シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

スグレモノ

2009年09月06日 | カヤック・艤装
前回、試しに使って気に入ったアイテムがあります。

ジグサビキ。

漁ギングとかが流行る前、更にPEラインが流行る前。
通ったのは加太の激流。

動力船の助けを借りず、流されてあっと言う間に通り過ぎるポイントで、縦にジグがあっと言う間にむなしく通り過ぎる・・。

また、ヒイコラ漕ぎ戻っては繰り返す・・。

流されては戻るためのエネルギー消耗が激しく、更にメタルジグをシャクルのは、ドハデにしんどかったのです。

魚さんから見れば、横にも縦にも、あっさり通りすがりの誰かさんでありました。

岸から投げるポッパーのほうが、はるかに密に、効率的にポイントにルアーが存在し、確実にメジロが釣れておりました。

細いサビキでアジとかを釣って、別のロッドでノマセ釣りしてようやく息が継げるようになりました。
横の通過はあっと言う間でも、縦はいいところにベイトを通せて、通りすがりの誰かさんは少しはマシになりました。

でも、結構めんどくさい。

この製品の本来の目的は、サビキでそこそこの魚を釣るのでしょうが、最初からベイトを掛けてそのままノマセ釣りに使うつもりで買いました。

ハリス・フロロ35LBでも、メタルジグ100g程でササーッと落とすと、十分ベイトを掛けられます。

サメ君を沢山掛けましたが、歯にタッチして1本が切れても、1m以内のほかの2本の針がフォローして体に掛かります。引きがイロイロに化けて結構楽しめます。

使っている針は、一回フトコロまで入ると、伸びても開ききらず、カツオの一本釣りの針みたいにL字型をキープしました。全部の針が開いたことにも気づかず、数匹釣り続けたぐらいです。

約550円で3本針2セットを2袋。針の数は12本。値段は1100円。

これだけで、10匹のサメ、2匹の本カツオ、移動の際のトローリングでシイラ数匹と
遊べたのです。

まさしく、リーズナボーであります。

更に、針が全部なくなっても、仕掛けを捨ててはいけません。

この仕掛けに使われている2つのスナップスイベル、開閉の突起がリングの内側に入って外に一切はみ出さない形状です。

m越えのサメ数匹にもビクともしませんでしたし、派手にカヤックにぶつかっても、突起が当らないので、スナップが開いてしまう心配がありませんでした。

シイラのキャスティングその他のために、大事にとっておきましょう。



メーカーさんにお願いです。

針はそのままで、ハリス50LB、60LBあたりをリリースしてもらえないでしょうか?

ベイトを掛けるのはフォールスピード等、釣り人が工夫して何とかするということで・・。

あと、スナップ。衝撃の強さには納得しました。

これも単体で売ってもらえないでしょうか?



