こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2013.10.12

[飼育編] 初挑戦 シンジュサン飼育 第三弾

2014年11月30日 | 飼育日記
2014年10月 

水曜どうでしょう 樋口了一 1_6の夢旅人 最終回エンディング.mp4

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シンジュサンの飼育日記 第三弾です
最後は蛹化までの記録を記事にしました。


2014.10.21 終齢幼虫 [体長50㎜]
太く逞しく育ったシンジュサンの終齢幼虫。
この中にイモコレのフィギュアが1匹混ざってますwww




2014.10.23 前蛹
体が縮まり、葉の付け根を糸で結びつけ葉が落ちない様に固定してから葉を巻き始めました。 



2014.10.28 前蛹
いよいよくるまった葉の回りを糸で繭を作り始めた。





2014.10.29 蛹化
ようやく完成したシンジュサンの蛹。
数日たつと、繭の表面は茶色くなり硬くなっていた。



シンジュサンの蛹
今年は結局20匹位の蛹を確保する事が出来ました、初めてのシンジュサン飼育はとっても楽しい経験になりました。
また来年シンジュの葉が出る頃にうまく羽化してくれればいいなぁと思いました。

また、来年も累代飼育日記をUPしたいと思います。
どうぞ宜しくお願い致します (*・.・)ノ ヨロシクニャン・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆♪



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アオバネサルハムシ

2014年11月29日 |  ●ハムシ科


アオバネサルハムシ Basilepta fulvipes (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] ハギ・ヨモギ・ヤナギ類など
[時 期] 5月~7月
※ 体長は約3㎜~4.5㎜前後のハムシ科サルハムシ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布し、平地~山地まで幅広く見られ個体数は普通。
濃いグリーンメタリックのボディには縦状点列が目立つ。
手足は褐色で異様に長いのが特徴的、触角も付け根は褐色で外側に向かって灰褐色になる。
色彩変化に富み、前胸部がオレンジ色・全体的に黒い色など様々な色彩の個体がいる様です。



2013年7月 北海道(ハマナスの葉で無数の本種が見られた)





2022年7月 北海道(ハギの葉の上でまとまって見られたアオバネサルハムシ)





2022年7月 北海道(同所でツユクサとヨモギの葉に無数にはびこるアオバネサルハムシ)


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アオバネサルハムシ Basilepta fulvipes
2013年7月 北海道

分布[日本各地] 時期[7-8月] 体長[3-4.5㎜]
ホスト[キク科植物のキク・ヨモギハギなど]
写真の個体はハマナスの葉の上で見つけたアオバネサルハムシを撮影。

日本各地の山地に生息するハムシ科に属する小さな甲虫。
濃いグリーンメタリックのボディには縦縞模様が目立つ。
手足は褐色で異様に長いのが特徴的、触角も付け根は褐色で外側に向かって灰褐色になる。
色彩変化に富み、前胸部がオレンジ色・全体的に黒い色など様々な色彩の個体がいる様です。



2013年7月 北海道 アオバネサルハムシ Basilepta fulvipes


[アオバネサルハムシの生息地]


写真の左側付近のハマナスの葉の上で数個体見られらた。
※ 画像をクリックすると拡大致します。


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オビガ

2014年11月28日 |  ●オビガ科

オビガ Apha aequalis
2011年8月 北海道

分布[日本各地] 時期[6・8-10月] 開張[45-59㎜]
ホスト[スイカズラ科:ハコネウツギ・スイカズラ・タニウツギ・ツクシヤブウツギ・キダチニンドウ アカネ科:タニワタリノキなど]
写真の個体は日中に山地のカエデの葉の上で休んでいたオビガを撮影。

日本各地に生息するオビガ科に属する蛾の仲間。
日本国内に生息する唯一のオビガ科で一属一種。
発生は年2回6月と8-10月に発生すると言われている。
♂は灯火に飛来するがあまり個体数は多くはない。また、♀は灯火にあまり集まらない為なかなか得難い。
触角は♂・♀共に櫛歯状の為、触角での区別は難しく、♀は♂よりも大型でより淡い色をしている。
雌雄共に体は深い毛で覆われ、色彩の変異は個体差があり、淡褐色から暗褐色まで存在する。



左:2016年8月 北海道 [外灯回りで見つけたオビガ]
右:2016年8月 北海道 [左写真の4日後、また同じ場所で見つけたオビガ]


 
左:2015年9月 北海道 [公衆トイレにいたオビガ]
右:2015年8月 北海道 [地面にいたオビガを撮影]



2011年8月 北海道 [朝型にコンビニの壁に張り付いていたオビガ(上)とカシワマイマイ♀(下)]


