niceshotpeteの山旅

新潟県内外の山々を旅した記録です。山座同定に力入れてます。掲載した写真の何枚かはピクスタで販売してます。

5月26日 前倉橋~清水川原~見倉からの「シシ穴の柱状節理」・石垣田、巨木の森。

2024年05月29日 | 苗場山麓ジオパーク
苗場山麓ジオパークのお勉強その19

屋敷から405号を北上。前倉へ。
結東層(約1,800万年前から1,500万年前の日本海ができはじめ頃の地層。中津川流域の逆巻から小赤沢にかけて分布し、おもに海底火山の噴出物である。)が見られる前倉橋。

以前は、ここに茶屋があったのだが、綺麗になくなっていた。(って、教えてもらったはずなのに忘れていた)


グリーンタフという岩石が含まれるが、緑に見える?見えない?

 
さて、萌木の里で蕎麦を、と思ったが、腹が空かないというのでパス。
ただ、ここに来たのは裏手にあるシシ穴の柱状節理を見るため。
受付で尋ねると、対岸から眺めたほうが良く見えると。ならば行くっきゃない。清水川原橋を渡った先に右上に上がってゆく道があるという。

清水川原橋から見る、清水川原と大嵓。


川原は綺麗。この川原に清水が湧いているから清水川原という。

上流側


鈴木牧之が秋山郷の入口と称した清水川原の集落。

この集落の神社の脇に、コハウチワカエデの、目通り1.6m、高さ15mの県内有数の大木があるというが、どれのことかわからない。
北越雪譜にも記載があるコハウチワカエデと同じ木ではないかと言われている。

ほどなく、右に上がる見倉の集落にあがる道。
坂道を上ってゆくと、ビューポイントと表示のある駐車スペース。




左下が萌木の里。左上は高倉山。


HPより。
結東の「シシ穴」と呼ばれる、萌木の里の裏側に見ることができる柱状節理は、約77万年前に噴火した鳥甲山(とりかぶとやま)の溶岩です。前倉(まえくら)溶岩(ようがん)とも呼ばれる鳥甲山の最初の活動の火山砕屑物です。柱状節理が発達した安山岩の溶岩は、布岩山の東から穴藤まで北へおよそ20km以上も流れ、先端は魚沼層群上部に堆積しました。
 遠くから見ると、一枚の平滑な浸食面として見える崖ですが、近寄るとロウソク状に浸食されている様子が観察できます。これは雪崩による浸食の跡です。
 「シシ」とは「アオジシ(カモシカ)」のことで、カモシカのねぐらがあることからこの地名がついたそうです。
 また、この場所は雪が積もることによって岩壁の真下まで近づくことができ、柱状節理の様子を詳細に観察することができます。

火山砕屑物ってなんだっけ?復習。生成AIに尋ねる。
 火山砕屑物(または「火砕物」)は、火山活動の際に放出される固体物質であり、そのサイズと起源によって分類されます。溶岩以外の固形物で、大きく2種類に分けられます1。具体的には次のようなものが含まれます:
1.火山岩塊、火山礫、火山灰など:溶けたマグマ(岩漿)や古い岩石が破片になったものです。
2・軽石、スコリア、火山弾など:溶けたマグマがちぎれてバラバラになったものです。

火山砕屑物が固まってできた岩石を「火山砕屑岩」(または「火砕岩」)と呼びます1。火山砕屑物は、火山噴火の危険性評価や、火山活動の過去の歴史を理解するのに重要な役割を果たしています。
さらに、火山砕屑物は粒の大きさによっても分類されます。最も大きいのは火山弾で、直径が2センチメートル以上の塊状の岩石です。次に火山礫があり、直径は2ミリメートルから64ミリメートルです。最も一般的な火山砕屑物は火山灰で、粒の直径は2ミリメートル未満です。火山灰は非常に細かい粒子で構成されており、遠くまで運ばれることがあります

