週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

「明日は最終戦!」&「11月のブログインデックス」

2007年11月30日 | アルビレックス新潟

いよいよ明日は今年の最終戦です。2007年のアルビレックス新潟のゲームも最後。目標の7位以内を達成するためにも、J1昇格後初のラストゲーム勝利の喜びを選手とサポーターで分かち合うためにも、絶対に負けられない一戦です。

相手にチームに慎吾がいるというのも何か因縁を感じます。

今日の画像は、アルビ最後のゲームとなるシルビーニョ選手のインタビュー(BSN「アルキン」)です。頭と顔に変なモノがついているのは、マルシオの誕生日をブラジル流に卵と小麦粉でお祝いした名残です。

「あぁ、シルビーニョは最後なんだな」「もしかしたらエジも最後になるかもしれないんだな」と考えると、明日のゲームは本当に感慨深いですね。

そんな僕らの悲しい気持ちを知ってか知らずか、これです。

やけに明るい鈴木監督。2年契約が決まってご機嫌なのかな?
明日も精一杯応援させてもらいますよ。キックオフぎりぎりしかスタジアムに行けないけどね。今シーズンをいい形で締めくくりましょうね。

さて、今日で11月も終わりです。今月もこの「週末はアルビレックス!」を、毎日更新することができました。これも皆さんからの温かいコメントに励まされたおかげであります。ありがとうございました。それでは「11月のブログインデックス」です。今月は気に入ったエントリーはあったでしょうか?1か月を振り返りながらお楽しみください。見逃したエントリーもあったら読んでくださいね。

1日(木):サテライト:ザスパ戦 in 市陸
2日(金):最後の1枚
3日(土):溢れ出る向上心
4日(日):今日は屈辱の敗戦を受け入れよう!
5日(月):まるごと好きです!アルビ!
6日(火):「そら豆」から「平和」へ
7日(水):確かな成長力
8日(木):新潟交通バスとヨコハマタイヤ
9日(金):この涙についていく!
10日(土):エジのメモリアルゴール! in FC東京戦
11日(日):選手アニメに勲がついに登場!
12日(月):サッカー講座とコシヒカリ
13日(火):「異常貴章」に大笑い
14日(水):恥ずかしい本
15日(木):河原株、急上昇中!
16日(金):ベテラン寺川
17日(土):カレンダーの憂鬱
18日(日):いざ日産スタジアムへ
19日(月):横浜の風は冷たかったがボクらのハートは熱かった!
20日(火):鈴木監督の不可解な行動
21日(水):考える男:千葉和彦
22日(木):会話の糸口はアルビから
23日(金):マルシオの希望をかなえよう!
24日(土):4月の借りを返すぞ!
25日(日):90分のための15時間
26日(月):宿命とはいえ悲しい季節だ!
27日(火):癒しの矢野貴章
28日(水):華麗なる貴章の舞
29日(木):鈴木監督の続投とアルビレックスのカラー
30日(金):11月のブログインデックス

さらに昨年および今年の1~10月の記事はこちらです。
見逃した記事はありませんか?ぜひご覧になってください。

2007年です!
10月の記事
9月の記事
8月の記事
7月の記事
6月の記事
5月の記事
4月の記事
3月の記事
2月の記事
1月の記事

2006年です!
12月の記事
11月の記事
10月の記事
9月の記事
8月の記事
7月の記事
6月の記事
4月~5月の記事
1月~3月の記事

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鈴木監督の続投とアルビレックスのカラー

2007年11月29日 | アルビレックス新潟

今朝の新潟日報スポーツ欄に、「鈴木監督続投」の見出しがありました。正式な発表は後日になるようですが、鈴木淳監督が来季もアルビレックスの指揮を執ってくださることが決定し、しかも複数年契約らしいということがわかり、安堵に胸をなでおろしています。

だって何日か前だったか、「横浜FMが鈴木監督に監督要請」みたいなニュースが流れていましたからね。その頃は「横浜FMはエジも狙ってる」みたいなニュースもあったので、「このヤロー!エフマリめ!」みたいな気分になってたし、「鈴木監督がいなくなったらどうすんだよ、まったく!」って不安でしょうがなかったですからね。

なんたってモンテディオ山形時代から「若手育成の手腕」には定評のある鈴木監督です。来シーズンに向け、高校出のルーキーと6人も契約したアルビレックスですから、肝心の鈴木監督がいなくなったんじゃ困ってしまいます。

アルビのサポになってまだ日の浅い(たった4年)のボクですが、つくづく「僕らは幸せだなぁ…」って思うのは、「監督に恵まれている」ってことと「外国人選手に恵まれている」ってことです。

ソリマチンと淳さん

いつだったか反町監督が「石を投げつけられるようにシーズン途中で退団する監督も少なくない中で、惜しまれて去る自分は幸せだ」みたいなことを言っていましたが、反町監督にしても鈴木監督にしても、アルビレックスは本当に監督に恵まれていると思います。

言動が派手でパフォーマンスも得意な反町さん。理知的なムードを醸し出しつつも、実に情熱家で涙もろい。ホントに素敵な監督でした。アルビの監督を踏み台にオリンピック世代の代表監督として活躍する姿も、僕らにとってはとても嬉しいし誇りであります。

一方、一見地味でインタビューもワンパターンの鈴木監督。就任して2年ですが「ボールも人も動くサッカー」という多くの他の指揮官も口にするセリフと、「Enjoy football」くらいしか鈴木語録は思い浮かびません。ですが、チームは確実に変わりました。そして今シーズンはアルビ初の一桁順位を確定しています。

よそのJリーグチームを見ると、シーズン途中で指揮官が替わったり、短期間で辞めていく監督も少なくありません。そんな中で、反町監督の5年に次いで、鈴木監督も就任3年目に突入し、しかも「複数年契約」という長期ビジョンに立ったチーム作りを進めてくれること、「軸足のぶれないチーム育成」という面から、本当に嬉しく思います。

