こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2013.10.12

フジフサキバガ

2023年10月08日 |  ●その他科


フジフサキバガ Dichomeris oceanis (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] フジ・ナツフジ・ヤマフジ・ラジノクローバなどのマメ科植物
[時 期] 5月~8月
※ 開張は約16㎜~24㎜前後のキバガ科フサキバガ亜科に属する蛾の仲間。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息しやや局地的で個体数は少ない。
成虫は夜間灯火に飛来する。
翅は明るい茶褐色で、前翅中央には2つの黒点が見られ黒点の周囲は四角形状に暗化している。
また外縁部は幅広く暗色となる。


[フジフサキバガの飼育記録]

 
2022年6月1日 市内のフジの葉にいた幼虫を採集


2022年6月3日 葉を巻いて蛹化

 
2022年6月15日 羽化 フジフサキバガ


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グミオオウスツマヒメハマキ

2023年10月07日 |  ●その他科


グミオオウスツマヒメハマキ Hedya auricristana (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] アキグミ・ナツグミなどのグミ類
[時 期] 4月~9月
※ 開張は約16㎜~22㎜前後のハマキガ科ヒメハマキガ亜科に属する蛾の仲間。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は普通。
成虫は夜間灯火に飛来する。
前翅後方は白く、前方は濃い黄土色で小さい銀紋が散りばめられている。
胸部背面には毛の塊が見られる。




2017年5月 北海道 夜間ライトトッラプに飛来したグミオオウスツマヒメハマキ


[グミオオウスツマヒメハマキの飼育記録]


2022年7月30日 自宅庭のナツグミの葉にいた幼虫を採集

 
2022年8月5日 葉をくっつけて蛹化


2022年8月15日 羽化 グミオオウスツマヒメハマキ


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ギンスジクチブサガ

2023年08月30日 |  ●その他科


ギンスジクチブサガ Ypsolopha albistriatus (北海道)

[分 布] 北海道・本州・九州
[食 樹] 不明
[時 期] 6月~11月
※ 開張は約24㎜~26㎜前後のクチブサガ科に属する蛾の仲間。

北海道・本州・九州に分布しており、平地~山地に生息し個体数はやや少ない。
成虫は夜間灯火に飛来する。
翅は赤褐色で、大きな白紋が目立ちます。
シロスジクチブサガにやや似るが、ギンスジクチブサの白紋はハッキリしている。
静止している姿を見ると、前翅の白紋と前脚の白色が直線状になっている。




2022年7月 北海道 夜間のライトトラップに飛来したギンスジクチブサ


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オドリキバガ

2023年08月29日 |  ●その他科


オドリキバガ Dichomeris hoplocrates (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] バラ科(フユイチゴ・ホウロクイチゴ・ヘビイチゴなど)
[時 期] 7月~9月
※ 開張は約11㎜~15㎜前後のキバガ科フサキバガ亜科に属する蛾の仲間。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数はやや少ない。
成虫は日中にホスト付近の葉上などで見られる。
クルクルと葉の上でダンスを踊る不思議な小型の蛾で
翅は暗い紺色で青鉛色に輝く斑紋をもつ。


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オオマイコガ

2023年08月28日 |  ●その他科


オオマイコガ Stathmopoda stimulata (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] ヤブニッケイなどのクスノキ科
[時 期] 4月~9月
※ 開張は約13㎜~16.4㎜前後のニセマイコガ科に属する蛾の仲間。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数はやや少ない。
小型の蛾で独特の静止ポーズを行う。
このグループの蛾は夜間よりも日中に葉の上などで見る事が多い。
翅の色は淡い黄色で、褐色の斜状紋が見られる。
※ 誤同定などご指摘があればコメント下さい。



2022年7月 北海道 葉の上で休んでいたオオマイコガ


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エゾハイイロヒメハマキ

2023年08月27日 |  ●その他科


エゾハイイロヒメハマキ Epinotia densiuncaria (北海道)

