栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

日曜のボツ予想~妹につづきたい

2024-06-09 09:28:24 | 血統予想

ファーストシーズンサイアーについては種牡馬辞典に記したように◎サートゥルナーリアと○ナダルがひとまず有力やと思ってますが(シスキンは初年度産駒が7頭しかいないのでね…)、サートゥルナーリア産駒はコートアリシアンを見てのとおり、全体に身のこなしがよくてうるさい気性の馬が多い印象
コートアリシアンの場合、母系にVaguely Nobleが入ってAureoleの薄いクロスになることは頭に入れておきたいですかね…直線一番外に出してからグイグイ伸びましたからね



京都4は一口ピック◎レザンクレール
前走は開幕週の芝1200で出遅れ、枠連1-1で3着が逃げ馬というレースでは外から差を詰めるのが精一杯でしたが、距離はマイルぐらいがよさそうだし、あの感じなら内回りフルゲートも捌けると思うので何とかスタートを決めて
母マンビアは優秀なアルデバラン肌で、先週新馬勝ちミリオンローズなど、本馬以外のJRA出走産駒は全て勝ち馬となっています

NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」ではエプソムCと函館スプリントSと東京12Rを、競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」ではエプソムCを予想していますので、日曜もよろしくお願いします


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土曜のボツ予想~新馬はこれから

2024-06-08 09:32:46 | 血統予想

昨日は社台のクラブ&オーナーズの募集馬見学ツアーに参加、一日中放牧地を歩き回って素晴らしい1歳馬をいっぱい見れましたが、注目のコントレイル産駒も何頭も見れたのでそのうち考察を…



夜は札幌に戻って千喜で打ち上げ、大助の親子握りも美味かった

そんなわけで新馬戦の調教なんかも全く見てないのでこれから、NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」ではジューンSと水無月Sと函館日刊スポーツ杯を、競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」では水無月Sを予想していますので、今週もよろしくお願いします


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6/1,2の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2024-06-05 12:01:26 | POG

■『ディープインパクト好配合リスト(2020)』で望田潤と栗山求がダブル推奨したヨーホーレイク(牡6歳)が土曜京都11R鳴尾記念(米G3・芝2000m)を勝ちました。

◎ヨーホーレイク(牡、母クロウキャニオン)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2018105012/
おなじみディープ×クロウキャニオンで、カミノタサハラ、マウントシャスタ、ボレアス、ストーンリッジ、ベルキャニオン、ラベンダーヴァレイなどの全弟。この配合は牡のほうが走る説なので今年も取り上げます(クロウキャニオンはVaguely Nobleの血を引くので、牡のほうがスタミナが伝わりやすく牝はサイズが出にくい傾向)。去年のほぼコピペですんません…。(望田)

◎ヨーホーレイク(牡・母クロウキャニオン)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2018105012/
ボレアス、マウントシャスタ、カミノタサハラ、ベルキャニオン、ラベンダーヴァレイ、クリアザトラック、ストーンリッジと、重賞1~5着の実績を持つ全きょうだいは7頭に達する(ボレアスとカミノタサハラは重賞勝ち)。「ディープ×フレンチデピュティ」はショウナンパンドラ、マカヒキ、アンジュデジールなど活躍馬が目白押し。Caerleon、Vaguely Nobleも父と相性がいい。本馬はきょうだいのなかでも出来がいいと評判なので重賞級の活躍が期待できる。(栗山)

■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2024)』で栗山求が推奨したウィンターベル(牡2歳)が土曜東京5Rの新馬戦(芝1600m)を勝ち上がりました。

ウィンターベル(牡・父バゴ、母ノチェブランカ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022104939/
「バゴ×ディープインパクト」はステラヴェローチェと同じ。同馬は神戸新聞杯(G2)とサウジアラビアロイヤルC(G3)を勝ち、朝日杯フューチュリティS(G1)2着、日本ダービー(G1)と皐月賞(G1)で3着などの成績を残した。バゴはアベレージの高い種牡馬ではないが、ノーザンファーム生産馬に限ると、6頭中5頭が勝ち上がり、ステラヴェローチェのほかにクロノジェネシス(有馬記念、宝塚記念2回、秋華賞)、ブラックバゴ(京成杯-2着)などが出ており成績優秀。2代母ナイトマジックは独オークス(G1・芝2200m)、バーデン大賞(独G1・芝2400m)の勝ち馬でスタミナを伝え、母ノチェブランカも芝長距離で3勝を挙げた。これにバゴを交配して誕生したのが本馬。POG向きではない可能性もあるが、ハマれば一発がある。(栗山)