つい、便利だから生成AIに訊いちゃうが、生成AIのサーバーは物凄く電力を消費するんだって。動画作ったり、感情を込めたような返答を返す進化した生成AIがガンガン稼働したら、結果、電気代があがることになるって。使いながら云うのもなんだが、これ以上進化しなくていいんじゃないか?生成AIを使った巧妙な犯罪も激増するだろうし・・・。


右手に、結東の石垣田。

HPより。(引用ばっかり)
 結東集落の北側には、全国農村景観百選にも選ばれている美しい石垣田が広がっています。長い年月と労力をかけて築かれた石垣は、鳥甲山と苗場山の火山噴出物(柱状節理)の崩れた落石を利用しています。石積みの高さは高いものになると3mもあり、村人の苦労が容易に想像できます。開墾が始まったのは明治25年(1892)頃で、秋山郷は稲作には厳しい環境とされていましたが、村人の強い思いが血と汗をともなってこの石垣田を作りあげました。
 現在は、周囲の農道が狭く大型機械が入れないため農作業が大変なことや村人の高齢化もあり耕作されない田んぼが多くなってきています。そのため、保存会が発足し住民や行政と協力しながら保全活動を行うとともに、エコツーリズムなどと連携し農業体験も行っています。
 この石垣田のすばらしさをたくさんの人に知ってもらうため「けっとの灯影」と題し、田植え後の石垣田に1,000本のキャンドルを灯し、からす踊り(土着民謡)などで春の宵を楽しむイベントも開催しています。
 また、溶岩壁下部のガレ場には「風穴」が点在していて、エゾヒョウタンボクなど希少な植物が生育しています。
 ジオ、エコ、カルチャーが融合した素晴らしいスポットです。

背後には巨木の森。
 
ここより先、見倉トンネル手前の遊歩道を辿ると、新潟県最大級、直径2.6mを誇るトチノキにも出逢える。熊が怖いから、一人では僕は行かんけどね。
この森では、アサノハカエデやウダイカンバ、甘い芳香を放つカツラにも出逢える。春にはウワミズザクラに似た、シウリザクラも。新潟県内でシウリザクラに出逢えるのはここ見倉の風穴周辺だけだそうだ。
その他、ヒトツバカエデ、テツカエデ、ミネカエデ、メグスリノキ、ハウチワカエデなどが、秋山郷を彩る樹木。

河岸段丘広がる中津川下流まで戻ってきた。

田植えの終わったばかりの水田が水鏡に。


収穫の多い一日。
大急ぎで新潟市に戻り、大の里の一番に間に合った。
糸魚川市の、能生中学~海洋高校出身。早々にやめちゃった豊山に変わり、一気に新潟県民の誇りとなった。(石川県の皆さん、スミマセン)
大の里が痩せると、大谷に似てるんじゃないかと思うのは僕だけ?
終。





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5月26日 苗場山麓ジオパーク・苗場山の浸食カルデラ

2024年05月29日 | 苗場山麓ジオパーク
苗場山麓ジオパークのお勉強その18

五宝木トンネルを抜けた後、前倉の集落から国道405号へ入るつもりだったが、通行止め。この通行止めの道を行くと、山の展望台の処の分岐に出ることになる。赤が辿った道。水色が予定していた道。

さて、屋敷へ回って国道405号にでることになったが、途中の苗場山の眺めが良かったので結果オーライ。

この眺め。檜ノ塔から霧ノ塔まで(写真に写ってないがその先の黒倉山まで)爆裂火口や爆発カルデラみたいに弧状に連なる山体。
噴火によりこうなったのではなく、硫黄川と小赤沢川により浸食された浸食カルデラ。もちろん地滑りも頻発したはず。
削り残された(たぶん)のが猿面峰から松ノ峰。
カシミール3Dにて作成。



浸食される前はどんな形だったのか。神楽ヶ峰~霧ノ塔~黒倉山を外輪山として、猿面峰あたりを中央火口丘とする妙高や浅間のような形を想像する。シロートの想像だから信じないように。



