モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

カテゴリー「木の花・実」の目次

2023年10月26日 | 木の花・実

【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】
ブログを始めて三年目になると、
いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。
当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。
また私の使用しているテンプレートでは、
カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。
すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、
記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。
もう少し楽に記事を探す方法はないものか。
ブログではあまり例のないことかもしれませんが、
カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。
というわけで、記事数が多めのカテゴリーから徐々に「カテゴリーごとの目次」の頁を作って行きます。
なお新しい記事を加えたら、その都度、目次の頁が先頭に来るようにしなければなりません
(現実には年一、二回やれればいい方かもしれません)。
ちょっと面倒ですが、少なくとも今までよりは効率よく記事が探せるようになることでしょう。
冬場は山に行かないので、新ネタ記事は夏場に較べて格段に少なくなります。
しばしの間、「カテゴリーごとの目次」の新規作成や更新が続きますので、どうかご了承お願いいたします。


(記事の配列は主な花の名の五十音順に並べた。)

オオカメノキを愉しむ。

鬱金(うこん)と御衣黄(ぎょいこう)
(サクラ/ウコン、ギョイコウ)

鬱金と御衣黄はその後どうなった。(2021年5月13日)
(サクラ/ウコン、ギョイコウ)

須磨浦普賢象とは何ぞや。(2022年5月5日)
(サクラ/スマウラフゲンゾウ)

秋に見た青い実と花(2020年10月15日)
(サワフタギ、エゾリンドウ)

鳥海山麓でネコヤナギ(2019年2月26日、27日)

New 雄物川のネコヤナギ(2017年3月20,25日)

New ハンノキの花と実

ホオノキの花

New まんず咲くのはマンサク

冬のヤドリギ。(2016年12月19日)

New 初夏の白い花木(ヤマボウシ、ハクウンボク、ケナシヤブデマリ)

ユリノキはチューリップの木(2020年6月7日)



2020/06/27 ユリノキ
 
                                         2020/10/15 サワフタギの実


2019/02/26 ネコヤナギ



以上。

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初夏の白い花木(ヤマボウシ、ハクウンボク、ケナシヤブデマリ)

2023年06月18日 | 木の花・実

今回は、初夏に見かける白い花の咲く樹木三種を取り上げてみます。

まずはヤマボウシ(ミズキ科)。
これは昔(2016年)6月15日、青森県内の高速道路パーキングで見かけたものです。
ヤマボウシならばわざわざ青森まで行かなくても、
秋田の山あいに行けば、自生品や並木として植栽されたものをふつうに見かけますが、
クルマで走っている時なので、めったやたらと路駐も出来ず、
なかなか撮影できないでおりました。
パーキングならば、そういった問題はありません。







 


次はヤマボウシの花のアップ写真を並べるつもりでしたが、
残念、撮影していませんでした。
代役で花が同じつくりの近縁種、ゴゼンタチバナの花のアップ写真を。




ゴゼンタチバナもヤマボウシも白い4枚の花弁のように見えるのは総苞片で、
その中心に集まって見える蕊のようなもの、ひとつひとつが花なのだそうです。
そのことを言いたくて、ゴゼンタチバナに出てもらいました。


2023年6月1日は、由利本荘市にある八塩山に登ろうと思い、
交通量の少ない山あいの道路を走っていたら、

小さな白い花をいっぱい咲かせた高さ20m近い巨木が立っていました。




種類は何だろうと思い、車を停めて近寄ってみたところ、
その木は花のボリュームも凄いのですが、

丸い葉も大きくみごとで、ハクウンボク(エゴノキ科)とわかりました。
エゴノキならばあちこちの低山で見かけますが、
ハクウンボクにはなかなか出会いません。

仮に出会ったとしても、花が付いていない時は
気付かないまま通り過ぎてしまうことが多いのでしょう。

みごとな花なので庭に植えたいと思うのですが、
こんなにでかくなるとしたら、これはやはり無理ですね。




 





今日登る予定の八塩山が見えて来ました。




八塩山に到着したら、
今度は低木ですが、大きな白い花の咲く木がいっぱい有りました。

こちらの木は、ケナシヤブデマリ(ガマズミ科)でした。










以下『』内の説明は、
あきた森づくり活動サポートセンターのホームページ(こちら
を参考にさせて頂きました。

『ケナシヤブデマリは、北陸から東北地方の日本海側に生える落葉低木で、
関東以西に分布する葉に毛のあるヤブデマリと違って葉に毛がないのが特徴。
ひらひらした白い花は、アジサイの仲間やオオカメノキ同様、装飾花で、
本物の花(雄蕊、雌蕊のある両性花)は中心部にあり、粒のような形をしている。
オオカメノキ(ムシカリ)に似ているが、
ケナシヤブデマリの花は裂片の1個だけが極端に小さく、

一見4裂しているように見える。
それに対し、オオカメノキは5枚とも同じくらいの大きさ。

また、葉でも識別できる。
オオカメノキの葉の基部はハート形にくぼむが、ケナシヤブデマリはくぼまない。』

オオカメノキの詳細は、拙ブログ「オオカメノキを愉しむ。」を参照されたし。

 



右上、ケナシヤブデマリに集っていた甲虫はアオハナムグリのようです。

この日はその後、サワフタギの花も見ました(写真はこちら)。白い花木に縁のある日でした。


意外に奇麗な雑草?」に続く。

コメント (6)
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雄物川のネコヤナギ(2017年3月20,25日)

