かーちゃんはつらいよ

社会人(就B、生活介護)1年目のそうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)を育てるかーちゃんの雑記。

そうちゃんも、お祭りいくー

2016年07月31日 20時39分53秒 | みゆみゆとの生活

ショートステイから帰ってきたそうちゃんと、町内会の大イベント、夏祭りに行ってきました。
以前に参加したことをちゃんと覚えていたらしく、会場に着くなりそうちゃんは、「ジュース のむよ?」と言いました。
そっか、ジュースが目的だったのね。

タダではやらない。
(いじわるなかーちゃん。)
だって、ジュース飲み終わったらすぐに、帰るって言うに決まってるもん。

「一曲踊ってから、ジュースもらいに行こうね」
「はい。」

そうちゃんは素直だ。
後ろから手を取り、ちょうどその時始まった曲を一緒に踊りました。
「晴れ晴れ音頭」。超ムズイ。
思い出すわ~、一昨年のこと。
子ども会世話人として、盆踊り練習に何度も参加しました。
あの時は大変だった~。でも、今でも一緒に頑張ったママたちとは交流があります。
 →思い出の記事はこちら 「盆踊り練習で『笑ってはいけない』」

そうちゃん、「晴れ晴れ音頭」→ジュース→「名古屋ばやし」→ジュース
で、夏祭り終了。
嬉しそうにジュースを飲んで、みゆちちと一緒に先に帰りました。

たくさんの人に声を掛けてもらえました。
保育園時代の先生、児童館でお世話になった先生にも会えて、成長を喜んでいただけ、うれしかったです。

みゆみゆと一緒にやったくじ引きは残念ながらはずれ。
休憩明けの「ダンシングヒーロー」を聞きながら、早めに女子組も帰宅しました。

 ア・ツ・ク
 あ~つい ビートを な~らして
 Do you wonna hold me tight
  (by荻野目洋子)


リラクゼーションの前には

2016年07月30日 23時22分45秒 | みゆみゆとの生活
明日はそうちゃんが帰ってくる。
だから今日は、そうちゃんがいる時はやれないことをしよう。
疲れた身体には、岩盤浴!

岩盤浴って、帰った後も身体のけだるさが残るから、そうちゃんがいる時はたとえ昼間時間があっても行きません。

岩盤浴行くぞと決めたら、その前に。
午前中は、家じゅうを雑巾がけしました。
お昼ご飯をおいしく食べて、岩盤浴で思い切りリラックスするには…。
汗かいて労働するのが一番。
(罪悪感も薄まる;)

ちなみにみゆみゆは、今日も明日も、1日中合唱練習です。
昨日学校キャンプから帰ったところなのに。
忙しいねー。

さ、明日の夜にはそうちゃんがいる。
うれしいな。
晩御飯、何食べたいって言うかなー。

みゆはは大冒険2

2016年07月29日 23時23分17秒 | みゆみゆとの生活
研修最終日。
朝から夕方まで、がっつり研修でした。

研修終了後。
まだ外は明るい…。
欲張りのみゆははは考えた。
せっかく大阪まで来たのだから。
大空小学校が見てみたい。

大空小学校とは、映画「みんなの学校」の舞台となった公立小学校です。
研修終了と同時に部屋を飛び出し、ガタゴトと地下鉄に乗って、行っちゃいました。
御堂筋線の長居まで。

小学校の最寄り駅で降りたら、最初のハプニング。
大量の若者で、あっという間に身動きが取れない状態に!
うぐうぐ。
私はそちらに参りたいのではないぞよ…
と心の中で叫びながら、押し出されるようにして改札を出て、
ヒーハー言いながら若者軍団から離れました。
どうやら、長居競技場で大きなライブがあったらしい。察するに。

その後、これまでの反省を生かし、地図を片手になんとか大空小学校に辿り着きました。
おお、映画で見たとおりだ。(当たり前。ドキュメンタリーだから。)
感慨を覚えながら、外をグルッと一周歩いてみた。

通常、学校は「プライバシーの配慮」「安全性の確保」として、周囲の目から隠すように高く壁が立ててあるところが多いですが、大空小学校は違います。
運動場も、体育館も、道路からまる見え。
そんで、なんだかんだと書いた紙が、外(地域住民)にむけて貼ってある。

学校の標語とか。
学校だより(!)とか。

厳重に鍵をかけ、塀で囲って見えなくする方法…
じゃないやり方で、子ども達が安心して過ごせる学校を作れるんだ。
地域の目がいつも見守っている、それこそが最大の、ソフトとしての安心・安全なんだ。
胸が熱くなるほど、透明で、地域に開かれた学校が、そこにありました。

学校だよりには、校長先生の言葉が書いてありました。
「大空小学校は、みんなの学校。」「『みんな』は、『自分』です」。
前校長の理念が、しっかりと引き継がれ、根付いていることを感じました。

「勝手に外から参観」に大満足して、帰途につく…
つもりだったんだけど。

「大阪行くの?ハルカス行ってきたら?」
という友人の言葉を思い出して、つい天王寺で降りてしまった。
そして例の如く、なんの事前調べもしていない私。

天王寺で降りて「ハルカス」の看板通り行けばいいだろう、と歩いて行って、
エレベーター前まで来てはたと気づいた。

300メートル?
展望台?

