ。

 11/11は午前中にキツイ仕事があったが,それは15時ぐらいに終了。あとは週明けに頑張ればよい。同僚の酒飲み誘いを「キチガイなもので...」と断り,釣りに向かった

 結局なんだかんだいっても「いつものポイント」しか知らない。いや,今年は震災の影響なのか,このポイントでデカバスに出会っていない。それでも来てしまうのは,ここで釣れると嬉しいからなのである。

 北岸に入ると,いきなり白濁している。本来雨に強かったポイントなのだが,今年は雨の後の濁りがかなり影響するようになっている。対岸から「バラシター」という声を聞いたような記憶もするが,まずはスピナベとクランクを投げてみる。

 すると,魚の気配を感じることのできなかった水面が活気づく。ボラやレンギョがいるようだ。しかもかなり「動けている」。これは結構水温が高いのではと手を入れてみると,17-18℃はありそうな感じだ。

 しかし,ハードルアーにはまったく反応がない。先週購入したスーパーイラプションのカラーブレードにも何も反応なく,カラーブレードのカラーが早くもはげてしまうお粗末さだ。ついでに書くと,イマカツのスピナベもあっというまにヘッドがズタボロ。ハイピッチャーの頑丈さを見習って欲しいものである。

 一旦ハードルアーを見切り,テキサスリグに変える。こう濁ったときには,シンカーはブラスシンカーの金ピカが結構効く,というか今年は釣れているので,1/4oz・エスケープパドル(廃盤)仕様に変更し,ストラクチャーをタイトに探る。

 しつこく同じストラクチャーを,ゆっくり,ときに早くリアクションを入れたりして,ロングステイしていると我が愛竿「ヘラクレス・フォースグラディス」に微妙な重さが伝わる。

      「ビシッツ

あわせた瞬間に魚がカバーから突き抜けてきた。


朝30分で1本目。ヘラクレスのパワーは強靭すぎるかも。

 ナイロン20LBラインだからであるが,これではかなり強引なアワセである。今年の夏,佐藤プロにガイドしてもらったときに「アワセが強すぎる」と言われたのに....。でもなあ,やはりヘビーカバーだと強烈になりますよ。20LBだからまず切れないし

 というわけで,あっけなく出家回避。その後もテクテク歩きながら探るが反応無く,意を決して水路に向かってみた

 水はあった。しかし生命感はどうだろう,ということでまずはスピナベから入ってみる。コイか何か,とにかく魚が居るようだ。これなら可能性もあるかも....と思っていると,バジング気味のハーフスピンに元気バスが飛びかかってきた。


いきなり飛び出てビックリ。
それでも楽しい2本目。

 季節が夏なのかと錯覚するような強烈なアタリ,いや魚の出方だった。この時期に水面を割って出るとは,もしかして表層引きがキーなのか

 さて,フォースグランディスは6.6フィートある。いままであまりロングロッドの優位性を感じなかったが,いま,この水路では猛烈にやりやすい。それはとにかく足場が限定されているとき,ロングロッドだとかなり無理が効くからである。そしてこの竿,毎回感じるが,桁外れのパワーと軽さ,そして融通が効く。ワームからクランク・スピナベまで,あの「ウオリアー」を思い出す竿である。

 そしてそのまま水路を縦横無尽に歩く歩く。ちょっとくたびれてきたな,と思っていると,またもや下から突き上げてきたアア


サイズは小さいがオモシロイ。
これで3本。10時だ。

 先週は午後に粘っても釣れなかった。オマケに大渋滞にもあった。

 今日はもう釣りはいい。あとは洗車でもして帰ろう


洗車場そばの松屋で昼食

 佐原ではいつも「すき家」に行っていたが,震災の影響ですき家の営業が怪しくなっていた。というか,この日にはすでに店舗が壊されていた。かなりガックリきたが,洗車場に向かうところに松屋ができていた。

 オリジナルカレーを食べよう。吉野家に比べたら10倍はウマイしな。ウム,満足だ

 お次は中古店に行ってみよう。そうだ,ラインカッターを吊り下げる「ビヨンビヨンばね」が切れてしまったのでそれも追加だ。さらにメボシイワームを1個発見。最近,昔のワームをよく買うようになった。ワームは自信がないから,昔の実績に頼るんですよ!


