たそがれおじさんのぐうたら人生(TOGZ) 

「とかち」をこよなく愛するおじさんが自転車で巡る十勝野風景を発信(十勝が丘展望台から日高山脈眺望12/2)

十勝岳温泉ヒル シビレタ!

2011年10月30日 | 自転車

昨日の夕方から美瑛入りし、昨晩はabeteでの親子、稚内ツーリング紀をお聞きし、今日のメインは十勝岳温泉ヒルクライム。

oakway武藤氏のお勧めヒルコース。一度は来たいと思っていたのですが、なかなか時間がつくれなく、今回はabeteとダブルということでやっと念願成就ということになりました。

朝からアタックすればいいのでしょうが、押し寄せる歳には余裕が必要です。ホテルを9:40頃出発し、美瑛の丘をまわって体を整えました。薄曇りながら、周りの景観もまずまず。

新栄の丘から、大雪山連峰がうっすら見えます(右が旭岳)。十勝側からは十勝岳連峰しか見れないので、新鮮です!北海道の屋根ですから....。

                               

新栄の丘を下に降りて、旭岳がちょこんと頭を出しているところを撮りました。おじさんとしては、いいアングルかと思っちゃたリ....。自己満足。

                       

四季彩の丘にも寄ってみました。ほとんどの花が時期を終えている中で、ロベリアという花が辺り一面に存在感を持って咲いていました。帰ってから調べたら、非耐寒性と書いてありましたが....。

                       

美瑛の丘のあっちこっちにカラマツ林があって、丘を彩どっています。だんだん燃える黄金色に近づいています。

                       

12:00、武藤氏がここがという、上富良野ー十勝岳温泉の中間ぐらいにある、チェーン脱着パーキングを出発。間もなく十勝岳温泉まで10kmの表示が現れました。この辺りは勾配もきつくなくウォーミングアップも兼ねて、ケイデンス重視で進めました。

                       

スタートから15分ほどで勾配も徐々にきつくなりはじめました。でもまだ余裕はあります。

                       

30分以上も坂道でペダルを踏み続けるとだんだん余裕もなくなっていきます。おまけに徐々に勾配もきつくなってきます。

                       

今日は、熊にも注意ですから、うつむき加減の姿勢はご法度、しっかり前を見て進みます。スピードはもう13km/hをちょっと越えるくらいです。前方に見える山に励まされて上りました。

                       

直線の上りを、カメラを後ろに向け撮ってみました。坂には見えませんが、これで結構きつい上りに感じるから不思議。

                       

間もなく、白金温泉から来るT字路を通過。

ここからが本当に辛いと感じた上りでした!およそ2kmぐらいでしょうか。ペダルを踏むのを止めるとバイクも止まってしまうくらいの坂、また坂。

でも、まだ取材は続きます。またまた、上ってきた坂をカメラを後ろに向け撮ってみました。

                       

この九十九折りが曲者!厄介な上りになっています。本当にきつい!6km/hぐらいしか出せないところもありました。

T字路を越えて間もなく、おじさんを超していくライダーがいました。声をかけたら、旭川から来たと言っていました。姿はだんだん見えなくなっていきました。

1時間チョットでッ十勝岳温泉に付きました。先着のお方に寄って行って話をさせてもらいました。旭川のOさんとおっしゃる方でした。

Oさん、自分でバイクを組み立てちゃったとおっしゃっていたので、撮らせて頂きました。

                       

Oさんはもともと山スキーを趣味としていたそうで、温泉横に見える山(たぶん富良野岳ではないかと思いますが)にもスキーに来たとおしゃっていました。なだらかな斜面から上り、山肌が裂けているところをスキーで下ってくるそうです。攻撃的スポーツです!スゴイ人!

                       

そんな山スキーのトレーニングの一環として自転車を取り入れたのが、今は自転車にはまっているとのこと。

旭川の自転車事情など、いろいろ交流ができ、いい出会いをさせていただきました。しばらく話をさせてもらいました。これから旭川に戻るそうです。下りは危険ですので、気をつけて!の声をかけお別れしました。Oさん、どこかのイベントで再会を願っています!