私、高所恐怖症ですが。

透明のエレベーターという恐怖の乗り物に乗り、17階まで行きました。
うん、ここが限界。
あと、大阪の街や建物をよく知らないから、景色見ても特に感想はない。


行ってみて、わかることもある。
失敗して、学ぶこともある。
チャレンジすると、チャレンジしてる人に会える。

うれしいことが、たくさんありました。
いっぱい頭働かせて、アフターファイブは歩き回りました。

ですがなぜか、太りました。
寝る前に毎日アイスとポテチとお酒を摂取したからかなー。(絶対それやろ。)

楽しく、しかもためになる4日間を過ごせたのは、家族はじめ、いろんな方のおかげです。

ありがとう!
ありがとう!!
ありがとう!!!

研修3日目

2016年07月28日 23時06分20秒 | みゆみゆとの生活
鰻丼、そば、お吸い物、漬け物で…
970円(税込み)でした。
大阪はおいしいものが安く食べられる街ですね。

今日は、研修3日目でした。
全国各地からやって来た100人の参加者。
周りは人生の先輩(ほぼ親世代)ばかりで、かえって新鮮でした。

コミュニケーションの技術演習では、団塊世代の男の方と、ゲームしたり身の上話をしたり。
講義は、眠くなるどころかとても内容が濃く、楽しく興味を持って聞けました。

「治療の場」である病院と、「生活の場」である介護との違い。
わかっていたようでわかってなかったなーと、感じました。

今日の講師で、特養の施設長をしていたという保健師さんは、施設にお酒とタバコの自販機を置いた、と話されました。

号令でみんな同じ時間に起こし、同じ時間におむつ交換をすることは、ただの「管理」だ。
自宅での生活になるべく近付けて、その人らしく過ごしてもらうことを心がけ、人として尊重することが大切…。

実際のケアの現場にいた方のお話は、とても心に沁みました。

夜は、同じ県から来た10人で懇親会。
民生委員さんをされている方が何人もいらっしゃいました。
明るく活動し、研修も楽しまれていることに、こちらが元気をもらえました。

さてと。明日はおうちに帰ります。
介護相談員の研修はこれで終わりではありません。
来週・再来週は、住んでいる街で現場実習があります。
9月にはまたまた大阪。(ただしこれは日帰りです。)

学べることに感謝して、明日もがんばります。
ロールプレイやグループワークもやるみたい。
どんなことになるやら。
ちょっとドキドキ。

ニュースを見て

2016年07月27日 23時27分13秒 | みゆみゆとの生活
夏の日常。

ぶどうを食べたがるそうちゃんの手を引いて、夕方、スーパーに行く。
おにぎりせんべいも買いたいとゴネるそうちゃんを説得して、ぶどうだけを買う。
家に帰り、ぶどうを食べる。

手も、口の周りもベタベタにして、
それはそれはおいしそうに食べるんだ、そうちゃんは。
「手とお口拭いて」とタオルを渡すと、
ニッコリ笑ってゴシゴシと、全然違うところを拭く。
思わず笑ってしまった私は、
幸せだなぁと思う。

この子の人生に生きる価値がないなんて。
誰が言えるのだろう。


その昔、高齢者や子どもが、貧しさのために捨てられた時代がありました。
重い知的障害や精神障害を持つ子は、座敷廊と呼ばれるところに閉じ込められ、教育を受けることができませんでした。

「この子達にも教育を。」
親達が運動をして、就学猶予制度はなくなり、全ての子が6歳の春に義務教育を受けることができるようになりました。

障害のある子も成長し、親は歳をとります。
親亡き後を心配し、障害者のための入所施設が建てられました。
親の住む地域から遠く離れたところに。

可愛がられるんだよ。
おいしいもの、食べさせてもらうんだよ。
また迎えに来るからね。
会話のできぬ我が子を、どんな思いで預けたことでしょう。

ニュースでマイクを向けられた親御さんは、子どもさんが被害に遭い、集中治療室にいると言われていました。
「どんなお子さんでしたか?」
その問いに、
「かわいいですよ。話はできませんが、甘えるんです。」
一番始めに出てきた、かわいいという言葉。
この言葉を聞いて、胸が張り裂けそうになりました。
テレビを前に、つらくて、泣いてしまいました。

