シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

カヤック出撃のモチベーションアップ法

2007年10月31日 | 雑記
結構良い魚を釣ったりすると、次はやる気満々で朝起きるし、微妙な天気も良い方向に解釈する。一日浮かべて撃沈(ボーズ)も、意外と気にならない。次の候補地から外すだけ。
でも天候悪化で30分で撤収したりすると、微妙な天気予報は悪い方向に解釈し、出撃を控えてしまう。1ダウンが実は数回のダウンに繋がる。
迷いがあるときに、何を見て勢いをつけるか。

私の場合、黄金伝説の無人島シリーズのビデオです。
よゐこの濱口が、冬の荒れた日、ウェットスーツに身を包んで海に向かう。仕事だし良い日を選べない。テレビを見ているであろう子供達に向かって、「みんな、俺よりマシ!!」
これを迷っている自分に照らします。
少しだけの天候悪化でビビッて撤収、獲物もなく、ずぶ濡れ。スロープで滑ってシリモチついでに、何かを壊し、悪態をつく。それでもアイツよりマシと思えるわけですね。
でもアイツは悪態つかないし、獲物を持って帰る。他にカメラマンを含むダイバーもいるから心強いんでしょうけど、冬の海に飛び込むだけでも私には異次元。尊敬してしまう。

 先日、時任三郎さんのシーカヤックの旅が放映された。
 経験豊富なプロと、2人の俳優の3人でカヤック。
 どうみても、プロと他2人は現地で初めて顔合わせ。俳優は随所に、冒険、冒険、といいながら、ふだんテレビで見ない顔なので暇なはずなのに、体力作りや練習も、まったくしないまま参加。ツアーガイド付きの、楽しい番組作りを冒険と認識している様子。
 実際、併走するカメラの船がエスケープの保険としてあるし、とても安心している。これはこれで、プロとしてはレベルを合わせるべき情報であり、他2人は間違っていない。

でも途中からおかしなシーンがある。腕が腫れて遅れる時任をほったらかして、プロは元気な1人と先に上陸してしまう。時任からは2人は見えず1人海上に残され、併走の船のスタッフに愚痴る。「1人じゃあ意味ないし、釣りとか遊びのシーンが撮れないよ」と。
なんじゃこりゃ。番組構成をスタッフに愚痴るシーンが入ってしまっている。それなら、参加者としてスタッフも映せよ。いきなり連日漕がされて、当たり前に弱りきっている俳優。何を伝えたいか、思いがちぐはぐ。
 俳優は、釣りとかウニとか食いながら、楽しみながら行きたかった様子。私も辛いのはいや。皆にシーカヤックを好きになってほしい。実は釣りをして、ガキみたいに笑っている時任三郎を番組のホームページで見かけたが、放送ではカットされている。眉間にしわをよせた顔が多い。
 途中から、「スポ根でもいいんではないか」と言い出す。あきらめというか、予想しない展開というか、事前にどう構成するかの打ち合わせもなかったみたい。

 終盤、シーカヤックだけではやり過ごすような天候で、プロがGOサイン。
 自力で漕げない時任を引っ張ってまで、プロは行ってしまう。自分で進路を保てない素人に、行けるか意志確認してどうするんだと思いました。少し前、若い俳優が時任を引っ張る申し出を自ら危ない行為と否定したのに。
 スタッフはプロに口を出さない約束だったらしいが、やばいと思って約束を破った。今まで映らなかった併走の船や心配するスタッフが、急にフレームイン。「危ない。もう止めましょう。死んじゃいますよ!!」
 しかし、プロは「ここまできたらもう引き下がらない!!」と連呼。他の2人やスタッフにも、ごうを煮やしているようにも見える。

 目的地まで漕ぎきってなんぼのプロ。他2人とスタッフは完槽が絶対必要だったのだろうか。 
 
 終わった後、時任が民族の悲しい歴史に涙を見せますが、実は家族の元に無事返れる涙に見えてしまいました。

 実際の話。カヤック単独だと、10キロ漕いで海が荒れだすと10キロ荒れた中を帰らないといけません。上陸地点すら限られます。いよいよとなったらあげてくれる船もいません。荒れ出すとエンジン付きの漁船やプレジャーボートはあっという間に帰ってしまい、カヤックは取り残されるのが普通です。

 このビデオ、私のカヤック出撃のモチベーションアップには、当然のことながら使えません。

 あの波でもシーカヤックなら行けるんだと思ってしまう人が、海に出ないことを祈ります。

10月28日 生駒をてくてく4

2007年10月28日 | 山歩き
 猪注意の看板のある高級住宅地を抜け、石切神社の商店街を一番上から見物しながら降りてくる。乾物や調味料、お惣菜、食堂、などなど。オコワの炊きたてが実に旨そうである。
 早春の時はあまり気にならなかったが、なんとも占い師の多いことか。ちょっとしたスペースで商売ができるし、当たるも八卦当たらぬも八卦。違っていても怒られない商売はなんともうらやましい。ハッケの漢字変換が八卦で良いかもこっちは自身がない。
 雑誌に登場していることを宣伝していたりすると、そこには順番待ちの人が数人。暇そうな店もある。テレビに出ているごく一部の有名人も最初はこんなだと思うと、一発当てるか否か、実にギャンブル的職業である。こういう職業の人が、人にダメだしして良いものかと疑問な私は、立ち寄らないのである。