[分 布] 北海道
[食 樹] 不明
[時 期] 7月~9月
※ 開張は約14㎜~16㎜前後のハマキガ科ヒメハマキガ亜科に属する蛾の仲間。

北海道に分布しており、低山地~山地に生息し個体数はやや少ない。
トウヒハイイロヒメハマキに似ている。
前翅頂付近にある黒丸紋はややぼやける。
基斑の中央にある大きな黒紋の角は外側に突出する。



2022年9月 北海道 山地で見つけたエゾハイイロヒメハマキ


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オオツマキトガリホソガ

2023年03月13日 |  ●その他科


オオツマキトガリホソガ Labdia bicolorella (北海道)

[分 布] 北海道・本州
[食 樹] サンショウなどの枯れ枝
[時 期] 7月~8月
※ 開張は約8㎜~11㎜前後のカザリバガ科カザリバガ亜科に属する蛾の仲間。

北海道・本州に分布しており、平地~山地に生息し個体数は少ない。
成虫は夜間灯火に飛来する。
上翅の基半部は褐色で会合部前半・頭部は白色、後半部は黄褐色で特徴的な模様が見られる小型の蛾。
目は赤く、頭部には牙の様に長い髭が見られる。
ホストは不明だったが、サンショウの枯れ枝から羽化した事から
当サイトではホストは「サンショウなどの枯れ枝」と記載いたしました。
幼虫は樹病罹病患部の粗皮、枯枝を食べるそうです。



2021年2月 北海道 サンショウ材から羽化したオオツマキトガリホソガ


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ツマキトガリホソガ

2023年03月11日 |  ●その他科


ツマキトガリホソガ Labdia citracma (北海道)

[分 布] 北海道・本州・九州
[食 樹] ホオノキなど
[時 期] 7月~9月
※ 開張は約10㎜~15㎜前後のカザリバガ科カザリバガ亜科に属する蛾の仲間。

北海道・本州・九州に分布しており、平地~山地に生息し個体数はやや少ない。
成虫は夜間灯火に飛来する。
上翅の基半部は褐色で、後半部は黄色の小型の蛾。
褐色の翅には白い線状の模様がいくつも見られる。
目は赤く、頭部には牙の様に長い髭が見られる。
ホストは不明だったが、ホオノキの枯れ枝から複数羽化した事から
当サイトではホストはホオノキと記載いたしました。






2023年3月 北海道 ホオノキ材から羽化した複数のツマキトガリホソガ



ツマキトガリホソガが羽化したホオノキ材


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シロテンクロマイコガ

2022年08月26日 |  ●その他科


シロテンクロマイコガ Atrijuglans hetaohei (北海道)

[分 布] 北海道・本州
[食 樹] クルミ類・マタタビ科など
[時 期] 6月~8月
※ 開張は約12㎜~14㎜前後のニセマイコガ科に属する蛾の仲間。

北海道・本州に分布しており、平地~山地に生息し個体数は少ない。
成虫は日中に薄暗い林道脇の葉上などで見られる。
黒地に白紋が見られる小型の蛾。
葉の上で見つけると、クルクルと回って不思議な行動をとる。



黒と白のシックな小型の蛾です


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ギンムジハマキ

2022年08月06日 |  ●その他科


ギンムジハマキ Eana argentana (北海道)

[分 布] 北海道・本州
[食 樹] イネ科・マメ科
[時 期] 6月~7月
※ 開張は約21㎜~29㎜前後のハマキガ科ハマキガ亜科に属する蛾の仲間。

北海道・本州に分布しており、平地~山地に生息し個体数は普通。
成虫は初夏~夏にかけて出現し、夜間灯火に飛来する。
ウスギンツトガに似る。
下唇髭は短く下向し、前方に長く突出しない。



2015年6月 北海道 ギンムジハマキ
夜間の外灯回りで見つけたギンムジハマキ


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