こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2013.10.12

[北海道編] 近所で見られる昆虫たち

2013年10月31日 | 探索日記(生物)
10月 札幌もだんだんと虫の気配が薄くなってきました
そんな中、外灯残党組の確認や近所でのついで探索が多くなります (´vωv`*)。o0○ ポワン


松任谷由実 リフレインか?叫んて?る

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10月となれば、北海道ではもうほとんど虫もいなくなります。
早い方だと既にオフシーズンに入っている虫屋さんも多いのではないでしょうか。
そんな中近所での外灯残党組の蛾を見に行ったり、自宅に庭の昆虫を探したり・・・・・。


ウスゴマダラエダシャク
シャクガの仲間の中では割と大柄の蛾で、薄いゴマダラ模様が特徴的。
羽を広げると約6-7㎝近くもある、ホストはモクレン科なので割と身近な蛾の一つ。


ミドリハガタヨトウ
ホストがニレ科のケヤキらしいが、札幌ではこのミドリハガタヨトウは結構普通に見られる。
ケヤキの樹木自体あまり馴染みのないもので、他に何を食べているのか興味津々です。


カバエダシャク ♂
割と長く見られる晩秋の蛾、初冬の蛾でもある。
♂も♀もどちらも頭部はふわふわで、寒い北海道の夜を乗り切るにはちょうど良いのでしょうか。


クロオビフユナミシャク
出ました! 冬尺蛾です、いたって普通種でどこにでもいますので、初冬のみ撮影。
早くヒメクロオビフユナミシャクが見てみたいものです。


カバエダシャク ♂
今時期は本当に多い、綺麗な蛾なのでついつい撮影してしまいます。


ヒメアカタテハ
天気が良い午前中は自宅のお花畑にタテハチョウの仲間のヒメアカタテハが2頭来ていました。
この蝶は市街地の公園などでもたまに見かける、小型のタテハチョウです。


[本日のおまけ画像]

  
オオカマキリ
現在飼育中のオオカマキリ、温かい日中はお庭でお散歩 o(^∇^)V フォフォフォ
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ミヤマキシタバ

2013年10月30日 |  ・シタバガ亜科

ミヤマキシタバ Catocala connexa
2011年8月 北海道

分布[北海道・本州中部以北] 時期[7-9月] 開張[60㎜]
ホスト[ハンノキなど]
写真の個体は夜間外灯付近の木部に静止していたミヤマキシタバを撮影。
北海道産のカトカラは全20種で、蛾愛好家に絶大な人気を誇る後翅の美しい、Catocala(カトカラ)シリーズの一種。

本種は他のカトカラよりも若干早めに出現する、以前は珍品扱いで重宝されていたが食樹が判明してからは、以前よりは比較的採集し易くなっている。
特徴としては、前翅の亜外縁線が灰白色として明瞭な事、後翅外縁に沿う黒色帯の幅が広く、中央の黒色帯は細い。
しかもその中央付近でほとんど離れずなめらかに曲がっていること。
また後翅第1室中の黒色帯は不明瞭である事などで他種と区別しやすい。



2011年8月 北海道 ミヤマキシタバ


  
左:2015年9月 北海道 ミヤマキシタバ Catocala connexa
中:2015年8月 北海道 ミヤマキシタバ Catocala connexa
右:2016年9月 北海道 ミヤマキシタバ Catocala connexa


【北海道産 カトカラシリーズ全20種完全網羅】

    
アサマキシタバ   エゾシロシタバ   エゾベニシタバ    ベニシタバ     オニベニシタバ

     
キララキシタバ    ワモンキシタバ   ノコメキシタバ   ハイモンキシタバ  ヒメシロシタバ

    
キシタバ       ミヤマキシタバ    ヨシノキシタバ   ゴマシオキシタバ  ケンモンキシタバ

    
オオシロシタバ    シロシタバ     ムラサキシタバ   マメキシタバ    コガタキシタバ
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ヨシノキシタバ

2013年10月29日 |  ・シタバガ亜科

ヨシノキシタバ Catocala connexa
2011年8月 北海道

分布[日本各地] 時期[7-9月] 開張[55-65㎜]
ホスト[ブナなど]
写真の個体は夜間外灯付近の壁で静止していたヨシノキシタバを撮影。
北海道産のカトカラは全20種で、蛾愛好家に絶大な人気を誇る後翅の美しい、Catocala(カトカラ)シリーズの一種。

日本産カトカラシリーズの中で最も美しい上翅を持つものは誰か?と言う質問に個人的はこのヨシノキシタバを候補にあげたい。
シロシタバの上翅も綺麗ですが、ヨシノキシタバの上翅は地味ですがどことなく上品な印象をうけます。
幼虫はブナ食いで知られ、北海道では南部に分布し、個体数は少ない。



