むぎの城さんぽ

日本100名城&続日本100名城を巡っています。
近頃は山城歩きもエンジョイしてます!

鉢形城(埼玉県)

2023年12月01日 |  百名城
鉢形城はちがたじょう
別名
構造平山城
築城者長尾景春、北条氏邦
築城年代1476年(文明8年)、1558年~1570年
指定史跡国指定史跡
場所大里郡寄居町鉢形 地図
スタンプ設置場所鉢形城歴史館

鉢形城は、山内上杉氏の家臣である長尾景春が築城したと伝わります。
北条氏によって整備され上野国支配の拠点となり、重要な役割を果たしていました。
豊臣秀吉による小田原平定の際、前田利家や上杉景勝らの大軍に包囲され
鉢形城に3000の兵とともに籠城、天神山城八幡山城などの守りを固めたが、
上野国松井田城が初陣だったといわれる真田幸村(信繁)をはじめとする
35000の北陸支隊に包囲され、北条氏邦は降伏開城し自刃しました。




河岸段丘を利用した城で、断崖絶壁の自然の水堀のごとく岸壁を利用。


笹曲輪の石垣

一部の石垣が残されている場所
笹の葉のように小さいという意味らしい。


伝御殿曲輪

角に石垣が見られ御殿があったとされている。


二の曲輪南側の馬出

ここから見える堀底にも畝を見ることができます。


復元された四脚門



石積土塁

階段状に積み上げられた石垣土塁


庭園跡

ここでは茶入れや茶道具が出土されていることから、宴会や歌会などを行う特別な空間であったとされる。


石組排水溝

石組の排水溝を復元


伝御金蔵曲輪馬出

堀底には畝があり、北条氏の城郭としての特徴がみられます。


二の曲輪

奥が三の丸、手前が二の丸で間を仕切る堀がる。
堀底には畝もあり、北条氏の城郭である特徴もよく見られる。





鉢形城歴史館

以前訪れた時の感想は、建物は立派だがもう少し資料が欲しいところだと感じましたが
今回は入館しなかったので現在の展示に関しては見所が増えているのかはわかりません。



平成22年9月26日登城
平成28年2月27日再登城
令和5年9月24日再登城



日本100名城公式ガイドブック (歴史群像シリーズ)
日本城郭協会,福代徹
学研プラス


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