グラの気ままに徒然日記

日々の菜園アクティビティ、旅先での思い出コレクッションetc.

風伝颪

2019年11月30日 21時44分16秒 | 旅行

深夜、津市自宅発 星空の下、プリウスはひたすら南紀を目指す。(3:50スタート)

今回の旅の目的は、風伝颪(ふうでんおろし)と玉置山の雲海  

霧がテーマだ。霧の発生条件は湿度と冷え込みだが、昨日の天気予報によれば今朝が最適と思われた!

所が今朝は気温7度今朝は、これって冷え込んでる温度?しかも海山町の先の亥ノ谷山?トンネルだったかトンネル内とはいえ外気温22度熊野の入り口大泊トンネル内でも21度を瞬間的でもを表示するし・・・ もうほとんど絶望的と思われた。

 

さて<本日の行程>です。

3:50津市自宅~6:10熊野・七里御浜~6:35さぎりの里・颪集落~7:17丸山千枚田~7:47赤木城址~8:32北山川~9:26玉置山・玉置神社P10:30~11:38熊野三山・本宮大社~12:00竹筒~12:48金山パイロット・R311~13:00鬼牙城13:20~14:03尾鷲おとと~17:40自宅着

  <総所要時間:13時間50分  走行距離:403.1キロ

 

 熊野市、花の窟でトイレ休憩。七里御浜の夜明け。日の出を待ちきれず出発する。 

 

国道42号線から、R311(地元ではサンピンピンと呼称?)を紀和町方面に左折。

途中、ミカンの無人販売所を数軒立ち寄る。5袋ゲット!一袋百円で多いものでは20個ばかり。

周囲の山もすっきりクッキリ!もうほとんど期待していなかった。ただ意外と外気温は4度と低くなってきているのが気になる。

そしていくつかトンネルを越えて坂道を走っていくと、オッ 同時に妻が あんた、出てるやん

道端に車を突っ込んで止めて、夢中でシャッターを切った( ^ω^)・・・

ちょっとスリムやけど良かったやんかと妻からも慰められる。 確かに、ツーリトルや・・・けど贅沢ゆうたらアカン。

妻は2~3枚撮ったら早くも車中の人だ!私は一人でアングル探しにほっつき歩く

まづは左に少し畔を下がって( ^ω^)・・・

( ^ω^)・・・まだ日が上がっていない・・・昔地元のおばちゃんが言っていた。朝日が当たるとええねんわー  私の期待は膨れ上がる

 

 風伝颪とは逆方向から陽が昇り始めた!

さぎり茶屋に車を回してすぐ上の階段を上る。風伝峠の上の山が色づき始める。 

再び下のほうへ下る

質量ともにリトル あと150mぐらい尻尾が伸びていてほしいし、右の山肌からもどんどんと霧のボリュームが垂れ下がってきてほしいところだ。

気温が高すぎて、霧が消えてしまうのだ。この後向かった霧の発生源霧のの外気温は2度だった。そしてここは4度! わずかに2度の違いで颪の尻尾がわずかにこうも早く掻き消え、胴の太さもこうも貧弱となるこうも!自然は手厳しくシビアーだなあ。

 

 

 

 

 

運がいいと、この上からも、黙々とボリューミーな霧が垂れ下がってくるんだ。

そしてみている私を飲み込むのではないかと期待させてくれるが、やはり気温差でこれがはかなくも掻き消えていくのだな。

 

 

 

 

さあ妻もしびれを切らすころだ、帰ろう。これより霧の発生源をたづねよう。

↓の画像のあり岩山の向こう側だ。盆地となっているのでたっぷり霧が満ちてているはずだ。

 

 

風伝トンネルを潜り抜けてすぐ右折し細い道をくねくねと登る。熊野古道風伝峠の下のトンネルのこと。

丸山千枚田のビューポイントもこの有様だ!予想通りだけど。。。いつもそうなんだ。

ぐるりと回って、丸山千枚田の最上部に着く。熊野古道の通り峠もかすんでいる。

 

丸山千枚田は足元に展開しているが生憎霧の海だ!スルーして“霧に浮かぶ赤木城”に向かった。

途中で、赤木颪を、と思ったがこちらは霧が濃すぎていも見えない。正面に浮かんだヤマハ一族山だろうか!?

次回は、いつになるかなあ?

