野坂屋旅館

自然の豊かな小さな町で、不知火海で獲れた天然の美味しいお魚をメインに、四季折々のお料理をお客様にお出しします。

橋特集Ⅲ

2011-10-02 10:39:37 | Weblog


まずは相逢(あいおい)橋です。

2枚目の画像の奥の方に薩摩屋さんといって、参勤交代の時の島津藩のお殿様の宿泊所だった所があります。
嘉永6年8月25日には、篤姫もご宿泊されただろうといわれています。
「だろう」というのは、明らかな書面として残っていないための仮説ですが、
植木で休憩されたり、瀬高ではお泊りになられた事が残っているために、
ドラマとは違って、陸路を通られた可能性の方が大きいとの事でした。

この相逢橋のたもとには、高札所が在り、藩や郡からのおふれが立てられていたそうです。

その後、自警の警察署がありました。
また反対側には、肥後銀行がありますが、元々芦北の財閥の方々が、出資されて芦北銀行がありました。
後に肥後銀行と合併して、今の肥後銀行になっています。


逸話としては、下総の国の方が全国行脚をされていた時に、数十年ぶりに娘さんと再会された橋。だそうです。
また「梅北の乱」加藤清正が朝鮮征伐の時に手薄になっていた佐敷城を、島津藩の梅北宮内左衛門らによって佐敷城が乗っ取られた時に
相逢橋の上で、援軍に来た相良藩の兵士と、島津藩の兵士が戦った所でもあるそうです。

また佐敷の本当の中心地だったようです。
コメント (2)
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