昼寝をして帰宅の準備。ベイトフィネスでは
一回アタッタだけだったが満足の1日。

 きれいになった1600GTで東京に戻るともう日暮れ。16時を過ぎるともう夜,という感じである。でも,先週とは違って中古店にいく体力がある。めぼしいワームをやはり1つ発見して,帰着した。

 それにしてもフォースグランディス。川でのスピナベからテキサスから,およそ自分の行う「普通の釣り」はすべてカバーする。びっくりしたのがシャッドラップの遠投性能。あの比較的投げにくいシャッドラップSR7が20LBラインで普通に飛んでいく....。

 さて,先週とはまったく異なる釣り方で釣れた11/12。しかし,次回出撃予定の11/26は相当冷え込んでいるだろう。毎回出家するのもこの時期からとなっている....。が,今年,いやさ2012年は,ベイトフィネスと,この完全に魂の入ったフォースグランディスで,真冬でも1匹は釣りたいものだ。水面が凍らない限り....。

 真冬はとにかく「ポイント探し」だな。そのつもりでヘビキャロでもやるか


【水郷11/12速報】不思議と釣れてます...。

2011年11月12日 17時49分36秒 | 2011オズマのバス釣りレポート

 先週に続き,今週も3本。午前中だけやって帰宅。

 不思議な釣れ方をしました。そして不思議なのは風景。昨年とは明らかに違います。釣れ方もいつものシーズンじゃない感じ。

 それでも,ヘラクレスならではという感じでした。結果としては納得のいく釣り方だったので,よしとします。

 自慢でもなんでもないただの日記は後日UP。衝撃画像もとくになし。

 問題は,再来週,11/26に水郷に行く予定ですが,そこでの戦略。手詰まり感アリアリ。それでもいつもの釣りしかできないだろうけど。


馬淵プロに「社会貢献」の目標はあるのか。

2011年11月08日 06時14分07秒 | 2011オズマのバス釣りレポート

 今月号の『バスワールド』を読んでいると,馬淵プロの話が出ていた。


まあ,いろいろあるようです。

 イマカツチームの問題児,とも書かれていたが,馬淵プロと話したことも何もないのでよくは知らない。今江プロの解説ではいろいいろと書かれているけれど,フルタイムプロとして今江プロにサポートを受けている以上,今年の成績は当然だろう。
 そう,「フルタイムは勝ってアタリマエ」なのである。

 この話は20年以上前にも遡る。今江プロがいまの馬淵プロと同じ年令だった頃,彼はパートタイムプロに転向していた。1989年である。


そして1989-1990と2年連続バスオブザイヤー。
それは執念だった。

 今江プロのこの時代のパワーといったら,まさに「よっしゃ!!」である。電撃アワセ,ランガン.....。今江プロはそれまでのトーナメント常識,いや,バス釣りの常識をくつがえすような実績を残し,発表してきた。フロロカーボンラインの登場もヤマタテも,今江プロの功績であるといって過言でない

 こう時代を振り返ると,馬淵プロに「勝負師」として今江プロとの共通点はあるだろうが,今江プロのように「汎用性を目指す」「バストーナメントを社会に認めさせる」といった,マクロな視点はあるのだろうか。バス釣りで社会貢献するという,プロとしての大目標を掲げていたのは,大昔の今江プロの記事を暗記している自分にとって,それは新鮮でありながら当然だと思っていたが。

 トーナメント。たしかに勝てば官軍である。しかし,それだけでいいのかとも思う。ハングリーなのはいい。大森プロが独りでアメリカに行ってクラシック優勝したように,それはそれでいい。しかし,大森プロのことなんて,バス釣りをしない人にはだれもわからない。今江プロの知名度だってそうだ。まったく昔から変わっていない。

 メジャーを目指すなら,シマノかダイワのサポートを受けるようにならないとなあ。
 それは,ともにTV番組をもっているからである。いくらネットやらスカパーがあるとは言っても,地上波での認識とは天と地の差がある。事実,反町隆史のバス釣りは,バス釣りを知らない人でも知っている。それはTV番組に出るから。メジャーとはそういうところも必要なのではないか。