                       

人のバイクを撮らせてもらいましたが、1280mまで上ってきたoakway仕様バイクを撮ることを忘れていました。おじさんも入った写真でバイクも一緒に...。

                       

前半で1度だけ、サドルの高さ調整をしましたが、後は休みなしで上りました。

本当にシビレました!

おじさん流のヒルクライムでしたが、達成感はありましたよ。自転車で山を征服した感!

                       

この後はゆっくり温泉につかりました。

帰り道で、こんな表示を見つけました。

                       

14%という道路標示は、あまり見かけません。こんな表示を見ると改めて、シビレます!

上富良野近くの街路樹に赤い実をつけた木を発見!リンゴでしょうか。口に入れたら甘酸っぱかったです。

                      

下っている時もいっぱいフロントガラスに当たってきた虫、この木を撮るのに窓を開けていたら入っていました。雪虫だったんだ。

                      

上富良野手前で左折し、まっすぐ一本道を走り、富良野に出ました。辺りはもう夕暮れ模様でした。

                      

自転車がらみの2日間、楽しみました。

ヒルクライム走行距離10.56km   AV9.70km/h   MAX21.33km/h   平均心拍148  最大心拍181  平均ケイデンス60(課題?)

 


午後 美瑛アベーテへ

2011年10月29日 | 日記

15:00、美瑛にあるカフェ、abeteへと向かいました。

美瑛センチュリーライド(9月23日・24日)に行ったときに寄ったカフェです。その時に、オーナーと自転車の話になって、息子さんとMTBで稚内往復をされると聞き、気になっていました。先日、無事に親子ツーリングを終えたと聞いたので、様子を聞きたくて行きました。18:30過ぎ訪問しました。

                       

久しぶりの訪問、ご夫妻で迎えていただきました。聞きました、聞きました、道中の様子!

7泊8日のうち稚内の1泊以外は、屋外でのキャンプと自炊。出発の10月11日からゴールした18日の間は天候も目まぐるしく変わっている中、たくましい親子です。マスター言っていました「息子(小6)はいつもと変わらず淡々とペダルを踏んでいました。私のほうがドキドキでした。」と。

宗谷岬は突風で大人でも立っていられないくらいだったこと、道々で温泉に入ったこと、熊が出ないか心配したこと、雨の中スリップして転倒したこと....。

親子二人で630kmのサバイバル・ツーリング、得たものは大きかったと思います!

てっきり、奥様はサポーターでもされたのかと思っていましたが、自宅で娘さんと待っていたとのこと。こちらのほうがストレスがたまったのでは...。

あれやこれやと話して、20:00過ぎカフェを辞しました。

カフェでは、チーズピザやアランチーノ(イタリアン ライスコロッケ)などカロリーの高いディナーを楽しみました。

                       

この味、別腹になるように腹に入って行きました。

高カロリーは、明日のヒルクライムのエネルギー消費分です。どうなるやら....。

駐車場からホテルに向かう途中、軟石でできた倉庫跡のレストランの照明が幻想的でした。

                       

あしたもいい天気にな~れ。

追 1 このブログを見た方は、是非、アベーテへ寄ってみてください。オーナーには、是非、十勝にも親子でおいでください。

追 2 オーナーのバイクの師匠はトムテルムというペンションのオーナーとのこと。たぶん、おじさん主治医のoakway武藤氏と繋がっているかも...。

 


 午前のあれこれ

2011年10月29日 | 自転車

一昨日収穫したブドウ、見せるのも気の毒でしたが、奥さん力でブドウジャムになりました。

朝食デザートのヨーグルトに使ってみました。

                     

センスのない盛りつけになりましたが、十勝ワインの「清見」か「清舞」になるブドウ、野性味たっぷりの刺激が口の中に広がりました!   

午前は、oakwayへチェーンつなぎのパーツを受け取りに行ってきました。

自宅の近くにある、公園のイチョウ並木も葉が落ち始めています。

                     

oakwayには先客がいました。長野から転勤してきたというUさんという方。TBPのdaiさんと出会ったことで来られたとのこと。  

キャリアも13年、乗ってきた自転車もsevenのチタンフレーム、デュラエース仕様。6台のうちのひとつだそうです!

