かーちゃんはつらいよ

社会人(就B、生活介護)1年目のそうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)を育てるかーちゃんの雑記。

お散歩日和

2010年05月29日 10時41分54秒 | みゆみゆとの生活
お散歩日和だったので、みゆみゆと、また花飾りを作りに行きました。
みゆみゆは「お姫さま気分!」で上機嫌。

会う人会う人に、たんぽぽやしろつめ草の指輪をプレゼントしていました。
最後に会った、そうちゃんのクラスメイトのお母さんには、しっかりごあいさつ。
「そうちゃんのこと、どうぞよろしくお願いします。」ふかぶかーと頭を下げておりました(^^ゞ

風ニモ負ケズ

2010年05月28日 20時22分10秒 | みゆみゆとの生活
強い風にも負けず、自転車通勤しています。
行く道は、半分は新しい住宅街、残りの半分は田畑です。

出身地の滋賀県とは違って、田植えの遅いこのあたりは、ようやく水を張り始めたところ。
ゴールデンウィークに田植え、の感覚からすると、ちょっと不思議な感じです。

水を張った田んぼは、カエルさんたちが大合唱
いってらっしゃーい!ゲコゲコ!・・・とは聞こえないけど;
でも、なんか、口元がゆるんでしまいます。

そんな通勤の帰り道のこと。
初春に、立派に咲いていた梅林の横を走っていたら、高齢男性同士の、こんな会話が。

「おじさん、おじさーん。木の下んとこに落ちとる梅、食べやーすか?」
「ほんなもん、食べーせん、食べーせん。」
「そしたら、もらってってもええ?」
「えーよ。持ってきゃー。」

のだかだ。
カエルも聞いている

適度な田舎、住みやすいなーと思いました。
やっぱり小さい頃たんぼで遊んでたからかな?
田んぼの一年が、好きです。
子どもたちとも共有したいな。明日はお散歩しよっかな。

池ぽちゃ

2010年05月25日 22時28分55秒 | みゆみゆとの生活
先週のこと。
仕事で外回りをしていて、車から降りた瞬間。

ぼちゃん。

やってしまいました。ドブに沈みゆく、わが携帯電話

すぐに拾い上げましたが、そのまま訪問だったので1時間はタオルに包まれたままに。
事務所に帰って先輩方に話したら、
「すぐにバッテリーをはずして、冷風ドライヤーで乾燥をさせなさい。」とのお言葉。
「そして3日間、そのままさわってはいけません。」
ははぁー。
ひれ伏し、おっしゃるとおりに。
というか、先輩方の的確すぎる指示。どうやら経験者は多いらしい。

で、3日後。
データ等は無事で、通話・メールも可能でしたが、液晶画面の水が抜けず、ほわんほわーんと画面が半分暗くなっている。
これはもう無理なのかな?と、データ保存も兼ねて、ドコモショップへ。

ドコモショップの店員さんは、
「あー、水にぬれた故障はどうしようもないです。機種変更をお勧めします。」
おーい。うちの会社の人はもっと具体的なアドバイスくれましたけど

でも、せっかく来たので最新機種を見てみる。
・・・時代は急速に進化していることを実感。
「新しい電話、欲しいな~。」
なぜか夫も、「新しい電話、欲しいな~。」

とりあえず「これ欲しい」の妄想をお互い思い描き、パンフを持ち帰ってわくわくし、
2人いっぺんに機種変更するお金はないぞ・・・とけん制しあい。

そんなこんなしているうちに、私の電話の水分は完全に抜け、機種変更の話も立ち消えになえりましたとさ。
ちなみに、今のところ何もデータを失うことなく、無事に復活しております。
1週間近く使えなかった間にメールくださった方、返信が遅れてごめんなさい。
またお返事いたします

しろつめ草

2010年05月25日 12時45分10秒 | みゆみゆとの生活
みゆみゆと行った公園に、しろつめ草がたくさん咲いていたので、冠を作りました。
小さい頃、れんげやしろつめ草で、よく作ったっけ。
近所のおばさんに教えてもらったんだったと思う。

みゆみゆが一生懸命摘んできてくれたおかげで、なかなかいいものができました。
みゆみゆも、頭にかぶってお姫さま気分(*^_^*)

でも、自然の草は、摘んだ瞬間からしなびていきます。
家に着いた頃には、すでにしんなり。

そこで、我が家のウサギさんにあげてみたら☆

翌日にはきれいさっぱり、平らげられておりました。素晴らしい!!

