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コロナ後遺症と思われる髄膜炎様症状の顛末 1 〜尿閉を伴う髄膜炎様症状に五苓散が奏効した一例〜

2024年01月19日 08時25分52秒 | コロナ

昨年末からの突然の発熱が続き、解熱と同時に出た髄膜炎様の症状ですが、その後、症状を大幅に緩和することが出来たのでメモしておきます。

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 主な症状  


項部硬直と思われる症状:後頭部〜首〜背中上部まで硬直して激しい痛みが出る
持続するひどい頭痛。
心窩部(みぞおち)付近の1時間程度で繰り返す強い痛み
尿閉、排尿困難、頻繁な尿意(ほぼ30分程度)、排尿可能な時は排尿痛。
※過活動膀胱と尿道括約筋の拘縮が同時に起きているような感じ。

髄膜炎で起こる髄膜刺激症状のうち、嘔吐、ケルニッヒ徴候、ブルジンスキー徴候、皮膚知覚過敏は特に感じなかった。
排尿困難〜尿閉、頻尿は、無菌性髄膜炎で時々見られる症状。

まず困ったのは、時々尿閉を起こして下腹部痛がひどく、導尿が必要になった事。
  導尿は、病院で教われば自分で出来て、必要なカテーテルももらえる。

最初にこの対策で使ったのは「猪苓湯(ちょれいとう)」という排尿困難によく使われる漢方薬。
  これで使用一日で、尿閉は無くなり、排尿困難も随分楽になった。
  しかし他の症状は変わらず。

次に、髄膜炎、もしくは髄膜刺激症状と思われる他の症状の対策として、漢方薬を「五苓散(ごれいさん)」に変えた所、
  飲み始めてその日の内に、すべての症状が改善した。
  尿閉、排尿痛は解消し、導尿は必要なくなった。排尿困難は少し残っているかな❓という程度。
   頻尿は、30分程度で激しい尿意が置きていたのが、3時間程度で普通の尿意になった。
  項部硬直、頭痛は消失した。
  心窩部痛(胃痛❓)はまだ時々起きるが、随分軽くなった。

しかし、五苓散を中止すると、その日のうちに症状が再発するので、症状を起こしている原因自体は解消していない模様。
なお、解熱して以後は熱は出ていない。


解熱した理由は判らないけれど、使ったすべての薬で効果はなかった様子。
また、当初は高熱が出ているのが判らず、いやに寒いな…という程度で、熱の他の症状はまったくなかった。
熱は引くことがなく、39〜40度がおよそ一週間ほど続いた。
発熱中に使った薬  頭痛薬(消炎鎮痛剤)、総合感冒薬、葛根湯、柴胡桂枝湯

ちなみに、コロナに罹患した時は、高熱が出た時に、葛根湯の2倍量を使う方法で一気に解熱、他の症状もすぐに消えた。
流行初期に感染してしまったのでワクチンは打っていない。


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