かーちゃんはつらいよ

社会人(就B、生活介護)1年目のそうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)を育てるかーちゃんの雑記。

10分クッキング

2015年02月26日 21時11分03秒 | みゆみゆとの生活
9時から16時半まで仕事して、
銀行でお金を下ろし、
12歳になったみゆみゆのためにケーキを買い、
パン屋さんに寄って、
スーパー行って、
家に帰って、

17時半には晩御飯作り終えてテーブルに並べる。

ああ、しっぽの時間が決まってるのが、かなりキツい。
そうちゃんが18時前に帰ってくるので、それまでにご飯を作ってしまわないと散々邪魔されて大変、という事情があります。

仕方がないので、今日みたいに時間がない日は、エイヤッの10分クッキング。(手抜きと言わないで)

メニューは、
中華風コーンスープと、
具だくさんサラダと、
パン。
でした。
質素倹約、低カロリー。

中華風コーンスープは、お湯に中華スープの素とコーンクリーム缶を入れ、塩胡椒して卵を流し、ゴマ油垂らして、刻みねぎをほんの少し入れたもの。
おいしくて、あっという間にできます。
サラダには、プチトマト、ベビーコーン、グリーンリーフ、鶏肉のハーブ焼き(市販品)。それに、生ハムのしそチーズ巻きを添えました。

ちょっと量が足りなかったけど、その分ケーキ食べたからいいや。

ちなみに、ケーキのろうそくを消すとき、一本づつ順に消していきたいみゆみゆと、「そんなんええからはよ食べさせろやー!」とばかりに電気をつけて皿を差し出して来るそうちゃんの攻防が笑えました。
つくづく、「時間の流れが3倍違うわー、この人達」と思いました。

おひさまパン

2015年02月25日 18時40分28秒 | みゆみゆとの生活
小学校の読み聞かせボランティア。
みゆみゆが6年生になる時に入りました。
フルタイムの仕事からパート就労になることが決まっていたこと、以前から読み聞かせに興味があったこと、知人に誘われたことから、必然のように入会しました。

毎回は出られなかったけど細々と定例会に参加したり読み聞かせの補助に入ったり活動して…
ついに今日、最初で最後の読み聞かせをしました。
聞いてくれたのは、特別支援学級の子供達。
読み始めると本当に静かに集中して聞いてくれて、
ああ、絵本は魔法だな、と思いました。

読んだ絵本は「おひさまパン。」
最初で最後なので、私の大好きな絵本を読ませてもらいました。 

凍えそうに寒く、太陽が出ない季節に、犬のパン屋さんがおひさまの形のパンを焼くお話です。
おひさまパンは、その町に住む動物達を暖め、おひさまもそれに引かれて出てくるストーリー。
春がすぐそこに来ていると、胸が熱くなりました。
みゆみゆが6年間を過ごした小学校。
そうちゃんが1年半通ったクラス。

みんなみんな、ありがとう。
大きな大きなプレゼントを私がもらえた、朝でした。

目が回る

2015年02月23日 22時36分53秒 | みゆみゆとの生活
久々に、目が回る。
あ、ほんとには回らない。
鉄剤のおかげで。

明日、「特別支援学級保護者交流会」の第二回があります。
私の悪い癖で、今日になってもまだ準備中・・・。
しかも今日も9時から16時までお仕事で。
じゃあ先週からやっとこうよ。
いつも切羽詰ってからしかやらない、ギリギリガールズ。
わっはっは。ミニスカートは、はけないぜ。(おかしくなってる)

明日も40人弱の方にお申込みいただいています。
9時半から市民センターで。
特別支援教育に興味のある方は、飛び込みでもお受けしますよ。
ただ、うちの市の方限定です。ごめんなさい。

ああー、次はもうちょっと早くから準備しよう。
なんか忘れてる気がする。
大丈夫かな?
司会するのに。

大丈夫でしょ、みんなやさしいし

最終、何もかもこれで済ませようとする甘い私。
みんな、やさしくしてね。
とりあえず、飲んで寝よ。睡眠命。


奇跡のショット

2015年02月22日 07時15分33秒 | みゆみゆとの生活
みゆみゆとそうちゃんが、並んでゴーカートに乗っています。
二人で乗って、離れて私が写真を撮って…。
奇跡じゃあるまいか。
なんて穏やかに、時は流れているの。
春が近づいている気配もします。
ああいいな、幸せだな。

と思った直後、走られました。
こういう時のダッシュはマッハです、そうちゃん。
油断していたためにかなり逃げられ、車にぶつかりそうになって危機一髪でした。
夫がなんとか捕まえました。

