冥土 in Japan -メイドインジャパン-

闘病記録を後悔ブログとし、
更なる病人の参考に供せむとてすなり

超高濃度ビタミンC静注法

2010年07月22日 22時57分39秒 | 用語解説
本来は点滴で行う、「超大量ビタミンC点適法」を家庭用にアレンジしたもの。
上大静脈症候群対策として、今年2月からやっている。
L-アスコルビン酸ナトリウムの飽和溶液を50ml連日静注するという方法である。
開始以後、血圧上が45とか体温34度などという極端な症状は出ていない。
不整脈は時々、PVCらしきものが数連発で出る程度で、これも大きく改善している。
顔面の発汗もなくなりはしないが、かなり楽になってきた。
手足、特に両手の冷え・痺れはまだかなり多発しているが、以前ほどではない。
これは、今が夏という事があるかもしれない。

これらを考えて、自家療法で始めたこの注射は有効であったと考えられる。

ただ、注射直後、当初は、胸の辺りに冷感があり、「これが上大静脈症候群の犯人か」という実感があったが、最近は、胸の冷感はごくわずかになり、胃~腸全域に強い冷感を感じるようになってきた。

これは、上大静脈症候群を起こしていたガンが、おなかで暴れている事を意味するのだろうか?

首の痛みは精神科でもらっている筋弛緩剤が大変有効で、症状が出ても寝込むような事はなくなってきていて、全身状態、QOL共に改善している。
しかし、2月から始めるまで、血圧上45だとか体温34度他、突発性頻脈と思われる不整脈を何度も経験したため、過去1~数年の記憶が殆ど失われてしまったため、生活上、かなり不自由している。

鼓腸:「こちょう」と読みます

2009年07月19日 07時31分52秒 | 用語解説
お腹にガスが貯まってパンパンになること。
貯まっているのは、いわゆる「おなら」、場所は大抵、大腸です。
お腹がパンパンになるような場合は、横行結腸という、おへその辺りを横に走る腸にたまってる事が多いです。
この場合は人によって、熱を出したり、のた打ち回る程の激痛を起こす事があります。
昔母から聞いた話では、うちの家系はそういう人が多いらしく、私もそうなりやすい体質のようです。
子供の頃、実際に熱を出してものすごい腹痛で苦しんだ事があります。
医者で多分抗生物質と思われる注射をして全く効果なし。
数時間後再診したけどぜんぜん駄目。
帰ってトイレで大量のおならをしたら一気に解熱。痛みも消失、という事がありました。

またこういうケースならば、民間療法で言われている「お腹に『の』の字を書くようにマッサージする」というのも有効です。
腸の運動をガスが排出される方向に促進するからです。

ちなみに、こちらは一般に鼓腸とは言いませんが、右わき腹が痛くなるのは、上行結腸という、右足の付け根辺りにある盲腸から縦に伸びる大腸の上の方にたまった場合。
反対に左側でも縦に走ってる下行結腸がありますが、便が動く向きが右側では上に向かって上るのに対し、左側は下に下りてゆくので、右側の上部に貯まって痛くなる事が多いです。

いつぞや、どっかの調査系テレビ番組で、これが原因で心臓発作になる…などというトンでも情報を流していましたが、そんな事はありません。
この痛みが原因で脈が乱れたりする事はあります。
迷走神経反射という物ですが、これは心臓発作ではありません。
また、投射痛と言って、本当に痛いのは胸ではないのに、胸が痛くなったように感じる、という場合もありますが、これも当然心臓発作じゃありません。
テレビでこういうデマ情報を流すのはやめてほしいものです。

PVC、af

2009年07月05日 22時37分21秒 | 用語解説
PVC 心室性期外収縮
いわゆる「ドキッ」とするタイプの不整脈の事。
心臓の収縮・拡張のサイクルの途中で、突然、おかしなタイミングで心臓が強く収縮してしまう。
これが、収縮した心臓がまた膨らむ時に偶然重なると心電図所見で言う「R on T」という現象が発生し、心室細動など非常に危険な不整脈の原因になる。

af 心房性期外収縮
心臓の収縮・拡張のワンセットはちゃんとしているのだけど、それが始まるタイミング・間隔などがおかしくなって脈が乱れるタイプの不整脈。
ドキッと感じることはないが、心臓のあたりがむずむずする事が多い。
心電図所見では、f波という小さな波が連続で発生し、心電図の小さい波形は隠れてしまって見えず、大きい波形が乱れたリズムで見えるだけになる。