                       

おじさんの姿が小さくなっていました。機会があれば稽古をつけてください!

自宅に戻り、おじさん初めての自転車いじり。

武藤氏の講習の通り、始めました。チェーンをリアディレーラーに通し、つなぎやすいようにしました。

                      

つなぎのパーツも講習通りぴったりはまってくれました。武藤氏にいただいた工具(金属製のペーパーカッター)で、カシッとはめ込み終了!

                      

HIROSEフレームバイクもいつでも乗車OK!

                         


アジト菜園、収穫の秋

2011年10月27日 | 自転車

 朝は少し寒かったようですが、天気に恵まれアジトにある菜園の収穫を行いました。

今年最後の収穫は、ヤーコンが主です。今年の球根は不作。ひょろ長い根ばかりが目立ちます。株分けなのか肥料なのか、はたまた土壌作りなのか。

                        

実際のところ、管理不足は明白です。月に何度かしか来ないで、見守っているだけでしたから....。

見守っているだけで育たないのは、人間社会も同じ。 

大根も収穫しました。箱入り娘のように品が良く、慎ましやかに育っています。写真映りはよいのですが、実際はひ弱です。

                        

大根は全部収穫しないで、もう少し様子を見ることにしました。

手をかけずに立派になってくれたのは、シイタケです!雨続きだったので少しは期待をしていたのですが、見事になっていました。

                       

                       

自宅にあるナメコもそうであったように、雨の後の収穫になったのでフックラ、しなやか。今晩の夕食では、シイタケステーキとして登場しました(誰かに間違ってシイタケバーベキューなんていったかも)。

ブドウなんですけど、写真で紹介できないくらいショゲていました。でも、摘み取ってきました。ジャムとして生まれ変わったら人前に出れるかも...。

話は前後しますが、今日のアジト行きは11日ぶりのライディングで行きました。気温も上がってきてからでしたので、最後の海岸からの逆風以外は、穏やかな中で、十勝平野と丘コースの景観を楽しみました!

自宅を出た間もなく、R38に向かう道から西側方向。甜菜糖(ビート)畑と丘越しに日高山脈が見えます。紅葉を終えた木々もあります。

                       

今日は、菜園の収穫がメインですから、いつもの山道コースではなく、豊岡の丘を通って行きました。今日は11日ぶり、ならし運転です。10km/h~13km/hで上りました。

                       

この坂道は、今日のように天気が良いと、坂道がそのまま天空に続くような気分になってきます。ということで、この坂は前をしっかり見てペダルを踏むときついけれど、結構楽しめる坂なのです。

豊岡の丘を上り切ったら、ここはサドルから腰を降ろしてぐるりをウォッチングします。いつもはあまり紹介しない南東の方向の風景です。

                       

前方の丘が伸びて行く先に、太平洋があります。

豊岡の丘を下って、次の上りは明野に向かう道です。

                       

ここは、豊岡の丘よりは楽です。13km/h~16km/h位で上りました。今日は初めから体慣らしのライディング、ケイデンス重視のライディングと決め込んでいますので、気持ちよく上りを楽しめます。

明野の丘の畑では、ナガイモのツルを支えていた支柱が外され、畑の先にはツルをロール状に巻き取った塊も見えます。

                       

明野の丘を下ってR38号に出て、国道走行です。この辺りは路側帯も広いので自転車の走行には少しばかり心の余裕もあります。

途中で、ランドナーを駆ってツーリング中の男性と挨拶を交わしました。本当は自転車を止めて交流をしたかったのですが、菜園の収穫があるので挨拶だけで我慢をしました。

国道わきに広がる牧草畑、十勝らしい風景の一つです。それにしても今日の雲は、青空の中にいいバランスで漂っています。寒気が入っている中での雲から「凍雲(イテグモ)」とでもいうのかな...。

                       

ここまでは穏やかな天気で、ライディングには暑からず寒からずの絶好の日和でした。豊頃大橋からみる十勝川の川面も鏡のようです。十勝川の向こうには、十勝岳連山もよく見えます。

                       