そうちゃんがいなくなったゴーカート(パンダがついている)を、そのまま運転するみゆみゆは、一人でも割と楽しそうで。
おーい、もうすぐ中学生の女子ぃ。とツッコミたくなる光景でした。
ハハハ。

それにしても、鉄剤効果あり、ですよ。
今日走ったけど、息切れそんなにしなかった。
今まで運動不足・体力不足と思ってたのは、貧血のせいだったのね。
あったかくなってきたこともあって、急に体を動かしてみたくなりました。

制服合わせ、説明会

2015年02月20日 22時06分58秒 | みゆみゆとの生活
受験して、帰りに校舎を見ながら夫婦で「これが見納めになったりするのかな・・・」と後ろ向き発言をして。
その次の週にはもう制服合わせと入学説明会がある、というスピード感ある展開。
気持ちがついていかない・・・。
日も長くなり、一気に春が近づいてきた感じで、ソワソワが半端ない我が家です。

制服合わせでは、係りの女性がウエストを測り、真顔でこう尋ねてきた。
「このお子さんは大きくなられるご予定ですか?」

あ、はい、大きくなる予定です。

真顔で答える。
だってそうとしか答えようなくない?
ま、私も162センチだし夫ものっぽだから、ほんとに大きくなる予定だし。
結局148センチのみゆみゆに160センチの制服を買いました。
通常、女の子は今の身長プラス10センチ、男の子はプラス15センチのものを買うのが普通らしい。

入学説明会では、
「合格おめでとう。でもこっからだからね。勉強はまだまだずっと続くからね。気を抜くなよ。」
という内容の話が続き。
さっそく「入学までの課題」も出ました。

入学までの課題というと、私は勝手に大量のドリルやプリントを想像していたのですが。
そんな単純な宿題ではなかった。

国語は、課題図書の中から2冊以上読むこと。
算数は、課題図書の中から1冊以上読むこと。
理科は、好きな科学者を一人選んで、B4用紙1枚にまとめてくること。
社会は、壁新聞づくり。

算数の宿題が読書って。意外すぎる。
みゆみゆは算数の課題図書を4冊とも購入し、2日で3冊読みました。
「数の悪魔」「ナゾ解き算数事件ノート1.2」。
ごめん、母さんは読む気がせん。
読むと面白いのかもしれないね。

理科の「好きな科学者」というのもちょっと心配になって、みゆみゆに、誰について書くつもり?と聞いてみた。
「あ、それね。ベクレルについて書くつもり。」
ベクレル?誰それ?
「えっ。母さん知らないの?ベクレル線のベクレルだよ。」
ベクレル線?何それ。ウルトラマンが出す光線?
「・・・母さん。」
冷たい視線を親に浴びせる小6。

何が言いたいかというと。
だんだん、親の手を離れてくってこと!
以上!

裁判所見学

2015年02月17日 21時10分42秒 | みゆみゆとの生活
みゆみゆが、学校の授業で地方裁判所の見学に行ってきた。
裁判所の本物の法廷で、模擬裁判もやったらしい。
楽しそう。
台本があって「名古屋太郎さん」が被疑者。
ドラマみたい。
妹の「名古屋花子さん」も出てくる。
みゆみゆは、「裁判員6」の役で、セリフは一行。

感想は?と聞いてみたら。
「正直に言っていい?」
いいよ。
「マジメな人間のにおいがした。それも市役所の3倍くらい。」
はあ。そうですか。
で、法廷は?模擬裁判やったんでしょ?
「法廷はね・・・
 なぜか、いちご大福のにおいがしたよ。なぜか。不思議だよね。」
アンタが不思議だよ。
裁判所に行くという珍しい体験をしておいて、感想がにおいのことのみって

そんなみゆみゆの話をもっとじっくり聞きたかったのだけど・・・
今日はそうちゃんの調子が悪くて、この話を聞いている間もずっと明日のスケジュールを復唱させられていました。
ああ、ほんとに嫌になってくる。
なんで繰り返し同じことばっかり言わされるんだろう。延々と。
ここのところそうちゃんはずっとこんな感じです。
先週の後半くらいから。
そっか、熱で学校休んでから、かも。
いつまで続くんだろ・・・って、言っても仕方ないことを言ってしまう。

今日はデイの帰りにも急にハイテンションになり、何度か車のドアを開けて降りようとして危なかったみたい。
昨日は寝たけど、おとといは寝付きが悪くて大変だった。

さて、明日は水曜日。
そうちゃんが楽しみにしている「ビデオ屋さんにお散歩」の日。
気合入れてかからねば。
でもひどければ、無理せず車でドライブにしよっと。

大反省

2015年02月16日 22時42分14秒 | みゆみゆとの生活
ポカをやってしまった。
原因は一つ。
前日夜もしくは当日朝にスケジュール帳を見なかったこと。

たったこれだけのことをどうして忘れてしまうんだろう。
思い込み、勘違い。言い訳のしようもない。
自分ってダメだな、と凹む。

過ぎたことはしっかり反省して。
次同じ失敗をしないように、自分の力が出せるように、努力しようと思う。

ご迷惑おかけした方々、ほんとにごめんさい!!
以後気をつけます!!