 最後は、いつもの食堂。玉子とちくわのオデン、ビールで乾杯。次は11月末。生駒縦走、信貴山のハンコをゲットするとのこと。ガッツリコースである。
 しばらくは、海をてくてくの予定。でも無理せず楽しめるか判断して臨みたい。

 Geko201でデータを取り、カシミールに落とした。そこから先はぶっといテキストみないといけないので、また来週。

10月28日 生駒をてくてく3

2007年10月28日 | 山歩き
 帰りは再び、大阪側へ降りる。
 途中から、心もとない小道に反れる。かなり急なくだり。道幅も狭く、ぬれた落ち葉が危ない。利用が少ない道は荒れやすく危険である。
 行き止まりでも驚かない道の先に、水音と寺が出現。長尾の滝である。
 上に川らしいものがなく、地下水からいきなり滝になっているようだ。2段目の滝は、打たれて修行できるようにしつらえてある。
 少し前はこの逆を登ったとのこと。下ってもかなりハードである。

10月28日 生駒をてくてく2

2007年10月28日 | 山歩き
 暗峠で昼食。今回、屋外で雲ひとつない秋空を満喫しながら、カレーライスとビールで一休み。
 今年、3回目の生駒。慣れと気候のせいもあり、非常に楽チン。
 秋空、木漏れ日、どんぐり、猪の掘り返した後、少し色付いた紅葉の走り、秋を楽しむ余裕がある。雨の中、傘をさして汗だくで訪れた時とえらいちがいの暗峠でありました。

 

10月28日 生駒をてくてく1

2007年10月28日 | 山歩き
 どこの海も、昨日のイキナリ台風の影響で、波が治まらない。
予定通りハイキングに参加。

 11時、新石切駅から歩き始める。目指すは暗峠。
実は生駒と一言でいっても、大阪、奈良の両方からいくつもルートがある。
今回は、平岡神社横から、府民の森を経由する。
写真は、府民の森の施設内にあるジオラマ。携帯カメラなので、ぜんぜん見えないが、いくつものルートがあり、年間を通して日帰りハイキングを楽しむ人を、あきさせない。
汗をかくものの、少し休んでの動き出しがひんやり気持ち良い。ぼくらの広場もかなりの人。今日来ないでいつ来ると言った日。昨日雨の割りには、大阪平野はかすんでいる。しかし、それを補って十分の青い空でありました。

高知をてくてく2

2007年10月26日 | 食う
 どーんっとかつおのタタキ定食登場。
 戻りがつおなので、実が大きい。もっちりした歯ごたえ。
油が乗っているが、きつくない。いくらでも食べられる感じ。
 たれが美味しい。関西のスーパーで買うタタキのタレは辛すぎる。
本場、高知の辛みの演出は、ニンニクのスライスが担当。
後で打ち合わせがあっても、誰も避けたりしない。
いっしょに食ってこそ、タタキなのだ。
 風邪を押して参加の上司も、治っちまった。万人向けでパンチのない市販薬より、ニンニクパワーがキクのである。

 仕事が終わって空港。早めの便へ変更がきかず、2時間近くを飲んで潰す。
ビールに、かつおのタタキ、うつぼのタタキ、じゃこ天、鳥唐揚・・・。
ここでは、ゼラチン質たっぷりのうつぼのタタキが、一押しメニューであります。

 三食で、ニンニク1玉以上食ってると思う。自分で自分のニンニクの匂いがはっきりわかるレベル。帰りの地下鉄で、一回横に座った人が、たまらず移動しました。

 釣ってもないけど、かつお、半身は食ったどーっ! 大満足の高知でした。

高知をてくてく1

2007年10月26日 | 食う
 今回は、仕事がらみ。
 高知の須崎の仕事。打ち合わせは朝10時から。
 4人で前日夕方から高知入り。高知駅周りの繁華街は、魅力たっぷり。最近地方の都市は幹線道路沿いに繁華街があり、駅周りは寂れてしまっているところが多いが、ここは元気である。
 かつおのタタキ、うつぼのタタキ、メヒカリの塩焼き、ツブガイ刺身、牛の串ステーキ・・・。ビールに、黒霧島で、腹いっぱい。ホテルで少し休んで、屋台ラーメンでシメて、メタボ増強計画一直線のつもりが、いつの間にか寝てしまう。深夜に眼が覚め、なんたらビデオ1時間300円。最初の登場人物が好みでないと、数分で寝てしまういつものパターン。

 翌日、須崎で打ち合わせ後、少し車を飛ばして旨い店で昼食。
 海が見渡せる高台にある食堂。
 屋外でも食べられ、待っている間、かつおのタタキを藁の強火で焼くところを見せてくれる。


