こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2013.10.12

今年も1年お世話になりました ( v^-゜)Thanks♪

2014年12月31日 | だんちょうからのお知らせ


撮 影 : 2011年8月 円山動物園内 パンサーカメレオン


いよいよ本日はお正月ですね、みなさまいかがお過ごしでしょうか (*・ェ・*)ノ~☆コンバンワ♪

今年は思いの外良い成果の年でした。
またたくさんの皆様からコメントを頂きまして本当に有り難うございます

また来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
それでは2014年も残りわずか、皆様良いお年をお迎え下さい・・・・By だんちょう(^・∞・^)ブヒー



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アオバセダカヨトウ

2014年12月30日 |  ・キリガ亜科

アオバセダカヨトウ Mormo muscivirens
2011年7月 北海道

分布[日本各地] 時期[7-9月] 開張[54-59㎜]
ホスト[不明]
写真の個体は外灯付近で見かけたアオバセダカヨトウを撮影。

日本各地に生息するヤガ科[ヨトウガ亜科]に属する蛾の仲間。
♂の触角は織毛状。上翅は暗茶色で、後翅は黒褐色をしている。
個体数は少ない。
腹部背面にわずかながらも毛塊が見られる、前後翅とも外縁は少し波状をしている。


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キクスイカミキリ

2014年12月29日 |  ●カミキリムシ科


キクスイカミキリ Phytoecia rufiventris (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] キク・ヨモギなど
[時 期] 4月~7月
※ 体長は約6㎜~9㎜前後のカミキリムシ科フトカミキリ亜科に属する甲虫。

日本各地に生息するカミキリムシの仲間。
発生時期になると、日当たりが良く風通しのあるヨモギに群がるキクスイカミキリを見る事が出来ます。
体は黒色で小型、細長い体型で前胸背板にある赤い紋が可愛らしいアクセントになっています。
日中、ヨモギやキク科植物の葉の表面にちょこんと止まっている姿が良く目につきます。
北海道では産地は局地的で、個体数もさほど多くはない。
また発生期が割りと短く、本種を狙うならタイミングが非常に大事になる。
幼虫は、これらの植物の茎の中で育つ。

成虫は羽化後、産卵の為茎の先端からだいたい10㎝程度下の部分を1㎝間隔で円周状に噛んで2段の筋をつけます。
その為根から吸収された水の通り道である維管束も切られるため、筋から上の部分には水が到達せずしおれてしまいます。



2011年 北海道 キクスイカミキリ Phytoecia rufiventris
この年初めて見つけたキクスイカミキリ、何度となくあちこちを探し回りようやくたどり着いた。



2012年 北海道 キクスイカミキリ Phytoecia rufiventris
採集後に室内で撮影したキクスイカミキリ。



2013年 北海道 キクスイカミキリ Phytoecia rufiventris
オトコヨモギの葉の上で交尾する、キクスイカミキリのペア。



2013年 北海道 キクスイカミキリ Phytoecia rufiventris
ヨモギの葉の奥に潜む、キクスイカミキリ。日中はこの様にジッとしている事が多い。



2014年 北海道 キクスイカミキリ Phytoecia rufiventris
日中いつもポイントで撮影したキクスイカミキリ、2014年は個体数は割と少ない様に感じた。



2011年 北海道 キクスイカミキリ Phytoecia rufiventris
写真の個体は日中にヨモギの葉の上にいたキクスイカミキリを撮影。



2019年 北海道 キクスイカミキリ Phytoecia rufiventris





2020年 北海道 キクスイカミキリ Phytoecia rufiventris


[キクスイカミキリの食痕]

  
※ 画像はクリックすると拡大します。
このように、茎がしおれているいる所には必ずキクスイカミキリが生息していますので手がかりになります。


本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 

アカスジアオリンガ

2014年12月28日 |  ●コブガ科

アカスジアオリンガ Pseudoips sylpha 春型♀
2011年6月 北海道

分布[日本各地] 時期[3-4月・6-9月] 開張[40㎜]
ホスト[ブナ科:クヌギなど]
写真の個体は外灯付近の草地にいたアカスジアオリンガを撮影、同定には自信がない。

日本各地に生息するコブガ科[リンガ亜科]に属する蛾の仲間。
年2回発生(3-4月に発生する春型・6-9月に発生する夏型)で上翅・後翅模様が異なり個体変異も多い。
北海道の様な寒冷地では春に年1回のみの発生となる様です。
後翅は春型 [♂=褐色 ・ ♀=白で後縁に赤みを帯びる] ・ 夏型 [♂=白 ・ ♀=白] となる。
アオスジアオリンガよりは産地が局地的で少ない印象を受けます。
アオスジアオリンガに似ており、パッと見ると同じ蛾の様に見えます。
特に夏型の個体はより似ている為、見分けるのがさらに困難になる。