2011年8月 北海道 ヨシノキシタバ



2012年8月 北海道 ヨシノキシタバ


【北海道産 カトカラシリーズ全20種完全網羅】

    
アサマキシタバ   エゾシロシタバ   エゾベニシタバ    ベニシタバ     オニベニシタバ

     
キララキシタバ    ワモンキシタバ   ノコメキシタバ   ハイモンキシタバ  ヒメシロシタバ

    
キシタバ       ミヤマキシタバ    ヨシノキシタバ   ゴマシオキシタバ  ケンモンキシタバ

    
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キララキシタバ

2013年10月28日 |  ・シタバガ亜科

キララキシタバ Catocala fulminea
2013年7月 北海道

分布[北海道] 時期[7-8月] 開張[60㎜]
ホスト[ズミ・ウメ・サクラ・リンゴなど]
写真の個体は夜間外灯下で静止していたキララキシタバを撮影。
北海道産のカトカラは全20種で、蛾愛好家に絶大な人気を誇る後翅の美しい、Catocala(カトカラ)シリーズの一種。

キララキシタバは2009年12月に記載された新種です。北海道は道央・道東の一部で採集されています。
ワモンキシタバとそっくりで慣れるまでは区別しづらい。ワモンキシタバと混生している地域もある。
まだ管理人自身も数匹しか見た事がないので、持ち帰ってみるまでは同定には自身がもてない種類。



2013年7月 北海道 キララキシタバ Catocala fulminea



2015年7月 北海道 キララキシタバ Catocala fulminea
札幌市で撮影したキララキシタバ


【キララキシタバ・ワモンキシタバの主な区別点】

 
キララキシタバ     ワモンキシタバ
赤丸部分に関してはキララキシタバの方が全体的に黒い印象をうける。
青丸部分についてはキララキシタバの方が明らかに、黄色のラインがくっきり入っている。


【北海道産 カトカラシリーズ全20種完全網羅】

    
アサマキシタバ   エゾシロシタバ   エゾベニシタバ    ベニシタバ     オニベニシタバ

     
キララキシタバ    ワモンキシタバ   ノコメキシタバ   ハイモンキシタバ  ヒメシロシタバ

    
キシタバ       ミヤマキシタバ    ヨシノキシタバ   ゴマシオキシタバ  ケンモンキシタバ

    
オオシロシタバ    シロシタバ     ムラサキシタバ   マメキシタバ    コガタキシタバ
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ムラサキシタバ

2013年10月27日 |  ・シタバガ亜科

ムラサキシタバ Catocala fraxini
2011年9月 北海道

分布[北海道・本州] 時期[8-10月] 開張[92-102㎜]
ホスト[ヤマナラシ・ポプラなど]
写真の個体は夜間糖蜜に飛来したムラサキシタバを撮影。
北海道産のカトカラは全20種で、蛾愛好家に絶大な人気を誇る後翅の美しい、Catocala(カトカラ)シリーズの一種。

カトカラの中でも最も大きいのがこのムラサキシタバで、北海道では平地~山地まで
まずまず見る事が出来るが本州以南ではなかなかお目にかかる事の出来ない珍種として扱われている。
前翅は地味だが、後翅は名前の由来通り明るい紫色の帯を持つ。
とても鮮やかで綺麗な人気種である。



2011年9月 北海道 ムラサキシタバ



2011年9月 北海道 ムラサキシタバ



2012年10月 北海道 ムラサキシタバ



2010年9月 北海道 ムラサキシタバ



2011年9月 北海道 ムラサキシタバ



2012年10月 北海道 ムラサキシタバ



ムラサキシタバの卵



【北海道産 カトカラシリーズ全20種完全網羅】

    
アサマキシタバ   エゾシロシタバ   エゾベニシタバ    ベニシタバ     オニベニシタバ

     
キララキシタバ    ワモンキシタバ   ノコメキシタバ   ハイモンキシタバ  ヒメシロシタバ

    
キシタバ       ミヤマキシタバ    ヨシノキシタバ   ゴマシオキシタバ  ケンモンキシタバ

    
オオシロシタバ    シロシタバ     ムラサキシタバ   マメキシタバ    コガタキシタバ
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キンケウスバイラガ

2013年10月26日 |  ●イラガ科

キンケウスバイラガ Pseudopsyche endoxantha
2011年6月 北海道

分布[日本各地] 時期[5-7月] 開張[38-53㎜]
ホスト[シラカバ・ダケカンバ・ドロノキなど]
写真の個体は日中に葉の上で静止しているキンケウスバイラガを撮影。