ファビーニョの魂とシルビーニョのハート

「アルビレックスの外国人選手はすばらしい」って他サポからもしばしば指摘されることですが、本当にそう思います。今シーズンのエジミウソン、シルビーニョ、マルシオの3選手はもちろんですが、ファビーニョにしてもリマにしてもマルクスにしても、サッカーの技術だけではなく、人間的にもすばらしい選手ばかりです。これはもう神田先生たち強化スタッフの皆さんの眼力の高さなんでしょうね。

他チームのことを引っ張ってきては恐縮ですが、今年の「○ンバの○グノ○ウベス」みたいにチームが優勝争いをしている時に勝手なことをして解雇されたり、数年前の「ヴィッ○ルの○ル○ン」みたいに人気者を引っ張ってきたのに使い物にならなくてすぐ帰国したり、今年だって「あの外国人いったいどうしたの?」って感じで途中解雇された外国人選手は少なくありません。

去年の最終節・大宮戦、既に解雇の決定していたファビーニョの魂のゴールの感動を思い出します。そして今シーズンのシルビーニョ。明後日の大分戦が彼にとってのアルビレックスでのラストゲームとなります。ですが最終戦を前に、シルビーニョの気迫が十分であることは、さまざまなメディアから聞こえてきます。シルビーニョは明後日の最終戦で、間違いなく僕らサポーターの前でハートフルなプレーを見せてくれると確信しています。

「アルビレックスは外国人選手のサッカー技術だけでなく、性格についても考慮して選手を獲得している」ということを聞いたことがあります。派手な選手を金にものを言わせて引っ張ってくるのではなく、堅実で日本のサッカーにマッチした性格のよい選手を、「泥臭いアルビのサッカー」にマッチする選手を引っ張ってくるという伝統を、来シーズンもぜひ継続して欲しいと願っています。

「アルビレックス新潟」という僕らのチーム。監督人事にしても、外国人選手の獲得にしても、他のJリーグチームに胸を張って誇りたいくらいの素晴らしいチームカラーを創り出していると思います。本当に嬉しいことですね。

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華麗なる貴章の舞

2007年11月28日 | アルビレックス新潟

県外在住のアルビサポの皆さんに大サービス!
2日連続で新潟県限定発売雑誌の貴章関連記事の紹介です!

今日紹介するこの画像、名付けて「華麗なる貴章の舞」であります。いかが?

この画像は、新潟県内に今日発売の隔週雑誌「WEEK」(ニューズライン社)の「アルビレックスニュース」のコーナーに、2ページぶち抜きで掲載されていた写真です。まるでバレリーナのように美しくピンと伸びた貴章の左足、惚れ惚れしますね。まるでピッチで舞う白鳥のようでさえあります。

貴章にはオレンジのユニフォームだけでなく、アウェイ用の白いユニフォームもよく似合います。まさに「白い貴公子」って感じ。アンダーパンツも今回はきちんと白だしね。その姿、気品があります。その肢体、しなやかであります。その表情、涼しげで優しげであります。えぇい、奥さん&お嬢さんたちに大サービスだ!

超アップのこの写真、「怒髪天をつく」って感じですか?それとも「スーパーサイヤ人」でしょうか? 「またひとつ貴章の魅力がベールを脱ぐ」って感じですね。

昨日アップした「癒し系・貴章」、そして今日の「華麗なる貴章」。いずれも貴章の姿ではありますが、ピッチで見せる貴章の姿は泥臭く、ひたむきで、一生懸命であります。このギャップ、アンバランスが貴章の魅力でもあります。

今回のこの写真は前節の横浜FM戦のものですが、これについていた見出しは「惜敗も確かな手応え」でありました。このブログにも書いたし、多くのブログや新聞雑誌の記事にもあるように、横浜FM戦は見ていて本当に楽しくなるゲームでした(負けたという事実だけを除いて)。かつてはJリーグを連覇し、伝統と歴史のある頂点を極めたチームを相手に、こういうゲームができるところまでアルビレックスも成長したことを自覚できるゲームでした。

そして、そんなわがアルビレックスの中で、初の代表選手として頑張る貴章。今シーズンも楽しませてもらいました。目標の2桁得点を達成するには、最終戦でハットトリックをしなければなりませんが、達成の可否はともかく、貴章が達成を目指して90分間また頑張りぬくことだけは間違いありません。

僕らもいつものように、時に元気づけ、時に叱りつけるように、「ヤ・ノ・キショー」と拳を振り上げ鼓舞したいと思います。

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癒しの矢野貴章

2007年11月27日 | アルビレックス新潟

「Komachi」っていう雑誌は普段はあまり買わないのですが、今月号ばかりは買ってしまいました。「これは『サッカーアイ』か?!」と錯覚するような、ビジュアル系・矢野貴章が特集されておりましたよ、今月号の「Komachi」には。

まぁとにかく特集を飾る数枚の写真は、ピッチ上からは想像できないようなリラックスムードの貴章の表情です。ちょっと髪が伸び、お洒落な感じで食事をしたりヘッドスパで癒される表情は、まさに「戦士の休日」。茶色のパンツと黄色い長袖のTシャツ姿は、キリンをイメージしたのでしょうか?

ヘッドスパの丸顔のお姉さんと微笑みながら、「今日は癒されに来ました」とか「こんな大きな鏡が欲しいな」などと、優しい表情でお話をする貴章。こういう特集記事を組まれると、中高生などの女性ファンが増えるかもね。どちらかというと若いお嬢さんたちは、ヒロシ、亜土夢、北野って感じの路線ですよね。貴章ファンは「熟女」ってイメージがありますしね。ヘッドスパの丸顔のお姉さんも、とても嬉しそうに貴章とお話ししています。

HAPPYになるためには、やり続けること

与えられたことに全力で取り組み、
うまくいかない時はあきらめずに
それでよかったか”再考”することが大切。

時には悩むこともある。
でもそれをどう乗り越えるかを
常に考えてきた。

貴章君、なかなかいいことを言っております。

それにしても、ピッチ上のひたむきな闘志溢れるプレーとは対照的な、穏やかな表情と優しさに溢れた特集記事でした。

貴章がヘッドスパで気持ちよさそうにしている写真を見て、「ボクも行きたいなぁ」と思ってしまいました。頭皮のケアやマッサージをしてもらうって気持ちいいでしょうね。遺伝子的にも「ハ○」が気になる八百政ですので、今度機会があったら行ってみたいと思います。

今日の結論。貴章が「サッカーアイ」に大きく登場する日も近い!