もう一つのスグレモノ。

悪天候のやり過ごし方。

これだけは、個人個人ばらばらだから、私としてはなんともいえない。

私の場合、歩き以外の、もう一つの方法は読書。

私のカヤックフィッシングのルーツは、3つ。

まずは開高健のオーパシリーズ。高校生の頃、ルポ掲載の週刊朝日が愛読書。

海外に思いをはせても、自分ではマネできへん。雷魚メインでルアー始め。

2つめは、「ブラックバス釣りの楽しみ方」。則さんのトップウォーターだけの本。
ハンドメイドもそこからです。手漕ぎゴムボで室池とか通ってました。

そこへ、3つ目、椎名まことの「わしら怪しい探検隊」

自分で実現可能な、冒険っぽい遊びの扉でありました。

私のカヤックと釣りの「やみ鍋」の始まりです。

スパンカーで追い風ターボ

2009年06月17日 | カヤック・艤装
スパンカーで追い風ターボ


海上での最大の敵は風。

風は単位面積当りにある圧力を持って人とカヤックを押す。

押されるカヤックと人の関係。


①私の船

横から見た面積
カヤックL4m×H0.2m + 人W0.4m×H1m + クーラーH0.3m×L0.5m= 1.35m2

前から見た面積
カヤックW0.8×H0.2m + 人W0.5m×H1m = 0.66m2

倍程以上の違いがあります。


②釣り専用の水面上10cmしか出ないべったんみたいなシットオン

横から見た面積
カヤックL4m×H0.1m + 人W0.4m×H1m + クーラーH0.3m×L0.5m= 0.95m2

前から見た面積
カヤックW0.8×H0.1m + 人W0.5m×H1m = 0.58m2


③一見濡れにくく快適そうなカナディアンやインフレータブル

横から見た面積
カヤックL4m×H0.3m + 人W0.4m×H1m + クーラーH0.3m×L0.5m= 1.75m2

前から見た面積
カヤックW0.8×H0.3m + 人W0.5m×H1m = 0.74m2


パラアンカー、スパンカーで最小面積にしないと、ちょっとの風が吹くだけで水深50mでノンビリ釣りはまず不可能。始めた人がまず最初に発見すること。

その力の差、面積にすると、前と横でほんの0.5m2あるかないか。


では、船の違いではどうか。

肉体的には人間ほぼいっしょ。

②と③で横面積を比較すると、1m2近くの差。

②のユーザーはしょっちゅう釣りに行き、③のユーザーは怖い目に会ってブログ更新が止まってしまうことが多い。

②の次はどこ行こう? と、③の風で疲労困憊し二度と海に出たくないぐらいの違いが、1m2の差にあるのです。

これからカヤックフィッシングをしようと考えてる人、濡れない快適よりも、風と喧嘩しない船を選んでください。



風と人力と面積の話の続き。

スパンカー、前から見ると、ほぼ人間の面積で隠れるのですね。
つまり、向かい風に対する抵抗はほぼ変化なし。

追い風では、作り方にもよりますが、ターボ仕様となります。

今更自分は試しませんが、ラダー付きの手漕ぎでも、有効かと思います。

安全のため、手を伸ばして倒してしまえるように作るのが条件ですが、一度、遊んでみませんか。

釣り、ナンボ頑張っても、アカン時はアカンでしょう?

ちがうか・・。

魚探の据付

2009年04月17日 | カヤック・艤装
魚探の据付


私なりの艤装の考え方

アメリカのカヤックの艤装自慢なんかみてると、新種のカブトムシみたい。
マシーンって感じで、テンションも上がる。
でも彼らは、凝りついでに、トレーラーで引っ張って行ってそのまま水面へ。
現地での艤装時間はゼロ。凝るけど合理的。

日本の漁港付近の道ではトレーラーやスロープありきは論外と思うのが正解。
また、自分の船、outbackは、上面が平らなので、ひっくり返すととっても安定してキャリアにつめる。つまり、現地ですべての艤装・艤装解除が必要。

魚探でも、ササッとセットとできないと、もって行くのすら億劫になる。

メンドクサガリな私なりの方法

①バッテリーはプラのケースで船内へ。でもマジックテープで置くだけ。
 前のハッチはゆるいゴムパッキンを強いゴムバンドで押さえているだけなので、 ケーブルはハッチの隙間から出してます。
②端子は、ペットボトルで船外へポイッ。
③本体は、サイドの物置に置くだけ。

本体をボルトで固定等はいっさいしてません。

足漕ぎに限らず、横に置かざるを得ない船で大事なこと。「置くだけ」

かっこよくボルトで固定しても、シイラやサメで、ドラグを締めてイザッて時に反撃を受けると、ロッドを低い位置で動かさざるを得ないときがあります。
しっかり固定した魚探本体は邪魔。
そこにロッドがロックされたみたいになると船の安定が危ういし、魚探固定部やロッドの破損、ラインが飛ぶなどハプニングを呼びます。

防水型魚探で、ロッドが当るとボチャンと落ちて邪魔にならない。

これぐらいで良いと思ってます。

魚探の振動子について

2008年08月23日 | カヤック・艤装
魚探の振動子の固定


前の魚探は、トライファインダー2と言う、真下、右、左の魚を検知するスグレモノ。トローリングで左右斜め30度下の魚を探知して、進行方向を修正し、魚の群れにルアーをぶつけるワザものでありました。
真下は魚さんマークに水深の数字、右や左は、RとLの記号がそれに付きます。