車を進める。



奥志賀の山々
湯田中から入って岩菅山~烏帽子岳~笠法師山~秋山郷と辿る健脚向きルートがあるらしい。

白嵓ノ頭
壮大なアバランチシュート。
以下は、みなかみ町が作成しているPDFだが、苗場山麓ジオパークのサイトが、未だに白嵓ノ頭のアバランチシュートを筋状地形(✕きんじょうちけい 〇すじじょうちけい)と掲載している。メールで指摘してみたんだけどね。歯痒い。



屋敷の集落に下る。ここに貴重な、綺麗な公衆トイレがある。覚えとくと役に立つよ。
清水川原やシシ穴の柱状節理に続く。


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5月26日 苗場山麓ジオパーク・前倉トド山の展望台  更新

2024年05月28日 | 苗場山麓ジオパーク
苗場山麓ジオパークのお勉強その17 

津南町に着き、すぐに沖ノ原台地へ駆け上がる。
図は、川の展望台辺りの上空から俯瞰した、きょう辿る風景。
龍ヶ窪の後ろが苗場火山熔岩流末端崖。平らな沖ノ原台地へ溢れかえり押し寄せた凹凸の熔岩流。
龍ヶ窪の右側から末端崖を駆け上がる。
冬季間通行止めの道。どんなにか悪路なのかと思っていたが、広くはないがしっかり舗装された快適な道だった。
高野山の右側を通過。高野山ダムも見たかったが、道がわからん。
使われているのかいないのか、牧場と思われる草原も現れる。
暫く進むと、
ブナのトンネル。



エゾハルゼミと、ときおり響く小鳥の囀りに心が和む。

鳥甲山が見えた。

さて、分岐。これを左に辿るつもりだった。グーグルマップでは、展望台への登り口が左の道から続いてたから。
それがなんと通行止め。
歩いて行こうか??でも、標識良く見ると

右の道。展望台の後、引き返して右の道に入るつもりだったので手間も省ける。
登り口はすぐにわかった。駐車スペースも数台分。
他に人影は無く、熊が心配。熊鈴持ってくるつもりだったが忘れた。
スマホの音楽鳴らしながらいこうかと思ったが、カーナビとブルートゥースで繋がってスマホからは鳴らない。ま、しょうがない。

少し登ると展望台。ここは苗場山と中津川の渓谷を眺める展望台。










小さな祠がある。

え?八海山が見えるって?家に帰ってから気づいた。最後まで読んでなかった。不覚。

そこから南西に進むと、不意に広い平原が広がる。
鳥甲牧場跡。

ここでも苗場山が望める。高いサイロも2本ある。牧場っぽくっていいね。


苗場山麓ジオパークHPより
鳥甲牧場周辺にはシルト層を主体とする五宝木湖成層と呼ばれる湖成層が分布することから、湖であったことが推測されます。時代は不明ですが、苗場火山噴出物、鳥甲火山噴出物の堆積と関連して形成されたと考えられます。五宝木から鳥甲牧場に至る県道沿いに分布し、およそ30mの層厚があります。
 魚沼層群の前子無斑晶質安山岩層や屈岨層、高山沢・鬼沢火砕流堆積物を不整合に覆い、苗場山第Ⅳ期噴出物に覆われています。 
 鳥甲牧場があった標高1,100m前後の平坦面は、スランプ構造の発達した白色細粒火山灰とシルト層の互層となっています。
〈スランプ構造〉
 平行に重なった地層のうち一層準だけ、地層の構造が著しく乱されている構造を言います。このような構造は、地層がまだ軟らかいうちに変形したことを示しています。スランプ構造の多くは湖底地すべりによって形成されたものと考えられています。(産技術総合研究所・地質調査総合センター)


産総研のHPから拝借した地質図。水色の部分が湖成層。
4つの湖だったのか、ひとつの大きな湖が地殻変動で別れたのか?
川沿いの緑色が結東層。その右は苗場火山由来の安山岩。左は鳥甲火山由来の安山岩。

右に鳥甲山。


さらに右に台倉山など。


背後に高倉山。地図に登山道はないが、簡単に登れそうな。


牧場の中へ。


遠目ではカッコいい牧場施設に見えたが近づくと廃墟。


サイロの奥へ。無人だと思っていたが、畑を耕している人がいた。
時計回りに山岳展望。










名峰を望める素晴らしいロケーション。野外フェスなんかにゃうってつけの広大な平原。遊ばせとくにはMOTTAINAI!
なにか活用策は?冬場の天候とか、素人が余計な口を挟む事じゃないかもしれないがMOTTAINAI。

