モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

カテゴリー「栗駒山」の目次

2024年05月31日 | 栗駒山

【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】
ブログを始めて三年目になると、
いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。
当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。
また私の使用しているテンプレートでは、
カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。
すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、
記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。
もう少し楽に記事を探す方法はないものか。
ブログではあまり例のないことかもしれませんが、
カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。
というわけで、記事数が多めのカテゴリーから徐々に「カテゴリーごとの目次」の頁を作って行きます。
なお新しい記事を加えたら、その都度、目次の頁が先頭に来るようにしなければなりません
(現実には年一、二回やれればいい方かもしれません)。
ちょっと面倒ですが、少なくとも今までよりは効率よく記事が探せるようになることでしょう。
冬場は山に行かないので、新ネタ記事は夏場に較べて格段に少なくなります。
しばしの間、「カテゴリーごとの目次」の新規作成や更新が続きますので、どうかご了承お願いいたします。


(記事の配列は登山した年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)


New 栗駒山を巡る2(北と西)

New 栗駒山を巡る1(南と東)

須川は壮絶紅葉。(2012年10月20日)

須川温泉から鳥海山を見た。(2013年10月19日)

2015年、紅葉の須川高原散策(2015年10月10日)

新鮮紅葉の須川高原散策。後編。(2011年10月9日)

新鮮紅葉の須川高原散策。前編。(2011年10月9日)

リベンジ・栗駒山紅葉。後編(2021年10月4日)

リベンジ・栗駒山紅葉。前編(2021年10月4日)

栗駒山天馬尾根を駆ける。2(2018年10月3日)

栗駒山天馬尾根を駆ける。1(2018年10月3日)

2018年の栗駒山は9月26日に偵察、10月3日に本番。

初期紅葉の栗駒山・後編(2020年9月29日)

初期紅葉の栗駒山・前編(2020年9月29日)

紅葉の栗駒山周回・後編(2019年9月28日)

紅葉の栗駒山周回・前編(2019年9月28日)

紅葉直前の栗駒山に行ってみた。(2016年9月17日)

真夏の栗駒山・花レポート。後編。(2020年7月24日)

真夏の栗駒山・花レポート。前編。(2020年7月24日)

初夏の栗駒山には何が咲く。後編(2021年6月25日)

初夏の栗駒山には何が咲く。前編(2021年6月25日)

須川高原に春を追いかけて。(2012年6月2日)

山開き翌日の栗駒山(2018年5月21日)

New 2024年5月19日、栗駒山山開き・後編

New 2024年5月19日、栗駒山山開き・前編



2019/09/28 山頂稜線の紅葉



2012/10/20 剣岳



2018/05/21 展望岩頭から西側、秣岳や須川湖、鳥海山を望む。



以上。

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2024年5月19日、栗駒山山開き・後編

2024年05月31日 | 栗駒山

(本頁は「栗駒山山開き・前編」の続きである。)

産沼ルートにある三途の川を渡渉したら、うっかり足を踏み外して流れの中に片足をドボン。
少し歩いてから、腰を下ろして靴下の水を絞った。
その時見たのが次の二景。

展望岩頭



剣岳



産沼分岐でちょっとした雪渓に出会ったものの、

歩き出したらすぐ土の道に戻った。
そこから先、花はさっぱり無くひたすら登るだけ。
しかし樹木(低木)は豊富で
秋になれば日本一の紅葉の素となるらしい樹木の芽出しが素晴らしい。

これはミネカエデか。西方の山々が見えて来た。




ミネザクラもよく紅葉する。バックは焼石岳。




山頂間近の斜面から来し方を見下ろす。
秋は此処が真紅の絨毯になる。




9時半頃、栗駒山山頂に到着。




いつもなら山頂の広場は人でイッパイなのだがこの日は少なかった。
山開きとはいえ、まだ朝早かったせいだろうか。
と思っていたら、人がワーッと増えて来た。
いつものパターンだが、サッサと稜線を西に移動する。
眺めは西側(秋田側)に行くほど好くなると思っている。
稜線から栗駒山山頂を振り返る。




