今日、お昼前にジョイをケージでオシッコをさせようと支えて立たせていたら、突然尻尾を上げて振り始めました。
顔をこちらに向け、まだ見える目で私を見ながら尻尾を振っています。
小刻みですがちゃんと尻尾を上げて、以前のように楽しそうに振っています。
もうずっと尻尾を振ることはなかったので、ジョイが尻尾を振る日が戻ってくるなんて思ってもいませんでした。
以前、まだ何とか自分で立てていた頃は、感情も表し、尻尾を振っていたのですが、立てなくなってからは全ての感情が無くなったかのように無表情になり、無気力になったかのように見えました。
ジョイが私の言葉に反応するのはチュール食べようかと言う時だけでした。
先生が脳の神経が影響して、もう言葉も何も分からなくなって、感情が無くなったのではないかと言われていたので、すっかりもう感情が無くなっているのだと思っていました。
だから嫌いなフルールが近付いて顔を舐めても、何も怒らずに反応もしなくなったのだと。
感情が無くなり、意味もなく突然泣いているのだと思っていました。
例え僅かでも感情が残っていたのなら、これほど嬉しいことはありません。
午後からも、オシッコをさせようと立たせると、また尻尾を振ってくれました。
立つのが嬉しいのでしょうか。
ずっと寝たきりの生活です。
脚の開かせ具合によってはほんの少しの間だけ支えなくても立てるときがあります。
自分の脚で立てることが嬉しいのでしょうか。
もうリハビリも何もできない状態ですが、立つことが嬉しいのなら、もっと頻度を増やして立たせようと思います。
介護生活は大変ですが、こんな小さな一つの出来事にも嬉しさを感じられることは、介護も楽しいものだと思います。
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