こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
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ウストビモンナミシャク

2024年01月25日 |  ・ナミシャク亜科


ウストビモンナミシャク Eulithis ledereri (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] アジサイ・イワガラミ・ブドウ・ヤマブドウ・ツタなど
[時 期] 6月~7月・9月~10月
※ 開張は約30㎜~40㎜前後のシャクガ科ナミシャク亜科に属する蛾の仲間。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は多い。
成虫は夜間灯火に飛来する。
前翅は淡い茶褐色で翅頂付近に小豆色の紋が見られる。
壁などに静止する際に腹部を反り返らせ独特のポーズをとる。







北海道のウストビモンナミシャク
通常は止まった瞬間にお尻を持ち上げて壁に静止する


[ウストビモンナミシャクの飼育記録]

 
左:7月12日 アジサイの葉で見つけた蛹を採集
右:7月13日 羽化


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ソトシロオビナミシャク

2023年10月01日 |  ・ナミシャク亜科


ソトシロオビナミシャク Pasiphila excisa (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] ツツジ・ヒサカキなど
[時 期] 4月~7月・11月~12月
※ 開張は約17㎜~23㎜前後のシャクガ科ナミシャク亜科に属する蛾の仲間。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は多い。
成虫は夜間灯火に飛来する。
前翅は淡い茶褐色で緑色帯が見られ、前翅中央の前縁付近に黒紋が見られる。
後翅は一様に灰褐色となる。
下唇髭は極めて長く突出するのが特徴。
幼虫はツツジやヒサカキなどの花や蕾を食べて成長する。
ヒサカキに関しては雄花・両性花を食べるが、雌花のガクを食べると死んでしまう事が分かっているそうです。






北海道のソトシロオビナミシャク


[ソトシロオビナミシャクの飼育記録]


6月2日 ツツジの花で幼虫を採集

 
6月6日 蛹化 ツツジのヘタ部分で蛹になった


6月21日 羽化


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シロオビクロナミシャク

2021年09月04日 |  ・ナミシャク亜科


シロオビクロナミシャク Trichobaptria exsecuta (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] ツルアジサイなど
[時 期] 5月~9月
※ 開張は約22㎜~27㎜前後のシャクガ科ナミシャク亜科に属する蛾の仲間。

平地~山地まで広く見られ、個体数は普通。
昼行性の為、日中林道脇の葉の上で静止する姿が良く見られる。
黒地に太い白帯が特徴的ではあるものの、近似種もいるので同定には注意が必要。
主な近似種:シラフシロオビナミシャク・シロホソオビクロナミシャク共に昼行性のナミシャクの仲間





シロオビクロナミシャクは割と薄暗い日陰を好んで飛翔する傾向がある。


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ウスクロオビナミシャク

2018年04月25日 |  ・ナミシャク亜科

ウスクロオビナミシャク Pennithera abolla
2017年10月 北海道

分布[日本各地] 時期[10-11月] 開張[25-30㎜]
ホスト[不 明]
写真の個体は夜間の外灯回りで見つけたウスクロオビナミシャクを撮影。

日本各地に生息するシャクガ科[ナミシャク亜科]に属する蛾の仲間。
秋に出現する蛾で本州以南では割と普通に見られるようだが、北海道
では主に南部に分布している様です。
近似種ではクロオビナミシャク(同じく秋に出現)がいて前翅中央の外横帯
の模様で区別は容易です。またシロシタトビイロナミシャクも似ているが
シロシタトビの方が大きくて出現時期も早い事から直ぐに区別出来ますし、前翅の色彩や模様でも容易に区別出来ます。


[ウスクロオビナミシャクの特徴]


黄丸:内縁中央に黒色の短い線が特徴(シロシタトビイロナミシャクでは長い)
赤丸:外横帯は前縁から前半のみ明瞭となる(クロオビナミシャクでは前縁から内縁まで黒帯が目立つ)


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カラフトシロナミシャク

2018年04月08日 |  ・ナミシャク亜科

カラフトシロナミシャク Asthena sachalinensis
2015年7月 北海道

分 布[北海道・本州・四国] 時 期[7-8月] 開 張[17-22㎜]
ホスト[マツ科:アカトドマツなど]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、カラフトシロナミシャクを撮影。

北海道・本州・四国に生息するシャクガ科[エダシャク亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで広く分布し、個体数は割と少ない。
近似種に似ている種が多いが、本種の特徴は前翅の外横縁部の2本が接近し太く見える。
また前翅・後翅の黒点が明瞭で大きいのも本種の特徴です。地色は白色だが各横線が強めの黄色。