南側(宮城側)の眺め。右の小ピークは大地森か。




更に進むと近くには虚空蔵山や御室の雪渓が。

遠くには鬼首カルデラや禿岳、微かに月山が見えた。




ちょっと右を見ると、牛の背中のような姿の虎毛山。




展望岩頭の向こうに虎毛山と神室連峰が重なって聳えている。




神室山と前神室山をアップで。




展望岩頭の右には天馬尾根、秣岳が連なり、その奥には泥湯三山、鳥海山。




泥湯三山(高松岳、山伏岳、小安岳)をアップで。手前にモンサンミッシェル峰も見えた。




鳥海山をアップで。




北西側(秋田側)の眺め。




北北西側(秋田側)の眺め。




横手(十文字町)実家が見えないかと目を凝らしてみる。




北側、焼石岳を眺める。




今日は名残ヶ原まで下山してから「ゆげ山」の方に行く散策路を歩いてみた。

剣岳



ゆげ山のバックにある小山



この小山で咲いていた花ふたつ。

ミネズオウ



イワカガミ



イワカガミは咲き出したばかりだった。

剣岳と栗駒山(左)を振り返りながら須川温泉に下山する。




「実家メンテナンスとアーバンベア」に続く。

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2024年5月19日、栗駒山山開き・前編

2024年05月29日 | 栗駒山

5月19日は空き家になっている実家のメンテナンスで十文字町まで来た。
ところが屋敷の雑草はまだサッパリ伸びてなかったので、
近くに有る栗駒山に登ることにした。
確か今日はこのお山、山開きなのだった。

須川高原入り口付近から栗駒山と展望岩頭を眺める。




朝6時半頃に須川温泉に到着。
秋田側の登山口駐車場には先行車が一台止まっているのみ。

山開きの神事は9時からと聞いていたが、それに関係なく7時少し前から登り始めた。
歩き出して数分で須川温泉を振り返る。今日は西にぼんやりと鳥海山が見えた。




西に連なる支峰の秣岳。




北側に大薊山の山塊や焼石岳が見えた。




名残ヶ原に到着。ここでやっと栗駒山の本峰が現れる。





湿原はまだ枯れたまま。枯草の間から顔を出したのはタテヤマリンドウだった。

この花、朝は花を閉じていたので目立たなかったが、
帰り道では満開になって自己主張していた(写真は下山時撮ったもの)。







小山なれどみごとな岩山の剣岳を横目に樹林帯に入る。




ナナカマドは新葉を展開中。




樹下には、小低木のイワナシが開花中。




アキタブキ
 


(右上)この芽出しの正体はノギラン(キンコウカ科)だった。

花は地味で話題にもならないが、芽出しはバラの花のように美しい。

あちこちでミズバショウが群生していた。




コバイケイソウ(シュロソウ科)の芽出し
 


(右上)エンレイソウ(こちらもシュロソウ科)は開花中。

苔花台より先、三途の川渡渉点までの間、
多く咲いていたのはショウジョウバカマ(シュロソウ科)だった。
ここではサンカヨウも群生しているが、花はまだだった。




それでも辛抱強く探していたら、少しだけ咲いていた。




とても可愛いサンカヨウの芽出しを見つけた。

 


(右上)ショウジョウバカマ


樹下ではミヤマスミレも咲き出していた。




ミヤマスミレの白花
 


(右上)ツバメオモト


樹木の花はミネザクラやオオカメノキが多かった。
代表してミネザクラ。




樹下の地味花ふたつ。

タケシマラン



ヒメイチゲ



栗駒山山開き・後編」へ続く。

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栗駒山を巡る2(北と西)

2024年02月29日 | 栗駒山

(本頁は「栗駒山を巡る1(南と東)」の続きである。)

栗駒山は秋田から見えにくい。
それは
前衛の山々が秋田の南東部に厚くひしめき合っているせいだと思われる。
前衛の山々の高さは400mから1000m。この程度の高さならば、
大仙市など遠く離れた場所に行けば、それらの山の高さを越えて見ることが出来る。

