笑子のフォト俳句ブログⅡ

写真と俳句で日々を紡ぎます

露けし

2015-08-31 00:00:49 | 2015フォト俳句
露けくてけふ心配な明日のこと  笑子
つゆけくてけふしんぱいなあすのこと




【露けし】という季語は秋の季語で
露に濡れて湿っぽいということから
涙に濡れている意味をいうことが多いです

虫送りの途中みなさんと休憩しているとき
タマムシがいるよって教えてもらってパチリ
残念ながらもう死んでいるのですけど

私、タマムシを見たのは 小学校の頃に1度あったか
それもあやふやな記憶で じっくり見たのは初めてでした

本当に美しい色ですね・・・
この色は死後も色あせないので、アクセサリーに使われたりするらしいです


*~*~*~*~*~*~*~*~*~

立沢に金子兜太さんの句碑がありました




側に咲いていたナツズイセン





いよいよ、八月も最後の日となりました
明日から九月、気候がよくなったら
またあちこち遠出もしてみたいと思っています(*^_^*)

猛暑から一転、悪天候続きで気温の低い北関東
体調管理が大変です(^_^;)
みなさんも、どうぞお身体ご自愛くださいませ




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立沢の虫送り

2015-08-30 00:00:37 | 2015フォト俳句
山峡の暮らしの中の虫送り  笑子
やまかいのくらしのなかのむしおくり




唱え言葉を叫びながら 村人の一行が山を越えてきました

この行事を何度も撮影させていただいてますが
やはり目を惹くのは 竹に付けられたひらひらした飾りが
山の稜線の上や下を風にたなびく美しさですね

竹の1番先についているものを「御幣」(おんべい)といいます
御幣は神霊の依代でありまして竹竿の先に幣をつけ
その下に七夕飾りの短冊をつなぎ合わせたものを飾り付けています

送られる「虫」はさまざまで
農作物の害虫から、疫病、厄病神、おさまらない腹の虫も(笑)悪霊までもです!!



とにかく村中の悪いものを全部ここにくっつけてきて
いよいよ切り離し、代表者三人が背負います

今は過疎化が進んでいるこの村なのですが
お話を伺ったおじさんが若いころは
若者同士で この切り離した梵天の取り合いだったそうです



そして数人と共に

長い下り坂を延々下って村はずれまでいきます

これが!かなり急な坂で遠くて!!また帰り道はその3倍くらい大変でした




村はずれまで来て ここで御幣は酒で清められ 燃やされて

悪い虫は煙となり流されていきました



秩父皆野の秘境といわれるこの集落に
安らかで長閑な日々と秋の豊作が約束されたかなって
その様子を見届けながら嬉しくなる私なのでした。。。。


立沢集落のみなさん
今年もお世話になりました、貴重な行事をこうして撮影させていただき
ブログで全国のみなさんにお届けすることができました
ありがとうございました



 1番最初に伺ったときに 2歳だった可愛い坊やが
今年学年を尋ねると 中学2年生になって声変わりしていました
そんなことでも時の流れを感じつつ
こんな素晴らしい行事をこれからも出来るだけ
撮影させていただいて記録に残せたら、、と思っています(*^_^*)

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立沢の虫送り  by空倶楽部

2015-08-29 00:00:35 | 空倶楽部・星景
村長の声高らかに虫送り  笑子
むらおさのこえたからかにむしおくり



【虫送り】は晩夏の季語と書かれている歳時記と
仲秋の季語と書かれているものがあります・・・・どっちが正解なんだろう・・??

ところで、皆さんは【虫送り】をご存じですか??

虫送りとは、日本の伝統行事のひとつなんですよ
疫病や農作物の害虫などを追い出して その年の豊作を願う目的があります

夜に松明をたいて行うところや、藁人形を悪霊にかたどり害虫をくくりつけ
川に流すなど 地方によってその形態はさまざまですが

今回私が訪れた 秩父皆野の秘境と言われる「立沢集落の虫送り」は
七夕行事とも関連付けられるとても美しい虫送りです




この村の世帯数は40戸くらいとのこと

山のてっぺんにあるこの村に100年以上前から続いている素晴らしい行事なのです





この行事は埼玉県の無形民俗文化財に指定されています

賑やかなお囃子のリズムは、いつ聞いても心地いいものですね
唱え言葉は
「な~~んの虫を送るよ~」
「よろずの虫も送るよ~~~」
「カメムシも送るよ~~」などといろいろで

独特の節回しで おじさんの高くいい声が山々にこだまします




村にとっての悪い虫はなんでもこの竹の先のヒラヒラの「梵天」に
くっ付けて流してしまおう!というユニークなところもあります

しかし5mはあろうというこの梵天を掲げながらの
山登り~下りはかなり疲れるだろうな。。。と思いました




途中なんどか休憩ポイントがありまして
そこでは私たちカメラマンにも スイカや麦茶の振る舞いがありますよ 



この日は暑くて 私もお化粧が汗で全部とれて
とんでもない顔になりながら(笑)

それでも村人のかたとお話をしながら撮影をさせてもらいつつ
ほっこりしながら 虫送りの行列とともに山を越え下っていきました・・




ここ立沢にはテレビでも紹介された美味しいおやき屋さんがありますよ




・・・明日に続く


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飛蝗(ばった)

2015-08-28 00:00:01 | 2015フォト俳句
はたはたの飛んで緑に紛れ込む  笑子
はたはたのとんでみどりにまぎれこむ




【飛蝗】はたはた、きちきち、ばたばた、きちきちばった
・・・初秋の季語です

バッタが飛ぶ音から はたはた、きちきちで用いられるとのこと
ちょっとカワイイ感じがします♪





子供の頃 飛蝗を捕まえようと

野原に這いつくばってましたね~~♪

虫全般がダメです~なんて女の子じゃなかったです

カブトムシもクワガタも蝉も喜んで捕まえてました(笑)

唯一苦手は 過去も現在も変わらずイモムシ系とムカデ系です



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高原へ・・・秋の薔薇

2015-08-27 00:00:29 | 2015フォト俳句
秋薔薇に女心を重ねをり  笑子
あきばらにおんなごころをかさねおり




霧雨に濡れた白い薔薇

赤い薔薇





ピンクの薔薇

 


ひとしきり 薔薇を愛でて~~~

お腹がすいたね、ということで ランチへ・・・




手作りウインナー 美味しかったです♪

白ウインナーのキャベツ包みトマト煮込みもね



 
ちょっとしたお出かけでも

プチトリップで、気分転換になりますね(^^)v





自転車親父さん、
ここにはmimiちゃんのお仲間もいっぱいいましたよ♪





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