 メジャーを目指せ....と書くと,またバスブームが.....来ないな。さすがに時代背景が違うだけに。

 まあ,馬淵プロの話を少し聞いてみたいしツッコミタイので,来年のFSには行って....メンドイからやめよう。


2011/11/05 水郷 「こんなところにバスが居たのけ!」の巻

2011年11月07日 05時56分32秒 | 2011オズマのバス釣りレポート

 前回出家をした。あれに比べればなんと嬉しい結果だろう

 いまの部署に異動してから,本当に10-11月,6-7月という,一番水郷で釣りをしたい時期に釣りに行きにくくなっている。この2週間,正直目眩がしているのではないかと思うぐらいの仕事量であり,毎日クタクタだった。みなし管理職なのでもちろん退勤時間などはメモしておく。

 週末休みをなんとか確保すべく,11/3も出勤し,頑張ったつもりである。同時に,釣りで出家は嫌なので,やはりここはベイトフィネスを導入しよう

 朝もすっかり遅くなったこの時期であるが,濃霧に苦労させられながら「いつものポイント」に到着したのは6時すぎ。しかし,水が温かいもののまったくバスからの反応はなく,わずか2時間で7000歩も歩いてしまったが,ハードベイトではどうにも反応が得られない,という結論に達した。

 ここから移動を決意。しかし,いつもの水路などではなく,なんとなく以前から気になっていた小規模水路である。あまりにもショボイので,いや,今年の冬に思い切り水が抜かれていたので,全く手をつけていなかったところである。

 とにかくベイトフィネスで勝負してみようということになった。ワームはこれしかない,という気持ちのキャンドルテール4インチ・オフセットダウンショットである。真夏にバカスカ釣れたリグのままである。

 そうそう,気温変動が当日は激しく,6時頃は13℃,8時には20℃を超えるという日だったので,ヘロヘロに歩いた後は汗ビッショリになり,結局11月にも関わらず半袖1枚で釣りをすることにした。

 そして運命のポイント。「水がなんともドロのような濁り...」とも感じたが,一応アシ際にルアーを入れた。すると,
     「ツツツツ....」
ラインが動いた。


来ましたよ。1匹目。ベイトフィネスリールはシマノに変更。

 いやはや長かった。朝から2時間半,ウロウロしながら歩いて,ふと気になった水路でポトリと落としたら釣れた。標題がまさにこのときの感情である。

 1匹釣れれば,普段も落ち着いているが(出家なれしている),更に落ちついて攻める気になる。といっても,またもやひたすら歩きながらピッチングの繰り返し。そして見つけたのが橋桁。もしかしたらということで際を探ってみると,
    「ツツツン」
ときたが空振り。もう一度ワームをセットしなおすと,今度はグッと重みが伝わる


良い感じで2匹目。

 しかしまあ,釣れるのがかなり不思議な感じである。もうこういう水路,それも水の色がドロのようになっているのにもかかわらず,バイトがちゃんとあることに。そして,ダウンショットならではのトラブルにも閉口....


釣れるといつもこれだ。ワームの寿命が短い。
解決法はないんですかね。

 まあこれは,オズマのリーダーセットが長いからかもしれない。シンカーは3.5gだったか。

 そしてしばらくノーバイトの猛攻。やはり夏とは違うのか,それともこの水路が終わっているのかわからないが,シャローに魚を発見することができないでいた。

 小移動をして,夏に入れ食いになった水路に行ってみた。前回とは異なり,水があるようである。かといって魚がいる保証はないが,やってみよう。

 アシ際にスポッと入る。と同時に,ギラっと魚が光った。もしかしてと竿先を見ると微妙な重さがある。


いい感じじゃない。これで3匹目。

 時計を見るともう11時近い。真夏の暑さなら体力消耗が激しい時間帯だが,今日はなんというか変な暑さである。事実,下のような風景が広がっていたし。


これが11月の水田。また穂が出ているんですが。

 何年か前にもこういう風景に出会ったことがある。しかしまあ,今年はこんな感じでやはり全体的に温かいのだろうか。バスのぬくもりはそれほどではないのだが....。

 この後は,東京ではできないプロショップ巡り。すると,例のレボLTXの話が聞こえてきたのであった。それは,常連さんと店長さんの会話だったが,まあ,オズマはアブが特別好きでも何でもないので...。でもね,シマノはいいんですよ。ヤッパリ。そんなわけで,年末にはダイワのベイトフィネスリールは手放しているだろう。自分にはマグブレーキは扱いが難しい。もう全部スコーピオンXTでいい。それぐらいこのリールとは相性がいいようだ。