2024/02/17 大仙市郊外から栗駒山を望む。


しかし栗駒山自体はとても小さくなる。
また太陽角度の関係もあり、南にある山は見えにくい。
よって上写真のように見えることはきわめて稀、年に何回あるかわからない。

前衛の山に登れば見えるかなと思い、チャレンジしてみた。

ところがそういった山には得てして登山道が無い。
仮に有ったとしても樹林や別山に邪魔されて見えにくい。

今のところ、まあまあ見えるのは横手市と美郷町の境に聳える黒森山(763m)と
後述する由利本荘市の八塩山くらいだった。

2021/05/12 黒森山から栗駒山を望む。



その姿は前頁冒頭で焼石岳山頂から見たものと同じく三つのピークが並ぶ構図だった。


参考マップ



ところが秋田の栗駒山は意外な場所から見える。
いや見えていた。

それは(横手市十文字町の北部にある)私の実家玄関先の道路からだ。

2024/02/17  



南東の低山の間から、栗駒山と展望岩頭の山頂部が見えるのだ。

2024/02/17  


だがこんなのは見えるうちに入るのだろうか。

秋田の低地から見える場所がもう一箇所有る。
現在は湯沢市となっているが、旧稲川町の稲庭町、
ここは稲庭うどんで有名な町だが、そのちょっと南と旧皆瀬村北部の
限られた場所から見ることが出来る。

2024/02/17 稲庭町付近から。



2015/12/10 稲庭付近から。



秋田側から栗駒山に行くと、必ず寄るのが須川湖だ。
かつては朱沼と呼ばれた。

2016/05/14 須川湖から栗駒山方面を望む。



湖畔から秣岳と展望岩頭はよく見えるが、栗駒山は見えにくい。

2016/05/14 須川湖から秣岳を望む。



2021/10/04 須川湖の秋バージョン。



2018/05/23 須川高原から見た秣岳。



栗駒山は西側にも山が多く、平地は皆無なので、低平地からその姿を望むことは不可能だ。

それでもどうしても栗駒山を眺めたい御方は山に登るしかない。

2020/09/29 木地山高原苔沼付近から秣岳を望む。



2020/06/06 小安岳から栗駒山を望む。



2020/10/18 高松岳から栗駒山を望む。



2016/10/22 高松岳から栗駒山を望む。



この日は中腹以下は紅葉が盛りだったが、栗駒山の山頂部には偶々霧氷が降りたようで白っぽくなっていた。

2020/10/18 山伏岳から小安岳越しに栗駒山を望む。



泥湯三山(小安岳、高松岳、山伏岳)のすぐ南、虎毛山に登ると・・・

2018/06/03 虎毛山山頂から栗駒山を望む。



2018/06/03 虎毛山山頂から栗駒山を望む。



虎毛山は2018年8月の大雨以降、土砂崩れ等で登山しにくい状況が続いている。

更に南、鬼首に行くと、鬼首のカルデラ内から、栗駒山は見えないが、
禿岳に登るため、花立峠(796m)まで行くと、やっと見え出す。

2021/10/25 禿岳への登山道から栗駒山を望む。



2021/10/25 禿岳への登山道から栗駒山を望む。



栗駒山に最も近い西側スポット、花山峠(741m)から望むと・・・

2018/10/08 花山峠から。



ここからは丸くなだらかな展望岩頭と寄生火山の虚空蔵山の存在が目立つ。

ラスト二枚は西側の端っこから。

2023/10/24 八塩山から。



2021/09/20 鳥海山七高山山頂から。



以上。

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栗駒山を巡る1(南と東)

2024年02月27日 | 栗駒山

(本頁は「東山って知ってますか。」の続きである。)

昨年末から秋田や近くの山の姿形について順次語っている。
今は奥羽山脈を南下中であるが、その南限は栗駒山にしようと思っている。

2018/07/27 焼石岳山頂から栗駒山と秣岳を望む。



栗駒山はとても奇麗な山だ。
私事で恐縮だが、以前(2016年まで)、40年以上にも及ぶサラリーマン時代、
私は月に一乃至二回のペースで、秋田市と仙台市を参勤交代のように行き来していた。
その際は東北新幹線、それが走る前は東北本線を利用していたが、
岩手県南部から宮城県北部を掠める際、愉しみなのは栗駒山の姿を見ることだった。
夏場は雨や霞などで見えないことが多かったが、
冬場や春の晴れた日、その姿が見えた時はとても嬉しかった。
東北には姿の美しい山が多い。
栗駒山は岩木山や岩手山、鳥海山のように富士山型ではないが、