なんだか、すがすがしい気持ちになりました。

コップ袋

2010年05月19日 22時42分15秒 | みゆみゆとの生活
みゆみゆの宿題を見ている間というのは、テレビを見るわけにもいかず、パソコンも触れず。
かといってフラフラ明日の用意や片付けをし始めるのも、みゆみゆの気が散るだろうし・・・。

で、思いついて手芸してみました。
そうちゃんの服をつぶして、コップ入れに。

みゆみゆと違って、そうちゃんは服がすぐ破れたり汚れたりするので、体が大きくなって着られなくなった服も、人にあげられる状態ではなく、ましてやリサイクルショップに売れるようなものはまずありません。
でも、愛着のある服はそのまま捨てるにも忍びず。
最終的には古着として捨てることになるのですが、時間のある時は、できるだけこうしてリサイクル

でも、このコップ袋でさえ、すぐに擦り切れて、1年持たないのよね~

宿題

2010年05月18日 22時04分02秒 | みゆみゆとの生活
ここのところ、みゆみゆの宿題に悩まされております
というか、まず言いたいのは、
2年生ってこんなに毎日毎日宿題があるの??
という素朴な疑問。
自分が小さい頃にはなかったような・・・
4年生の時に音読の宿題が頻繁にあったのが、私の一番古い記憶なのですが。

4月のみゆみゆの宿題は、漢字ドリルが中心でした。
完璧に書こうとするあまり、ひとつの文字を書くのに納得するまで何度も消して書き直し、それはそれは時間がかかりました。
そして、本も漢字も好きなのに、「漢字ドリル」は苦手になってしまいました。

ここのところ、漢字ドリルの宿題はなくなり、かわりに百マス計算の宿題が出るようになりました。
漢字の書き・読みに、百マス計算が2つついたプリント。それに音読が毎日。プラス、授業中にやりきれなかった漢字ドリルが追加されている日があります。
付き合う親も大変で・・・
帰宅後、ご飯食べてお風呂に入ったらもう8時ごろ。それから宿題に取りかかり、早くて9時、最長では9時45分までかかったこともあります。

「宿題しなさい!」「おしゃべりしてないで、鉛筆動かして!」と言う毎日。
叱ってばっかりの母。どんどん書くことが嫌いになり余計遅くなる子ども。
疲れてくると、もう「3-1」の答えもわからなくなってしまっている。

もう嫌だ。
宿題を全否定するわけじゃないけど、「おしゃべり」や「お絵かき」や「ボーっとする」でさえ、勉強より大事な意味を持つこともあるんじゃないかな。
一日学校と児童クラブに行って頑張ってきたみゆみゆも、一日仕事してきた私も、寝る前くらい少しはホッとしたいよ

と、グチをこぼしてみたところで、宿題が減るわけじゃなし。
あの手この手で、早く終わらせる方法を考える。

おやつやビデオのご褒美で釣ってみたり。
つきっきりで教え、応援したり。
それだと気が散りすぎることがわかって、逆に放っておいてみたり。
みゆちちが代わりに宿題を書いてしまうという奥の手も;(これはみゆみゆが嫌がった)

叱って泣かせたり、おだててみたり、いろいろやってみたけどスピードアップ失敗。
これは「わがまま」とか「頑固」とかじゃなく、何か理由があってできないんだなぁと感じました。

みゆみゆに、「なんで百マス計算やりたくないの?」と聞いてみたら、
「百マスじゃなくて、二百マスだよ やってもやっても減っていかない気がするんだよ。」とキレられました。

そこで今日、新たな作戦実行。
まずは、百マス計算の紙を倍の大きさに拡大コピー。
これでだいぶ書くのがラクなはず。
そして、今やっている行以外は紙で隠し、一行だけ見えるようにしてやらせる。
みゆみゆの目の前には、デジタル時計。
その横には「8時半までに終わったら『たまごっち』のマンガが見られる」と目標を書いた紙。

