シラホシヨトウ Melanchra persicariae (北海道)
[分 布] 日本各地
[食 樹] オオバコ・ヤナギ類・フジウツギ・エンドウ・ダイズ・テンサイ・エゾトリカブト・アブラナ科など
[時 期] 7月~8月
※ 開張は約40㎜~45㎜前後のヤガ科ヨトウガ亜科に属する蛾の仲間。
日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は多い。
成虫は夜間灯火に飛来する。
年1回発生で蛹越冬。
幼虫は7~10月頃に見られ、その後土中で蛹化する。
前翅は黒色で中央部分に大きな白紋(腎状紋)が見られる。
※ 腎状紋は白くない場合もある
後翅基半は黄褐色。近似種のアトジロシラホシヨトウに似る(比較写真参照)
夜間灯火に飛来したシラホシヨトウ(北海道)
北海道のシラホシヨトウの色んな写真
[シラホシヨトウとアトジロシラホシヨトウの標本]
上:シラホシヨトウ・・・後翅基半は黄褐色
下:アトジロシラホシヨトウ・・・後翅は広く白色
[シラホシヨトウとアトジロシラホシヨトウの比較写真]
左:シラホシヨトウ・・・第一腹節背面に赤褐色の冠毛がある(赤矢印)、腎状紋は白くならない場合もある(黄矢印)
右:アトジロシラホシヨトウ・・・第一腹節背面に黒色の冠毛がある(赤矢印)、腎状紋は白い(黄矢印)
[シラホシヨトウの飼育日記]
2021年9月 エゾトリカブトの葉・花を食べる幼虫
2021年10月 蛹になりました
シラホシヨトウ 羽化
蛹化してから約4ヵ月後に羽化したシラホシヨトウ
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