バスを食すことについて

2007年10月25日 | 食う
 トンチャイさんのブログの書き込みで、へんに熱が入ってしまいました。文章だけだと、相手の引きレベルが見えないので、ついくどくなってしまいます。
降参しました、明日食べますと言うまで、続けてしまいそうでした。

こっちに、自論として転記します。

 昔、偶然ですが、がっこう虫を観察しました。

 子供の頃、母がグッピーを飼ってました。
 ランチュウを飼っている人が、川のミジンコをやると喜ぶと言ってたので、マネしました。確かにグッピーは喜びましたが、1匹また1匹と数が減り、代わりに長さ1cmぐらいの糸みたいな細い虫が泳ぐようになりました。
 水槽の温度が高すぎて、虫の成長が限度を超えてしまい、次の宿主に入る直前のサイズで泳ぎ出てきたのです。海へびみたいに左右に体をクネらし、目的があるかのようにしっかり水中を泳ぎます。生食いすると、しっかり体内を泳ぐとことでしょう。
 知っててやった訳ではないので、許されるだろうと事情を話しましたが、しっかり母に怒られました。
 近所に雷魚の刺身を食って、長い間苦しんだ挙句に命を落とした人がいたので、「川魚の生はアカン」が、母の口癖です。
 昔からいる虫で、検索すると、鯰、鯉、鮒、ドジョウ等、ミジンコを食う魚には全ているとのこと。

 かれこれ池原ダムと高山ダムでバスを十数匹食ってますが、雷魚と同じ虫がいることを知ったのは最近です。たぶん食べたバスの中に、同じ虫はいたと思います。
でも機会があれば、私はまたバスを食います。

 もちろん加熱してです。そのまま使う場合は、ウロコといっしょに匂いのある皮をすきます。いったん冷凍すると皮の臭みが消えるので、姿で酒蒸しもいけます。
 昔、雷魚の料理に、ピンセットで虫を取り除けば、刺身が最高と書いていましたが、それだけはやめといたほうがいいと思います。

 フグといい、バスといい、素直に食えない獲物の話より、高級魚とったどーっの写真付きブログをだせない自分が、情けないと思う秋でした。

食欲の秋

2007年10月24日 | 食う
 今度の土曜日は、雨、更に風の方向がコロコロ変わる予報。日曜日はお寺のスタンプラリーの約束。ほぼ出撃できないと思うので、ごまかしネタ。

 晩飯の終わり際、誰かが食った銀杏の殻発見。確認すると、おじさんに貰ったとのこと。
 好物なので、残り30個ほど全部を調理して食らう。
 茶封筒に銀杏を入れて口を閉じ、電子レンジで5分。ボン・・・ボン・・ボボン・・。
 フライパンで塩といっしょに炒るより、失敗の少ないお勧めの方法です。
 銀杏特有の好い香りが漂う。娘は臭いといって近づかない。息子がニオイに釣られて、たまらず参戦。
 天然塩あったよな、と嫁に聞くと、オフクロが梅干に全部使ってしまったとのこと。そんなもんに全部使わすなよ、と愚痴りながら、普通の塩で我慢。
 息子と二人、ふっくら透けたグリーンの実を、少し指先を焼けどしながら、次々剥いては、塩を付けて食う。黒霧島のお茶割りにベストマッチ。
 先週、メッセ弾というバラエティーで、永谷園のお茶漬け特集。リクエストで買ってきてくれた、ナツカシのワサビ茶漬けでシメとしました。
 海で獲物もろくに捕らないまま、食欲の秋、突入です。これからは天気より、濡れることに億劫になる自分が、最大のネックです。


10月18日 祭りのフィナーレ

2007年10月19日 | 散策
 本日、祭り最終日。17~18日に神社に屋台が並び、子供の頃、小銭を握ってそわそわした、あの思い出の日。
 13日が宮入、13~14日が地車曳航、18日が宮送りという、祭りで言うエンディングにあたる日です。
 神社の境内で、カネ2人、太鼓1人の3人グループが、計3組、叩くことができます。
 生演奏と蛇踊りを目当ての人もいますが、大勢の人のメインは夜店。
 だから、失敗こいてしまうと、客が夜店に流れて寂しくなり、上手いと凄い人垣になります。今年は取りの3組目がしっかりまとめて、盛況のうちに終わりました。
 2年前は私もカネを叩くことができ、栄光にあやかりました。
 今年の私は、娘を連れて鳴り物見物。昔、家でさんざん練習してしまった為、娘はうんざり。夜店しか興味ありません。遅れて嫁が到着、子守を譲って、私は慰労会に参加です。
 公民館で飲みながら、メタボな後ろテコ談義。
 後ろテコは目立たないので、若いやつは居つかない。でもビシッとターンが決まった後、背中越しに拍手を受けるのは私らです。後ろテコのステータスを改善し、また大勢の後ろテコが、公民館の一角を占めて、野太い声で乾杯することを誓って、解散となりました。