[オビガ 標本]

 
2011年8月 [採 集] 北海道 オビガ


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ヒトオビチビカミキリ

2014年11月27日 |  ●カミキリムシ科


ヒトオビチビカミキリ Sybra unifasciata (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] オニグルミ・マンサク・コナラ・ヌルデ・ノブドウ・サルナシなど
[時 期] 6月~9月
※ 体長は約7㎜~12㎜前後のカミキリムシ科フトカミキリ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し局地的で個体数は少ない。
成虫は広葉樹各種の細めの枯れ枝で見られる他、夜間灯火にも飛来する。
上翅は茶褐色で、灰白色の微毛を部分的に密布する。
札幌でもなかなか見る事が少なく、サルナシの他ホストを調べると他にも様々な樹種に寄生する様です。



2013年2月 [羽 化] 北海道産 サルナシ材 ヒトオビチビカミキリ Sybra unifasciata



2013年6月 [羽 化] 北海道産 サルナシ材 ヒトオビチビカミキリ Sybra unifasciata





2022年 北海道 ヒトオビチビカミキリ


 
夜間灯火に飛来したヒトオビチビカミキリ


[ヒトオビチビカミキリの生息地&幼虫]

 
生息環境        幼虫
※ 画像をクリックすると拡大致します。


[シロオビチビカミキリとヒトオビチビカミキリの写真]

 
左:シロオビチビカミキリ・・・上翅中央に白い帯模様が見られ、白帯の上下縁は黒く縁取られる
右:ヒトオビチビカミキリ・・・シロオビチビカミキリの様な明瞭な白帯模様は見られない


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[日常編] 自宅の昆虫

2014年11月26日 | 雑談日記
2014年11月 

河島英五 酒と泪と男と女

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自宅に来たフユシャクや、飼育中の昆虫の状況。。。




ウスモンフユシャク
以前自宅玄関先にウスモンフユシャクの♂が来ていたんだけど、今回はウスモンフユシャクの♀が来ていた。
外灯に集まる習性があるので、引き寄せられてきたのでしょうけど、結構頑張って歩かないとこの場所までは
なかなかたどり着けない。夜にコーリングにより、♂が飛来するのではないかと夜中にちょこちょこ覗いて見たけど
しばらくして♀の姿も消えてしまった



マヤサンコブヤハズカミキリ
友達のKen爺さんに頂いたもので、1ペアのみ飼育中。
ブドウの枯葉で元気に育っている。もう少し長生きして欲しいものですね



ヒメオオクワガタ
今年採集した札幌産ヒメオオクワガタの♂。
マットを深めに用意して越冬部屋を作ってあげました。
小さい個体だけど、とっても可愛いのです



カブトムシ幼虫
何年も累代しているカブトムシ。今年はあまりにも数が少なく現在はたったの8匹しかいない。
卵が全く採れない年になってしまった。現在子供が飼育中。糞を取り除き新しいマットを追加。
来年も元気に羽化して欲しいものです



リュウキュウツヤハナムグリ
2012年に採集したもので、累代している。
結構放置していても勝手に育っている。何年くらい育てる事が出来るのかな


冬はやる事も無く、毎晩標本の整理に追われていたけど、なんとか早めに終える事が出来た。
数年前からの虫も今回全部展翅・展足する事が出来てようやく標本箱に収める事が出来た。
また箱を注文しなくては・・・・・あぁお金かかりますねェ


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[北海道編] フユシャク探索 2014-③

2014年11月25日 | 外灯回り
2014年11月 

江利チエミ テネシー・ワルツ

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この日は市内でほんの少しだけフユシャクを撮影しに行って来ました。