前のFRPカヤックに、なんで選んだかと言うと、カヤックの真横のどてっぱらに、吸盤でぴとっと付ける。
すると、前斜め下の反応がR記号、後ろ斜め下の反応がL記号となって出てくるのです。どんどん漕いで魚を探すのではなく、このへんで、と決めたところでクルリと一回転して、水中のロープとかが近くにないか確認するのです。最近はややこしいところは避けてるのであまり意味はないですが。(後継機にこの機能はなし)

新しいカヤックでは、入れ歯グリップを知らず、カヤックの底にコーキングで止めてしまった為、本体もカヤックの中に入れっぱなしでした。
7月始め、いよいよ熱にやられたらしく、魚探が壊れました。
遠征前に修理にだすと、型式古く、後継機を買うハメに・・。
やむなく田舎に送ってもらって、艤装なしで現地入り。

遠征では、いちいち水中に手を入れて端子を真下に向けて確認してました。
感度良好。手を離すと斜めになって、水深がドンと増える。
手を離しても、漕いでいても、そのまま、真下向いてくれれば言うことなしでした。
前の探知機では、船底の場合、直接外付けより、ロープ等の検知能力が大きく劣り、魚のマーク数も明らかに減っているのが気になってます。

と言うことで作りました。

フロート式魚群探知端子位置固定装置、名づけて「ダルマペット」

長手方向に丸いペットボトルを反割りして、浮き用緩衝材、端子を入れてテープで巻いただけ。
密封せずに水を入り放題にして、半沈させると、緩衝材で前後方向水平に浮きます。軸方向は、ダルマの原理でほぼ真下に端子が向きます。

端子はカヤックの外の水面に転がします。
ペットボトルなので、移動中、カヤックのサイドに当っても音は気にならないでしょう。
本体については、足漕ぎなので、両サイドしか空いていません。
良いのが掛かって、低い位置でロッドを回さざるを得ないときに、強くぶつかるので、固定しないで置くだけが私なりの正解です。

加工に制限のあるFRPカヤックや、私のように、裏返して車載する為、艤装は全部取り外すことになる人にも最適です。

個人的にはお勧めできませんが、空気カヤックでは、これしか方法がないかも知れません。

安い、ただ水中に下ろす簡易タイプは、そのままでは漕ぐと斜めになびいてしまって、はるか斜め後ろしか写りませんが、この方法で浮かすと、移動しながらも真下を見れます。

ごっそり一式外せるので、他のカヤックや、釣り船に移動しても使えます。
どうぞの一声で、仕掛けと一緒にほりこんで使うのもありでしょう。

簡単なので、一度、作ってみてはどうでしょうか。



スグレモノ

2008年08月23日 | カヤック・艤装
スパンカーの釣りは、100%向かい風。

20年以上使っていたキャップは、ツバが強風でまくれてしまって、西日、西風では、顔面日焼け確実でした。
オマケに、飛ばされ防止に、アゴ紐を強く詰める必要があり、耳の前に紐後がクッキリ。

遠征先で、帽子を新調しました。

ツバはでかいが、カーブを描いてしっかり横まで回りこんでいるので、強風でもまくれません。紐はついてますが、それが活躍することはなく、緩めているので紐後が付かない。

広いカバーは日の光をさえぎり、かつ、風が強いとはためいて首周りにしっかり風を通します。

スコールでも、ツバが広くて、顔、首、特にメガネが濡れないので釣りに支障なし。

薄いので、知らないうちに乾いてる。

天気悪いし、今週は、アウトドア用品屋めぐりかな。

カヤック上でのタックル

2008年08月01日 | カヤック・艤装
皆さん、タックル良いのを使っている。

遊猟船には乗らず、同じ魚がカヤックで釣れなくてはならないとは考えず、日頃トレーニングも何もしない私の私見とタックルを少し。

スピニングはフリームスJ4500 2年目。9400円。

根魚ベイトタックルは、25年前、ダイワが初めてバスプロと共同開発したというスーパーミリオネア。

ベイトジギング兼エギングは、佐藤氏がハオリジグ+スパイラルを流行らせた、アブのハイスピードウィンチ15年物。

忘れてはならないのが、呉のスプレー。

冬、カヤックはしなかったので、ベイトタックルはほったらかし。
ベイト2つは塩とサビで固着して動かない。でも、呉で毎年シーズン前に完璧に復活します。
特にアブは錆びて固着した挙句、錆びたベアリングをドライバーで半数コジって抜き出してしまったまま、組み付けて続投です。
錆が呉といっしょに流れ出して手が汚れる以外は、なんら問題なし。