この後、五宝木に向かってクネクネした道を下る。このどこかに湖成層が露出してるんだろうが、わかるわけない。

五宝木トンネルを抜ける。
1.2kmほどの長さだが、照明が全くない。なんか出そうな雰囲気。
その後北上して前倉の集落から国道405号に出るつもりだったが、通行止め。
屋敷まで遠回りになった。
千秋楽に間に合うように帰りたい。
続く。





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5月26日 秋山郷・ブナのトンネル。

2024年05月26日 | 中越の山々
またまた秋山郷へ。
ただし、きょうは初めて辿る道。前倉トド山の展望台への道。
展望台への道の途中にブナのトンネルがある。ここも訪ねてみたかった処。
素晴らしい新緑のブナ林。まさにトンネル。
写真を撮ろうと車から降りると。
降り注ぐ蝉時雨。エゾハルゼミだ。
なんと長い事山に登ってないことか。この声を忘れていた。
音が届けられないのが残念。
では、展望台へ、続く。
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5月19日 笹川流れ 探鳥と山岳展望

2024年05月23日 | 下越の山々
笹川流れの岩牡蠣って、いつから食べられるんだっけ?
ネットで検索すると、村上市の某飲食店のHPに、村上市の岩牡蠣は5月から8月が旬!って書いてあった。
半信半疑だが、きっとどこかで食べられるんじゃないかと出掛けて見た。

桑川駅併設の道の駅着。
展望台からの眺め。
野鳥に餌あげちゃいけないんじゃ?

それを羨ましそうに見つめるカラス。

でも、楽しそう。


ハクセキレイが舞う。


レストランのメニューに岩牡蠣の文字は無い。
少し先の、遊覧船乗り場の海産物店で尋ねると、海女さんが潜るのは6月から。とのこと。?、じゃ、ネットで見た飲食店で出される岩牡蠣は、どこから仕入れてるんだろか?まあ、深くは追及しない。
夏にまた来るさ。
なので、ホタテのフライと、かたやスッパドライ、かたやノンアルで昼食とする。
後は、探鳥。ハヤブサやミサゴのダイナミックな狩りを撮影できないだろか?こちらも、ちょっと時期が?

遊覧船乗り場から、ほんの少し車を走らせると、漁港に降りる道がある。
降りてみると、フォルクスワーゲン軍団が駐車場を埋めてた。
そのわりに、あまり混んでない漁港。


背後にはそれっぽい岩場がせまる。ハヤブサ、いないか?

すると、1羽飛んできた。誰?


イソヒヨドリ。

なぜか、角田山のイソヒヨドリよりも精悍に見える。



次の岩場へ。



粟島と遊覧船。


岩場は続く。






ハクセキレイが止まってる。


ハクセキレイも背中は黒い。セグロセキレイのネーミングってどうなんだろ?
見分け方は、頬が白いのがハクセキレイ。





他の鳥は見つからない。
途中、JRの海里を追い越す。笹川流れの風景を乗客に見せるために、減速してるのか?撮り鉄できるかも。スピード上げて充分引き離したつもりで、笹川流れの塩工房に駐車。トンネル抜けてくるのを待った。
が、一向にやってこない。塩工房に駐車してる間に行ってしまったのか?
複線のもう一方のトンネルを走っているのか?