■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2024)』で栗山求が推奨したスターウェーブ(牡2歳)が日曜東京6Rの新馬戦(芝1400m)を勝ち上がりました。

スターウェーブ(牡・父Kingman、母コスモポリタンクイーン)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022104771/
昨年のセレクトセール1歳で3億円(税抜)の値がついた。父キングマンはイギリスのスピード型種牡馬で、シュネルマイスター(NHKマイルC)、エリザベスタワー(チューリップ賞)など、日本でも実績を挙げている。母コスモポリタンクイーンはArabian Queen(英G1インターナショナルSなど重賞3勝)の全妹。「Kingman×Dubawi」の組み合わせは、VRCオークス(豪G1・芝2500m)など3つの重賞を制したZardoziと同じ。軽い芝で実績を残しているので、日本の馬場にも対応できるだろう。ダンシングブレーヴのクロスは、今年の英2000ギニー(G1・芝8ハロン)を勝ったNotable Speechと同じ。ダンシングブレーヴは瞬発力を強化する血なのでおもしろい。

■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2023)』で栗山求が推奨したスカイハイ(牡3歳)が土曜京都4Rの未勝利戦(芝1600m)を勝ち上がりました。

スカイハイ(牡・父キタサンブラック、母タイキオードリー)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2021101412/
母タイキオードリーは現役時代に1戦未勝利ながら、父がキングカメハメハ、母方にDeputy Ministerを持つ、という配合構成。このパターンはアパパネ(牝馬三冠、ヴィクトリアマイル、阪神JF)、スタニングローズ(秋華賞)、ジュンライトボルト(チャンピオンズC)など多くの活躍馬が出ている。「キングカメハメハ+Deputy Minister」の繁殖牝馬は、キタサンブラックとの交配で桜花賞2着馬コナコーストを生んでいる。本馬を管理予定の清水久詞調教師は、父キタサンブラック、配合がよく似ているコナコーストの調教師でもあるので心強い。

■土曜東京10R由比ヶ浜特別 レッドシュヴェルト(一口&POG・望田)
■日曜東京8R1勝クラス ターコイズフリンジ(一口&POG・望田)
■日曜京都11R松風月S ジレトール(一口・望田)

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今週は社台の募集馬ツアーに参加するので、それまでにRHとサンデーとジーワンとオーナーズ、全部目通してます

新年度開幕週から新種牡馬の産駒が続々出てきてそれぞれいいところを見せましたが、ノーザン産馬が12頭出て[4-3-2-3]とあまりにも強い(^ ^;)

シスキン産駒キトンインザスカイの快勝は関係者も血統派もニッコリで、Motivatorやエンパイアメーカーやアルデバランのように肌に回って優秀だろうと言いつづけてきただけに、7頭しかいない初年度産駒のしかも牝馬がいきなり勝ったのは喜ばしいしトンキニーズ母さんよくやった(・∀・)



アルデバランといえばマンビア娘ミリオンローズも鮮やか新馬勝ち、パドックを見て1~5番はいい馬だと書いておきましたがそのまま掲示板を占め、ボンドガールみたいな伝説の新馬になるかどうかはともかく、ひとまず先々楽しみな馬が揃っていたとは思いますよ

ミリオンローズは石塚さんがやってる「種付け頭数100未満種牡馬限定POG」の指名馬なんですが、これ22人指名で2人気タイだそうで(^ ^;)、血統はもちろんですが調教もなかなかシャープに動いてましたよね

何度か書いてきたように、種牡馬スワーヴリチャードの配合のツボは、スワダンジグ(Danzig投入でトモ強化)とスワイヴァー(Incantation≒Sir Ivorの黄金ニアリークロス)の主に二つだろうと今のところ考えていて、ミリオンローズも母系にSir Ivorが入るだけにシャープなのです

