たそがれおじさんのぐうたら人生(TOGZ) 

「とかち」をこよなく愛するおじさんが自転車で巡る十勝野風景を発信(十勝が丘展望台から日高山脈眺望12/2)

もう一人の主治医

2011年03月30日 | 日記

おじさんの趣味のスポーツである自転車主治医はoakway武藤氏であることはずっと前に紹介したところです。

じつは、おじさんの趣味のスポーツにはもう一人の主治医がいます。それは、若いころからから続けていたスポーツがあり、55歳を過ぎてからはマスターズのカテゴリーに移行(現在は競技を引退しました)したこともあり、体のケアが自分だけでは収まらなくなり、スポーツ整体院を活用するようになったことによります。

ロードバイクのシーズンインがこれまでになく早くなったことで、たそがれるからだが少し悲鳴をあげかけています。昨日は武藤氏とのライディングもしたこともあり、このあたりで強制的ケアも必要かと、午後から主治医の所に行ってきました。

もう一人の主治医には、このブログで紹介してもよいという了解を得ましたので、堂々と使わせていただきます。おじさんのもう一人の主治医は、音更町柳町で「中川スポーツ整体院」を開業している中川氏です。

中川氏との出会いは、札幌の帯広分院として開業していた整体院に、応援に来ていた時が始まりです。今から10年ほど前だと思います。その時、自分も開業したばかりなのでよかったら来てくださいということでした。

その時の印象が良かったのでしょう。自転車が中心の趣味になってからも、練習のストレスがたまったときやレースの前後にちょくちょくお世話になり続けている次第です。

中川氏、これまでさみだれに利用してきた整体院の方とは、おじさんにとっては異色の方です。いろいろなスポーツを理解してくれることや、そのことに基づいて体のケアをしてくれることです。ケアをしてくれると同時に、おじさんの質問にも丁寧に教えてくれることや、あるときにはケアを中断しボディアクションで具体的な指導もしてくれます。1時間でナンボのはずがときには2時間を超えていることもあります。

医は心、ということばもあります。中川氏はおじさんにとってそのような存在なのです。信頼関係が生まれるということがクライアント(患者)にとっての重要な要素であることは言うまでもありません。

そういう中川氏について、おじさんこの人と出会って本当によかったということがあります。中川氏は自分の仕事に誇りを持っていることと、もっと自分を高めたいという向上心の強い方だということです。

5・6年前だったでしょうか、中川氏が「今度、アメリカに本部のある健康や体力関係についての指導者認定の通信教育をはじめてみようと思います」なんて言っていたことを、本当に実行したのです。

おじさんが中川氏の所へ行ったときは、今学習している内容をおじさんが学ぶ側になって聞かせてもらったりしました。また、スポーツ関係ですから、ペーパーだけのテストではありません。実技講習にも何回も行っていました。

そんな甲斐があって、ついにNSCA認定のパーソナルトレーナーの資格を取得しました。取得した知識や技能をケアに生かしてくれるものですから、おじさんますます信頼します。

この頃は、中川氏の存在もいろいろな人に知られるようになって、予約を入れてもおじさんの都合と少しずれることがあります。でも、実直でどの人にもその人のニーズに応じた対応をしている中川氏は、おじさんのメディカルトレーナー的存在です。中川氏、いつもありがとうございます。

 

 


師の背を追って

2011年03月29日 | 自転車

朝から天気はよし。気温も予定の11℃にはなるような予感。はやる気持ちを抑えつつ、oakway武藤氏とのライディングへと少し早めに自宅を出ました。いつも通る国道からの剣山、今日はすぐ近くまでお邪魔します。

                     

10:00スタートということでしたが、9:30チョイ御影に着いてしまいました。武藤氏(この後は師)も急いで準備をしてくれました。今日のコースの提案をいただき、確認をしました。

oakway⇒道々55号を芽室方面⇒上美生⇒スキー場裏から山側の丘⇒剣山⇒oakwayのコース概略です。

いよいよ出発。行きは追い風がしばらく続きます。剣山をはじめ周りの景観を楽しみながら師の後ろをくっついたり、ちょっと前に出ておじさんのライディングを見てもらったりしていました。いつも気になる空と雲、ウッ、師よちょっと止まっていただけませんか。空には今日も彩雲現るです。師も「なるほど、きれいだね」と満足してくれました。

                     

嵐山スキー場を出たあたりから、今日初めての強い向かい風が待っていました。師のウィンドブレーカーもタイトにできているの膨らんでいます。正面奥には十勝幌尻岳が見えます。

                     

上の写真の道路を右カーブしたあたりからもっと強い風が吹き、ただただ師の後ろをくっついていました。上美生の市街が見えているのになかなか着かないもどかしさと苦しさを味わっていました。やっと市街に入って、公民館でトイレタイムと小休止をしました。玄関近くは風も遮られ本当にポカポカとした陽だまりです。そこが暖かかったと感じたのはおじさんたちだけではなかったようです。玄関横の芝生の上に蝶を見つけました(帰ってから調べたらクジャクチョウと分かりました)。こんな時期にチョウに出会えるとは、春から縁起がいいや。

