ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

富雄丸山古墳の疑問⑵

2023年01月31日 22時20分49秒 | 日本古代史

先日、紹介した富雄丸山古墳の疑問⑴で、この古墳はとても立派な出土品が出た古墳ではありますが、


築造された奈良盆地の場所の位置関係から、その時代の有力な古墳のグループから離れた場所に築造された、という事が疑問点としてあります、さらに、その古墳の形が前方後円墳でなくて、一般にランクの低い人の古墳である、円墳であるという別の疑問点があります。

この時代、政権につながる有力な人の墓は、前方後円型の古墳が作られます。
序列から言うと、地方の有力者の場合、墓が円墳で作られたと考えられます。
したがって、普通に考えると富雄丸山古墳は富雄川の上流を支配していた、その近辺の地方の有力者の墓と考えられます。
しかし、出土品は地方豪族にしては、かなり立派な鏡と剣です。

そして上の図に富雄丸山古墳の出土品が出た場所が記されていますが、一般にその古墳の主なる被葬者は墓の中央に棺が埋葬されます。
しかし、今回の場合、国宝級の出土品は中央でなく司祭を行うべき古墳の端の場所に埋められていました。

一般に、古墳の中央頂上でなく、古墳の端に埋葬されている被葬者は、築造された後の時代になって、一族の人が古墳を利用して端に埋葬する可能性があります。
そういう点から言えば、今回のような立派な副葬品が出ることは考えられないと思います。


なぜ国宝級の今まで出たことのない立派な鏡と大きな太刀が埋められていたのか、とても不思議です。

出土した国宝級の遺物は鏡と大きな剣ですが、いずれも国産品であることが、それを生前、所持していた被葬者を類推する一つの手掛かりかと思います。

奈良盆地で金属加工していた、この地方の有力者の首長であれば、そのような副葬品があっても、おかしくないかもしれません。
いずれにしても、とても興味のある今回の国宝級の古墳の出土品です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富雄丸山古墳の疑問⑴

2023年01月30日 17時52分34秒 | 日本古代史

先日、新聞などで大きく取り上げられた富雄丸山古墳の出土物の「盾形鏡・大型蛇行剣」は国宝になるような貴重な発見です。

しかし、今まで、この古墳は大型円墳であるということ以外であまり注目をされていない古墳でした。
作られた時期は四世紀後半と言われているので、応神天皇の時代で、それらの古墳の主体は佐紀古墳群、馬見塚古墳群で、この古墳は、それらの古墳群から離れた位置にある。

上の図は奈良盆地の主な古墳を地図に示した資料ですが、今回の発見の前なので、ここには、富雄丸山古墳は載っていません。

富雄丸山古墳は、奈良盆地の北西の位置にある富雄川の上流にあります。
上図に私が赤線の丸で囲みました。
この時代の主な古墳は、奈良盆地の北にある佐紀古墳群(黄色の線で囲った位置)に主な古墳が集中しています。

その点から考えると、とても立派な出土品が出た富雄丸山古墳の被葬者は、その時代、主要な地位にあった人とは思えず、その時代のどういう地位にあった人かとても興味ある問題です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

またも古代史の新発見

2023年01月28日 18時58分02秒 | 日本古代史

今日の新聞に熊本から出土した古代剣に604年の年号が象嵌されることがされていることが発表されていた。

さて象嵌というのは剣に鏨で彫り込みを入れて、それに銀の線を埋め込んで文字を表す方法です。
日本の昔で日本書記以前に文字記録がない中、古代剣に象嵌された文字は貴重な文字資料です。
日本には、刀剣の文字資料は、今まで十例しかありません。
これは聖徳太子の有名な冠位12階が発布された(603年)の、次の年の年号が記入されている象嵌剣です。
したがってこの地方の人がこの剣を大和朝廷からもらった、ということがその冠位12階の関係もあって非常に古代史の解明で興味を持たれるところです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒い1日でした