一般的にはこの2種は以下の区別点が上げられる。
□ アオスジアオリンガ:前翅の外横線・内横線は幅が広くほぼ平行になる。
□ アカスジアオリンガ:前翅の外横線・内横線は幅が狭く平行ではない



2011年6月 北海道 アカスジアオリンガ Pseudoips sylpha 春型♀
1枚目の画像と同じ個体、同定には自信がない。



2014年6月 北海道 アカスジアオリンガ Pseudoips sylpha 春型♀
外灯の支柱に張り付いていたアカスジアオリンガを撮影、外横線・内横線が平行でないのと、その間の幅が狭い為本種と断定しました。



2011年8月 北海道 アカスジアオリンガ Pseudoips sylpha 夏型♀
こちらは夜間外灯付近の下草にいたアカスジアオリンガを撮影した。
上翅の外横線と内横線が平行ではないので本種としたが、その幅がちょっと広い為と時期が8月と言う点で
もしかしたら誤同定かも知れません。


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アオスジアオリンガ

2014年12月27日 |  ●コブガ科

アオスジアオリンガ Pseudoips prasinanus 春型♂
2013年6月 北海道

分布[日本各地] 時期[5-6月・7-9月] 開張[34-39㎜]
ホスト[ミズナラ・コナラ・ブナ・シラカンバなど]
写真の個体は外灯付近で見かけたアオスジアオリンガを撮影。

日本各地に生息するコブガ科[リンガ亜科]に属する蛾の仲間。
年2回発生(5-6月に発生する春型・7-9月に発生する夏型)で上翅模様が異なり個体変異も多い。
第2化はかつて[ヤマトスジアオリンガ]と呼ばれており、別種として扱われていた。
♀は春型・夏型共に後翅が白く、♂は春型・夏型共に黄色褐色。小型で美しい蛾です。
♂の触角はほぼ糸状。蛹で越冬。夜間灯火に良く飛来する。
北海道では平地~山地まで広く分布し、普通に見る事が出来る。
似たような種にアカスジアオリンガがいるが非常に良くにている。
ぱっと見だけではなかなか同定が困難な種で紛らわしい。
特に夏型の個体はより似ている為、見分けるのがさらに困難になる。

一般的にはこの2種は以下の区別点が上げられる。
□ アオスジアオリンガ:前翅の外横線・内横線は幅が広くほぼ平行になる。
□ アカスジアオリンガ:前翅の外横線・内横線は幅が狭く平行ではない。



2013年8月 北海道 アオスジアオリンガ Pseudoips prasinanus 夏型♀



2013年7月 北海道 アオスジアオリンガ Pseudoips prasinanus 春型♂



2013年6月 北海道 アオスジアオリンガ Pseudoips prasinanus 春型♂


[春型のアオスジアオリンガ]

 
2014年6月   2014年6月
北海道 ♂   北海道 ♀
※ 画像はクリックすると拡大します。

[夏型のアオスジアオリンガ]

 
2011年8月   2013年8月
北海道 ♂   北海道 ♀
※ 画像はクリックすると拡大します。


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アオケンモン

2014年12月26日 |  ・ケンモンヤガ亜科

アオケンモン Belciades niveola
2013年7月 北海道

分布[日本各地] 時期[6-8月] 開張[40-45㎜]
ホスト[シナノキ]
写真の個体は外灯付近で見かけたアオケンモンを撮影。

日本各地に生息するヤガ科[ケンモンヤガ亜科]に属する蛾の仲間。
本州では山地性の蛾の様ですが北海道では平地~山地まで割と広く分布している。
成虫は夜間灯火に集まり、各地で普通に見る事が出来る。
上翅は緑色で、基部と翅頂付近が茶褐色になる。触角は織毛状に近い。
大きさや上翅の美しさで美麗として人気がある。



2011年7月 北海道 アオケンモン Belciades niveola
夜間外灯付近の壁にいたアオケンモン、180度回転しトリミング加工後の写真です。



2011年6月 北海道 アオケンモン Belciades niveola
夜間公衆トイレ内の壁にいたアオケンモンを撮影。



2012年6月 北海道 アオケンモン Belciades niveola
いつも行っている小樽市内の外灯ポイントで撮影したアオケンモン。


[アオケンモン 標本]

