こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
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スカシカレハ

2022年05月31日 |  ●カレハガ科


スカシカレハ Amurilla subpurpurea (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] 不明
[時 期] 7月~8月
※ 開張は約53㎜~59㎜前後のカレハガ科カレハガ亜科に属する蛾の仲間。

日本各地に分布しており、山地~高山帯に生息し個体数は少ない。
成虫は夜間灯火に飛来する。
模様が独特なカレハガの仲間。
前翅は黒褐色で基部付近の後縁に黄色紋が見られる。
雄と雌の触覚は両櫛歯状だが、雌は櫛が雄よりも短い。



夜間ライトトラップに飛来したスカシカレハ


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タカムクカレハ

2022年05月30日 |  ●カレハガ科


タカムクカレハ Cosmotriche lobulina (北海道)

[分 布] 北海道・本州
[食 樹] マツ・モミ・シラビソなどのマツ科
[時 期] 6月~8月
※ 開張は約30㎜~41㎜前後のカレハガ科カレハガ亜科に属する蛾の仲間。

北海道・本州に分布しており、山地~高山帯に生息し個体数は少ない。
成虫は夜間灯火に飛来する。
北海道亜種・本州亜種に分かれている。
北海道亜種は大雪山系の亜高山~高山帯で見られるが個体数は少ない。
雄の触覚は両櫛歯状で櫛は長く、雌は両櫛歯状だが櫛が短い。







夜間灯火に飛来したタカムクカレハ(北海道亜種)
カレハガの仲間の中では、群を抜いて美しさと渋さを兼ねそろえた魅力的な蛾です。


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チャオビヨトウ

2022年05月29日 |  ・ヒメヨトウ亜科


チャオビヨトウ Niphonyx segregata (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] カナムグラ・カラハナソウなど
[時 期] 5月~9月
※ 開張は約25㎜~30㎜前後のヤガ科ヒメヨトウ亜科に属する蛾の仲間。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数はやや少ない。
成虫は夜間灯火に飛来する。
小型な蛾で前翅は灰褐色で中央に大きな湾曲した濃茶帯が見られ、翅頂付近にも台形型の濃茶紋がある。
後翅も一様に茶色。雄の触角は繊毛状で雌の触覚は糸状となる。



チャオビヨトウの標本





夜間灯火に飛来したチャオビヨトウ



日中に山地の林道脇のヨモギの葉で見られたチャオビヨトウ


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トビフタスジアツバ

2022年05月28日 |  ・カギアツバ亜科


トビフタスジアツバ Leiostola mollis (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] エゴノキ・ハクウンボクなど
[時 期] 5月~9月
※ 開張は約24㎜~31㎜前後のヤガ科カギアツバ亜科に属する蛾の仲間。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は普通。
成虫は夜間灯火に飛来する。
地味な模様の蛾でどこにでもいそうな模様をしてるが同定は割としやすい。
前翅は薄い茶褐色で内横線・外横線共に明瞭。
特に外横線は前縁付近で外側に大きく湾曲する。


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ノコメセダカヨトウ

2022年05月27日 |  ・キリガ亜科


ノコメセダカヨトウ Orthogonia sera (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] イタドリ・ギシギシなど
[時 期] 6月~10月
※ 開張は約56㎜~60㎜前後のヤガ科キリガ亜科に属する蛾の仲間。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数はやや少ない。
成虫は夜間灯火に飛来する。
大型な蛾で、模様も独特な為他種との区別は容易。
斑紋の変異があるようだが、個人的には割と安定している様な個体しか見たことがない。



ノコメセダカヨトウの標本



夜間灯火に飛来したノコメセダカヨトウ



札幌市内の糖蜜で飛来したノコメセダカヨトウ


 
北海道のノコメセダカヨトウの写真
大型でメリハリの利いた翅の模様がとても格好良い


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ハイイロケンモン

2022年05月26日 |  ・ケンモンヤガ亜科


ハイイロケンモン Plataplecta tegminalis (北海道)

[分 布] 北海道・本州
[食 樹] グミなど
[時 期] 6月~9月
※ 開張は約36㎜~40㎜前後のヤガ科ケンモンヤガ亜科に属する蛾の仲間。

北海道・本州に分布しており、平地~山地に生息し個体数は少ない。
成虫は、夜間灯火に飛来する。
北海道では渡島半島南部に分布するが局地的で個体数も少ない珍蛾として知られる。
ケンモンヤガの仲間だけど剣状紋が見られない。


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マエモンツマキリアツバ

2022年05月25日 |  ・ツマキリアツバ亜科


マエモンツマキリアツバ Pangrapta costinotata (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] サクラなど
[時 期] 5月~8月
※ 開張は約26㎜~30㎜前後のヤガ科ツマキリアツバ亜科に属する蛾の仲間。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数はやや少ない。
成虫は、夜間灯火に飛来する。
北海道では渡島半島南部に分布。
このグループの中では一番の美麗種。
模様が似た種がいつくかいるがこれだけ鮮やかなのは本種だけ。
前翅の地色は赤紫色で外縁に行くに連れ明るめのオレンジ色へ変化する。
前縁後方に大きな真っ白い紋が特徴的で他種との区別は容易。



夜間外灯に飛来したマエモンツマキリアツバ


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ムラサキアツバ

2022年05月24日 |  ・ムラサキアツバ亜科


ムラサキアツバ Diomea cremata (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] カワラタケ・サルノコシカケ・シイタケなど
[時 期] 5月~10月
※ 開張は約27㎜~30㎜前後のヤガ科ムラサキアツバ亜科に属する蛾の仲間。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数はやや少ない。
成虫は、夜間灯火に飛来する。
前翅の色は前縁・外縁は明るい薄黄色でそれ以外は暗紫色をしている。
地味ですが味わい深い色彩と静止している容姿には小型ながら貫禄を感じる蛾です。
少ないのか割と出会いは少なく、過去まとまって見られた事がない。



夜間外灯に飛来したムラサキアツバ


 
札幌市内で撮影したムラサキアツバ


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モモイロツマキリコヤガ

2022年05月23日 |  ・ベニコヤガ亜科


モモイロツマキリコヤガ Lophoruza pulcherrima (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] サルトリイバラ・シオデなど
[時 期] 5月~9月
※ 開張は約23㎜~26㎜前後のヤガ科ベニコヤガ亜科に属する蛾の仲間。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は少ない。
成虫は、夜間灯火に飛来する。
北海道では渡島半島・小樽市以南の日本海側に分布。
前翅の前縁に広がる桃色の綺麗で鮮やかな模様が特徴的です。
似たような種がいないので同定はしやすいかと思います。



夜間ライトトラップに飛来したモモイロツマキリコヤガ


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ウスアオアヤシャク

2022年05月22日 |  ・アオシャク亜科


ウスアオアヤシャク Pingasa aigneri (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] 不明
[時 期] 6月~7月
※ 開張は約36㎜~38㎜前後のシャクガ科アオシャク亜科に属する蛾の仲間。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は少ない。
成虫は、夜間灯火に飛来するが局地的でなかなかお目にかかれない。
メリハリの利いた模様で内横線は数字の『3』に似る。
この『3』の数字部分が細かい波型模様になっているのがオオシロアヤシャク。
また外横線は鋸歯状になっているが。オオシロアヤシャクは比較的緩い曲線を描く。
近似種のコアヤシャク・オオシロアヤシャクに似る。



外灯に飛来したウスアオアヤシャク


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