Unbridled's Songとアルデバランは、Mr.Prospectorと「War AdmiralとLa Troienne」とWar Relic=Speed BoatとIncantation≒Sir Ivorが共通するので面白いニアリーやと思って調べてみたら、この両血脈を併せもつJRA出走馬はミリオンローズとグランルーチェ(ダンカーク×アルデバラン、JRA現役1勝)の2頭しかおらずどちらも新馬勝ちしてます

まあそんなわけで、シスキンはいいぞ~アルデバランもいいのだぞ~といういつもの話でした



<JustifyやBlue Pointのような「Sadler's WellsやデインヒルやGreen Desertを引かないStorm Cat系種牡馬」が、ガリンヒルやヌレサドやデインヒル≒Green Desertで塗り固められてきた欧州血統に対する有力な薄め液・箸休め・逃げ道となっている>

と、先週も書いたばかりですが、フランスにはLope de Vega様がいらっしゃいますからね

Rouhiyaの仏1000ギニー制覇につづいて、仏ダービーはLope de Vega産駒のワンツー、勝ったLook de Vegaは母がHigh Chaparral×Cape Crossで、2着First Lookは母がDansili×Singspielですね



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第74回安田記念回顧~今日も僅差の完勝、香港チャンピオンの凄み

2024-06-03 12:10:23 | 血統予想

東京11R安田記念
◎14.コレペティトール
○7.ロマンチックウォリアー
▲2.ガイアフォース
△5.ナミュール
△10.ソウルラッシュ
×4.ジオグリフ
×9.パラレルヴィジョン
×13.ステラヴェローチェ
×15.ヴォイッジバブル
×17.セリフォス
最近の短距離~マイルのG1予想は層の薄さやレベルの低さを嘆いてばかりで、3月の高松宮は香港のビクターザウィナーに◎を打った。ここもグランアレグリアやソングライン級のチャンピオンマイラーは不在。土曜夜から雨予報で1分34秒ぐらいの決着になるともう何が勝っても驚けない状況だ。
しかしその場合、ロマンチックウォリアーは東京マイルの高速戦でビュンと速い脚を使うタイプには見えないが、馬場が渋れば底力とパワーと粘着力はワールドクラスだから、好位抜け出しの横綱相撲で1人気に応えてしまうかもしれない。
ソウルラッシュも馬場が渋って時計がかかるのはプラスだが、これがモレイラで現在2番人気。馬券的な狙いとなると、重で勝ち時計1分34秒想定ならばコレペティトールでいってみたい。
道悪の安田記念となると2014年までさかのぼらなければならないが、このときグランプリボスをねじ伏せて勝ったのがドバイ帰りのジャスタウェイ。コレペティトールの3/4同血の兄にはキングオブドラゴン(父ハーツクライ)がおり、またその3つ上の兄アメリカズカップ(父マンハッタンカフェ)は重のきさらぎ賞に勝つなど道悪の鬼として鳴らした。ジャスタ牡駒らしく古馬になって体重が増えて本格化してきたが、マイラーズCも京都金杯もほぼ同じ時計で走破しているように、ピュアマイラーではなく1800型だから1600で時計勝負になると苦しい。重まで悪化するようなら岩田父の一発に期待。

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例によってNETKEIBAの全頭血統解説より導入文と1~3着を

連対馬4角順位平均7.7、差し優勢の東京マイル戦
Sキャットなどナスキロ差し重視、前残りならヌレサド
23年と22年の勝ち馬ソングラインはキズナ×シンボリクリスエス、21年ダノンキングリーはディープインパクト×Storm Cat、20年グランアレグリアはディープインパクト×Tapit、18年モズアスコットはMiswaki4×3で母父Storm Cat系。そもそも安田記念は差し優勢なレースだが(過去5年の連対馬の4角順位は平均7.7)、ディープインパクトやStorm CatやSeattle Slew経由のナスキロ血脈が生むストライドが長い直線で爆発するレースともいえる。いっぽう4角5番手以内で馬券に絡んだ馬は、セリフォス、シュネルマイスター、インディチャンプ、アエロリットと、いずれもNureyev≒Sadler's Wellsの血を引いており、先行型ならヌレサドを重視する手か。