塩飴買ってパチリ。



ウミネコ岩(そんなネーミングはない)




さて、帰りにお山を。
チェックしておいたポイント。345号線のP点。
笹川流れは葡萄山塊が迫っているのでたいした展望を得られない。そこで山塊を回り込んだ辺りで。



飯豊連峰






二王子岳


も一度左に戻って時計回り。









あまり眺めることの少ない方向から。久々の名前入れで手間取ったので漸くアップ。
終。


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5月12日 福島潟の日の出と探鳥・オオヨシキリとカッコウ

2024年05月14日 | 野鳥
日の出を見てから探鳥しようと、3時半に家を出て、福島潟へ。
新新バイパスを豊栄ICで降りて片側2車線の県道を進む。まだヘッドライトが自動で点灯する明るさの4時半前。遠くに対向車が。なんだか違和感。??・・・!
僕は片側2車線の右側のレーンを走っていたが、なんと対向車が逆走して同じレーンを接近してきていた。
幸い、速度は遅く、道路もガラガラだったので、すぐ左車線に移り、パッシングの嵐を浴びせたが、何事もなかったかのように、止まるでもなく同じペースで行ってしまった。ワイドショーなんかではちょいちょい見かけるシーンだが、我が身に降りかかるとは。ホントにあるんだよ。皆さん、気を付けよう。
閑話休題。
福島潟着。
キャンプ場には多くのテント。僕も一度はここに泊まってみたい。それを右手にやり過ごし、すぐに雁晴舎(野鳥観察舎)へ。
4時半。
屋上に三脚セット。


遠く祝瓶山


もう少し赤く燃えてくれればなぁ。


4時45分くらい。

         左 飯豊大日岳。     中央 焼峰山。      右 蒜場山。



陽が昇ると、薄く霞がかかる。

カンムリカイツブリが、狩りのためポチャンと潜り水中を進む。波紋が進行方向に延びる。数メートル進んで浮き上がったが、狩りは失敗だったか?綺麗な波紋だけが残った。

アザミも咲き始め。

モデル立ち。優美なお姿。

飯豊に吠える、・・・吠えてはないか。
オオヨシキリなら探すまでもなく・・・。

姿の見えないカッコウの鳴き声に引き寄せられるように、自然観察園の木道を進むが。


そろそろタイムリミット。雁晴舎に戻って、屋上から猛禽など探そうかと階段を上り始めると、近くの木にオオヨシキリが止まった。





ギョギョシ ギョギョシ

突然、近くからカッコウの鳴き声。チャンス到来と階段降り、声の聴こえる方向に歩く。
枝葉の中に隠れて姿は見えないが、近づくと数本先に飛び移った。
向こうからは見えてるのか?
ソロリソロリと近づき、止まっている(らしい)木に最接近。
あ、飛んだ。

目で追い続けると遠くの木に止まった。
遠過ぎて・・・。
カッコウには間違いなさそう。
次こそは。
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5月9日 北方文化博物館の藤棚とクマバチ、ちょっとモズ♀

2024年05月10日 | 植物
まだ咲いてるかな?ちょっと遅いかも。と思いつつ北方文化博物館へ。

入館料払って庭園に向かって行くと、前から一人の女性が。邸内の説明が始まるが如何でしょう?と。何度も来てる北方文化博物館なので、きょうは聞かなくてもいいなと断ると、とても残念そう。案内しようと待っていたが誰もこなかったそうだ。連休明けの平日。こんなに空いてる北方文化博物館は初めて。


多少傷んだ花もあるが、まだまだ綺麗。



少し離れたところには白藤も。




客の半分は外人さん。


黄色も。初めて見たかも。



ここまではスマホ。

ズームレンズで






ブンブンと存在を誇示するので




身体に花粉を付けてるのかな?働いてるね。





ついでに鳥撮り。
モズ
黒い過眼線がなく、胸と脇にうろこ状の模様。♀



オオルリやキビタキは北海道にも到着したそうだ。
海岸松林でオオルリを1回見ただけ。
もう、平地の公園や松林からは姿を消してお山に行っちゃったのかなぁ?


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5月2日 魚沼芝桜祭りと、山本山の菜の花。

2024年05月06日 | 植物
関越道堀之内IC近くの「根小屋花と緑と雪の里公園」で開催されている、「魚沼芝桜まつり」へ。

越後三山を背景に。


駒ケ岳の山頂は雲に隠れている。左奥に荒沢岳。


最上部の展望デッキへ。ここだと八海山しか見えないのが残念。

前回来た時は、まだ咲いていない株が多かったが、今回はほぼ満開か?