 


関富士

2019年11月29日 18時02分31秒 | 日記

好天に誘われて、紅葉狩りだ! ではどこへ? ちょっと遠出したいなあという気分だったので、滋賀県の永源寺をターゲットとした。

永源寺の紅葉は全国レベルだ。しかし出発してまもなく・・・この好天気だし、みな考えることは一緒だとすると・・・ムムム大渋滞

アカン!やめとこ、近場にしとこ! ということで、向かったのは関ロッジ。旧東海道関宿の裏手の東海自然歩道だった。

 

国道1号線から少し入り観音山歩道へ入ろうとした。ワオー! 早や冬景色  妻はここから日課のウォーキングのため下車。一人で走る。

 

オッ、名残りじゃ

登り道をゆっくりと進む。観音山への登り口を過ぎ、しばらく走ると奇岩怪石の山景 車を止めスマホをズームで羽黒山をゲット 

昔、羽黒山という関取がいたらしいけど、この山名が由来らしいよ。

 

少し下り始めると、ようやく間に合ったみたい パチリ、パチリ  やがて下り始め終点でUターンし、妻と連絡を取ってそちらに向かう。

 

 関富士だ!  

 誰が言ったか『富士は見る山、登る山にあらず』

 だからと言う訳ではないが、まだ関富士は未踏のままだ! ホンマの富士は7回の登頂経験あるけど・・・


ここで路駐し、細い道に

聖橋! 半世紀前にタイムスリップ 

 ~ 神田神保町、御茶ノ水、聖橋、夕暮れ、涙~ ~ 思い出いっぱいだなあ。

 微風が水面に揺れる。

 

ぐるりと池を周回して、関ロッジの玄関前に出た。もう閉館になって久しい。しかし結構ハイカーが目立つし、案内看板も新しい!

この後、  ココ!石山観音に向かう。

関ロッジ玄関前から、錫杖ヶ岳がよく見えた! 

津市から見る錫杖は優しいが、亀山・関からはギザギザで荒荒しい!群馬の%&山や久住連山をちょっと想起させるといっては言い過ぎだろうか。

更に下った駐車地から。

 

 明日は、久しぶりに朝3時出発予定で風伝颪に挑戦します! 熊野市です。見える確率は、相撲で言えば3章12敗1ってとこ 

 

 

 


中央アルプス南端の安平路山を目指したが・・・?

2019年11月28日 15時22分22秒 | 菜園

安平路山(あんぺいじやま) 標高2363m /  摺古木山(すりこぎやま) 標高2135m

2019/11/05 快晴 ソロ 総所要タイム:8時間25分

安平路山は長野県飯田市と大桑村にまたがる木曽山脈(中央アルプス)南部にある主稜線上の山で、日本二百名山に選定されている。

前夜のうちにグーマップを検索して、登山口となる大平宿をナビセットし終えていた。娘からも中津川インターで降りるよう念押しされてもいた。翌朝何の迷いもなく中津川ICで降りた。ところがナビはしきりと再び中央道に乗せたがりR8に向かおうとしない。そのうち根負けして再び高速へ。で、飯田で下車すると正常に作動しはじめる。その後、R8を10数キロ走り無事大平宿に到着した。

集落の切れ目の路肩に立てられていた看板  岐阜県側の馬籠からの路線は通行止めだったのだ・・・これで納得 (5:00)

 長野と岐阜の県境峠かな? 11月5日だったけど外気温1度だった。 (5:30)

 

大平宿はまだ寝静まっていると思われたが、実際はほぼ消滅集落に等しかった。(5:39)

少し先の空き地に車を止めて小さな宿場町を一通り探索し終えたころ夜が白々と明け始めた。

 

霜が屋根を白く変えていた。公衆電話の明かりが侘しさを際立たせていた。住人がいないのに・・・? 下山後時間が許せば見学しよう!