ロマンチックウォリアー
母母Folk OperaはEPテイラーS(米G1・芝10F)勝ち馬。母父Street Cryはストリートセンスやニューイヤーズデイの父。父AcclamationはDark Angel(マッドクールの父)の父として知られるNorthern Dancer傍系。母方の影響が強い香港の中距離チャンピオンで、母がHalo4×4なので機動力と粘着力に富む。父系は短距離だしマイルでゴールデンシックスティの2着があるが、東京高速マイルをストライドでビュンと差すイメージではないかも。(距離◎スピード○底力◎コース○)



ナミュール
ラヴェルやアルセナールの半姉で、マルシュロレーヌやバーデンヴァイラーの姪。母サンブルエミューズはフェアリーS3着。3代母キョウエイマーチは桜花賞馬。そこにハービンジャーで「重厚で緩い中距離馬×フィジカルなマイラー」の配合が絶妙にハマった感がある。長い直線での爆発力は最右翼で、距離的には1800がベストだろう。ヴィクトリアマイルは不甲斐ない内容だったが、マイルCSのように中盤緩んで脚をタメられればまた豪脚炸裂。(距離○スピード◎底力◎コース◎)



ソウルラッシュ
ディオの3/4兄で、ヒラボクディープの甥で、ヘネシー、Editor's Note、カフェブリッツなども同牝系。ルーラーシップ×マンハッタンカフェ×Storm Catまでアディラートと同じで、Storm Catのマイラーっぽさが強いところも似ている。マイルに転じてからは[6-2-1-4]で着外はいずれもG1。今でもマイラーというよりは1800寄りに見えるのだが、マイルの前傾ラップにも高速決着にも対応するし地力がある。モレイラなら圏内必至。(距離○スピード○底力◎コース◎)



今年の安田記念は、香港から2頭襲来、土曜夜からの雨予報、展開的にはウインカーネリアンとドープネどちらがハナでどんなペースを刻むか、このあたりがひとまずポイントやったと思います

ウインカーネリアンは2年連続で46-46ぐらいのペースで逃げて東京新聞杯を好走していて、これがハナならここも平均ペースが想定されましたが、三浦皇成は番手でジックリ運ぶ選択をしたので、前後半46.4-45.9とやや後傾に

特に中盤が11.9-12.0と緩んで、上がり3Fが11.3-11.2-11.4ですから1800質の安田記念、終わってみれば香港の中距離チャンピオンが格の違いをみせつける完勝で、マイルCSのように脚をタメられたナミュールが同じぐらいの豪脚で追い込んで、ソウルラッシュにわずかに先着したのもマイルCSと同じ

ソウルラッシュはロマンチックを前に見る狙いどおりのポジション、4角もきれいに捌いてあとは外から差すだけやったんですが、やっぱりルーラーシップ産駒らしいというか、マイルG1を勝ちきるにはマイラーとしての爆発力が超一流ではないというね、そういういつもの惜敗やったかなと思います(まあそれは他の日本馬にもいえることですが)

ガイアフォースはこの時期は歩きにあまり硬さがなくて夏仕様=芝仕様、とはいえパワーごり押しタイプには違いないので、こちらはもう少し流れてくれたほうが持ち味は活きたかと

セリフォスは枠が外すぎるかと思ったんですが川田は後方で巧く折り合いをつけ、直線は外からビュンときたんですが最後は同じ脚色で、馬場が渋るとなかなかソウルラッシュに先着できないですね

コレペティトールは荒れ馬場の京都金杯を1.33.8で走破してイン差し、稍重で1分32秒台の決着ではマイラーズCと同じで手も足も出ないという内容でした

「日本の芝一流馬にはあんまりいないタイプ。たしかにゴツいが、見せる筋肉じゃなくて実戦で鍛え上げられた体幹やインナーマッスルがすごい感じ。ケンカの強い土木作業員のオッサンみたい」

