お気楽クロスステッチ生活

趣味のクロスステッチのことを中心とした日々のとりとめのない雑記帳です

Legetøjsbyen WIP2 完成

2019-11-24 15:10:28 | Danish/花糸

一番下までステッチ完了。
これだけでも十分かわいい。



ジグザグの小路をバックステッチで入れたら、
メリハリがついて更にかわいくなりました。
サンフランシスコのロンバードストリートのようです。



完成しました。



お花も変えました。



淡いオレンジ色のバラと黄色いグロリオサ。
小さなクリームのトルコキキョウ。
先日のブーケも黄色っぽい色中心でした。
黄色、好きなのかな??



水曜日には蕾だったグロリオサが開き始めました。
初めは花弁が下向きに閉じていたものが、だんだんに上に反って開いていきます。(写真右奥)
エキゾチックなグロリオサ、好きな花の一つです。



家計簿ソフト、買いました。
母に任せていたやりくりを自分でやらなくてはならなくなって。
最初に買ったパソコンのバンドル版でついていた「てきぱき家計簿マム」を使ったことがあるので、
シリーズのパッケージ版を購入。
以前に比べて複雑になって、まだ使いこなせていないのですが・・・。

10月、11月をつけてみて、一時的な大きな買い物を除いて、
日々の出費で一番多いのがお菓子代だということがわかり、、、、
これを減らせばお金が貯まり、体重が減るという相乗効果。
なのになかなか切り捨てられない業の深さよ・・・。


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Legetøjsbyen WIP1 ~ ファミリーロス

2019-11-17 17:49:58 | Danish/花糸

久しぶりに花糸。
最後に花糸に触れたのは2013年でした。
実に6年ぶり。

legetøjsbyenをGoogle翻訳してみると、おもちゃの町と出ました。
本当におもちゃのようなかわいらしい街並みのデザインです。

半分くらいできました。


カワイイ。



** この日記は10月に書きました。 **

家族に大きな動きがありました。

母が高齢者ホームに入居することになりました。

ちょうど10年前に父が亡くなった時に介護の大変さを痛感し、
それ以来ずっと自分の中で決めていたようです。
当時はそういう話を聞いてもまだ先だと思っていたし、
いざ入居となれば、やっぱり取りやめるほうに心が動くだろうと、
あまり深く考えていなかったのです。

最近は忘れることが多くなり、階段の上り下りも一苦労。
母自身が自分の終末を深く考えての決断のようでした。

実際にホーム入居の意思を告げられ、「お母さんのめんどうは私がみるから家にいて」
と言えない自分にものすごく憤りを感じているのです。
二人の息子を連れて出戻り、自分自身が大変な時には散々助けてもらいながら、
いざ、年老いた母のことは本人の意思に甘んじてしまうという・・・。
情けなさ、虚しさ、申し訳なさでいっぱいです。

ホームはここから徒歩15分位のところなので、
容易に行き来ができるのは幸いです。
今月の頭から少しずつ、生活できるように荷物を運び、
必要なものを揃えていました。

いざホーム入居当日。
日中は母がいない家というのが全く実感できなかったのですが、
夜になると寂しさが込み上げ、寝付けませんでした。
いつもなら横になったら5分もしないうちに眠りに落ちてしまうのに、
その晩はどうしても寝付けず、ミルクを温めて飲んでみたり、
普段見ないテレビをつけて、続きのわからない深夜番組を見たり。

翌朝、誰もいない居間の雨戸を開け、物音ひとつしない部屋で一人朝食を取りました。
今まで戸締りはあまり気にしていませんでしたが、消灯、電源を確認して玄関の鍵をかける。
こんな当たり前のことひとつでも、今まで母が家にいることで安心しきっていました。

本当に寂しい。

駅までの道のりも、下を向いてトボトボ。
電車の中ではどうしてもこらえることができず、俯きながら泣いていました。
きっと周囲の人からは、この人自殺するんじゃないかしらと思われていたと思います。

勤務先では気が紛れるのでまだ良かったのですが、
終業後、帰る頃になると、また一人ぼっちになるのかと思うと、
寂しさと恐怖感に苛まれます。
私の周りには一人暮らしの人がたくさんいますが、皆、本当に強いなと思います。

帰り道、どうしても耐えられなくなって、家には帰らずに母の暮らすホームへ直行しました。
まさか入居翌日の夜に、娘がやってくるとは思っていなかったので驚いたと思います。
私は母の顔を見るなり、堪えられなくなって声を上げて泣き出してしまいました。
寂しい、寂しいと訴えながら大泣きする私を母は抱きしめ、背中をさすってくれました。
80過ぎの老母と、50過ぎの中年娘の姿は、まるで絵になっていません。
ですが、母の存在の大きさ、ありがたさ、無償の愛をこれほど思い知ったことはありませんでした。

母の顔を見て少し落ち着いてから家に帰りました。
結局その晩も眠れなかったけど・・・。

毎日、夜がくるのが本当に怖いのです。
慣れるしかないのですが、慣れることなんてあるのでしょうか。

じっとしていると

** ここまで **

”じっとしていると”まで入力して、寂しさに押しつぶされました。
間もなく母が移ってから1か月になります。

1週間が過ぎた頃、大阪にいるプチトマに電話をかけました。
チョーナンに連絡すると、カノジョちゃんからマザコンと思われたらかわいそうなので、プチトマに。

プチトマは誰にでも分け隔てなく人当たりが良い反面、
特別に思い入れることなくドライな所があるので、
面倒くさい母親だと思われるだろうなと思っていました。
それでも人の声さえ聞ければ良かったので。

電話をすると、いつもはどやしたてる私が力なく、おかしいと思ったのか、
「今、出先だからすぐに家に帰ってかけ直す。待ってて」と、思いの外心配してくれました。
待つこと5分、プチトマは電話口で私の泣き言をじっと聞いてくれました。
「月末に東京出張に行くので、その時におみやげを持っていくから」と言って電話を切り、
月末にはその”おみやげ”を携えてやってきました。
かわいくないぬいぐるみでした。(笑
勤務先のマスコットキャラクターで、非売品、入手困難品だそうです。
でも、かわいくない。(笑
もう一つ、サプライズでチョーナンを呼んでくれてました。
期せずして二人の息子の優しさに満たされた日となりました。



少しでも明るくなるようにと、お花を買いました。
自分の為にお花を買うことはなかったので、なんだかうれしくなりました。
そして効果抜群。
お花があるだけで、こんなに気持ちが穏やかになるとはね。

一時は、自分はこのままダメになってしまうのではないかと過ごした1か月でした。
慣れることなどあるのかと思っていた孤独にも、なんとか頑張れるようになりました。
お正月にはチョーナンもプチトマも、そして母も、この家で過ごす予定です。
それまでには「独り暮らし」が、「一人暮らし」になるように、前に進むのみ!!


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