 

 

大平宿の入り口に戻ると摺古木山登山口となるが、実際は林道が延々と続くのであった() (6:08)

中央アルプス南端の縦走路入り口でもあるようだ。

 

 

林道は荒れているとの情報を信じ、歩きを始めて約40分、何の問題もなく車止めゲイトに着いた。車を置いてきたことを悔いるが後の祭りだ。これでは約2時間のロスだ。日は極端に短くなっている!こんなことでは安平路山まで行けるか、真鍮にわかに暗雲立ち込める。更に果てしなく続くと思われる林道歩き待っていた。

 いよいよ天空の路となっていく・・・   (8:26)

 

摺古木山休憩舎    登り始めて2時間40分経過   (8:45)

林道終点には山小屋があり、ナント、デリカが停車していた。4WDの威力はすごい! てっきり営林省の職員だと思っていたが、下山後大平宿で一軒だけ営業していた民宿で蕎麦を食す際に同部屋となって静岡から来たハイカーだと知った。飯田市役所であらかじめ許可を取っていた。前夜この山小屋泊で、早朝より安平路山をピストンしていた。ようやく林道を離れ山道となるも執拗な山漕ぎを強いられる。別に山漕ぎ自体はヘッチャラだけど、突然クマが現れたら・・・この強迫観念で全くモチベーションが上がらない。自分が立てた笹音にさえドキッ!と怯える有様だ。普通、里山なら、もう少し刈り込んで整備されているだろうに…などと文句タラタラ・・・

しかし苦労してこそ得られる爽快感・達成感は格別だ! 広い空、そこから見渡す圧倒的な眺望すは堪らない!!

 

 

ザレ場を下る時、垂れたロープにうっかり足を絡ませ一回転 横っ腹痛打

その後、スマホを操作する度に、変なぬめりが気になり上着に塗り付けていたが、血だと気づき( ゚Д゚)。右手人差し指の先っぽがぱっくり口を開けていた。

どうやらクマザサ帯で切ったようだ。バンドエイドで手当てを終え、ふと視線を上に向けたらツララが垂れ下がっていた 

初めての分岐点で直登路をとる。 ようやくたどり着いた尾根からの眺めはワンダフル( ^ω^)・・・右奥は恵那山だ!

ほどなく、好展望の摺古木山山頂に着いた  (10:40)

 東側には南アルプス。聖岳や赤石岳

 北西には乗鞍高原と北アルプス

西には御嶽山

 この稜線を北にたどればあの中央アルプス核心部に行ける!

 

正面に見えるのが安平路山 もはや指呼の間と言えよう! 何をためらうことがあろう? しかし、私を押し留める“ヤマカン””が働く。冷静にならなければ・・・私はどっかりと腰を下ろしメロンパンにかぶりついた。山で迷いが生じたときの最初の所作として定着している。私は地図とにらめっこし往復タイムを割り出す。約4時間!見た目は近いが、山での錯覚も計算に入れて・・・キレットも待ち構えているのかもしれない。この時まだ11時前であった。順調に行けたとしても下山時にはヘッドランプ装着が必然となる! 早朝のヘッデンはまだしもま下山時は心細く寂しくむなしい。よって安平路山は断念した。その代案としては物足りないが山頂部を周回をすることにした。

 

そう広くない山頂部を右往左往良いアングルを探し回る 

ちょっとズームして、手前から越百山(こすもやま)、小さくギザギザしてる尖峨嶺(せんがいれい)、キレットの先が南駒ヶ岳、木に隠れた空木岳と昨秋を思い出す。

さあ、安平路山は諦めたのだからサッサと別尾根の縦走路を急ぎましょう 熊への恐怖感につい早足になります!

 摺古木自然園!? 好展望地でした。この右手から下山が始まります。 (11:42)

 

 摺古木休憩舎に戻ったらまだデリカが停車中でした。  (12:52)

林道をガ~ッと下って振り返ります。あの山の向こうを登ったのです。

黄葉が見ごろでした  しばらくしてデリカが私を追い抜いていきました。この日の山での唯一の出合としてはあまりにもあっけなかった(笑)

 

大平宿に無事下山 (14:30)

 

思ったより早く下山できたので、人気のない大平宿をアチコチ見て回りました。

 長野県道8号飯田南木曽線(大平街道)にある大平宿は、1970年(昭和45年)に集団離村して廃村になっている。

 駐車地の先のこの民宿だけが有人(おじいさんとおばあさん)で、食事ができるということなので駐車代金の代わりに信州蕎麦をいただきました。

デリカが前に駐車されていたのでひょっとしてと思ったら同室に案内され、思わぬ山談議となりました。

 

 

この後、飯田まで降り、R153を阿智村~根羽村~稲武~香嵐渓~豊田と約4時間、車を走らせ帰宅しました。

 

 