                     

公民館を出て、スキー場の裏側からアップダン続きます。おじさん、師の後ろにくっつくのが大変。師はシッティング(サドルに腰をつけたまま)でくるくるペダルを回しています。おじさんは丘くらいでフロントのインナーギヤは使いませんので、いつものようにペダルを回していますが、半端なぺダリングだったようで、師からちぎれそうです。離れまいとダンシング(よくいう立ちこぎ)で必死にくっついて行きました。最後の丘の一つ前から、剣山の鋭い槍形が見えてきたのでここから今日のライディング記念の写真を撮りました。

                     

一つ丘を越え、少し上り基調の道を進みました。この辺りは向かい風かと思っていたのですが、横風でした。今日はやっぱりおじさんたちにとって追い風の日なんだ。そうこうしているうちに間もなくT字路が見えてきました。左に曲がり、いよいよアタックです。ずっと前方にこの道の頂上が待っています。

                     

剣山に励まされながらペダルを回しているのですが、師からはどんどん離れるばかり。最後の50Mはフロントもリアもすべてインナーギアになっていました。師からは300Mくらい遅れをとっていました。あこがれの剣路を走破して満足、満足です。達成感がありました。この後は、少しでもタイムを縮めるよう頑張るぞ。

下りに入るところで剣山を見ると、剣山の上の雲が彩雲になっていました。すぐ自転車を降りてシャッターを押しましたが、太陽まで入ってしまったので彩雲は映っていませんでした。ここまで来たという証拠の1枚になりました。うまく映っていたら素敵だったのに.......。

                              

下りながら、スピードを緩め眼下に広がる十勝平野のかけらを1枚。日勝峠や芽室嵐山、御影の円山など、南側からの十勝の大地の景観も素敵です。

                     

山を下れば、あとは下るばかり。師が途中にある蕎麦屋さんで一服しないかと誘ってくださったので、横道に入って寄った所、今日は定休日ということでした。バイクを置いていたので、それぞれのバイクに楽しいライディングに付き合ってくれてありがとうの1枚(師のoakway仕様バイクとおじさんのヒロセフレームバイク)。

                     

間もなくゴールのoakway到着。

今日のライディング走行距離は51.2KM、平均速度24KM /h、MAX59.4km/h。

oakway cafeでサンドウィッチとオレンジジュースをいただきながら、今日の総括と次のライディングなどなど話、食べ終わった所で工房へ。

ブルべに向けてのライトやほかの小物を物色し、購入後師にお礼をし帰宅。

天気が良くて本当によかったです。何年もoakwayに通っているのに武藤氏と本格的ライディングをしたことは、たぶん初めてだと思います。今後もよろしくお願いします。これから強くなって行けるかも。でも、たそがれた分でお釣りは来るのかな。

 

 

 


できることで

2011年03月28日 | 日記

東日本大地震は発生以来、依然として状況は深刻であることは国民のだれもが認識しているところと思います。どれを取り上げても言うばかりで、おじさんの力ではどうにもなりません。ただただ、少しでも好転することを願うばかりです。

おじさんの自転車仲間のOさんのブログには、風評被害にさいなまれている関係地域生産の食料を購入して、現地の人たちに少しでも貢献したいと綴っていました。おじさんもコメント欄に、共感とともにおじさん自身もそれならできると書きました。

ということで、今日は奥さんの買い物にくっついてスーパーに行きました。奥さんには、なんぼ応援だからといっても買いだめはするなとも言っているんだから、余計なものは買わないでね、といわれています。

こんなときでもないと店にある商品は見れません。長い時間ではありませんが、産地を確かめながら生鮮食料を中心に、我が家でも食べられる物を探したのが下の商品です。

                         

茨城産のサツマイモ、岩手産のシメジ、福島県内製造の瓶詰。奥さんと二重買いはないか寄って行ったら、すでにシメジは2袋かごに入っていました。シメジはあまり売れているようではありません。やっぱり風評被害にあっているのかな。Oさんも言っていた、流通しているものは安全だから店頭に出ているのに。

スーパーには商品は多種多様、不足するようなことは感じられません。今現在被災地にあって、生活することさえ不自由な方々が何十万といることを思うと、おじさんは満ち足りていると言えると思います。被災地の皆さん申し訳ありません。

 


穏やかな朝

2011年03月27日 | 日記

少し遅めに起きて、カーテンを開けたら窓の前のバードハウスには、7~8cmの雪が積もっていました。やわらかい雪で、フーッと吹けば飛んでいきそうです。昨晩から朝にかけ、低気圧は抜けていったのでしょう。新雪にお日様がまぶしかったです。

                        