同じアングルばかりパチパチ。

次いで、県道333号を通り山本山へ向かう。
途中、地図の紫の点辺りが、魚野川のビュースポット。


沢山ポケットパークの菜の花畑へ。
まだこんなに咲いているとは思ってなかった。

ポケットパークの展望デッキ。右奥は弥彦山。

越後三山。雲が多くなってきたなぁ。きょうは遠望は利かないので、山頂はパス。


右奥は長岡の東山丘陵



GWは始まったばかり。記事はGW最終日(*´σー`)エヘヘ
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5月3日 角田岬灯台で探鳥

2024年05月04日 | 野鳥
5時に家出て、国上山の朝日山展望台へ。
きょうは単独。前日、魚沼芝桜祭りでかなり父を歩かせたので、きょうの彼は終日休養日
なので、今朝はここでじっくり探鳥しようと、意気込んでやってきた。芝桜祭りの写真は次回に。

が、なかなかシャッターチャンスは訪れない。
吊橋渡り、国上寺を通り、また朝日山展望台へもどる。
撮れたのは、常連さんだけ。
シジュウカラ








ホオジロ



カワラヒワ


すると、綺麗な声で鳴く鳥が。動きはわかるが、枝の影になり写真を撮っても真っ暗。
PCで明るさを最大にしたらようやく。

イカルかぁ。2度目のご対面。もっと綺麗に撮りたかった。あんな素敵な声で鳴くのか。もう忘れないよ。(???)覚えておこう。(あんたが覚えておけるわけないだろ?)
だいぶ粘ったが、明るいところには出て来てくれなかった。

そろそろ移動するか。
弥彦山スカイラインを通って山頂駐車場へ。だが、大平公園でもホオジロだけ。ウグイスの鳴き声だけはそこここに。
仕方ない。あそこへ行こか。あそこなら必ずあの鳥が撮れるはず。

角田岬灯台。
かなり久しぶりに来たら、新しいおしゃれなお店ができていた。

メニュー




食べるのはまた今度。

信さんも最近登った灯台コースの階段を登る。目の前のあの岩の上に・・・

居た、居た。きょうもちゃんと居た。
イソヒヨドリ。



この岩がお気に入りで、ここに来ればかなりの高確率で逢えるんだ。
腰を据えて撮ろうと思ったら、この3枚で飛び立った。

まあ、待ってればすぐ戻ってくるだろう。すると。

この岩の下部に巣があるんだろうか?下の方に現れて、やはりあの岩の上を目指して飛び上がる。

シャッタースピードかなり上げてるが追いついてない。ピンボケ。がっかり。

そして指定席へ。
凛々しい。

GW後半戦初日。多くの登山者、灯台までの観光客が行き来する狭い急な階段。
その度、階段脇の草付きに退避。
イソヒヨドリに逢えてうれしい私は、訊かれもしないのに「あそこの岩に鳥がいるんですよ。イソヒヨドリです」
「ほらほら、イソヒヨドリだって」遅れてきた連れに教えるのを聞いて、またうれしくなる。

おや?また飛ぶのか?




大丈夫。また戻る。



初めてこの岩の上に止まるイソヒヨドリを見たのはもう7年以上前。
その頃と同じ個体なんだろうか?それとも子供?
また飛んで行ってしまった。
そろそろ別アングルから撮ろうと、灯台のデッキにあがる。
が、なぜかなかなか戻ってこない。







周りの景色など眺めながら待ってると、突然目の前にトビが現れた。近い!



いつもは見上げるトビを、きょうは見下ろす。









途中でスマホが鳴った。父から。「どうした?」
昨晩、夕食時に「早朝、探鳥に行くから朝食は適当に食べて」と言ったのをきれいさっぱり忘れていた。そろそろかなぁ?💦
帰って、昼食は一緒に食べよう。





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裸眼立体視

2024年05月01日 | 苗場山麓ジオパーク
苗場山麓ジオパークのお勉強その16

これは、津南学vol.8に掲載されている裸眼立体視できる図。
裸眼立体視ってご存知?
左目で左の画を、右目で右の画をみると、平面の画が立体に見える。
すでにやったことがある方は簡単なんだが、初めての方は最長1週間かかるっていうから、すぐできなくてもがっかりしないで。
真ん中にハガキなど置いて、左目では右の画が見えない、右目では左の画がみえないようにすると意外と早くできるかも。
対象までの距離のすくなくとも100分の1ほど平行移動して撮影すると、立体視できるそうだ。
勝手に引用するのは著作権侵害? でも、利益をあげるわけではないから許してください。m(__)m

笹葉峰の地滑り。
注)私はPC画面で見てるが、スマホで見ると大きさはどうなんだろ?