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宿命とはいえ悲しい季節だ!

2007年11月26日 | アルビレックス新潟

昨日の夕方、アルビレックス新潟から「契約満了する選手」5名が発表されました。「契約満了」というと聞こえはいいけど、実際には「戦力外通告」です。

シルビーニョ
三田光
田中秀哉
吉澤正悟
六車拓也

画像のように、今朝の新潟日報にもこのニュースがでっかく掲載されていました。別にインターネットやモバアルを軽んずるわけではないんだけど、新聞に活字として報道されると、「う~ん、ついに今年もこの日がやってきたか」と寂しい気持ちで胸がいっぱいです。

サッカーチームとしての来季以降のビジョンやチーム戦略があるわけですから、毎年の選手の入れ替わりは当然のことです。「戦力外通告」や「移籍」は、"あるのが当然"だと言うことも理解しています。しかし、本音としてはやっぱり寂しいです。シルビーニョや光はもちろんだけど、秀哉、正悟、ムグの3人も、サテライトゲームやキャンプで何度もその姿を身近に見ているだけに、感慨深いです。

5人とももちろん現役続行を希望しているわけですから、新しいチームが決定し、来季に飛躍してくれることを期待しています。船越みたいに新チームで活躍し、またビッグスワンで闘うことができるようになると嬉しいですね。もちろん「かつてアルビに在籍した選手」には特別な思いをもって拍手を送りたいと思います。

チームを去る選手があれば新しくやってくる選手もいます。

大野和成(アルビユース)
長谷部彩翔(アルビユース)
川又堅碁(愛媛県立小松高等学校)
鈴木大輔(星稜高等学校)
木暮郁哉(三菱養和サッカークラブユース)
フィッツジェラルド・マイケル・ジェームズ(成立学園高校)

いずれも高校出のルーキーが6人、新加入選手としてアルビレックスにやってきます。年代別の代表選手や高校サッカー界で活躍する選手も多いらしいです。新加入選手の「浦和からも誘われたけど新潟を選んだ」なんていうコメントを見たりすると、嬉しくなりますね。

現在、期限付きで他チームに移籍している選手もいます。ぜひ戻ってきて欲しいのですがどうなりますか?

鈴木慎吾(大分)
デビットソン純マーカス(神戸)
藤井大輔(草津)

いや~この前、大分を降格から救った慎吾のフリーキックにはしびれましたね。すばらしかったです。

慎吾とは最終戦でビッグスワンで闘うわけだけど、もちろん大きな拍手で迎えたいです。「慎吾が1点とってアルビが3-1で勝つ(貴章2点+エジ1点)」っていうのが八百政的理想なんですがね。もちろん、慎吾からは絶対に来季はアルビに帰ってきて欲しいです。

今年、他チームからアルビに期限付きで来ている選手もいます。

マルシオ・リシャルデス(サンカエターノ)
深井正樹(鹿島)
松下年宏(ガンバ)

この3人、ぜひとも来季もアルビでプレーして欲しいですね。特にマルシオの獲得(完全移籍)には、フロントもおそらく全精力を傾けて交渉中だと思います。なんとしても実現させてほしいです。深井も松下も、ぜひ来季もプレーして欲しい選手です。

さて、問題はここからです。

これ以外の選手たちの中にも「他チームからのオファー」という美味しいエサがまかれ、自分のスキルアップや活躍の場を求めて移籍する選手が出てくる可能性があるわけです。マスコミで騒がれている「エジミウソンの浦和への移籍?」などの憶測は、これになるわけですよね。エジ以外にもちょっと心配な選手がいますよね。どうか、みんなアルビに残ってくれますように!

さらに、新潟からも当然他チームの選手にオファーが出ているはずであります。シルビーニョ(やエジミウソン)に代わるプラジル人選手はもちろん、一昨年の貴章や永田、昨年の坂本や千代反田のように、チームの核となる選手の獲得に神田先生は動いているかもしれません。もちろん、完全移籍だけではなくて、マルシオや深井のような期限付移籍も含めてね。

最初の話に戻りますが、毎年の選手の入れ替えはある意味でチームの宿命です。寂しく悲しい別れも当然ありますが、僕たちはそれを受け入れなければなりません。でも、また新しいワクワクする出会いがあるのもまた事実。どんな状況になろうと、僕らがアルビレックスをサポートし、愛し続けることには変わりはないのであります。

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90分のための15時間

2007年11月25日 | アルビレックス新潟

2週続けて日産スタジアムに行ってきました。今回は新潟交通「くれよん」のバスツアーであります。11台のバスを連ねて新潟から横浜へ。キックオフ3時間前に到着予定だったので、「ラーメン博物館で美味いラーメンでも食うか」と計画も立て、勇んで出かけたのであります。

「環八」大渋滞でスタジアム到着はキックオフジャスト!

朝6時10分に長岡インターでバスに乗車。順調に関越道を走っていたんですが、高速を降りて環八を抜けるのに大渋滞に捕まりました。途中で「ラーメン博物館はあきらめよう」から「キックオフに間に合うといいがなぁ」に気持ちは変化し、さらに「オネガイ!もれちゃいます!」という切実な願いに。みんな平静を装っていましたが、話す口元が引きつっていた人多数アリでしたよ。

それにしても渋滞を抜けた後の運転手さんの運転たるや、神業でした。きっと運転手さんも焦っていたんでしょうね。でも乗客も誰一人文句も言わず、「しょうがないよ渋滞だもの」とおおらかな気持ちで集団がいるっていうこと、新潟県民は(アルビサポは)みんな素晴らしいですね。感心してしまいました。

バス到着後のスタジアムのトイレは長蛇の列でした。とりあえずボクは1時55分に席を確保。キックオフにはかろうじて間に合いました。しかし八百妻がゴール裏にたどり着くことができた時には、もう既にボールは動き始めていました。

あのー見えないんで座ってもらえませんか?