二度とこんなことが起こらないようにするにはどうすればいいのだろう。
グルグルと、小市民のみゆははは考える。

地域へ。
障害者も高齢者も、住み慣れた地域で過ごせるように。
福祉は変わろうとしています。
一方、セキュリティの強化だけでは対応できない、現状もあります。
施設内虐待もしかり、です。

経済的生産能力だけで生きる価値を測るとするなら、障害者だけでなく、子どもも高齢者も、生きる価値がないことになります。
健常者だけが偉い。他は税金を食いつぶすだけだから排除すればいい。
それは、福祉の真逆をいく危険な考え方です。

全ての人が、幸福を追求してその人らしく生きていい。
自立とは、経済的自立だけを指すものじゃない。

憲法にも保障される生きる権利を、今こそ見直して。
差別のない世の中は、「健常者」と呼ばれる人にとっても生きやすい社会であると、声を大にして言いたい。

親も、住民も、支援者も、心の手をつないで、この苦しい気持ちを共有しましょう。
怖がっている子どもたちを安心させてあげられる、強い心の絆を持ちましょう。

犠牲者の方々のご冥福を、心より、お祈りいたします。

みゆはは大冒険

2016年07月26日 23時02分06秒 | みゆみゆとの生活
朝早めの新幹線に乗って、一路大阪へ。
地下鉄の一日乗車券を買って、

心斎橋 迷子。宿に荷物を置く。
四ツ橋 電車に乗る。
なんば ぶらぶら。迷子。
肥後橋 みっちり4時間半、お勉強。
南森町 迷子。北新地をウロウロ。そして落語。
堺筋本町 乗り換え。駅構内でちょい迷子。
本町 乗り換え。
心斎橋 迷子。お宿、着。

迷子多いな。

一回地図見れば、頭の中で道順組み立てて、大抵の場所には行ける…
と思っていた私。
大都会では全く通用しないことがわかりました。
雨で太陽出てないから余計方向わからんし。(言い訳)

外国人旅行客もたくさん街にいたけど、「地図片手に」って人が誰もいなかった。
そっか、今は、スマホで全部済ませられるもんね。絶滅寸前?ガラケー族の私には想像しかできないけど。
そう気付いたら、なんだか地図を手にするのが恥ずかしくて。

結果、「地元の人」ぶってちゃっちゃか歩き、どんどん迷う、という;

でもね、迷うと、より土地のことがわかる。
それに、いい運動にもなる。
よしっ。
ともかく一日、終わった。

言い忘れてたけど、「介護相談員」の研修です。
今日はひたすら介護保険の講義でした。
ご縁あって、市の派遣で来ています。
家族はじめ、いろんな人の協力があって、こんな機会をもらえたことに、感謝!です。
明日もがんばろっと。

そうちゃん、ショートへ

2016年07月25日 23時23分12秒 | みゆみゆとの生活
そうちゃんは今日からショートステイ。
1年生の時からお世話になっている福祉施設に、1週間のお泊りです。

今日は、私が午前中仕事だったこともあり、そうちゃんは
児童館→デイサービス→ショートステイ
という3段構え。

それでもよく予定を把握していて。
デイに迎えに行ったら、「○○さーん」とニコニコ笑顔で飛び出して来ました。

ちなみに○○さんとは、ショートステイ先の、とっても可愛い職員さんです。
(誰に似たんだか、美人好きなそうちゃん。)

施設に着くと、「久しぶり。よく来たね〜。」と迎えていただき、
「おかあさん ばいばい」と、あっさり離れて行きました。

そうちゃんのいない夜は、妙に静かで、ちょっと寂しい。
けど、朝までぐっすり眠れることに、ホッと一息つく自分もいます。
そうちゃんは今夜眠れるだろうか、と心配しながら。
母の気持ちはフクザツなのだ。


ところで、明日からワタクシ、ちょいと西の方へ旅に出ます。
旅って言ってもメインは研修。お勉強です。

初めてのことに、ドキドキしています。
忘れ物しませんように。
あと、迷子になりませんように!