基本的に高いリールは、何キロもある高いドラグ設定が最初の一瞬、設定どおりに機能するから高いのです。
その機能をもろに活用した場合、カヤックの側近でシイラにひったくられたり、ファイト中、ラインがどこかに引っかかると、ラインがキンキンに張って外せず危ないことがあります。
落っこちたら遠巻きにサメ君がいることや、イロイロハプニングを考えて、相手に走らせて距離を取り、ラインをしっかり水にくぐらせてから、ドラグを締める方法で良いと思います。

強めに設定する底のジギングでも、たまにジーッと手でラインを引き出して静止摩擦係数を突破させる行動を、自分の手の癖にしておけば、安いリールでも問題はないと思います。良いリールでも海水に漬けると固着して最初のすべり出しは期待できません。

自分の場合は、PE2号と30ポンドリーダーでの根掛かりをカヤックの上から自分で切ってみた力が基準です。その力が、予期せぬときに、手元や引っかかった何かに働くと想像します。相当な力です。

今は足漕ぎに乗っているので、もっと強くしても根掛かりは推進力で切れますけど、あえて太くしません。

ハプニング時にナイフを使えることが前提なら、上限はいくらでも高くなるけど、とっさに手で切るとなれば、PE2号が上限ではないかと思います。
それでも、下手に滑らせるとふやけた手が切れてしまいます。

タックル論になると、みんな相手の魚を夢見て白熱するみたいですが、まず確保するのは魚でははなく、自分の船の安全です。自分の足場は遊猟船ではないのです。

途中でタックルをほりだして、パドルで船の向きを変えてタンカーの引き波をやり過ごし、ロープを手繰ってタックルを持ち直してファイト再開。
今は足漕ぎでロッドは持ったままですが、手漕ぎのときはやってました。
でもこれは、強いドラグ設定では、旨く行きません。

分かりやすい状況の再現では、根掛かりさせてドラグを締めて引っ張ってるその横を、漁船が通る状態を想像してください。
自由になるためにクラッチを切ろうとするが切れない。→ドラグを緩めて自由になる。→タックルを捨てる。→パドルを持つ。→波と直角に向きを変える。→タックルを拾う。
簡単そうですが、ドラグが強いままだと、最初に自由になるまでに時間が掛かるのです。
前はFRPリジット艇で、スプレースカートなしなので、失敗すると引き波で半沈でした。

でも、巻き取りスピードだけは、高いリールに分がありますね。

スピニングを新調したのもそのためです。(大して速くないけど)

それと、ちょっと良いものに換えると、使って楽しい。

これは実に大きな要素です。

でも、今のが使用不能になるまでは、その扉は開けてはならんのです。

欲するままに自分が買うと、子供が「なんでやねん」と活性化するもので・・。

車載(段差)について4

2008年05月18日 | カヤック・艤装
後端を持ち上げて、垂直にした後、立てかけた状態。

先端を車にできるだけ近づけて始めてください。

カヤックが長いほど、車が低いほど、ラクチンとなります。

バーを支点に持ち上げて少し奥に押せば、重心がバーの向こう側に行って軽く左右に振れます。

車を段差に例えれば、出撃可能範囲は広がります。

シーカヤックのように長いほうが有利。

段差の角での傷が気になる人は、カヤックが送られてきた梱包材、捨てずに敷物としてある面積残しておくと便利です。


車載(段差)について3

2008年05月18日 | カヤック・艤装
 ラダー付きカヤックの場合、先端を地面にタッチして後ろを浮かせるのが基本です。

 段差のある場所へ降ろす、または持ち上げる場合でも、先端さえ、横へ滑って逃げなければ、かなり出撃場所は増えるのです。

 写真は車の横ですが、段差の横に持ってきて同じことをすると考えてください。

 真横に置く。先端にカラビナでマットを固定。

スパンカー

2008年05月02日 | カヤック・艤装
手製のスパンカー

 手で曲がるステーと、折りたたみテーブル用の足一つをボルトで繋いで、ステンレスの棒3本を図のようにロープで連結しただけ。
 シートを含め、百均とコーナンで2千円ほど。
 シートやロープ等の位置決め、固定は、配線処理用のインシュロックを使っています。
 家にあったダサいブルーシート、効果があれば変えるつもりが、そのままになっています。