豊頃から吉野に向かう国道は、路側帯もせまいので、裏道を使って吉野を目指しました。この辺りから海岸から吹く南東の風が、逆風となってきました。ケイデンスだけは90を確保しながらのロー・スピードです。

吉野市街に向かう道路わきのカラマツも、紅葉を増してきています。黄金色になる日もそう遠くはありません。

                       

遺跡展望台の手前にあるアジトに向かう最後の上り、道路わきに黒っぽい動物発見!はじめは熊か!と思いましたが、どうやら雄鹿のようです。鹿もおじさんを発見し、あわてて道路を斜めに横切って行きました。

                       

一度やぶに入った鹿でしたが、目を向けてみたら、しばらくおじさんと並行して走っていました。奥に入って行けばいいのに、これは鹿の習性なのかな...。

また前後しますが、乗用車で先に着いていた奥さん、収穫の半分を終えていました。おじさん、後半の収穫を頑張りました!って自慢できないよね!

帰り際、アジト前に、こんなに寒くなっても一生懸命、命をつないでいたビオラ!孤独に耐えているようにも感じてしまい、愛おしくなりました!  

                       

遺跡展望台前の上空を、編隊を組んで降下する鳥、あの飛び方、大きさから白鳥に違いありません!車を止めて、ズームで引っ張ってみました。やっぱり白鳥です。黒っぽいのも見えましたが、幼鳥でしょうか。ガン類かもしれません。

                       

おじさんとしては、今年初めての白鳥を観察しました。

久しぶりの好天の中、菜園の収穫を無事終えました。久しぶりのライディングも楽しみました。

走行距離52.74km   AV26.85km/h    MAX50.03km/h    平均ケイデンス81    平均心拍135    最大心拍163

 


やっぱり おじさんだぁ~

2011年10月26日 | 自転車

昨日、Oakway武藤氏からメールがあったので、仕事場から御影に直行しました。

16:30過ぎ、仕事場を発ちました。帯広市内を通らなければならないので、信号をいくつも越えなければなりません。関所がいくつもあるみたいです。

市街地を越えて、信号が赤になったところで、御影に向かっていることを武藤氏に伝えました。

                           

着いて早速、2階の工房へ案内してもらいました。

TBPロングライドの際の雨による自転車へのダメージはさほどでなかったようで、まずはホッとしました。丁寧にあちらこちらの点検とメンテナンスをしていただきました。ありがとうございます!

お願いしていた補助パーツが下の1枚です。

                           

フロントギヤをインナーに入れるときに、適正な切り替えをしないもんですから、ちょくちょくチェーンの脱着に失敗しています。超コンパクトギヤにしたもんですから、インナー入れに失敗してしまうと、チェーンがギヤの中心部にがっちりはまりこんで、少しの力で引っ張っても外れません。そこで、フロントディレーラ―に固定して、チェーン落ちを防ぐパーツをつけたということです。写真では、チェーンが外れて止まっていることろが見えますが、お分かり頂けるでしょうか。

このパーツをつけたことで、安心してチェンジができます。まあ、いうなれば少し不適切なチェンジでもOKということですか...。

このパーツをつけた分、バイクは重くなってしまうわけですが、そこは主治医です。シートピラーの高さがおじさんサイズに決まっているので、余分な長さを切り取っていてくださり、ほぼ相殺!これには参ったぁ...。ありがとうございます!

おじさん、自宅で初めてチェーンを外して洗浄しました。そこで、今日はチェーンの付け方に付いて講習を受けました。

                           

一度外して、手順を丁寧に教えていただきました。フムフム、よくわかりましたがなんかおじさんのチェーンと違うなぁ、と思いながら自宅に戻り、チェーンを出してみました。

やっぱり!

                          

実は、外したチェーンをつなぐパーツが2つなければならないのに、1つしかなかったのです。

洗浄し真黒になった灯油の中に入ったまま捨てたか、持ち運んでいる間にどこかに落としたかのようです。うまく外せて喜んでいたのに...。

おじさん、たそがれています。十分自覚しています!

武藤氏に相談しました。そしたら、パーツはセットであります!の返事。へこみそうになったおじさんに希望が湧いてきました。

やっぱり おじさんだなぁ。複雑