 そして昼食をとり,昼寝をし,日没まで頑張る。まずは利根川水郷大橋下に行くとものすごいプレッシャー。だが,バスの活性は高くボイルが爆発していた。そこにスピナベのバジングをかましたが,無反応。ワームでも無反応。

 次は,長島川にも行ってみたが,アタリはないに等しい。何度かツツツン,と来るがギルだったのだろうか。実際,小規模水路でもアタリは何度も得たのだが,どういうわけかスッポヌケばかり。まあ,オズマのワームフックセットは林プロが言われる「オヤジ刺し」なので,そういうこともあるのだろう。

 それでも充実した1日だった。バスに出会えたことが嬉しかった。これからの水温低下はますます厳しくなるだろうけれども,ベイトフィネスで乗り切りたいものだ。

 あれ そういえば今年はスピニングで1匹もバス釣ってないゾ。まあいいか。このまま突っ走ろう。


【水郷11/5速報】久々でしたが3本です!

2011年11月06日 06時39分39秒 | 2011オズマのバス釣りレポート

 久々に釣りにいけました。毎年ですがこの時期,釣りにいくこと自体に苦労します。

 結果は3本。意外なところで釣れました。自分でも「居たらオモロイナ」と思って投げたところばかり。

 ちなみに,オールスター会場周辺の利根川,とにかく護岸が崩れてます。ボイルまであって,魚の活性は高そうでしたが,あと2週間でどれだけ水温が下がるか....。

 久々の魚の写真つき,だらだらレポートはあらためて更新します。

 それにしてもバスが釣れるだけで幸せになるのだから,冬も管理釣り場とかに行ったらええのかな....,と思うのですが,管理釣り場が水郷より遠いので,もうその時点でダメっすね。


2011/10/24 水郷 「代休出撃は....」の巻

2011年10月24日 15時54分41秒 | 2011オズマのバス釣りレポート

 結論から書くと出家した。久々の出家である。全然すがすがしく.......ネエ!

 この代休は当初から決まっていたので,天候次第で出撃予定だった。雨が降らないことだけを期待して。

 そして水郷にマズメに到着するとすでに北風がスゴイ。さらには,いつものポイントがど茶濁りで,「1日クランクを引きまくる」戦略は崩れた。

 それでも釣りのできるポイント,具体的には横利根なんぞにも行ってみた。冬以来だから半年は来ていないんじゃないか。水の色はいい。水も冷たくない。しかし,ワームもクランクも何も反応なし。実際,バスボートで釣っていた人も,まったく反応が得られていないようだった。ただ,やけに派手なエバグリのボートがあった。なんとなく菊元プロのように見えたが気のせいか。

 明日は仕事なので,半日勝負。一発を狙って,霞ヶ浦の通称「一発ドック」へ。ここは,その昔,40UPしか釣れないポイントだった。しかし,それは大昔の話だ。20年も経過すれば変わっている。というか,状況がよくないのか,バサーを数人見かけるも誰も反応なし。

 11時。ちょっと早いが終わりにした。

 しかしまあ,例年この時期,意外と水温があるのに釣れないときがある。バイブレーションは効かない,ライトリグもありえない,春の水温が上がってくるときの20℃は釣れるが,秋の下がっていく20℃は釣れにくいのだろうか。

 それにしても完全出家。3週ぶりの水郷は,冷たくなっていた。夏の入れ食いが嘘のようだ。もうあの水路には水もないのでバスも居ない。

 さて。次回はいつか。まったく得られるものがなかったようだが,スーパーイラプション,たしかにブルブルするWウィローだった。これは使える,と思ったのだけはたしかだ。

 今週も疲れるので更新はほとんどありません。ではまた。