久しぶりにゆったりとした一日を自宅で送ります。さっき郵便物を出しに外に出たら12:00で3度ですので、なんぼ天気が良くても自転車心は湧いてきません。おまけに昨日のライディングは、今シーズン一番の距離ということもあり、体をいたわってやらなければいけません。

本来なら今日から3日間は旅行のはずだったのですが、キャンセルしたこともあり、30日までの休暇は自宅で過ごします。退職して5年年間、ほとんどものの整理をしてこなかったので、この機会に少しでも文書や使わないものの整理をしたいと思います。

29日だけは、趣味で過ごします。今日正式にoakway武藤氏にライディングのお付き合いのお願いをしました。快く受けてくださったので、この日はおじさんのシナリオの通り、10:00oakway出発で、50km前後のライディングをします。剣山はコースに入れてもらいました。

お目に触れ、時間のある方はどうぞご一緒しませんか。お待ちしています。もちろん武藤氏のライディング指導も期待しているおじさんです。

 

                      


空と春を追いかけて

2011年03月26日 | 自転車

たまの休みは、形だけでも家事の手伝い。洗濯を終えて外を見るとなんか穏やかでお日様もカンカン。なんかむずむずしてきます。

予定変更。今日はoakwayへ行こう。ワイヤーの調整や支払いもあったので、武藤氏に連絡。今日はライディングしながらお邪魔しますと。というわけでさっそく準備をし11:00自宅を出発。自転車を進め堤防に出たところで、武藤氏のある御影方面は山並みが見えない厚い雲。今日の予報は後半に雪となっていたので、もうあちらはいつでも降ってよいように見えました。急遽、またまた変更。

                       

武藤氏に近場でライディングを終えてから、oakwayに向かいますと変更届をし、比較的雲の少ない南部方面へ向かいました。あまり風もないので気持ちよく進みます。坂のないライディングは考えられないおじさん。豊岡の約1KMの丘を上りました。スギノコンパクトは快調です。フロントギヤはアウターでもなんとかケイデンス60は確保できました。丘の頂上近くから見る南東側の空は、元気な雲がグッと張り出しています。

                   

丘を下り、また丘を上がる途中の左には、11月28日のブログで紹介した(その時は十勝に少しまとまった雪が降った)場所が目に入り懐かしく思って1枚。ここからもさっきの雲の仲間がドッカンと湧きでていました。今日の雲は浮いているというものじゃありません。

                                   

じつはおじさん、空ばっかりではなく地面に春が来ていないかも気にしながらのライディングでした。しばらく行ったら、切通しのある坂道にフキノトウを見つけました。やっとお目覚めの春を感じたのでしょう。おすまししてお日様に向いていました。

                   

辺りの風景を堪能しながらのライディング。ちょこっと目に入ってきたのが、カラマツの防風林。十勝の景観を彩るカラマツはやっぱり風景の中におさめておかなきゃ、というわけでカラマツと空の雲を1枚。この雲は北東側になります。おじさんの通り道以外はぐるりと雲に囲まれ始めました。

                   

雲を追っかけて行くおじさん。近場でのライディングでは収まりそうもありません。ならば、忠類まで行っちゃおうかと思って自転車を進めますが、行く先は暗雲たちこめる。

                   

この雲浮いているのでなく、湧きだしているという感じです。低気圧が太平洋側を通過しているからでしょうか。間もなくその雲もおじさんの頭の上までやってきました。お日様が雲に遮られた時、ちょっとそっちに目を向けると、なんか彩雲(「空の名前」より:太陽の近くにある高積雲などの縁が、美しく五色に輝く)らしき様子になっているような気がしました。久しぶりに見るのでちょっぴり感動しました。

                   

駒畠に入ったら、雲は一段と厚さを増してきました。忠類行きはこれまた変更です。

                   

折り返しはつまらないので、更別方面の表示づたいに自転車を進め、旧広尾国道から「とかち帯広空港」に入っていき、トイレを借りました。ちょうど空港には、羽田への今日の2便(JAL1154)が移動中でしたので、急遽、ヒロセバイクとお見合いをしてもらいました。LAL機は離陸直前でした。

                  

空港を出たあたりから急に寒さが増してきました。古舞の高台辺りでかたい粒の雪が時折ヘルメットをたたくようになりました。高台を下る途中で、上ってくるライダーに会い、あいさつを交わしました。また元気が出ます。

雪が降る前にと、斜め追い風に乗って急いで我が家へと向かいました。本当に我が家に着く直前で粒の大きい雪が降り始めました。

近場でのライディングは、空と雲の誘惑に負け、結局87KMのライディングとなりました。

シャワーを浴び、oakwayへと向かいました。着いて、武藤氏にワイヤーの調整やホイールの状態などを点検してもらいました。

 

前回は、取材で終ったおじさんですが、武藤氏が天候が良ければ一緒してくれるということだったので、おじさんは、29日10:00、oakway出発で、12:30までにoakwayに戻り、cafeで休憩とこの日のライディング総括をする。というストーリーを勝手につくってしまいました。寒かったら、なかった話。