ロマンチックウォリアーのパドックを見てこう記しておいたんですが、タロイモばかり食ってるのにナチュラルに強いサモア人のようなイメージ、と言ってもいいかな

実戦と調教によって身につけてきた必要十分な筋肉、ブレのない安定感抜群のフォーム、ノリのステラヴェローチェが懸命にブロックしてもびくともせず鼻歌交じりで押し返したあの体幹力、名手マクドナルドを背にした叩き上げのチャンピオンは全くもって隙がなかった

母がStreet CryとSingspielを通じるHalo4×4ですから、サンデーサイレンス系のしなやかさとはまた違って、強靭なHalo、強靭な機動力という感じで、4輪駆動だし決してチャキチャキのマイラーには見えないんですが、このペースなら楽に追走できて強靭さでねじ伏せられる

今日も着差以上の完勝で、いつもちょっとしか勝たない馬ですが、SingspielのJCなんかもこんな勝ち方でしたよね

父AcclamationはダイアデムS(英G2・芝6F)に勝った傍系Northern Dancer系で、そこにMachiavellianを通じてHaloのスピードを取り込んだのは、種牡馬として成功しているDark AngelやMehmasと同じ図式で、高松宮のマッドクールにつづくAcclamation父系の勝利でもありました



「血統表を見れば見るほど、ロマンティックウォリアーは素晴らしい種馬になっただろうと思わされるが、でもタマがないからこんな強靭なチャンピオンに完成したのかもしれないし…」溜息混じりにそう言う関係者は多いです

ナミュール、ソウルラッシュ、セリフォスはだいたいいつもこんな接戦ですが、この3頭が香港マイルでゴールデンシックスティに完敗しヴォイッジバブルにも先着を許したのを目の当たりにすれば、ロマンチックはマイルでもゴールデンシックスティに1馬身しか負けてないですからね、こやつらが相手なら安田記念は美味しいレースや

その思惑どおりに完勝されてしまうとは、香港は仕入れがほぼ豪州ですから短距離で及ばないのはまあ仕方ないし、逆に中距離で優勢なのも当然やと思いますが、その中間のマイルはね…もうちょっと頑張ってほしいなと

グランアレグリアやソングラインならばロマンティックをビュンと差し切ったかと思うし、それぐらいのマイルチャンピオンが毎年出てほしいと願いますが、チャンピオンの凄みを目の当たりにできたのはよかったです

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日曜のボツ予想~早くも英クラシックを制圧

2024-06-02 09:42:18 | 血統予想

英ダービーはCity of Troyが豪快なストライドでインを切り裂き快勝
以下のエントリでも書いたように、JustifyやBlue PointやNo Nay Neverやカラヴァッジオといった「Sadler's WellsやデインヒルやGreen Desertを引かないStorm Cat系種牡馬」というのが、ガリンヒルやヌレサドやデインヒル≒Green Desertで塗り固められてきた欧州血統に対する有力な薄め液・箸休め・逃げ道と目されてきたわけですが、それにしても2世代目でGalileo肌でクラシック制覇は大きい
https://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/901ab710072036432d6e83cd19b1e5bd



JustifyについてはSeattle Slewに比肩する名配合だとほめちぎってきましたが、産駒の最初のクラシック勝ちが英ダービーとはさすがに思いませんでしたね
https://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/bc5305acfcb45315fe723184190c6e08

Yarn=Preach4×4とHonest Pleasure=For the Moment4×3の全きょうだいクロスは何度見ても圧巻なのですが、クロスしない部分=Ghostzapperの使い方がまた絶妙すぎます

ドレフォンも成功したし、孫の世代で実現してほしいし実現しそうなジャステイフォン



東京はこれから降り出してだんだん強まっていく予報、小金井は道悪のダ1400で、スティルディマーレが控えるケイバも示唆しているので、久々でもスピード上位のミッキーアイル牝駒▲ニジュウダンサーが逃げ切ってしまうかも
○コンクエストの手堅い好位差しが軸安定、東京1400の重が最も斬れる△ドライブアローカスがヒモ穴、△ヴァンドームも前走の末脚は光りますが他馬を気にするのでまた後ろから差す形で届く馬場かどうか

NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」では安田記念とタイキシャトルCと下鴨Sを予想していますので、日曜もよろしくお願いします(競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」は栗山さんの担当)


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