個体数は少なく、採集報告も少ない珍品種で生態はあまり良く知られていない。
昼行性の蛾で、体のモフモフ感が可愛らしい。写真の個体は♀の様で、♂はもう少し全体的に黒っぽい印象をうける。



2011年6月 北海道 キンケウスバイラガ
トップの写真と同じ個体。



2014年5月 北海道 キンケウスバイラガ
3年振りに見つけたキンケウスバイラガ。
やはり日中に山地のフキの葉の上で休んでいた。


[キンケウスバイラガの標本]


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シンジュサン

2013年10月25日 |  ●ヤママユガ科

シンジュサン Samia cynthia
2011年7月 北海道

分布[日本各地] 時期[5-9月] 開張[110-140㎜]
ホスト[シンジュ・ニガキ・キハダ・コブシ・ヌルデ・クスノキ・ネズミモチなど]
写真の個体は草地にいたシンジュサンを撮影。

日本に生息するヤママユガ科の中で、もっとも大きくそして美しい大型の蛾。
北海道では産地は局地的で個体数が少ないのでなかなかお目にかかる事が出来ない。
夜間外灯に飛来する様子はとても大きく、まるでコウモリの様な迫力のある姿をしている。
雄と雌の触角は同じ形をしており、羽毛状。
外見で雌雄の区別をするのは慣れるまで難しいが、雌の方が大型で腹部も雌の方が大きく長い。
また後翅の羽のふくらみが雌の方が外側に大きく膨らみ、雄の後翅は下側に向かって尖っている。
野外での寄生率は高く、繭を採集してきても何も出てこない事もしばしば。
上翅の端に蛇の顔の様な模様を持つ、また4枚の羽には三日月型の紋があり特徴的です。



2011年7月 北海道 シンジュサン



2012年7月 北海道 シンジュサン



2011年7月 北海道 シンジュサン



2010年7月 北海道 シンジュサン



2009年7月 北海道 シンジュサン









2011年2月 羽化 シンジュサン[北海道産]


[シンジュサンの繭 記録]

    
※ 左から①⇒⑤(画像をクリックすると拡大)
① 江別市産(コブシ)
② 江別市産(シンジュ)
③ 札幌市産(コブシ)
④ 札幌市産(その他)
⑤ 石狩市産(コブシ)


     
※ 左から①⇒⑤(画像をクリックすると拡大)
① 札幌市産(シンジュ)
② 札幌市産(不明)
③ 札幌市産(キタコブシ)
④ 札幌市産(シンジュ)
⑤ ジンジュサンの蛹


[シンジュサンの成長 記録]

     

     

※ 上段:左から①⇒⑥(画像をクリックすると拡大)
① 産卵
② 5㎜
③ 10㎜
④ 13㎜
⑤ 18㎜
⑥ 25㎜

※ 下段:左から⑦⇒⑫(画像をクリックすると拡大) 
⑦ 35㎜
⑧ 55㎜
⑨ 前蛹
⑩ 前蛹
⑪ 前蛹
⑫ 蛹化


[シンジュサンの標本]

   
※ 左から(標本♂・標本♀・♂の腹部・♀の腹部)
※ 画像をクリックすると拡大します。



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[北海道編] ウスタビガ探索2013-②

2013年10月24日 | 外灯回り
10月 

昨日の続きだよ
本日も最後までお付き合い下さいネ 。☆*★*♪。☆*(^∇゜*)ノ"light trap♪



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昨日の[ウスタビガ探索-①]の続き((o(^∇^)o))
第一ポイントでは目的のウスタビガが見れなかったので、続いて北広島市内某所へ移動。
目的地へ到着し、LHさんとしばらくあちこち探して歩いたがやはり見つからず、第3ポイントへ移動する事に。
その途中で、電柱に怪しい陰を発見し胸を躍らせ確認して見る事に・・・・。


おっ!!!
おった、おった 電柱の赤い○印にウスタビガの♀がいます、わかりますか?