 カヤックの左右方向への固定は、本体に元からある荷物用ゴムロープの穴2つとステーの穴2つに、ベルトを通して縛るだけ。ステーを手でまげて、板バネにしてカヤックに押し付けています。

 カヤックの前後方向への固定は、少し高い位置から後ろにメインロープを伸ばし、後ろ端の取手につけた、滑車付きカラビナから折り返してコクピットで固定しています。
 高い位置からのメインロープは、ポールと一体となったテーブル用の幅のある足をカヤックにしっかり押し付ける作用の他に、フリーに動くスパンカーが反対側に回りこむことを防止します。

 サイドのポールは、反対側に開ききらないように、ロープで縛って150度ほどに開きを制限しています。そこそこの追い風だと、スパンカーが帆の役割をして、追い風ターボとなります。
 但し、うねりがでる程の強い風だと、波の上を斜めにドリフトするような動きになって怖いので、コクピットでメインロープの固定を解いて、手を伸ばしてポールをクーラーの横に倒せるようにしています。復帰はメインロープを引いて固定するだけ。

 スパンカーの角度調整ロープは、実は1本。折り返し部をコクピットで右に送ったり左に送ったりすることで、角度そのものは変更せずに、カヤックの軸と左右の開きのバランスを調節できるようにしています。
 開きの角度自体は、折り返し部とカヤック固定部の間のロープにラチェット付滑車を入れて、両方を一緒に引く距離で角度調整をしています。
 ロープはクーラーボックスが間にあって動きに干渉するので、それぞれ水道ホースを通して前に引いています。

 海上で微調整できるように凝っては見たものの、実際は出航前に30度ほど開く位置で固定したまま、海上で調整したことはありません。


 足漕ぎカヤックに用いる最大の効果は2つ。

 一つ目は、フィンの表差し舵の効果とあいまって、放置すると風上を向くこと。

 海上に露出する部分の大きなバルキーな船では、これなしでは横を向いてしまい、どんどん流されて水深のある場所では釣りになりません。餌釣りでもトローリングになってしまいます。

 ホビーカヤックの設計思想の一つはドライ。つまりコクピットが高いこと。水面から出ている部分が全体的に高い。
 他のメーカーのフィッシングカヤックみたいに水面に張り付き、喫水線から風をいなす形ではありません。
 フィッシング専用カヤックだと喜んで買ったものの、前のカヤックより流される傾向が強いので、最初、かなりがっかりしました。
 前のカヤックで有効だったサイズのパラシュートアンカーでも、風が強いと負かされてしまって、真横になりました。

 まあ、この船に限ったことではなく、バルキーな船で、パドルを放して釣りをする場合、スパンカーが有効と解釈したほうがいいですね。

 もう一つの効果は、パラシュートアンカーとオサラバできること。最初、手漕ぎカヤックからの延長で、ついパラシュートアンカーを使っていましたが、水中のロープがフィンに引っかかるとはずすのが面倒なのです。

 実質、不要。今では船にも積まなくなりました。

収納について

2008年02月08日 | カヤック・艤装
 私のカヤック上での収納アイテムは、大きめのポーチに、透明まち袋を複数。
①エギ、②メタルバイブ+ジグ、③プラグ、④餌釣りのこまごま、⑤キラキラ、⑥インチク をこの手の袋に分けて入れていました。
 中が一目で解り、かつ、沢山入れられる。袋をあまり大きくないかぎり、取り出しも楽。袋ごと流水で洗って、車内で乾燥。
 でも、武器だらけで使えていないことは、釣果で一目瞭然ですね。

 ブログネタでこの冬、リペアしたり、作ったり、中古を買ったり。
 それらを袋に入れると5つになってしまいました。去年のものを間引きしないと、ポーチに入りません。一年分で使う分以上、一年で釣れる魚の数以上。
 こんなに作ったり買ったりしてどうすんの? と嫁に言われても、返す言葉もありません。

 なんか別のネタ、ないかなぁ。

 カヤックで釣りに行けよって? 海が嫌いになったら、モトモコモないでしょ。