遅く来ちゃったので、僕らの席はゴール裏よりかなりバックスタンド寄りでした。いつもの調子で立ち上がって声を張り上げていましたら、うしろから声をかけられました。「あのー見えないんで座ってもらえませんか?」「はっはぁ」確かに僕ら2人のまわりには立って応援している人たちは6~7人くらいしかいません。「あれ?日産スタジアムって立っちゃいけないんだったかな?」とも一瞬思いましたが(等々力で勘違いしたこともあったし)、そうでもなさそう。口論するのも嫌だし、座って応援なんてできるわけないんで席を移動することになりました。立って応援している同世代くらいのご夫婦の隣に2つの空席を発見したのでそこに移動。中心部からはますます遠ざかってしまいました。いやいや、応援はハートだ。隅っこからでも熱い気持ちを送るぜ!

惜しかった!貴章のヘッドとエジのループ!

ゲームは終始アルビのペースでしたね。寺川やマルシオがいいパスをどんどん繋ぎます。セカンドボールもガンガン奪いに行っていたし、「今日はいいぞ!」って感じでゲームが進みました。そうそう、中澤のボンバーヘッドにヒヤリとしたシーンもありましたけどね。

しかし、決定的に惜しかったのは坂本隊長のクロスにドンピシャリのタイミングでヘッドで合わせた貴章でした。絶対に「決まった!」と思ったのに、榎本が神懸かりセーブをやってのけました。残念!

さらに、エジの技ありのループシュート。フワリと浮かせてこれまた「決まった!」と思ったのに、これまた榎本め!本日2本目の神懸かりセーブであります。このヤロー

切れるな!抑えろ!エジミウソン!

後半、エジが河合のプレーにかなりエキサイトした場面がありました。興奮して河合を突き飛ばしたようにも見えました(その前の河合のプレーに審判はファールをとったのですけどね)。エジは自分の足を指さして、さかんに副審にもアピールをしていました。アルビの選手たちは必死にエジを止めていましたね。僕らゴール裏からも「エジ、おさえろ!」「エジ!我慢しろ!」って大声が飛んでいました。なんかマリノスの選手はエジのそんな性格を知っていて、数人でエジを挑発しているようにも見えましたね。ボクも内心レッドカードを覚悟していたんですが、イエローでホッとしましたよ。

仮に来シーズン、エジが別のチームに移籍したとしても、きっと各チームはエジの精神的な弱点として挑発してくるような気がします。エジは毎日牛乳を飲んで、小魚を食べるように!カルシウムの摂取のために、スナック菓子とコーラは控えるように!

あぁシルビーニョ!なぜ君はそこにいる?

両チームで唯一の得点シーンは、後半37分でした。横浜の河合(またこいつだ)が放ったシュートに、北野は間違いなくシュートコースを見極めキャッチの体勢に入っていました。しかし、まるで子どもが川面で石を投げて「水切り」をして遊んでいる時の石のように、河合のシュートはシルビーニョの身体に当たって方向を変え、ゴールに吸い込まれました。北野一歩も動けず。「あれ?何?今の」「何が起こったの?」アルビゴール裏はキツネにつままれたような感じ。あぁシルビーニョ、なぜ君はそこにいる?って感じ。まぁ、交通事故のような失点だったわけだけど、交通事故だって気をつければ未然に防ぐことはある程度できるわけだから、やっぱ相手が1枚上だったのでしょう。

「負けは負け」だけど、いいゲームでした!

こんなことを書くと「でも負けたらダメでしょう」って反論も聞こえてくると思うけど、昨日のアルビのサッカーは見ていて楽しいサッカーでした。それはボクだけではなく、ゴール裏の多くの人たちが感じていたということがゲーム後や、帰りのバス内での空気でわかりました。もちろん僕たちも挨拶に来た選手達に惜しみない拍手を送りましたとも。

事実、昨日の横浜FM戦は絶対に落としたくないゲームだったし、なんとしても勝って5位にしがみつきたいゲームでした。でも、選手の気迫は伝わってきたし、僕らの気持ちも少しは選手の力になったと思います。僕らが応援しているアルビレックスとサポーターの関係というのは、単に勝負の結果だけに左右されるようなモノではないような気がします。

実際、たった90分間のゲームために、昨日なんて往復15時間もかけて応援に行くわけです。でもね、負けたって「あぁ行ってよかったなぁ」って心底思っていますよ。これって、言葉ではなかなか伝わらないと思うんだけど、決してマゾヒスティックな意味ではないんですよ。あのスタジアムの中で選手に声援を送る、選手がそれに応えて必死で頑張るって感じ。これなんです。

隊長から千葉へのアドバイス

あんまり鮮明な画像ではないんですが、ハーフタイムでロッカーに戻る時に坂本隊長が千葉になにやら一生懸命アドバイスをしていました。「いいぞ千葉、その調子だ」「はい先輩」「後半も遠慮せずガシガシ行けよ」「山瀬にな、仕事させるなよ」「坂田も嫌らしいから気をつけろ」みたいな会話をしていたんでしょうか?でも何だか、とてもいい雰囲気でヨカッタです。やっぱり坂本隊長はアルビレックスの精神的支柱ですね。

泣くな貴章!次がある!