Dahlia imperialis ~ 清楚な色合い、優雅な佇まい ~

2019年11月27日 14時16分22秒 | 

  先日のこと ~ 妻とN農園に出かけた~ 

 二人そろって出かけるのは久しぶりだ。そして妻の感嘆の声で気づいた。 皇帝ダリアが満開

 ・・・不思議ですね・・・毎日見ていると見ていない時と同様に感受性が鈍感になっているようだ 

 

 農道の行き止まりが私のいつもの駐車地。その隣がN農園入り口となり、無人野菜販売小屋も隣接されている。

珍しく妻が、野菜を出すのを手伝ってくれた。野菜出しは別に決まっているわけではなく誰か気づいたものが出すといういい加減なシステムだ 

客筋はほぼ私たちの団地の朝夕のウォーカーで、顔見知りが多い。だから、おまけのほうが多くなることもしばしばだ  

値付けも勝手に決めている。市価の半額以下が基本だけど誰も市価に疎い( ^ω^)・・・

 

 

 

この販売小屋の上に空に向かって咲いている  

逆光だと気づきにくいが、よく見ると8枚の花弁がカッコイイ 

 

 

ネット検索してみたら、晩秋のころ、空に向かうように咲いている花とあった。

 

 

 <皇帝ダリアの学名・原産地・英語>

 学名: Dahlia imperialis

 科・属名: キク科、テンジクボタン属

 原産地: 中、南アメリカ(グアテマラやコロンビア)

 開花期: 11~12月

 別名:木立ダリア、ツリーダリア

 

やっぱり陽を受けると森にも青空にもよく映える 

 

 

 皇帝ダリアの花言葉は 『乙女の真心』『乙女の純潔』で、青空に映える澄んだピンクの花姿からつけられたそうです。

 

 

次回は、庭の選定にしようかな? 今朝のN農園での大量の玉ねぎ移植とか、実は今秋登った中央アルプスともう一回錫杖ヶ岳も残っているんだよね。

ネタの鮮度がどんどん落ちていくし( ^ω^)・・・? 根気が若干低下気味だし( ^ω^)・・・困ったもんだ  

 

 

 

 

 

 


太閤寿司

2019年11月26日 11時50分01秒 | グルメ

半端なく廉価で極旨 こんなお店が国道24号沿いにある  

  太閤寿司  


 三重県度会郡大紀町柏崎  ~我がふるさとの誇り~

 私は右手の集落で生まれ18歳までこの地で育った。この川は大内山川と言って伊勢の宮川の源流だ。

 夏にはアユが放流されていて、暇さえあれば“アユしゃくり”(アユのひっかけ漁法)に明け暮れていた。

 前方に聳えているのは行者山(ぎょうじゃさん)だ。卒業式を終え友と別れがたくて数十人でぞろぞろと登ったもんだ。

 その中に、現在の太閤寿司の店主タイチャンもいたかどうかの記憶はない。


 帰省した際には必ず立ち寄ることにしている。

 タイちゃんはいつも調理場だから、注文聞きの奥さんか嫁さんに来訪を告げておくと、

 食後の支払い時に店内とへだつ暖簾をくぐり顔を突き出す。

 いつものニコニコ顔だ。

 田舎を出てから半世紀経っても変わらない当時のままの顔で。


私は天ぷら主体のA定食 

凄いボリュームだ! 

エビやカキなど5種類ぐらいあって・・・面倒だからもう一枚ズームで紹介しておこう



どうだ!

普通の天ぷら定食とはわけが違うぞ! 

でっかいぞ!!


 魚だって、名前忘れたけどありふれたやつでないぞ

 

  妻は刺身主体のB定食 ABともに 1,000円と驚きの安値!

 魚は間違いなく新鮮でうまい。

 町内には錦漁港!隣には紀伊長島漁港と良港が近く、太閤寿司の隣は、近辺最大の“スーパー西村”と立地条件はそろっている。

 さらにタイちゃんとスーパー西村の店主は兄弟ときている! ともに田舎にあって大繁盛と商売の才気も運気も強い



 と、ふるさと自慢のあとは約2時間のドライブで津市自宅へ到着。


 帰宅後、朝津味へ行くと早くもクリスマス 


 店内ピロティーの片隅に展示されていた里芋 

 ~ ふむ、ここりゃあ ・・・ まじ凄いわ  ~