貧血

2015年02月13日 23時41分51秒 | みゆみゆとの生活
今週は、いろんなことがありすぎました。
毎日書きたいことがあったけど、時間が足りなかった。残念。
リータスキーターの速記ペン(ハリポタファンなら知ってるよね?)が欲しい。

木曜日のこと。
読み聞かせボランティアで、「手あそび」デビュー。
いくつになっても、初めてのことはドキドキワクワクです。
みゆみゆのクラスの6年生たちが、手あそびを楽しんでくれたことに感動し、そのあと他のお母さんがされた「素話」(本なしでのお話の語り)をストーリーの中に吸い込まれるように聞いて感嘆し。
幸せな朝だな、と思いながら学校を後にしました。

そのあと向かった先は、隣町の総合病院。

めまいが時々あって血液検査をし、結果を聞きに行ったのです。
診断は「重度の鉄欠乏性貧血」。
血清鉄7(正常値は48~155) ヘモグロビン8.3(正常値は13~15)
という低い数値でした。
正常値を大きく下回っています。
元々貧血気味だから…と、放っておいたのが良くなかったみたい。
慢性的な貧血で、鉄分を摂っても摂ってもすぐに消費されてしまう状態。
階段上るたびに息切れしてたのも、貧血のせいだったのね。

説明してくれたドクターは、こわもての渋い系。
難しい顔をして、
「あなたは、血がしゃびしゃび。」
と言われ、そのギャップに吹き出しそうになりました。
血液が貧血のせいで薄い、ということをおっしゃってるのですが。
「しゃびしゃび」って。
人の血を、欲張ってお湯入れすぎたカップスープみたいに言わないでほしい。

鉄剤の薬が出るかな…と思ったら、「内服では全然追いつかないので、これから毎週注射に来て下さい」とドクター。

ええーっ。毎週注射?
そんな暇ありませんけど。

ドクターは心の声が聞こえるらしい。
「あんまり甘く見ないほうがいいですよ。次の月経で出血量が多かったりしたら、輸血ってことだってありえますよ。」
ひえっ。怖っ。
はい。すみません。と、とりあえず謝ってしまう小心者。

かくして、すごすごと処置室に行き、注射してきました。
超怖がりなので、注射も怖い。
ビビってたら、看護師さんが知り合いで、驚いている間に終わりました。

来週も、再来週も。
飽きないように通わねば。

皆さん鉄欠乏性貧血は早めに内服と食事で治療しましょうね。
放っておくと、血がしゃびしゃびになりますよ。

春が来る

2015年02月12日 09時42分43秒 | みゆみゆとの生活
あまり人には言っていなかったのですが、
みゆみゆが中学受験しました。

そして昨日通知が届き、
みゆみゆは、第一志望の中学校に合格することができました

そうちゃんのいないところで勉強に集中できる時間があってもいいんじゃないか?
夏休みなどの長期休み、通うところがあったほうがいいんじゃないかな。
・・・きっかけはそんな些細なことで、5年生から塾に通い始めたみゆみゆ。

せっかく勉強するなら目標があるといいね、私立中学とか?いっぺん見に行ってみようか。
そして5年生の春、初めて私立中学の説明会に行った時、
「この学校に通いたい自然がいっぱいで、私の個性を伸ばせそう」みゆみゆは目を輝かせてそう言いました。
そこから始まった受験勉強は、想像を遥かに超える大変さでした。
塾から出る膨大な量の宿題。
私にはからっきし教えてあげられない難易度の算数。
こんなことを小学生にさせる必要があるのか。中学受験業界って何なんだろう。
繰り返し、家族で話し合いました。

みゆみゆは新しい環境に慣れるのに時間を要する子で、みゆみゆの個性を周りに理解してもらうのにも時間がかかる子。
3年・3年で区切られるよりは、6年間かけて友人関係を築き自我を確立していく方が、みゆみゆのようなタイプは少しでも安定して思春期を乗り越えられるのではないか、と考えました。