ウスモンフユシャク
交尾中のウスモンフユシャクを見つけた。





ナミスジフユナミシャク
上の画像は♀の個体で、下の個体が♂の個体。



チャバネフユエダシャク
1頭のみ確認。



クシヒゲシャチホコ
寒いせいかじっとしていて動かない。
この日はあまり時間がなかったので軽く見て切り上げた・・・。


2014年11月 

この日は友達のLHさんと二人で市内の外灯をパトロール
すっかり寒くなってしまった札幌の夜、気温は-2度。





ウスモンフユシャク
雪が降ったせいもあって、外灯の回りは雪だらけ、これは厳しそうですね





クロテンフユシャク
このポイントではウスモンとクロテンが多かった。



ナミスジフユナミシャク
もうそろそろナミスジやクロオビフユナミシャクは終盤かな。
寒いんでポイントを移動。



クロテンフユシャク
まさにミラクル
自然展翅状態で雪の上に止まっていた、生きてる個体です。





クモガタガガンボ
外灯下の雪の上を歩いていた。夜間外灯に集まる習性があるのかな?
初めて外灯で見る事が出来た。この日は2匹しかいませんでした。



ウスバフユシャク
移動中の外灯の壁にへばり付いていた個体。
1頭のみ確認。
その後またまたポイントを移動。



フタスジフユシャク
外横線の下の白いラインがっくりとしていて格好良い



クロテンフユシャク
2頭確認。



ウスモンフユシャク
1頭確認、やはり本日は寒いせいか蛾の数が少ないです。



モンハイイロキリガ
また別のポイントで見つけたモンハイイロキリガ。
この時期にこの大きさのキリガを見るのは非常に嬉しいものです。
まだまだ頑張っている感じがいいですね

ここでLHさんとはお別れし、帰り際に立ち寄ったポイントでも数種のフユシャクを撮影して楽しみました


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クリイロチビケブカカミキリ

2014年11月24日 |  ●カミキリムシ科


クリイロチビケブカカミキリ Terinaea atrofusca (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] サワグルミ・シナノキ・アズキナシなどの広葉樹各種
[時 期] 5月~8月
※ 体長は約5㎜~7㎜前後のカミキリムシ科フトカミキリ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布し、平地~山地まで幅広く見られ個体数も多い。
平地~山地の広葉樹林帯で見られる小型のカミキリムシ。
成虫は広葉樹の伐採木や薪に集まり、夜間灯火にも飛来する。
上翅は黒褐色で、灰黄色の微毛と全体褐色の長毛とを散生する。


 
外灯に飛来したクリイロチビケブカカミキリ



市内の森で見つけた枯れた蔓についてるクリイロチビケブカカミキリ



交尾中のクリイロチビケブカカミキリ











北海道のクリイロチビケブカカミキリの写真


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ヒメフンバエ

2014年11月23日 | ■ハエ目

ヒメフンバエ Scathophaga stercoraria
2013年11月 北海道

分布[日本各地] 時期[3-11月] 体長[7-9㎜]
ホスト[成虫は他の昆虫を補食する]
写真の個体は日中に花に訪花したヒメフンバエを撮影。

ハエ目のフンバエ科に属するフンバエの仲間。
平地~山地の雑木林周辺で普通に見られる。
幼虫は糞や腐敗物を食べて育ち、成虫は他の昆虫を補食する。
雄の体は黄褐色で、雌は灰褐色をしている。
近似種のキアシフンバエ [Scopeuma mellipes]は、足が橙色で翅に褐色紋が無い事で区別出来る。



2013年11月 北海道 ヒメフンバエ


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ムツモンミツギリゾウムシ

2014年11月22日 |  ●その他科

ムツモンミツギリゾウムシ Pseudorychodes insignis
2011年8月 北海道

分布[日本各地] 時期[6-8月] 体長[8-15㎜]
ホスト[枯れ木など]
写真の個体は伐採木に来ていたムツモンミツギリゾウムシを撮影。

日本各地に生息するミツギリゾウムシ科の仲間。
本種は山地性で、割と新しいブナの伐採木や、立ち枯れなどで見られ夜間灯火にも飛来する。
近似種のミツギリゾウムシに似ているが、黄色の斑紋が少ないので区別は容易。
ミツギリゾウムシ科に属する。幼虫は枯木に穿孔する。



2011年8月 北海道 ムツモンミツギリゾウムシ


[ムツモンミツギリゾウムシの標本]


※ 画像をクリックすると拡大致します。


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マメコガネ

2014年11月21日 |  ●コガネムシ科


マメコガネ Popillia japonica (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] 様々な植物の葉・花(幼虫は根を食害する)
[時 期] 5月~10月
※ 体長は約9㎜~13㎜前後のコガネムシ科スジコガネ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布し、平地~山地まで幅広く見られ個体数も多い。
成虫は日中にイタドリやマメ科植物など様々な葉の上で見られる。
頭部・胸部は深い緑色をしている、上翅は茶色で回りは深い緑色で縁取られる。
北海道では普通に見られるコガネムシの仲間。
成虫は昼行性で外灯には飛来しない。
日本在来種で移入した北アメリカでは "Japanese beetle" (ジャパニーズ・ビートル)と呼ばれ農業の重要害虫の1種として知られる。



交尾中のマメコガネ



葉の上で見られたマメコガネ



葉の上ではこうした光景が良く見られる



アカツメクサの花で見られたマメコガネ



Japanese Beetle「ジャパニーズビートル」の英名を持ち、日本から海外へ渡った農作物の大害虫として広く知られる



食欲旺盛な彼等は、オオイタドリの葉の上などで普通に見る事が出来る


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