出来た?面白いでしょ?実際よりも高さが強調されるからびっくりするでしょ?
間違いがあったらご指摘ください。
続く。
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4月20日 段丘桜の後は、中子の桜~天代の露頭

2024年04月30日 | 苗場山麓ジオパーク
苗場山麓ジオパークのお勉強その15

段丘桜から沖ノ原台地を南西に進み、中子の桜へ。


中子の桜は2度目。

全く雪はない。雪上桜として有名になった中子の桜だが、温暖化の影響はここにも。

本数が少なく寂しげなのは否めないが、綺麗な事には変わりない。

中子の桜を後にし、さらに南西へ。

米原面から車1台しか通れない細い道を脱輪しないよう気を付けながら県境の志久見川へ下り、

北野川沿いの北野天満温泉へ。(この画よりも左)
そこの食堂で蕎麦を頂き、さらに南下し学問の橋を渡り、北野天満宮へ。
北野天満温泉から続く学問の道を歩いてくるとご利益があると。
ここまで車で来たから、ご利益はないのか?💦

写真を見るまで、この彫刻に気づいてなかった。
狛犬や彫刻がなくてちょっと寂しい。



橋を渡り直し、
北野天満温泉へ戻り、写真左の段丘へ上がって行くと、

天代の露頭。私にとっては、流行りの、「聖地巡礼」みたいなもので、どんな風になっているのか期待してやって来たのだが。



う~ん、コレか。表示がなきゃ全くわからず通り過ぎるとこ。

これを目安に、と言われても。


ここが最上部。

・鬼界アカホヤK-Ah (供給源:九州南方鬼界カルデラ 噴出年代:7300年前)
・浅間草津As-K (給源:浅間山 噴出年代:1万5千年前)
・姶良丹沢AT (給源:鹿児島湾姶良カルデラ 噴出年代:2万9千年前) 
等々の火山灰層があるんだろうが。
見る人が見ないとわからない。当たり前か・・・いや、何かプレートなど埋めて、どこが火山灰層なのかわかるようにできないものかなぁ。

登り切った段丘面は朴ノ木坂面なんだそうだ。

野沢温泉スキー場のある毛無山も、もちろん第四紀火山。大量の溶岩が流出した。

台倉山。「コンサイス日本山名辞典」1991年9月30日第8刷に載ってない山。

最新の辞典には載ってるかなぁ?生成AIに訊いてもこの山の事は教えてくれない。
ヤマレコに名前は載ってるが登山記録はなく、「木島平村最高峰。正式な登山道はありません」としか書かれていない。ピラミッドに囲まれた立派な山容。


この後、国道117号まで下り、津南町に戻り、川の展望台から段丘桜を見下ろした。

続く。
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スコリアとは?

2024年04月29日 | 苗場山麓ジオパーク
 
苗場山麓ジオパークのお勉強その14

スコリアは、火山噴出物の一種で、塊状で多孔質なもののうち暗色のものを指す。別名、岩滓(がんさい)とも呼ばれる。
 スコリアは主に玄武岩質のマグマが噴火の際に地下深部から上昇し、減圧することによってマグマに溶解していた水などの揮発成分が発泡したため多孔質となったもの。発泡の程度は一般的に軽石より悪く、発泡の悪い(孔の少ない)ものは火山弾や火山礫に移化し、明確な区別は決まっていない。スコリアの色は一般的に黒色から暗灰色だが、噴出した時の条件によってはマグマに含まれる鉄分が酸化して紫から赤色になる場合もある。軽石ほどは鉱物結晶を含まず、おおよそガラス質である。
 スコリアは火口から放物線を描いて放出され、周囲に同心円状に(風がある場合には楕円形状に)堆積する。ひとつの火口から大量に放出されるとスコリア丘を形成する。また、火山灰や火山礫と一緒に火砕流として山腹の斜面や谷を流下することもある。特にスコリアを主な構成物質とする火砕流をスコリア流と呼ぶ。
(生成AIにて検索。)