個人的にはいい形をしていると思っている。
少なくとも東北新幹線の車窓から見る山ではダントツに奇麗だと思っている。
ところが残念、それを写した写真が一枚も無いのだ。
当時、新幹線に乗るのは、会社勤務、出張のためであり、
カメラを持って車窓の景色を写そうという発想が無かった。
栗駒山は観光登山目的では何十回となく訪ねており、写真もいっぱい撮っているが、
こと山の姿形、特に宮城や岩手側から撮った写真が欠落していることは至極残念だ。
今さら撮りに行こうとしても、時間は有るが新幹線に乗ったり、高速道を走るお金がない。
ところが、先日、宮城県在住の友人、渡邉 久氏が栗駒山を撮った素晴らしい写真を多数お持ちである
ことをふと思い出した。

氏に相談してみたところ、借用の許可を頂いた。
以下、七枚がその写真である。
渡邉 久氏にこの場を借りて厚く御礼申し上げる。

2022/04/02 笹倉山眺子ノ口展望台(大和町)から。七ッ森湖と右に七ッ森。渡邉 久氏撮影。



2022/04/02 笹倉山眺子ノ口展望台から栗駒山をアップで。渡邉 久氏撮影。



2023/02/28 色麻町から。渡邉 久氏撮影。



南側、宮城県の北部から見る栗駒山は幅が広く、なだらかに見える。
山形の月山に少し似ている感じだ。
登米や築館あたりまで北上すると、少しだけ形が変わってくる。左側に少し突き出したのは寄生火山の大地森。

2021/03/19 登米市付近から。渡邉 久氏撮影。



2023/04/10 栗原市築館付近から。渡邉 久氏撮影。



2023/06/20 世界谷地湿原から。左のピークは大地森。渡邉 久氏撮影。



岩手県に入り、一関あたりから眺めると、山頂部がやや尖った印象になる。

2023/04/10 一関市厳美渓付近から。渡邉 久氏撮影。



この姿がキリっとして好いと言う人も多い。
なお岩手では栗駒山を須川岳(すかわだけ)と呼ぶ人が多いようだ。


参考マップ



一関より北に行くと、高檜能山(927m)など前山のかげになり、栗駒山は見えにくくなる。
焼石岳山麓(奥州湖)と焼石岳山頂から見た姿を列記する。

2021/06/10 焼石岳山麓(奥州湖)から栗駒山を望む。



2020/10/21 焼石岳山麓(奥州湖)から栗駒山を望む。



2018/07/27 焼石岳山頂から栗駒山を望む。 
 


焼石岳(山頂)から望む姿は、左から栗駒山、展望岩頭、そして少し離れて右に秣岳が並ぶ構図となる
(冒頭写真参照)。


栗駒山に登ってみた。

参考マップ



須川温泉から入山し、産沼(うぶぬま)を掠め、栗駒山頂に達した後、
展望岩頭、天馬尾根を通り、秣岳から須川湖に下りる周回コースとした。

2018/09/26 名残ヶ原にて。



2021/10/04 産沼に行く途中から剣岳を振り返る。



栗駒山山頂は人が多すぎるので、いつもすぐに通り過ぎてしまう。

2019/09/28 天狗平付近から山頂部を振り返る。



2021/10/04 展望岩頭から昭和湖を望む。



2021/10/04 展望岩頭から龍泉ヶ原や須川湖を望む。



2018/05/21 展望岩頭から天馬尾根、秣岳方面を望む。



2019/09/28 仮称・モンサンミッシェル峰



2018/10/03 秣岳山頂下から栗駒山と展望岩頭を振り返る。



須川湖に到着。

2021/10/04 須川湖畔から、バックは剣岳と展望岩頭。栗駒山本体は左奥。 



栗駒山を巡る2(北と西)」に続く。

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