では、ちょいと拡大。


下ろして撮影して見た、陰がなかなか面白い。
これはLHさんのアイデア、ナイスです


ウスタビガ ♀
やはりこの横からのモフモフ感がたまらないですwww
時期的に終了な感じ、やはり♀の羽もかなり痛んでおりました。
取り敢えず、急に寒くなった北海道ですがギリギリ間に合った様です。

第3ポイントへ移動中、雨がザンザン降って来たが最後のポイントを見て解散する事に。


そして遂に、ウスタビガ ♂ 発見
1匹だけ雨の中、じっと電柱にしがみついていました


ウスタビガ ♂
今年はどうやらウスタビガ不作年の様だ


ウスタビガ ♂
やはり素敵な蛾ですねぇ♂はなかなか見れないので、こうして出会えた事に感謝です。
時期が遅かったので見れないかもしれないと思っていただけに、本当に良かったです。
当日雨に打たれながら散々走り回って頂きまして有り難うございました、LH団員に感謝致します。


ヒメヤママユ
個体数多いのヤママユガの仲間です。♂はどこにでもいるけど、♀は以外と少ないんですよねぇ。
また♀の上翅も黄褐色でとっても綺麗なんですよね

なにわともあれ取り敢えず今期もウスタビガの♂をしっかり確認!
ワープ!トウ!ヽ(`∇´ヽ)★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜ 。.:*:・'゜☆。.   END




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[北海道編] ウスタビガ探索2013-①

2013年10月23日 | 外灯回り
10月 


晩秋に出現する大型ヤママユガの仲間で人気の高いウスタビガ
今回はめったに見る事が出来ないウスタビガの雄をLHさんと共に撮影しに行って来ました 。☆*★*♪。☆*(^∇゜*)ノ"light trap♪


03 オゾンのダンス/たま【さんだる】

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まずは札幌市内の外灯ポイントで待ち合わせ。
時期的に今年は寒くなるのが早かったせいもあっておそらく例年よりも早く出ていたと予想。
生き残りがいれば良いのですが・・・・・。


フタキスジエダシャク
現地に到着し、少ないながらもチラホラ蛾の姿が・・・
緑色のラインが綺麗なフタキスジエダシャク


オオシロシタバ
まだ頑張っている様だ、カトカラの中では一番の頑張り屋さんだ。


クロハナギンガ
ハルタギンガとそっくりで、交尾器を確認しないと難しいらしい。
今回は取り敢えずクロハナギンガと言う事にしておきましょう。


ミドリハガタヨトウ
10-12月に発生、ホストはニレ科
秋に良く見かける蛾。


カバエダシャク ♂
11-12月発生、ホストはバラ科・ブナ科・ヤナギ科など
綺麗な褐色で、触角が大きくて可愛らしい。


カバエダシャク ♀
こちらは♀のカバエダシャク、オレンジ色をした♂よりも可愛らしく、足先などピンクっぽい色をしており、
首まわりも白っぽいふわふわな毛で覆われる。まさに女性らしい印象のシャクガ。


オオモンキキリガ
だいぶ擦れている様ですね。
もう少し早い時期だと新鮮な個体が見れたかも知れません。
モンキキリガ・オオモンキキリガ・キイロキリガの3種の近似種がなかなか面白い。


キイロキリガ
頭部先端が茶色、上翅下側も半分くらいは茶色で、3種の中では割と小柄な種なので区別は容易。


ナカジロネグロエダシャク
現地での同定はネグロエダシャク。
帰宅後良く見るとナカジロネグロエダシャクでした(汗)


ウストビモンナミシャク
たまに見かけるシャクガ、お尻を上げて静止している姿が可愛らしい。
今回はあまりグイグイお尻をあげていなかったwww


ウスゴマダラエダシャク
名前の通りちょっと控えめなゴマダラ模様を持つ大型のシャクガ。
モクレン科(モクレン)残念ながら左の後翅が無くなっていた。


アオバハガタヨトウ
10-11月に発生するヨトウガ。
本来緑色がもっと綺麗ですが、今回はだいぶくすんだ個体でした。
あちこち歩き回り、枯葉の上で落ち着いた様です。


カマフリンガ
だいぶ擦れているのでちょっと同定には自信がないです。



可愛いですね!!


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アオカミキリ

2013年10月22日 |  ●カミキリムシ科


アオカミキリ Schwarzerium quadricolle (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] イタヤカエデ・イロハモミジ・クリ・ヤシャブシなど
[時 期] 7月~8月
※ 体長は約21㎜~30㎜前後のカミキリムシ科カミキリ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布しており、低山地~山地に生息し個体数は少ない。
成虫は日中にクリ・アカメガシワ・リョウブ・ノリウツギなどの花で見られる。
色彩・形態に変化があり、原型は緑色。
頭から上翅の先まで綺麗な金属光沢があり特に頭部と胸部ではより強くでる。
大型のカミキリムシで、個体数はそれほど多くない。
夏の天気の良い日にノリウツギやリョウブ、セリ科の花に飛来する姿をたまに見かける。
九州には紫色に輝くムラサキアオカミキリと言うのもいるそうです。





野外で日中ノリウツギなどの花に飛来したアオカミキリ


[採集時のアオカミキリ]





[アオカミキリの標本]






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