 天代の露頭では、新しい順に主なものとして、
貝坂スコリア(妙高火山起源 30000年前 層厚4cm)
相吉スコリア(妙高火山起源 12万~11万年前 ?) 
朴ノ木坂スコリア(黒姫火山起源 ? ?)
谷上スコリア(? ? ?)
が認められる。
谷上スコリアの下にフラッドロームが認められる。

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第四紀と、第四紀火山。現在は第四紀。

2024年04月29日 | 苗場山麓ジオパーク
苗場山麓ジオパークのお勉強その13

 第四紀は、地質時代の区分の一つであり、約258万年前から現在に至るまでの時代を指す。
 
 他の地質時代が生物相の大幅な変化(特に大量絶滅)を境界として定められたのに対し、第四紀は人類の時代という意味で決められた。したがって、古人類学の進展に伴い次々に古い原人が発見されるとともに第四紀の始まる年代も変化していった。現在ではヒト属の出現を基準とし、地質層序や気候変動を併用して決定している。
 
 第四紀は、かつて地質時代を大きく第一紀(Primary)、第二紀(Secondary)、第三紀、第四紀に分けたことに由来している。これらのうち、第四紀のみが現在も公式の名称となっており、第三紀は古第三紀と新第三紀に分割されている。
 第四紀は地球の歴史において重要な時期であり、氷河期や間氷期などの気候変動、生物進化、地形変化などが進行した。この時期に形成された地層は、私たちの地球の歴史を解明する上で貴重な情報源となっている。

 第四紀火山は、第四紀に活動した火山を指す。また、活火山は2003年の火山噴火予知連絡会により再定義されており、「概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」とされている。
 苗場山、鳥甲山、浅間山、妙高山を始めとして、那須火山帯、富士火山帯、阿蘇に桜島等々、日本の有名な火山はほぼ第四紀火山と考えて間違いないと思われる。
この時期に活動した火山は、第四系と呼ばれる地層を形成した。

 第四紀より古い地層はかつては「三紀層」と呼ばれていたが、今では古第三紀と新第三紀に分かれている。語源的には、第一紀、第二紀、第三紀、第四紀と大きく分けたことに由来している。これらのうち第四紀のみが、現在も公式の名称となっている。
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4月29日 トビ

2024年04月29日 | 野鳥
朝の佐潟。
潟の奥には朝霧。

すると木の上に大きな鳥。猛禽。

トビだな。
こっち向いてるし飛んでっちゃうかな?
じりじり距離をつめる。20mくらい?


ピーと一鳴きして
飛び立った。

鳥を撮り始めた頃は、どうせなら普段見ることの少ない鳥を撮りたいなぁって思い。
トンビとかスズメなど、どこでも普通に見られる鳥なんて。って思って、あまりカメラを向けなかったが。
改めて見ると、トビはカッコイイ。

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4月26日 新潟市の海岸松林にオオルリがやってきた。

2024年04月26日 | 野鳥
ほぼ日課の海岸松林を歩いていると、青い鳥!
そろそろいるのかなぁ?と思って歩いてきたが居た居た!
だが、暗いしピンボケ。オオルリかコルリか?コルリはまだ遭遇したことがない。
あたふたしているうちに飛び去った。
でも、この辺りで待っていれば。
そしたら上に居た。
青色は良く見えないが、体下面は白。のどが黒い。オオルリ。
コルリはのどが白い。(で、良いんですよね?)
なんで真上??
目が怖い。




光線の関係か、あまり綺麗な色じゃないが、数日は居てくれるんだろう?
もっと綺麗に撮ってあげなくちゃ。
続く。
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