2023年01月27日 21時55分10秒 | 暮らしの出来事

寒い一日でした。
今日は朝からチラチラと雪が舞う天候が1日続きました。
今年になってこれだけ寒い日は初めてのことです。
今日は1日、家の中で過ごした。
時間があるので、自家消費のいつものりんごケーキを作りました。



慣れてきて、出来上がったケーキの表面のリンゴのカルメラが焦げました、しかし味はおいしいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本古代史の新しい発見

2023年01月26日 22時38分07秒 | 日本古代史

今日の新聞の記事に、最近なかったような、日本古代史の発見の記事がありました。

たいていこういう記事は、大げさな見出しほどの記事が載っていないことが多いのですが、今回の記事を見て私も驚きました。
野球のホームベースの形のような戦争で使う盾の形をした大型の鏡と蛇のように蛇行した形の2 M 以上ある鉄剣が、古墳から発見されました。
私も趣味で、沢山の古代史関係の本や文献などを読んできましたが、盾の形をした鏡というのは初めて聞きました。
考えてみると亡くなった人を葬るのに、棺を悪霊から守るためのものとして、鏡は普通ですが、盾も一緒に葬られることがあるそうです、従って盾の形をした鏡は、盾と鏡の両方備えたものとして埋葬された人を守る鏡としては最強かと思います。
古代史上の大発見です。

これから、この遺物に関する、いろいろな研究が進んで、新しい古代史の知見が発表されるのが楽しみです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この寒さ!

2023年01月25日 18時54分15秒 | 歳時記

報道番組を見ていると今日の寒さは年に一度の寒さらしい。

今時、家の中は、防寒が効いているので、外に出なければ、寒さは感じないが、今日は、2度外出した時に、確かに寒いと感じた。

寒さの報道の時は、併せて、ヒートショックの説明がある。
説明されるまでもなく、年とともに、冬の時期、頭の保護を考えている。
ヒートショックを受けると、一番敏感なのは、頭ではないかと思うので、この時期、外気にさらされるときは、正ちゃん帽をかぶることに習慣づけている。(下写真の左上の帽子がお気に入りです)

外出した時に、店でアウトドア―用マスクとネックフォーマー(赤線で囲ってある)を買ってきた。
アウトドアー用マスク以外の防寒具は、何種類も持っているが、今回、新しく散歩用に首まで覆う防寒マスクとしてアウトドアー用マスクを買った。
これ一つ顔に付ければ、ネックフォーマーは要らなさそうである。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

首相のむなしい言葉

2023年01月24日 23時16分09秒 | 新聞・ラジオ・テレビ

岸田首相の施政方針演説が先日の新聞に載っていた。
彼の日頃の言動から考えて、ダメな内容が容易に想像できて、腹立たしく、記事を読む気も起こらない。
彼の言葉は、人を馬鹿にしたような単語が並ぶ。

「待ったなしの先送りの許されない少子化対策」「新しい資本主義」「異次元の対策」・・・、飾り言葉のみ目立ち、踊り、内容がないむなしい言葉、国民に対する彼の想像力の貧困と欠如、彼は仲間の政治家に対する内輪の感覚で、頭が国民に向いていない。

最初こそ、私も少しの期待はあったが、一か月もすれば、そのことがが分かり安倍内閣と同等の腹立たしさを覚えるようになった。

国民も、その事は承知しているようで史上最低の内閣支持率のように思う。(上図)
上図は内閣が掲げている大きな取り組み課題に対して国民は殆どの人が、期待できないとしている。
また、下図は、ここ半年間は岸田内閣不支持が50㌫を超えてる。

こんな政治が続く限り、日本はますます、すべての面で、低迷をし続けることになりそうである。
安倍内閣の時も、ずっとこんな状態だった。
して、今後も自民政権が続く限り、この状態が続きそうだから、何とか、良くならないかもしれないが、野党政権が出来るように、我々が投票するしかない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

陽の高さと道路幅

2023年01月23日 17時46分59秒 | 歳時記

今はいちねんで一番寒いじきである。
日が当たる時間帯はそれほどでもないが、曇っている時間帯は、とても寒さを感じる。

散歩に行くにしても、太陽が出て、気温が一番上がる、午後二時ごろが散歩にベストの時間帯である。

しかしながら、日が出ていても、肝心の散歩道に日が当たっていなければ、何もならない。
上の写真のように、道路に日が当たっていない道は散歩道として、適していないので、散歩道もおのずから、今の時期、コースが決まってくる。