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ウスイロヤスジカバナミシャク

2018年03月15日 |  ・ナミシャク亜科

ウスイロヤスジカバナミシャク Eupithecia kurilensis
2015年6月 北海道

分 布[北海道] 時 期[6-7月] 開 張[20-25㎜]
ホスト[不 明]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、ウスイロヤスジカバナミシャクを撮影。

北海道に生息するシャクガ科[ナミシャク亜科]に属する蛾の仲間。
日本国内では北海道のみに分布している小型蛾。
前・後翅の外縁はやや暗い帯で縁取られる、横脈紋は小さく細長い黒色。
前翅の前縁の中央付近には黒色の線が2本ありこれはハッキリと明瞭となる事が多い。



2015年6月 北海道 ウスイロヤスジカバナミシャク Eupithecia kurilensis [1番目の写真とは別の場所で撮影したウスイロヤスジカバナミシャク]


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テンヅマナミシャク

2018年02月05日 |  ・ナミシャク亜科

テンヅマナミシャク Telenomeuta punctimarginaria
2014年5月 北海道

分布[日本各地] 時期[4-8月] 開張[38-42㎜]
ホスト[クマツヅラ科:クサギなど]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、テンヅマナミシャクを撮影。

日本各地に分布するシャクガ科[ナミシャク亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで広く生息し、個体数は普通に見られる。
北海道においては産地が局地的なのか、個体数は少ないのかなかなか出会う機会が少ない蛾である
全体的に暗い茶色で、大型の蛾。
前翅の前縁付近と後翅の外縁付近には更に黒く焦げ茶色の様な帯が見られる。
また前・後翅共に外縁付近には白い短線も見られる。



2012年5月 北海道 テンヅマナミシャク Telenomeuta punctimarginaria [市内山地の外灯の電柱にて撮影]


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テンオビナミシャク

2018年02月04日 |  ・ナミシャク亜科

テンオビナミシャク Acasis appensata
2013年5月下旬 北海道

分布[北海道・本州] 時期[5-7月] 開張[18-22㎜]
ホスト[キンポウゲ科:サラシナショウマ・オオバショウマなど]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、テンオビナミシャクを撮影。

北海道・本州に分布するシャクガ科[ナミシャク亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで広く分布し、個体数は普通。
早春に出現するテンオビナミシャク、平地では5月~6月上旬に見られ、山地では7月中旬まで見る事が出来る。
近似種のルリオビナミシャク(早春に出現)に似ているが、本種は前翅中央部はより淡色でコントラストが弱い。



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テンスジヒメナミシャク

2018年01月27日 |  ・ナミシャク亜科

テンスジヒメナミシャク Hydrelia nisaria
2017年9月 北海道

分布[日本各地] 時期[4-9月] 開張[13-17㎜]
ホスト[カバノキ科:アカシデなど]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけたテンスジヒメナミシャクを撮影。

日本各地に生息するシャクガ科[ナミシャク亜科]に属する蛾の仲間。
小型のシャクガで、前翅・後翅共に褐色の波型模様が良く目立つ。
近似種のチビヒメシャミシャクに似ているが、チビヒメシャミシャクの横脈点は
大きく明瞭であり、翅も全体的に灰色っぽい印象をうける。



2015年6月 北海道 テンスジヒメナミシャク Hydrelia nisaria
道央圏内での外灯回りで見つけた本種。
1枚目の個体よりも灰色っぽい個体でした。


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フタシロスジナミシャク

2018年01月23日 |  ・ナミシャク亜科

フタシロスジナミシャク Epirrhoe supergressa
2015年8月 北海道

分布[日本各地] 時期[4-9月] 開張[18-23㎜]
ホスト[アカネ科:ヤエムグラ・オオバヤエムグラなど]
写真の個体は夜間の外灯回りで見つけたフタシロスジナミシャクを撮影。

日本各地に生息するシャクガ科[ナミシャク亜科]に属する蛾の仲間。
小型で各地に普通、北海道内ではそれほど多い印象はないが時折見られる。
暗褐色と白色の縞模様が特徴的で、近似種のヒトスジシロナミシャクに似ている。



2015年9月 北海道 フタシロスジナミシャク Epirrhoe supergressa
夜間外灯付近の壁にはりついていた個体。



2017年9月 北海道 フタシロスジナミシャク Epirrhoe supergressa
湿地帯でライトトラップを行った際に飛来した擦れた個体。


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