9月22日の鹿島戦以来、丸3か月間ゴールのない貴章。昨日も決定的なヘディングを榎本に止められるなど、ゴールをあげることができませんでした。1週間前の横浜FC戦でもそうでした。今季の目標である「2桁得点」も、最終戦でハットトリックをしないかぎり実現不可能です。

心なしか歩く姿もうつむき加減だし、ゲームの後半に河原と交代させられるシーンも珍しくなくなりました。ゲーム後のゴール裏への挨拶でも、元気がありません。

しかし皆さん、最近のゲームでは、貴章に決定的なチャンスがめぐってくることが今まで以上に多くなってきているのに気がついていますか?「決定的なチャンスをはずしまくる貴章」というとらえ方も一理ありますが、「決定的な場面を作ることができるようになってきた貴章」というポジティブなとらえ方もまた真理なのです。

矢野貴章は、まちがいなくこれからのアルビレックスを背負っていく看板選手です。明日を信じ、来季を信じ、応援を続けましょう!

以上、横浜FM戦のゲームレポートでした。

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4月の借りを返すぞ!

2007年11月24日 | アルビレックス新潟

皆さんおはようございます。さわやかな朝をお迎えでしょうか?まだ朝の5時です。外は真っ暗です。僕らはこれから新潟交通「くれよん」のバスツアーで、2週続きの日産スタジアムにまいります。

今回の横浜FM戦。あちらさんにとっては「ホーム最終戦」ということで、相当気合いを入れて来るとは思いますが、残念ながらわがアルビレックスにも絶対負けられない事情があります。

リメンバー「2007.4.28」なのであります!

今季は大崩れしなかったアルビレックスが唯一大崩れしたゲーム。しかも、ホームで6-0の屈辱を味わわされたゲーム。それが4月28日の第8節:横浜FM戦でした。

まさかの大敗。しかも、今季のホームゲームで初めて晴天に恵まれたゲームで、41,283人という、今季それまでで最高の観客数を動員できたこのゲームで、6-0の大敗。サポーターも興奮し、怒りまくっていました。

ボクの記憶を辿ると、確かこのゲームは坂本のペナルティエリアでの「ハンド」から相手に得点を与え、その後ズルズルと得点をされたのでした。後半はもう、マリノスにとっては面白いようにカウンターが決まりまくっていましたよね。それでこの図です。

「坂本!お前が悪いんじゃない!」そんなサポーターの声も飛び交ってはいましたが、この責任感の強い坂本隊長は、その晩は眠れなかったそうです。

昨日のアルキンでもマルシオが言っていました。「前のマリノス戦ではぶざまなゲームをしちゃったので」ってね。

そうなのです。明日の横浜FM戦は、わがアルビレックスにとっても「特別なゲーム」なのです。僕らサポにとってももちろんですが、選手達もいつも以上に熱い気持ちをもって闘ってくれることと思います。そして、ビッグチーム:横浜FMをアウェイできっちり倒してこそ、Jリーグ5位のチームとして、来季こそ優勝争いに絡むことのできるチームとしての地位が確立するのです。

絶対に勝つ!

さぁみんな、気合いを入れていきましょうぜ!

ゲーフラOK! フリースOK! スキーウェアOK! ホッカイロOK! 毛糸の帽子OK! ビールOK! おつまみOK! 水筒に入れた焼酎のお湯割りOK! ラーメン博物館の地図OK! それじゃぁ、行ってきます!

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マルシオの希望をかなえよう!

2007年11月23日 | アルビレックス新潟

今日のBSNテレビの「アルキン」は、最近ダイバスターに出演したマルシオ選手の特集でありました。

いろいろとインタビューされていたマルシオ。移籍問題に話題が移った時に、はっきりと言いましたよ。

僕の気持ちとしては、当然残りたい!

いやぁ~嬉しいよ、マルシオ!その後「契約の問題があるから、どうなるかわからない」というコメントももちろんあったけど、こりゃもうマルシオの希望をかなえることができるように、みんなで頑張りましょう。(ところが、どう頑張ればいいのかわかりません。誰か教えて!)

「新潟のすべてが好き」
「奥さんは水族館(マリンピア日本海だね)がお気に入り」

嬉しいことを言ってくれますね。明日の横浜FM戦ではエジかマルシオがゴールを決めたら(エジと一緒に)カニダンスを踊るってテレビで公約したマルシオ。明日は有言実行していただきましょう。カニダンスはできれば、エジと一緒にゴール裏でやってもらえると嬉しいけど。ついでに坂本と勲にもさせてね。貴章にやらせたらもっと最高ですよ!「僕はまじめに見られるけどお茶目だってするさ」ってインタビューで言ってたけど、そのことはサマ-フェスタの時の黄レンジャーの着ぐるみで実証済みですよね。

アルキンでは、今シーズンのマルシオの活躍ぶりを映像でも振り返っていました。懐かしい場面の連続でしたね。

この、ゴールをゴールを狙う鋭い視線。まさに「ハンター」ですね。これは6月の神戸戦でのフリーキックを決める直前ですね。

これは2ゴールを決めた広島戦。興奮しましたね。フラビオコーチに抱きついて、歓喜のガッツポーズです。このゲームについてマルシオはこんなふうに語っていました。

優勝争いに一瞬でも加われてすごく嬉しかった

そうでした。マルシオの2ゴールで勝利した広島戦後、アルビは3位に浮上したんでした。そうでした。一瞬でしたね。しかしマルシオ、来年こそは一瞬ではなく、年間を通して優勝争いができるチームになるようにアルビレックスをひっぱてくれよ。

 お願いしますよ、マルシオ様

とりあえず、明日は日産スタジアムで「カニダンス」を3回踊ってください!僕らも精一杯応援するからね!