観察していると、上の写真のような住宅街の一般的な道路幅では、二階建てが、道に沿って立っていると、今の時期、道には、日が当たらない。日本の道路設計はそんなことを考えているのか、どうかわからないが、二階建てが南側に立っていると、道路に日が当たらないが、反対側の敷地の南側には、日が当たるのである。

作る時、道路幅はそんなことも当然考慮しているのだろうと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春ですよ

2023年01月22日 17時24分33秒 | 暮らしの出来事

散歩をしていて、散歩道の周りに植えられている木々を見ると季節の移り変わりが良く分かる。

来週はとても寒くなるという天気予報が毎日流されていて、これから真冬に突入という感じですが、木々は気の早いのもあって春を感じる木もありました。

手前は12月が収穫時期であるミカンの木で、収穫残りのミカンの実がいまだ木に残っています。

そして、その奥に、たった一本でしたが、白いピンクの花が付いた梅の木らしい木を見つけました。
そろそろ二月ですから、梅の花芽も膨らんできたのでしょうが、この木は、それにしても、少し気が早い気がしました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

湯の山温泉の山

2023年01月21日 15時12分19秒 | 散歩

今日は、風が強い、寒い、冬の晴天でした。
こういう日は風で、雲が飛んで、遠くまでよく見えます。

散歩道の高台から、湯の山の方の山が見えます。
正月に行った温泉の背後の山です。
温泉からは知多半島のこのあたりが良く見えました。
あの辺りは、1000メートルくらいの高さの山です。
すっかり、見えた山は雪景色です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リモート・ワークの進化

2023年01月20日 18時20分38秒 | 新聞・ラジオ・テレビ

最近、YouTubeで、ウクライナの戦争でドローンが多く使われていることが話題になっている。
戦地から、遠く離れた安全な場所で、画面を見ながら、爆弾を落としたりを遠隔でしている画面を見ている。
その他にも、危険な、原子力発電所の炉の廃棄作業などで、働く遠隔ロボットのこんな写真を見てきた。

今日新聞見て、最初はその一種かと思ったが、実は違っていた。
面白いと思ったのは、下の写真です。

やっている仕事は雲仙普賢岳のふもとに貯まった噴火堆積物の除去を遠隔操作で除去・運搬の仕事のオペレータの人達の写真である。
雲仙普賢岳の山肌に残る膨大な堆積物は雨で流れ、土石流になる恐れがあり、一帯は立ち入り禁止であるので、一キロ離れた場所から、油圧ショベルカーやダンプカーをリモコンで使い、無人化で除去作業工事を行っているらしい。

働いている人は、寒い冬でも、温度や湿度が保たれた部屋で、作業服が汚れることもなく、振動や音もなく快適に作業できる。
しかも、写真のように力がなくてもやれるので、女性が働いている。
写真を見ていると、宇宙ロケットのコントロール現場の様であるが、言われてみれば、現在の遠隔操作の技術は何時でもこんなことはやれる状態になっているのである。

これから容易に類推できるのは、過疎化した場所の農業とか林業とか、漁業などはもっとこうしたリモート化された作業が増えてもよいように思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「レモンの甘煮シロップ」の瓶詰めを作りました

2023年01月19日 18時25分38秒 | 料理

先日、我が家のレモンを半分くらい収穫した。

収穫したレモンを使って、「レモンの甘煮シロップ」を作った。
正式な名称は知りませんが、レシピにそう書いてありました。

話は、それますが、私は出来る限り毎日、散歩するようにしています。
散歩の後、水分補給のために、「レモンの甘煮シロップ」を大きなコップに少し入れ、それを炭酸水で薄くしたものを飲むと、水分補給と共に、とてもさわやかな気分になる。
このため、一年中、レモンの甘煮シロップを消費する。