行ってきまーす。

合唱団「地球組」、見学

2016年07月24日 21時16分29秒 | みゆみゆとの生活

知人が所属している、合唱団「地球組」の練習を見学してきました。
そうちゃん連れて、3人で。
練習していたのは「雪だるまつくろう」と「うまれてはじめて」の2曲を3部合唱で。
・・・ムズイ。

地球組さんは、障がいのあるお子さんやご家族もたくさん参加されている合唱団です。
みんな一生懸命楽譜を手に歌っているのが、印象的でした

そうちゃんは初めての場所で少し落ち着きませんでしたが、それはまぁ想定の範囲内。
何度か外を散歩してきたり、トイレに行ったりして。
声を出したり椅子に寝そべったりはしながらも、なんとか1時間強、部屋にいることができました。
うん、上出来

今すぐこの合唱団に入団するのは、ちとそうちゃんにとってはハードル高いかな、とは思いました。
わが町に、もう少し小規模で同じような合唱団があるといいのに。

あるといいのに。
むふふ
じゃ、作っちゃう?

いやいや、今はその妄想は置いといて。
チケット発売中の、「みんなの学校」アンコール上映会&講演会、を宣伝させて下さい。

来たる10月9日、映画に出てきた木村校長先生が、稲沢に来られます。
映画自体は、学校が舞台ですが、伝わってくるメッセージは、保育・地域・福祉など、全てに共通するものです。
子どもとの向き合い方の原点を思い出させてくれる、ステキな映画です 
木村先生は明るく映画のとおりのお人柄で、子ども達への愛が伝わってきて、「わたしも明日からがんばろう!」って元気をもらえる講話です。

上映する会(みゆはは所属)のサイトはこちら→ http://blogs.yahoo.co.jp/minnanogakko1730
チケット購入サイトはこちら→ http://inazawa-go.peatix.com/view

託児も、先着20名まであります。
チケット・託児のお申込みは、お早めにどうぞ~。

以上、宣伝でした。


お隣さんに無断で

2016年07月23日 20時33分33秒 | みゆみゆとの生活
今日の夕方のこと。
そうちゃんがおとなしく隣の部屋でビデオを見てくれていたので、少し家事などしていた。

ん?おとなしすぎるんじゃ?

嫌な予感がして和室を見たら、
いなーい
大変だ。
庭に続く窓が全開になっている。

ひらひらと、風にたなびくカーテン。

久々に心臓がキュッとしました。
慌てて携帯だけ持ち、玄関に出たら、
隣の奥さんに連れられて、そうちゃんがニコニコしながら立っていました。
いたー。よかった。

お隣さんによると、
裸足で隣に駆けていって、律儀にインターフォンをピンポーンって押し、
そのまま無断でリビングまで入ったらしい。
お隣さん、びっくりしたようですが、とても冷静に声掛けをして、連れてきてくれました。

ありがとう
感謝感謝。

たまたま行く先が隣だったからよかったけど、
もしお隣さんがお出かけ中だったら、そのままスタコラさっさと遠くまで行ってしまってただろう。
恐ろしや。また警察のお世話になるところだった。
あ、知らない人のために。
そうちゃんは3回警察のお世話になったことがあります。
そういえば、この前学校の交通訓練で、パトカーの前で写真撮ることになった時、
そうちゃんだけ、いそいそとパトカーに乗り込もうとしたらしい
さすが自閉ちゃん。経験って、強烈に学習してしまうのね。

とりあえず。
対策せねば。
今日出ていってしまった掃き出し窓は、シャッターを閉めておきました。
一番陽当たりいい部屋なのに、真っ暗
新しい鍵を買ってくるまで、ね。

姉の夏休み

2016年07月22日 22時04分39秒 | みゆみゆとの生活
そうちゃん、昨日よりは今日の方がマシです。
徐々に慣れていってくれることを期待しよう。

姉のみゆみゆも、夏休みが始まっています。
来週は、中2キャンプ。
みゆみゆは「トーチトアリング」のメンバーに選ばれているので、毎日練習に行きます。
トーチトアリング、愛知県の特色だそうですね。
そういえば滋賀はなかった。

長い棒の先に雑巾を巻き付け、灯油を染み込ませて火をつけて、
音楽に合わせながらブンブン振り回す。
キャンプファイヤーの出し物です。

…危険な匂いがする。
どちらかというと不器用さんなみゆみゆ、やけどしないでね。

それにしても。
トーチの練習するのはいいけど、時間設定、なんとかならんかね?

練習は学校で、朝8時〜8時半まで。
家を出るのは6時半。
早い。

一応私もその時間の前に起きる。
で、帰りに図書館で宿題するというみゆみゆのために、弁当作ったりもする。

早くない?

遅刻せず通うみゆみゆが、夜、多少ご機嫌ナナメなのは、見過ごすべきか。
疲れてるんだろうなー。