2023年03月19日 | 木の花・実

早春の風物詩、ネコヤナギについては、既に
鳥海山麓でネコヤナギ(2019年2月26日、27日)」で
山形県のものは報告しているが、秋田県内のものは未報告だった。
最近、秋田の雄物川で以前撮った写真を見つけた(再発見?)ので、今回報告してみる。


3月20日は早春の風物詩、ネコヤナギを観たいと思い、雄物川に向かった。
かねてより知っていたポイントに行ったが、無いっ!!
どうやら河川改修工事で消えてしまったようだ。
仕方なく新しく生育地を探すこととする。
ほどなくそれは見つけたが、とにかく足場が悪い。滑って川に落ちたらタイヘンだ。




更に上流部へ走ったら、安全な場所にネコヤナギが生えていたが、木が小さすぎるし、まだ咲き出したばかりだった。
よって穂花のアップ写真ばかりになってしまった。










ネコヤナギは不作だったが、帰り道の水田に白鳥がまだ居残っていた。







五日後の3月25日、再び雄物川の川べりに向かった。




今回もネコヤナギは疎らだったが、花は咲き揃っていた。

縦のアップ写真ばかりで恐縮だが、一応、陳列してみる。

 



 


 


これはオオオナモミの実だろうか。

 


右上はヤブマメの実だろうか。


以上。

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まんず咲くのはマンサク

2023年02月26日 | 木の花・実

うちの近所で一番早く咲く木はハンノキだと述べたばかり(こちら)だが、
残念ながらこの木は風媒花なので咲いても花と言う実感がない。
花とわかる木ならば、やはりマンサクだろうか。
秋田弁では、「まず」を「まんず」と読む、
まんず咲くのはマンサクだろう。
以下、5枚は自宅近所の公園や通りに植わっているものだ。
これらの木はほぼ毎年、二月下旬に咲き出している。

2017/02/25



2017/02/25 花をアップで。



2017/02/25



年によっては三月のあたまに満開になったこともあった。

2015/03/01
 



このマンサクは、花付きも好いし、枯葉が春まで少し残っているようなので、
シナマンサクとの交配種と思われる。

近くの高速パーキングで赤花のマンサクを見つけた。
これも園芸品種と思われるが、秋田ではめったに見られない。

2016/03/18






こちらは太平山山麓の秋田市植物園で見たもの。
たぶんこれは正真正銘のマンサク Hamamelis japonica と思われる。

2017/03/13






秋田など北東北地方の山で見かけるマンサクは、花が小型で疎らなものばかりだ。

これはマルバマンサク Hamamelis japonica subsp. obtusata だろう。
 

2019/03/10 高館山にて。



花のアップ。2019/05/18 山伏岳にて。



マルバマンサクは北海道南部から日本海側に分布するマンサクの亜種で、その名の通り、葉の上半分が半円形をしている。

葉は秋に奇麗に紅葉する。その色は黄色から赤まで幅広い。

2014/10/05 森吉山にて。
 

                                         2015/09/27 鳥海山にて。


高山の稜線では、雪の状態により、春遅くまで花を見かけることもある。

2019/04/29 太平山にて。



2022/06/08 森吉山にて。



以上。

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ハンノキの花と実

2023年02月22日 | 木の花・実

樹木で一番早く咲く花は何だろう。
秋田市の自宅付近の街路樹や自然の樹木ならば、マンサクが一番早いものと思っていた。
それ(街路樹、おそらく園芸改良種と思われる)は例年二月末頃から咲き出す。
ところが最近、それと同じかもう少し早く咲く樹木があることに気付いた。

ハンノキだ。
風媒花なので、けっして奇麗な花とは言えない。写真は2017年2月19日に撮ったもの。







ハンノキは私の自宅から歩いて10分程度の場所に生えている。
赤っぽい色の穂花が垂れているが、これは雄花の集合花で、花粉症の原因にもなるそうだ。
スギ花粉が舞う前に猛烈な花粉症を起こすことがあるが、犯人はもしかしたら・・・。

雌花は雄花の付け根のあたりに赤い芽のような姿で付いている。
地味なのでいつも見過ごしてしまう。

小さな松ぼっくりのようなものは前年の果実だそうだ。

 


ハンノキの樹高は10~20mもあり、花や実は高いところに付く。
したがって通常ならば、ドローンを使わなければ、花や実を近くから見ることは難しい。

今回、近くから見えたのには理由がある。
ハンノキの群生する場所は湿地であり、その上に橋が架かっている。
今回のハンノキの花や実の写真は橋の上、雪の残っている歩道から撮ったものだ。




ハンノキの花は美しくならないまま終わってしまうが、
四月になると、ハンノキの林床、湿地にはミズバショウの花が咲く。

2018/04/05


ミズバショウが生育する湿地に肉薄するには、橋を下りて更に10分ほど歩かなければならないが、
通しで歩いてもわずか20分くらいで、ミズバショウの群生が間近に見られる。
これは好いことなのか悪いことなのか。


2018/04/08






場所は少しずれるが、この近くにはリュウキンカも自生している。

最後の写真は
信じられないかもしれないが、ハンノキ林から僅か100m離れた道端の風景だ。
このニュータウンには自然がけっこう残っている。
というよりも、計画的に残して造成を進めたようだ。

2022/10/29



以上。

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