レモンを収穫した時に、出るだけ多く、「レモンの甘煮シロップ」を生産しておく必要があります。

今日はレモン6個使用して、「レモンの甘煮シロップ」を二瓶と小一瓶作ることが出来ました。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

言語と文字の数

2023年01月18日 22時23分58秒 | 語学学習

高齢者になると、努力しないと心身の現状維持は保てない、もちろん努力したからといって、まったくの現状維持は難しい。

しかし、リタイアした身には、時間だけはあるので、頭、身体とも、現状維持を目指して、いろいろと頑張るわけである。

私は理系人間と思っていたので、言語を勉強するのは、向いていないと長く思っていた。
しかし、言語を勉強して、言葉を会得するすることは、確かに私は向いていないとは思うが、言語の特徴を知ったり、構造的な特徴を学んだりするのは、理屈が主で、理系の私に向いているようです。

以前から、ラジオ講座で、英語の講座を勉強していて、最近、飽きてきていたので、二年前からハングルも学び始めた。
韓国という国については、興味はそれほどないが、ハングル文字は、とても面白そうに見えた。

今のところ、ハングル文字の特徴や単語を勉強しているが、面白いところのひとつに、文字列の長さがある。

英語の場合は以前から、気づいていたことであるが、日本語より、文字数が多い。
それに比べて、ハングルでは、日本語より一般に文字数が少ない。
レは面白い特徴だと思った。
その理由はハングルと英語は、表音文字である。
ひらがな、カタカナは表音文字ではあるが、漢字交じりで文章を書くので、前記二か国語とは少し違う。

例えば、「さようなら」は英語で、(see you soon) 、ハングルで、 (또 봐요) 、日本語で (さようなら)と書く。

英語は、表音文字だから文字数が多い。
ハングルも表音文字に近いが、もともと漢字由来の言葉が多いので、漢字のように一文字で意味を表すことがある。
日本語は、漢字を使うと文字数は各段に減るが、それでも、ひらがな使うので、ハングルより多いように思う。

私の経験では、ハングルが一番、文字数が少ないと感じている。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝ドラの詩が良い

2023年01月17日 20時31分34秒 | 新聞・ラジオ・テレビ

NHKの朝ドラを毎日見ている。

今回の朝ドラではタイミングよく、主人公の幼友達の男性が主人公に送って来る短歌が紹介される。

今回は主人公が頑張ってようやく、飛行機のパイロットになるという夢をかなえるところで、実家の工場がつぶれる瀬戸際になって、夢をあきらめると云う事を聞いた友達がハガキで、短歌を送って来る、それが場面にマッチしてよい短歌だった。

「君が行く 新たな道を 照らすよう 千億の星に 頼んでおいた」

とても良い短歌だと思って感動した。

ドラマの進行が変わる時、その展開場面で、このドラマでは 素敵な短歌が紹介される 面白いドラマです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の風邪は?

2023年01月16日 10時34分36秒 | 健康・医療

今年になって、私にとって、10年ぶりくらいに風邪をひいた。
しかも、症状は、風邪症状のオンパレードです、熱、鼻水、のど、咳だるさなど。

まず、鼻とのどがやられ、熱か出た、37℃から38℃くらい。
薬で熱は2日くらいで下がった、あとは鼻水、タン、咳で微熱が2日くらい。
体はだるい、しつこいのは、タンと鼻水で、挽き始めから10日ほど経ったのに、なかなか治らない。

我が家では、奥さんが、風邪をひいて、まず回復、私は全て、2日遅れ位で、まったく同じ症状で変化しています。

インタネットを調べると、今年の「はやり風」は、年末年始の良い天気で、乾燥し、天候による影響がおおきいようです。

そこで、風邪対策は、二つ説明してありました。

一つは、寝るときに、加湿器をしっかり稼働させて、寝室の湿度を保つこと。
二つ目は、緑茶(カテキン)でうがいをしっかりすること。
うがいは緑茶でうがいし、「べーと吐かない」でゴクンとウガイを飲むことだそうです。

私も今日から頑張ってやってみます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする