日本棋院関西総本部/梅田囲碁サロン

日本棋院関西総本部・梅田囲碁サロン・茶屋町囲碁サロンを中心に主に囲碁の話題のブログです。

45年ぶりの本因坊戦挑戦手合本院対局など(棋道1975年9月号より)

2020-06-14 14:00:55 | 挑戦手合

コロナウイルス感染拡大の影響もあり、今期の第75期本因坊戦挑戦手合七番勝負は

当初予定の日程から変更が行われ七番勝負が始まりました。

日本棋院本院での対局予定はありませんでしたが日程変更により日本棋院東京本院の

対局も行われます。現在進行中の第2局の6月13日(土)、14日(日)、

7月13日(月)14日(火)の第6局は第2局より変更の北九州市または日本棋院本院

7月21日(火)22日(水)の第7局も日本棋院東京本院の予定です。

日本棋院東京本院で本因坊戦挑戦手合の対局が行われるのは45年ぶりとのことで、

第30期本因坊戦 石田秀芳本因坊ー坂田栄男九段(二十三世本因坊栄寿)の組み合わせで、

第7局が東京本院で行われました。

その時の記事(棋道1975年9月号より)

第7局に石田本因坊が勝ち、5連覇達成となりました。

石田本因坊は5連覇達成で名誉本因坊の資格を得て、平成20年、60歳となり名誉本因坊資格により

二十四世本因坊秀芳を名乗られています。

続いて、

6月1日から日本経済新聞で、小林光一名誉棋聖の「私の履歴書」が連載中です。

同じく1975年(昭和50年)棋道9月号にはこのような記事もありました。

 


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ワールド碁チャンピオンシップ3日目~表彰式

2017-03-23 20:37:05 | 挑戦手合

ワールド碁チャンピオンシップ3日目。

ここまで中国代表:芈昱廷九段、韓国代表:朴廷桓九段が全勝で

最後は直接対決。(以下写真撮影:長尾迪)


2敗同士となった、DeepZenGo(囲碁AI)ー井山裕太九段の対局


ホテル阪急インターナショナルでは、3日間、趙治勲名誉名人の大盤解説会が行われました。

3日間の大盤解説会ではこんなハプニング?も

 

さらに!

 

梅田囲碁サロンでも大盤解説会が行われました。(写真撮影:日本棋院梅田囲碁サロン)

解説:山田規三生九段、聞き手:佃亜紀子五段 


先に終局したのは、芈九段ー朴九段の対局。(以下写真撮影:長尾迪)

190手まで白番:朴九段の中押し勝ちとなりました。この結果全勝で朴九段の優勝が決まりました。

 

DeepZenGo(囲碁AI)ー井山裕太九段の対局は、235手まで黒番:DeepZenGoの中押し勝ちとなりました。

 

最終結果は、優勝:朴九段、準優勝:芈九段、第3位:DeepZenGo、第4位:井山九段。

 

対局後に表彰式も行われました。

 

日本棋院副理事長の山城宏九段からトロフィーと目録を受け取る朴九段

 

表彰式後の囲み取材

芈九段


DeepZenGo開発者 加藤英樹さん


残念ながら3連敗となった井山九段

 

3日間に渡り行われた大会が終了しました。

大盤解説会にも沢山の方にご参加いただきましてありがとうございました!

 


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ワールド碁チャンピオンシップ2日目

2017-03-22 20:54:48 | 挑戦手合

ワールド碁チャンピオンシップ2日目の対局の模様を写真でお届けします。

(以下写真撮影:長尾迪)

芈昱廷九段(中国)-井山裕太九段


DeepZenGo(囲碁AI)ー△朴廷桓九段(韓国)の対局

 

先に終局したのは、△朴廷桓九段(韓国)ーDeepZenGo(囲碁AI)の対局

347手まで、朴九段の中押し勝ちとなりました。

局後の会見

 

△井山裕太九段-芈昱廷九段(中国)の対局は、284手まで、

芈九段の2目半勝ちとなりました。

 

 

局後の井山九段

 



日本棋院梅田囲碁サロンでは、後藤俊午九段水戸夕香里三段での大盤解説会も

行われました(撮影:日本棋院梅田囲碁サロン)

 

2日目まで終了して、井山九段2敗、芈九段2勝、朴九段2勝、DeepZenGo(囲碁AI)2敗となっています。

明日最終日は井山九段ーDeepZenGo(囲碁AI)芈九段(中国)ー朴九段(韓国)の対局が行われます。

ホテル阪急インターナショナル、日本棋院東京本院(詳細)、梅田囲碁サロン(詳細)で大盤解説会が行われます。

東京本院と梅田囲碁サロンは事前申込不要で参加可能です。

囲碁プレミアム、 囲碁・将棋チャンネルYouTubeライブニコニコ生放送で中継されます。

明日も是非ご観戦下さい!



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ワールド碁チャンピオンシップ前日準備~組み合わせ抽選~対局初日

2017-03-21 21:35:02 | 挑戦手合

いよいよ「ワールド碁チャンピオンシップ」が開幕しました。

対局場は「日本棋院関西総本部」です。昨日は前日準備と記者会見・組み合わせ抽選等が

行われました。以下写真でその模様をお届けします。

 

特別対局室「無量の間」・洋室も中継機材で溢れています。

ニコニコ生放送用の部屋に。

大広間の対局室がメイン対局場になります。

 

公式記者会見と前夜祭・組み合わせ抽選など

(以下全て写真撮影・提供:長尾迪)

 

 

その後前夜祭も行われました。

 

ホテル阪急インターナショナルでの大盤解説会、解説・聞き手棋士。右から

趙治勲名誉名人高尾紳路名人謝依旻女流棋聖吉原由香里六段万波奈穂三段

趙治勲名誉名人「Zen が優勝してくれれば、私が一番強いことになる!」

 (趙名誉名人は昨年のDeepZenGoとの第2回電王戦三番勝負で、2勝1敗で勝利している)


明日からの組み合わせ抽選は、封筒を選びその中に記載の枠に入る形式。

一人ずつ封筒を選びます。

 

開封!

 

 

抽選の結果、このような組み合わせになりました。

 

そして本日対局初日

△朴廷桓九段(韓国)- 井山裕太棋聖


DeepZenGo(囲碁AI)-△芈昱廷九段(中国)


ホテル阪急インターナショナルでの大盤解説会

 

日本棋院梅田囲碁サロンでも大盤解説会が行われました。(写真撮影:日本棋院梅田囲碁サロン)

解説:仲邑信也九段、聞き手:種村小百合二段

 

先に終局したのは、△芈昱廷九段(中国)-DeepZenGo(囲碁AI)の対局。

283手まで、芈九段の中押し勝ちとなりました。

(以下全て写真撮影・提供:長尾迪)

 

井山裕太棋聖-△朴廷桓九段(韓国)の対局は、207手まで

朴九段の中押し勝ちとなりました。

局後の会見。

 

明日は、井山棋聖-芈九段、朴九段-DeepZenGoの対局が行われます。

ホテル阪急インターナショナル、日本棋院東京本院(詳細)、梅田囲碁サロン(詳細)で大盤解説会が行われます。

東京本院と梅田囲碁サロンは事前申込不要で参加可能です。

囲碁プレミアム、 囲碁・将棋チャンネルYouTubeライブニコニコ生放送で中継されます。

明日も是非ご観戦下さい!


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第41期棋聖戦挑戦手合第1局(前夜祭~一日目)

2017-01-14 16:00:00 | 挑戦手合

1月14日・15日と島根県安来市の「さぎの湯荘」にて、第41期棋聖戦挑戦手合第1局が行われています。

対局者は、棋聖戦5連覇を目指す井山裕太棋聖、そして、棋聖戦初挑戦となる河野臨九段です。
過去、河野臨九段が井山棋聖に挑戦したタイトル戦は4回あり、井山棋聖がすべて防衛しています。
また、両対局者の挑戦手合での対戦成績は、井山棋聖の13勝6敗となっています。

島根県安来市では、昨日から雪が降り始め、現在も降ったり止んだりを繰り返しています。

さぎの湯荘では、平成28年1月24日25日と将棋の王将戦が行われ、封じ手の用紙等が展示されていました。

 

対局に先立ち、両対局者は、足立美術館を見学されました。
足立美術館の日本庭園は米誌ランキングで「13年連続日本一」に選ばれているそうです。(→詳しくはコチラ

立会の趙治勲名誉名人

17時30分より対局室検分が行われました。

対局で使用される部屋には、なんと露天風呂が付いています!
いいお部屋ですね^^

そして18時より、「夢ランドしらさぎ」にて前夜祭が開催され、対局者を激励してくださいました。

堀尾吉晴・山中鹿介が現代に蘇り、両対局者を案内して入場されました^^

鉄砲隊により、戦いの火蓋が切られました!

関係棋士が壇上に上がり、紹介されました。
右手より、
井山裕太棋聖
河野臨九段
趙治勲名誉名人(立会)
清成哲也九段(新聞解説)
今村俊也九段(大盤解説)
飛田早紀初段(聞き手)
神田英九段(指導棋士)
桑本晋平七段(指導棋士)
村松大樹六段(指導棋士)
小林千寿六段(指導棋士)
吉川一二段(記録係)
鳥井裕太初段(記録係)

両対局者への激励ということで安来節が披露されました。

井山棋聖のコメント
「足立美術館の庭園は13年連続1位ということでしたが、それにあやかって、13は無理かもしれませんが、できるだけ長く保持できるように精一杯頑張りたい。
今年初めての対局になりますし、棋聖戦は囲碁界にとってスタートの棋戦でもありますので、良いスタートが切れるように精一杯頑張りたい。」

河野臨九段のコメント
「私にとって初めての棋聖戦七番勝負の対局で、歴史のある美しい安来市で対局ができることを本当にうれしく思っていますし、大変感謝しています。
囲碁界のチャンピオンが相手ですので、自分の悔いの残らないように自分の目いっぱいを出し切れるように努力していきたい。」

本日(1月14日)定刻9時に、立会人の合図でニギリが行われ、井山棋聖の黒番にて対局が開始されました。

 

午後の対局開始時には、地元の子供達が対局を見学しました。

また、「安来節園芸館」において、
安来新春囲碁大会
神田九段と地元中学生の方との公開対局
指導棋士による指導碁
など、棋聖戦開催記念イベントが行われています。
東は兵庫県豊岡市から西は島根県浜田市まで、幅広い地域の方にご参加していただいています!

明日(1月15日)は、同じく安来節演芸館において、棋聖戦の大盤解説会が開催されます。(9時~終局まで)
入場料は無料ですので、お近くの方は是非お越しください。(※天候がよくないようですので、お越しの際はお気を付け下さい。)
解説棋士:今村俊也九段、聞き手:飛田早紀初段

16時時点で36手まで進んでいます。

 

16時までの消費時間
黒_井山棋聖:3時間1分
白_河野九段:2時間59分

第41期棋聖戦の封じ手は、16時30分を過ぎれば任意封じてよく、17時30分に手番に当たった者は必ず次の手を封じます。
(17時30分より前に次の手を封じた場合、17時30分までの残り時間は、二分して双方の消費時間に加えることになります。)


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