 

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会話の糸口はアルビから

2007年11月22日 | アルビレックス新潟

わが家の親戚に不幸がありまして、昨日が通夜、今日が告別式でありました。一応わが家は本家ということで、5月に父が亡くなったわが家ですのでボクは一応本家の惣領。お寺さん(寺川じゃないよ)の隣の席で酒の相手をしたり、親族代表の挨拶をしたり、ちょっと気疲れしてしまいました。

当然、分家の親戚の中には知らない人も大勢いるわけで、初対面の人と話をするというのはなかなか大変なのです。会話の糸口が見つからないし。

ところが今回初めてお会いしたAさんが、アルビレックスのサポーターだということがわかり意気投合。故人を偲ぶことなどそっちのけで(亡くなった分家のじいちゃん、ゴメン)アルビ談義で盛り上がっちゃいました。

今日のことだけでなく一般的に、アルビの記事は新潟日報でもいつも大きくスポーツ欄に掲載されているから、スタジアムに足を運ぶことはなくても、アルビの試合結果に関心を持っている人は多いですよね。アルビレックスの話題に相槌を打ったり、会話に絡んでくる人も結構います。

ボクなんかも結構仕事づきあいの中で「アル中」を認知されているので、取引先の社長なんかの中には、「八百政さん、最近アルビ調子いいね」とか「エジミウソンのケガは大丈夫かね?」なんてことが挨拶代わりの方もいますね。

そういうことで、「アルビレックスの話題が会話の糸口になってコミュニケーションが広がっている」ってことを今日は言いたいのであります。新潟の文化として、サッカーが、そしてアルビレックスがしっかりと根付いてきているなと感じたしだいです。

ちなみに件のAさん。トップチームはもちろんですが、レディースにもかなり入れ込んでいる様子。「なんとしても一部に残留するための正念場なんですよ。八百政さんも一緒に五十公野に行きましょうよ。」と熱心に誘われました。

まぁGKの轟選手、不二家のペコちゃんみたいで好感を持っていますけど。

 

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考える男:千葉和彦

2007年11月21日 | アルビレックス新潟

今週は「サッカーマガジン」ですよ、皆さん。

われらが全力王子・千葉和彦選手のインタビューが、カラー2ページで特集されています。腕組みをしてちょっと太めに見える千葉ちゃん。「魅力的な存在になったなぁ」と八百政は感激ですよ。

いろいろなことが書かれているこのインタビュー記事ですが、特に僕の心に残ったのはインタビュー記事での次の千葉選手の言葉です。

今、ポリバレントとか言われていますけど、スペシャリストがいてこそだと思うんです。 

これ、確かにそうですよね。インタビュ-内では「センターバックのスペシャリストとしての千代反田選手」を引き合いに出していますが、「自分は難しいプレーができるわけじゃない」と言いながらも、「バランス感覚でプレーする」ことに誇りを持ち、「今まで一度も出場停止がないこと」にこだわっている千葉選手。僕らにとって間違いなく魅力的な選手であります。

いい特集記事を企画してくれた「サカマガ」編集部の皆さん、どうもありがとね。そしてこれからもアルビレックスをヨロシクね。

そうそう今週の「サカマガ」には、他にも「シリーズ・全国クラブ探訪記」に新潟市のグランセナ新潟FCが特集されていますし、得点王争いの特集記事「抜け出すのは誰だ?」にはエジミウソンの大きな写真が、さらに32節の戦評「ドラマチックJ」には「明暗を分けた『ジョーカー』」と題して、深井にスポットを当てた嬉しい記事がありました。さらに「J1全18クラブ:補強&移籍最前線」には、アルビの来季の構想が見え隠れ…。

今週、「サカマガ」は買いですね。

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鈴木監督の不可解な行動

2007年11月20日 | アルビレックス新潟

テレビでバレーボール男子のワールドカップをやっております。それにしても、植田監督と荻野選手の髪型ってスゴイですね。スポーツ選手であんなに髪をガチガチに固めてる人ってあんまりいませんよね。おっと、マルシオを忘れてたぜ。

さて横浜FC戦の後、新横浜の駅で娘と別れた僕たち夫婦は、横浜線から京浜東北線と乗り継いで東京駅に着きました。時計を見ると最終の一つ前の新幹線「Maxとき351号:20:52発」に間に合うことがわかりました。まだ発車までには30分以上あります。そこで夫婦それぞれが職場へのお土産を買って(上から読んでも下から読んでも「ごまたまご」ね)、腹ごしらえ用のいなり寿司を買って、21番線へと移動しました。

21番線には、僕らが乗る「Maxとき351号」の前に発車する「東北新幹線Maxやまびこ131号20:36発」が停車し車内整備をしていました。やがて車内整備が終わり、「やまびこ」に乗るお客さんたちが乗車口から乗車を始めました。僕たちが待っていたのは2号車の入り口前。もちろん「やまびこ」「とき」ともに自由席であります。

すると僕らの目の前に、黒いスーツに身を包んだ顔の黒い人物が現れたかと思うと、大急ぎで2号車に飛び乗りました。

「あっ鈴木監督だ」 「ホントだ」

あっと言う間の出来事でした。でも、間違いなくその姿はアルビレックス新潟の鈴木淳監督でした。僕らはあたりを見渡しましたが、アルビレックスの選手は他には誰もいませんでした。

なぜ鈴木監督は「上越新幹線」ではなく「東北新幹線」に?
なぜ鈴木監督は単独行動を?
なぜグリーン車ではなく自由席?
アルビの他の選手はどうしたの?

さまざまな疑問が僕ら夫婦の頭の中をよぎりましたが、「鈴木監督は何か突発的な事情ができて、単独で新潟ではなく仙台方面に向かうことになった」という結論にたどり着くのに時間はかかりませんでした。予定の行動ならグリーン席か指定席に乗るはずですからね。

問題は「突発的に仙台方面に行かなくてはならなくなった事情とは何か?」であります。鈴木監督はもともと宮城県亘理町出身で仙台向山高が母校です。選手生活を終えたのも確か「東北電力/ブランメル仙台」です。

「宮城県に住む家族や親戚に何かあった」や「ベガルタ仙台に何か特別の用事があるか」などが考えられるわけですが、アルビサポの僕たちとしては、後者の方が実に興味のあるところであります。

実際はどうなんでしょ?「まずはあと2ゲームに集中だ!」なんて口では言いながら、ストーブリーグのことも気になってしょうがない八百政でありました。

今日の画像は、9月のサテライト戦後にバスに乗り込む鈴木淳監督です。新幹線ではありませんので悪しからず。

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横浜の風は冷たかったがボクらのハートは熱かった!

2007年11月19日 | アルビレックス新潟

強行スケジュールの中、日産スタジアムの横浜FC戦に行ってきました。

スーツ姿でスタジアム入り

ボクは土曜も1日仕事だったのですが、日曜は朝イチの新幹線で東京へ。東京駅で女房と別れ、ボクは丸ノ内線の某所で仕事です。3時までの予定が2時で会議を切り上げることができ、横浜で遊んでいた女房と娘よりも、一足早く日産スタジムに到着しました。

アウェイゴール裏の南ゲートから入場すると、顔見知りのmackさんと遭遇。ボクの格好は仕事帰りなのでスーツにネクタイ姿です。「なんっすか八百政さん、その格好は」「オレは今日は仕事帰りなの」「そんな格好初めて見たんでビックリしましたよ」なんて会話をしながらスタジアム入りをいたしました。ボクだってこんな格好でスタジアム入りはめったにありません。(仕事帰りのビッグスワンの時はたいてい高速のSAで着替えるからね)

ボクの今回のカバンの中身は、仕事の書類よりも応援ウェア&防寒具でギッシリです。キリンのゲーフラ、ハイネックのシャツ、オレンジフリース、手袋、ポンチョ、フリースの上に羽織れる防寒上着。どんなに寒くなったとしてもカンペキです。いやそのはずでした。まさかあんなに寒くなろうとは。

それにしても、7万のキャパの日産スタジムにお客さんは7000は寂しいです。正直言って横浜FCのサポは少なすぎです。どう見てもボクらの方が人数が多いんですから。

ブログを見ていただきサンクス!

ゲームの始まる前にキリンのゲーフラを準備していましたら、うしろの席から声をかけられました。「キリンのブログを書いている方ですよね」「あっ見てくださっているんですかありがとうございます」20代後半くらいのカッコイイお兄さんと、連れの美人な奥さん(または恋人)でした。声をかけていただきありがとうございました。東京在住のアルビサポカップルで、学生時代を新潟で過ごされたんだそうです。もしこのブログを読んでいらっしゃったらコメント欄に一言どうぞ。

そんなこんなしているうちに女房と娘もやってきて、選手の練習が始まりました。さて、ここで感激的なシーンが2つありました。

俺たちのやまぐっちぃ!

まずはオーロラビジョンに横浜の山口素さんが登場です。この前ビッグスワンで貴章がやっていたヤツ、つまり「地球は今、異常気象で…」っていう環境問題の啓発映像を素さんがやっていました。「うわ~山口キャプテンだ!」早くも八百政夫婦は興奮です。

続いて選手紹介。ボクらはもちろん、山口素さんの選手紹介の時にはブーイングではなく拍手をするつもりで日産スタジアムに行きました。みんなはどうあれ、かつてアルビレックスを支えてくれた功労者である素さんに対して、ボクらはブーイングなどできません。そしたらなんと、ゴール裏全員の温かい拍手です。ちょっと感激しましたね。これ、いいですよ。ボクらはかつて一緒に闘った選手には拍手で気持ちを表しましょう。それが「アルビスタイル」になったら嬉しいな。

そうそう、素さんはゲーム後にアルビのゴール裏にあいさつに来てくれました。そして自分のスパイクをボクらの方に投げ入れプレゼントしてくれました。さすが素さん、侠気だねえ。ゲームが終わればノーサイドですよ。ボクらもとても清々しい気分になりました。素さん、ありがとう!

新潟の裸族

さて話は前後しますが、昨日の日産スタジアムはホントに寒かったです。ビール売りのお姉さんたちが気の毒になるくらい寒く、風も強かったです。これくらい寒いと、みんな身体を動かしたり大声を出したりしないとやっていられません。これはG裏にとってはいい傾向かもしれませんね(笑)。ボクらも絶叫しておりましたよ。

しかし、この寒い中で、こんなふうに燃え上がっていた皆さんもいました。風邪ひかなきゃいいけどね。

膠着の前半戦

ゲームはすでに皆さんよくご存知の通り、ゲーム終盤のエジの2得点で2-0で快勝しました。「快勝」って書きましたが、スコア上はそうですが内容的にはどっちに転んでもおかしくないゲームでしたね。あの三浦アツのフリーキックが宇宙遊泳せずに決まったりしていたら…結果は逆だったかもしれません。

アルビのサッカーも前半から悪くなかったとボクは思います。エジも貴章も何度もチャンスを演出していたし、坂本の鬼プレス、勲のミドルシュート、マルシオの絶妙のパス、北野の好セーブなど、見どころもたくさんありました。でも横浜FCもチャンスはたくさんありましたね。あのあたりの決定力のなさが降格の第一原因なのかもしれないけど、ことごとく詰めが甘かったですね。(人のことは言えないけど)

しかし、貴章はGKとの1対1をまたしてもはずしてしまいました。残念です。ホントに「ゴールを決める」ということ以外ではすばらしい力を発揮しているのにね、貴章は。目標の二桁得点はかなり厳しくなってきたけど、あと2試合に最善を尽くして欲しいです。

流れを変えた深井&河原

後半もアルビは押せ押せムードでした。でも、結果として寺川と貴章に代わって河原と深井が投入されて、ムードが変わりましたよね。特に深井は昨日のMOMだったと思います。キレのいい切り込みは残念ながら貴章にはマネできません。

深井のゴール前へのキレのいい侵入に、思わずファールをしPKを与えてしまったのがアルビの元キャプテンの素さんというのも皮肉でしたね。PK名人のエジがきっちきめて1-0。

さらに押せ押せのアルビ。後半ロスタイムにエジが2点目を決めて、勝利決定。女房とも、娘とも、まわりの皆さんとも、ハイタッチで感激を分かち合いました。いやぁ~幸せでした。寒かったけど。

ゲーム終了後の感激

ゲーム後、選手たちがゴール裏にあいさつに来ました。その中でも坂本の喜びようはボクらが見ていても嬉しくなりました。ホントに嬉しそうでしたよ。ヒーローインタビューのため、遅れてあいさつに来たエジもしっかりと挨拶していました。まぁ、来シーズンの去就はともかく、あと2試合でジュニーニョに追いつき追い越して、アルビの選手として得点王をとって欲しいです。がんばれ!エジ!

結局ボクら夫婦は新横浜で娘と別れ、東京駅から最終一歩手前の新幹線に乗ることができました。ところがここ東京駅で、思いも寄らない出来事の遭遇します。もちろんアルビ関係でね。この出来事についてはまた明日にでも。

朝早くから活動していたせいで、大宮あたりから二人揃って爆睡してしまい、あやうく乗り過ごすところでした。アブナイ、アブナイ。深夜帰宅し、翌朝の今朝は単身赴任先に帰ってきた八百政であります。今日はさすがに疲れました。そして眠いです。

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いざ日産スタジアムへ

2007年11月18日 | アルビレックス新潟

皆さんおはようございます。今日は日産スタジアムで横浜FC戦。「二週連続横浜ブイブイ」のスタートであります。

既にJ2降格の決まっている横浜FCですが、絶対に侮るわけにはいきません。個人技に優れたたくさんの選手を抱えているチームですし、あちらは既に失うモノは何もないです。しかも選手の中には「いいプレーをしてJ1チームへの移籍へのプラス査定にしたい」と考えるでしょうから、はりきって闘ってくることも予想されます。

昨年は降格チームに勝ち点を献上し続けたわがアルビレックスですが、今日はきっちり勝ち点3をゲットしましょうね。

八百政夫妻は、これから新幹線で上京します。八百政は丸の内で3時まで仕事です。八百妻は東京生活をしている八百娘を訪ね、一緒に東京&横浜で遊ぶそうであります。夕方からは久しぶりに(4月の味スタ以来ですね)親子3人でサッカー観戦であります。帰りは最終の(または1つ前の)新幹線。ハードな1日ですが楽しみですね。頑張って行ってきま~す。新潟に戻ってきたら雪景色…なんてことになっていないといいけど。

今日の画像は「簪(かんざし)職人ウッチー」のキラリと光る瞳です。今日のエントリーとは全然関係ないのですが、使ってみました。

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カレンダーの憂鬱

2007年11月17日 | アルビレックス新潟

2008年の「アルビレックスカレンダー」を、FC東京戦の勝利記念グッズとして購入しました。今年もなかなかステキなデザインであります。来年のわが家のリビングと寝室のカレンダーは、これで決まりです。

さて、とてもステキなカレンダーなのですが、このカレンダーを眺めつつ少し憂鬱な気分になっていることも確かなんです。きっと皆さんも同じ思いをしているのでは?

まず第一に…

 ノザがいない

アルビの顔、広告塔、守護神としてゴールマウスを守ってきた野澤洋輔選手。レギュラーポジションを北野に譲りはしましたが、そのフレンドリーなキャラクターは今でも人気絶大です。しかし、昨年のジュビロ磐田戦で大虐殺を喰らって以来、彼がJ1のゲームでゴールを守ることはありません。今年はついに一度も「オーレ!ノ~ザワヨウスケ!」のチャントを歌うことはありませんでした。それでも今年のカレンダーには、壁掛けタイプにも卓上タイプにもノザの勇姿と笑顔はあったのですが、今年はない。なんだか、嫌な予感がします。

そして次に…

 エジもシルビも
 マルシオもいない

これも心配です。来年のカレンダーに今年在籍しているブラジル人トリオが一人もいないって言うことは、総入れ替えってことですか?やっぱりエジは浦和に行くの?マルシオのアルビ完全移籍は難航しているの?シルビーニョはケガ以降のプレーがやはり心配なの?いろいろな憶測をしてしまいます。できれば3人とも、壁掛けカレンダーの7月以降の分に登場して欲しい!と熱望しています。

一方、期限付き移籍でガンバから来ている松下選手は、壁掛けにも卓上にもしっかり登場しています。「ガンバからアルビに完全移籍なのかなぁ…」と嬉しい予感が感じられます。同じく期限付きで鹿島から来ている深井選手の姿はなし。「深井は戻っちゃうの?鹿島に?それとも…」などと、こちらも心配です。

おっと忘れちゃいけない。もう1人「アルビの顔」を忘れていました。われらの18番・鈴木慎吾選手。大分から絶対に帰ってきて、来季はオレンジのユニを着てビッグスワンで大暴れをして欲しいと熱望しています。

カレンダーを眺めつつ、いささか憂鬱な気分です。しかし、そんなことを言っていてもしょうがない。今は「目の前の3戦を全勝して5位でフィニッシュ!」そのことだけに集中しましょう!

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ベテラン寺川

2007年11月16日 | アルビレックス新潟

今日の画像はスゴイね。7年前と現在の寺川能人選手の画像をドッキングさせてみました。「ベテランと若造」って感じですね。

今日のBSN「アルキン」は、J1出場200試合を達成した寺川選手の特集でした。入団当時からの様子を時系列に沿って語ったり、アルビレックスのチームカラーを語ったり、反町監督との衝撃的な出会いを語ったり。アルビレックスと共に生きてきたベテランのインタビューには、「歴史」と「重み」がありました。

「子どもがお父さんの仕事がわかるようになるまでは、サッカー選手としての仕事を続けたいね」「三歳くらい?わかるのは」「それまではしがみつきますよ」「36歳、ぎりやな」

木訥と語る寺川選手からは「サッカー職人」っていうムードが醸し出されていました。前節のFC東京戦では、ゲーム前からいきなり「誘われてフラメンコ・寺川」がゴール裏からは全開。それに応えて、素晴らしい動きでチャンスメイクする寺川選手でした。まだまだやれるぜ!

今シーズンもあと3試合。いぶし銀のベテランが、最後に大仕事をするような嬉しい予感がする八百政であります。

※オシム監督が脳梗塞で緊急入院とか。大丈夫でしょうか?

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