今日は比較的機嫌がよく、疲れてもいなかったことが幸いしたのかもしれませんが、無事に宿題を全部やり終えることができました
・・・にしても、45分間。
みんなそんなに時間かけてやってるのかな?
2年生の自宅学習時間として、45分間は長いように感じるのだけど。
世の中の働くお母さんたちは、いったいいつ子どもの宿題を見て、いつ楽しく触れ合っているのでしょうか

そうちゃんの遠足

2010年05月14日 21時56分06秒 | みゆみゆとの生活
そうちゃんの保育園の、親子遠足がありました。

保育園の遠足というのは・・・
 朝から弁当を作り、
 荷物をたくさん持って、
 子どもと一緒にバスに乗り、
 クラスの母たちと積極的に交流し、
 自分の子供の面倒をしっかり見て、
 3時に帰宅してからも家事と育児が待っている
という過酷(!?)なものです。

みゆみゆの年少の時の遠足があまりに大変過ぎて私の中でトラウマになっており、
今回の遠足も前日から気が重くてたまりませんでした。
誰よりもパワフルなそうちゃん、大変に決まってる・・・
不安のあまり、当日は4時半に目が覚めてしまいました。
(こんなに遠足がゆううつな人っているのかな?)

そしていざ出発。
とりあえず、晴天に恵まれたことに感謝。

行きのバスで、自己紹介のマイクが回ってきましたが、それもそうちゃん、ちゃんとお名前言えてクリアー。
渋滞にも巻き込まれず、すんなり現地に着き、一番心配だったバスもクリアー。

今回の遠足は、「健康の森」。
大芝生公園で、まずは写真を撮り、集団遊びをしました。
家族で行くと、最初から走り回ってしまうところですが、集団の効果か?弁当が食べられると思っているからか?意外におとなしく、そこそこ集団遊びに参加できました
あぁ。上出来だわ、そうちゃん

その後、10時45分には弁当を食べ、2時まで自由時間に。

そうちゃんが楽しんだこと。
・芝生を猛ダッシュ!
 しかも「養生中」ロープ内をわざと走りぬけるので、母が追いつけない
・池で泳ぎたい!
 一瞬のすきをねらっては池に入水しようとする。
 落としたもの拾うふりして・・・池のロープをまたぐ、とか。あくどい;
 かなり必死で止めました。
 池から離れると、次は水路があったりして。水との戦いでした。
・いちご
 売店に売っていた産地直送いちごを欲しがり、購入。
 二人で1パック、食べました
 すっぱかったけど、大満足。
・鬼退治!
 家で、「今日遠足行くよ」と声をかけたら、「おにたいじ、いくよ」と答えたそうちゃん。
 宣言通り、林の木を拾っては、「おに!いたいいたい!」「金太郎さん、いたい!」とごっこ遊び?していました。

そんなこんなで2時となり、遠足はおしまい。
事故もなく、池にも落ちず、無事帰れたことに、まずはほっとしました。

園のお友達や、他のお母さんたちが、そうちゃんのことを知ってくれていて、そうちゃんがかなりマイペースに過ごしていても、「そうちゃーん」と声を掛けてくれたり、温かく見守ってくれたことが、とてもうれしかったです。
「知っている」「わかってくれている」がこんなに安心感につながるのだと、知りました。

想像したよりも、ずっと遠足は楽しくて、クラスのお母さんとも顔見知りになれ、行ってよかったなーと思いました。
帰宅後、そうちゃんはまだ散歩に行きたがり、体力的には相当疲れましたが
私の母が夕飯を作ってくれ、扁桃腺炎が多少回復してきたところの夫がたまたま在宅で、そのサポートも、本当にありがたかったです。

今思い返しても、みゆみゆの遠足は大変だった。
0歳のそうちゃんをおんぶし、3歳のみゆみゆの手を引いて、雨の動物園。
帰ってからは二人をぎゃんぎゃん泣かせたまま夕食づくり。
情けなくなって、疲れ果てて、私もたくさん泣いたっけ。

