長唄三味線/杵屋徳桜の「お稽古のツボ」

三味線の音色にのせて、
主に東経140度北緯36度付近での
来たりし空、去り行く風…etc.を紡ぎます。

吾妻錦絵と長唄、謡曲の饗宴~鈴木春信展@下北沢

2023年08月19日 23時55分13秒 | お知らせ
 Charmingな春信美人画展~長唄と謡の空間において
      開催のご案内を申し上げます
                                 
九夏三伏の砌、皆さまいかがお過ごしでしょうか、
さて、このたび、小田急線と京王井の頭線がクロスする文化の街、下北沢・武蔵屋画廊様に於きまして、横山實コレクションと、歌舞伎の三味線音楽である長唄、また能楽の謡曲のライブ上演をお愉しみいただける、展覧会を行うこととなりました。

この催しは、予てより、日本が世界に誇る江戸時代の浮世絵と、世界を一にする同時代の音曲を同じ空間で鑑賞して頂きたい…との願いから、幾たびか行って参りました試みですが、今回は劇場ではなく、ギャラリーという、ごく身近に作品の息吹を感じて頂ける空間で行います。

21世紀も二割方進みました今日、日本人が、自らの歴史の中で育み、紡いできた自分たちの伝統文化に触れる機会が激減しているという統計を目にしました。
西洋文化とは異なる立脚点、価値観のもとに生まれ、世界に類を見ない独特の日本文化に、日常的に親しんで頂きたいとの願いを込めまして、企画いたしました。

会期は来月9月19日㈫から24日㈰の6日間、入場無料です。
初日のみ夕方4時開場、会期中は連日11時開場で、夜7時まで
吾妻錦絵の開祖、鈴木春信の名品20点をご覧いただけます。

横山實先生による解説が毎日、午後2時半から
22日㈮、23日㈯には2回目が、夕方5時半から行われます。

また、今回は、春信が活躍した江戸時代の明和年間(1764~1772)に作曲された歌舞伎音楽である長唄を選曲しまして、日替わりで連日2回、正午と夕方4時半から演奏いたします。

さらに、今展覧会の目玉でもある見立て絵『風流やつし七小町 通い』にちなみまして、金春流シテ方・森瑞枝師による謡曲「通小町」のライブ公演が、19日夕方5時、22日と24日の午後3時半にございます。

ご多用のところ恐縮ではございますが、お運び頂けましたら幸甚に存じます。
皆さまのご来場をお待ちしております。        
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池のほとりに

2023年08月14日 15時51分56秒 | 折々の情景
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