 
左:2013年7月 [採 集] 北海道
右:2012年6月 [採 集] 北海道


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アオキノコヨトウ

2014年12月25日 |  ・キノコヨトウ亜科

アオキノコヨトウ Stenoloba assimilis
2013年8月 北海道

分布[日本各地] 時期[8月] 開張[11-13㎜]
ホスト[地衣類など]
写真の個体はコンビニの壁で見つけたアオキノコヨトウを撮影。

日本各地に生息するヤガ科[キノコヨトウ亜科]に属する小型の蛾の仲間。
個体数は少ない、北海道にも分布している様だ。
苔が生えているよに緑色の色彩を散りばめている。



2013年8月 北海道 アオキノコヨトウ Stenoloba assimilis
1枚目の画像の個体と同じアオキノコヨトウ。



2015年7月 北海道 アオキノコヨトウ Stenoloba assimilis


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ハマベハサミムシ

2014年12月24日 | ■ハサミムシ目

ハマベハサミムシ Anisolabis maritima ♀
2012年4月 北海道

分布[日本各地] 時期[5-10月] 体長[20-33㎜(ハサミを含む)]
ホスト[蛾の幼虫や小昆虫や植物質など]
写真の個体は浜辺の砂地で見つけたハマベハサミムシを撮影。

ハサミムシ目のマルムネハサミムシ科に属する大型のハサミムシの仲間。
産地は局地的で個体数の少ないハサミムシで、翅がないのが特徴的。
体は全体的に艶がある黒色で、脚は黄褐色。ハサミは他のハサミムシよりも短い。
♂のハサミは根元付近からすぐに湾曲し、曲がりが他のハサミムシよりも激しく、左右対称になっていない。
♀のハサミは根元が太く、先端に向かって細くなりなめらかでやや直線的な形をしている。



2010年5月 北海道 ハマベハサミムシ Anisolabis maritima ♀



2010年5月 北海道 ハマベハサミムシ Anisolabis maritima ♀


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コブハサミムシ

2014年12月23日 | ■ハサミムシ目

コブハサミムシ Anechura harmandi ♂
2011年11月 北海道

分布[日本各地] 時期[4-11月] 体長[12-16㎜]
ホスト[蛾の幼虫や小昆虫や植物質など]
写真の個体は外灯回りで、夜間石碑にくっついていたコブハサミムシを撮影。

ハサミムシ目のクギヌキハサミムシ科に属する小型のハサミムシの仲間。
ハサミムシの仲間のなかでは個人的に一番良くみるのがこのコブハサミムシである。
平地~山地の花や、葉・草上、石やゴミなどの下で見られる。灯火に良く集まっている印象が強い。
♂のハサミには根本の内側に1対のトゲがある、♀にはトゲが無く細く緩やかに曲線を描く。
また、ハサミが太く短く大きく湾曲したものをアルマン型、細く真っ直ぐに伸びたものをルイス型と呼ばれている。
体は雌雄共に全体的に艶のある小豆色、翅は申し訳なさそうにちょこんと黄褐色が見られる。
このハサミムシは、どのタイミングでかは分からないが、孵化した子供が母親の体を食べてしまうと言うショッキングな生態が知られている。



2010年11月 北海道 コブハサミムシ Anechura harmandi ♀



2011年4月 北海道 コブハサミムシ Anechura harmandi ♀



2011年4月 北海道 コブハサミムシ Anechura harmandi ♀


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アオアカガネヨトウ

2014年12月22日 |  ・キリガ亜科

アオアカガネヨトウ Karana laetevirens
2011年8月 北海道

分布[日本各地] 時期[6-8月] 開張[34-38㎜]
ホスト[不明]
写真の個体は外灯付近で見かけたアオアカガネヨトウを撮影。


日本各地に生息するヤガ科[ヨトウガ亜科]に属する蛾の仲間。
カラカネヨトウに似ている、上翅の付け根の白い模様の太さなど区別出来る様です。
前翅は腎状紋・環状紋・内横線・などは白く、その他の部分は金緑色に輝く。
平地~山地にかけて見られるが個体数は少ない。



2013年7月 北海道 アオアカガネヨトウ Karana laetevirens
夜間外灯付近の道端に落ちていたアオアカガネヨトウ、白い模様が格好良いです。


[アオアカガネヨトウ 標本]


2015年8月 [採 集] 北海道 アオアカガネヨトウ


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