あの頃は、なんでも一人でやらなきゃいけないと思っていました。
育休中だったこともあり、主婦はなんでも一人でやって当たり前、と。
それができない自分は、なんてダメなんだろう、と悲しかった。

でも、そうじゃない。
頼れるところは、人に頼っていい。
頭を下げられるところには、下げたほうがいい。
お金を払ってお願いできるところも、探しておいたほうがいい。

「子どもは、ひとりで育てなくてもいいんだよ。」
もし、孤軍奮闘して疲れて果ててしまっているお母さんがいたら、そう声を掛けてあげたいです。

ピアノ

2010年05月10日 22時33分32秒 | みゆみゆとの生活
私はピアノが弾けないけれど、ピアノの音が大好き。
みゆみゆがピアノを習うようになってから、夫が以前よりもよくピアノを弾くようになり、CD・DVD・YOU-TUBEなどで、プロの演奏も聴く機会が増えました。
本当は生で演奏を聴きに行きたいけど、事情が許さないので我慢我慢。

ピアノというものは、管楽器や弦楽器と違って、鍵盤を押せば、とりあえずその音程の音が鳴ります。
その点で、誰にでも入りやすい楽器と言えます。
で、楽譜出してきて、押してみた。
大好きな、ドビュッシー:ベルガマスク組曲。

♪♪♪
ハーモニーを押しただけで、ドビュッシーの匂いがする
満足。

ちょっと背伸びして、ベートーベンの「悲愴」(もちろん第2楽章)を触ってみる。
ふぅーんベートーベンの音。

夫と手分けして、「悲愴」を無理やり連弾で弾いてみる。
・・・それにしても。
楽譜は読めるのに、なんでこうも指が動かないんだろう。
明らかに、フルート吹いてるときとは全く違う部分の脳を、鞭打って働かせている感じ。
音に、何の感情も乗せられない歯がゆさ。
それでも、やっぱり自分の手から、「悲愴」の響きが聞こえてくるのは、とてもうれしい体験でした。

調子に乗って、ラヴェル「亡き王女」を連弾してみる。
・・・これは二人がかりでも無理でした

一体これを一人で弾くというのはどんな指しとるんだ!?
ということで、現代の文明の利器を使い、さっそくYOU-TUBEで検索。
素人やプロや、いろんな人が弾く手元を、夫と一緒に感心しながら見ました。
ほぉー。
見てると、いろいろ面白くなってきてほかの曲も聴きたくなる。
これぞネットサーフィンですね。

そのうちに、リストの「ラ・カンパネラ」を弾く人がいて、それもすごく上手だったのですが、
「やっぱりカンパネラならユンディ聴きたいねー♪」ということになり、
うちにもCDあるのに、そのままYOU-TUBEでユンディ鑑賞。

ちなみにユンディ・リーというのは、2000年のショパンコンクールで18歳にして優勝した、中国人ピアニストです。

で、ユンディのカンパネラを聴いて・・・
久々に鳥肌が立ちました。素晴らしいです。ユンディ。
http://www.youtube.com/watch?v=hEnfZjqMSy0
ピアノが、こんなにも多彩で壮大な音楽を表現できるなんて。
それに、人の心をこんなにも揺さぶるなんて!!
世界は、広い

そのままネットサーフィンしていて、ファジル・サイと言う人の演奏も聴きました。
トルコ行進曲のアレンジ。
http://www.youtube.com/watch?v=0_Whp1kWZ8Y
これも、別の意味ですごかったです。
エキサイティングでした。

音楽って奥深い。
そして、世界は広い!(何べんでも言う)



ペンダント

2010年05月09日 15時07分53秒 | みゆみゆとの生活
みゆみゆと一緒に、七宝焼ペンダント作りに挑戦しました。
デザインは話し合って決めたのですが、結局は私がはまり、1時間近くかけてようやく完成。

みゆみゆの水色の洋服に、よく映えます。
四つ葉のクローバーとマーガレットを虹でつないだデザインです。

午前中は図書館、午後は美術館。
そして昼寝。
こんなこと、めったにないんだけど。
みゆみゆにはぴったりの、文化系の1日でした(*^_^*)