一番のターニングポイントは、6年の夏でした。
夏休みを前に、個人塾の先生も追い込みをかけてきて、「中学受験は、泣きながら歯を食いしばって勉強するものだ。」という方針で厳しく指導し始めました。
それがみゆみゆには合っておらず親も辛くなってきました。同じ塾に、中学受験する子が一人もいないことも、懸念事項でした。
もうこれ以上はここに通わせられない。塾は代わらせよう。
本気で第一志望校を目指すなら、ノウハウを持った中学受験専門塾に行き、一緒に勉強する仲間と励むことがいいのではないかと思われました。
ただ、中学受験専門塾は、週3日電車で通わなければなりません。それも夜のお弁当を持って。

そこまでしなくていいんじゃないか。
ここまで十分頑張った。今の個人塾で目標を下げて細々とやっていけばいい。私立にどうしても受からなきゃいけないことなんてこれっぽっちもないんだから。
何日も夜に夫婦で話し、みゆみゆに「もう中学受験はやめよう。」と話しました。

みゆみゆの答えは、親の思いとは違ったものでした。
「私は私の力を試してみたい。合唱団は休団して、専門塾に通いたい。受験をやめるのは嫌だ。」と。
それはもう、気持ちがいいほど、きっぱりとしていました。

そこから半年、みゆみゆは頑張りました。
特に年明けからはスイッチが入ったように、毎日塾に通い、勉強しました。
休日は昼と夜2つのお弁当を持ち、朝8時半から夜9時半まで。
サラリーマンより働いてるね、というくらいの熱の入りようでした。
何よりよかったことは、新しい塾の先生が、みゆみゆの個性をとても気に入ってくれたことです。
9月からの入塾だったにも関わらず、本当にかわいがってくれました。
一度も受験をやめたいと言わなかったみゆみゆ。
よく頑張りました。

もし落ちても、この経験がよかったと言えるようにしよう。
そんなことを呪文のように繰り返しながら話していた私と夫。
みゆみゆは、そんなことは超越した感じで、受験当日の朝も、「あさがきたーあさがきたー 今日もあさがきたー」と歌い踊りながら晴れやかに出ていきました。

いろんなことがあったから、みゆみゆの願いが一つかなったことを心から喜べます。
応援してくださった方、ご心配・相談に乗ってくださった方、この場を借りてお礼申し上げます。

春、すぐそこです

よう熱出すなぁ

2015年02月11日 10時12分09秒 | みゆみゆとの生活
ショートステイで、「とても落ち着きましたね。夏とは全然違いますね。」と褒めてもらって帰ってきたそうちゃん。
月曜日は元気に学校に行きました。

そして、火曜日、未明。
私の布団に潜り込んできたそうちゃんが、なんか落ち着きなくゴソゴソ動いている。
どうしたどうした?
と、おさえかけて気付いた。

ガタガタ震えてるんだ。
もしや、これは発熱か?

触っていてわかるほど、そうちゃんの熱はぐんぐん上がり…。
はい、40度6分。
段々見慣れてきた。
一年に何回40度の熱を出すんじゃ、そうちゃん。

学校と仕事はあきらめて、そのまま二度寝。
休息くれてありがとう、そうちゃん。
みゆみゆと夫を送り出し、急ぎのパソコン作業をやって、様子を見に行くと…
37度7分。
うん。これも慣れてきた。

起きたらすぐ「あさごはん たべたいです」。
食べたらすぐに「がっこう いくよ」
学校はお熱だからお休み、と伝えると、
「びょういんいって おひるごはんたべにいくよ」
へいへい。

結局、「ピザたべたいです」と言うのでドライブしてサイゼリヤに行き、
その後かかりつけの小児科へ。
緊張のインフルエンザ検査は…陰性でした。セーフ。
まだ出てないということも考えられるので、と念のためタミフルを出してもらいました。
今日になっても熱がまた上がる気配はないから、大丈夫だったのでしょう。

40度の熱で、短期決戦し、病原菌を一網打尽にする特殊体質
ということにしておこう。

それにしても、インフルエンザの検査、大変だった。
シカ先生が検査用の綿棒を出した瞬間、そうちゃんの頭の中で警報機が鳴ったのか、弾かれるようにのけ反って逃亡をはかりました。
看護師さんが抱っこしようとしたけど、力が強すぎてできず。
最終的には私が「ベッドに寝かせて馬乗りになっていいですか?」と提案し、看護師さん二人と協力して羽交い締め状態で先生が鼻の粘液ゲットしました。

それもこれもかかりつけの病院との信頼関係があってこそ。
安心してかかれる病院、ありがたいです。
シカ先生大好き。看護師さんも、受付けの方も。

でも小児科に一生かかれるわけではないので。
内科もぼちぼち通い始めなきゃ。