かーちゃんはつらいよ

社会人(就B、生活介護)1年目のそうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)を育てるかーちゃんの雑記。

お庭のお客様

2008年06月27日 19時06分09秒 | みゆみゆとの生活
うちの庭に、ちょうちょがいました。
「ちょうちょさん、来たね。」とみゆみゆ。
「ブロッコリー食べたいなって、来たんだよ。」と説明してあげました。
プランターのブロッコリー、あおむしにやられて茎のみ残っているので。

「うん、そうだね。それに、コアラも来るよね。」
ん? コ・・コアラ?
「みゆみゆ、うちにコアラはさすがに来ないと思うけど。」
「ちがう!コアラさんピンポーンって玄関から、『ユーカリが食べたーい』ってくるんだよー。」
なるほど。
確かに庭にユーカリの木を植えた時、コアラが好きな葉っぱって教えたわ。
ちゃんと覚えてたのね、みゆみゆ。

しかし。玄関からおじゃましまーすって入ってきたコアラが庭にいる図、一瞬だけどリアルに想像してしまった

ところでそうちゃん、早く遊んでほしいからって、パソコン打ってる私の背中を噛んだり足でキーボード押して変な画面出すの、やめてくれませんか?

頭の中

2008年06月25日 06時27分25秒 | みゆみゆとの生活
朝、いつまでも布団の中でぐずぐずしているみゆみゆに、
「いつまで寝てるの!早く起きなさい!」と言ったら・・・
「起きてるよ!」と逆切れ。
「どこが。」
「頭は起きてるの!」

おぉー。そんないっちょ前のこと言うようになったか。
と思ったら、続きがあった。

「頭のー。ずがいこつをパカッと割ったー、中にあるー、のうは起きてるの。
のうは、うひゃひゃって笑うんだよ!」

・・・なんのビデオ見たんじゃ、保育園で。


バーバパパ

2008年06月19日 21時24分38秒 | みゆみゆとの生活
きまぐれブログでごめんなさい。

最近のそうちゃんのお気に入りの絵本。
「おばけのバーバパパ」
特に好きなのが、バーバパパが家から追い出されて動物園に追いやられるところ。

「バーバパパ、えんえん泣いてるねぇ。かわいそうだねぇ。」と私が言ったら、
そのページを見ると必ず
「バ、パ・パ、ぃえん、ぃえーん
と、それはそれは悲しげに、眉根を寄せて言うようになりました。

この顔見たさに、毎夜、読んであげています。

「バ、パ・パ、ぃえん、ぃえーん
かわいいです。

ところでそうちゃん、髪型がえらいことになってます。
今頃「医龍」にハマッた夫が
「朝田だ。オペ開始。」などと天才外科医になりきってバリカンでバリバリやった結果・・・
えりあしにハゲ3つ。
保育園の先生に「どうしたんですかっ。これっ。」と心配されてしまいました。

ま、髪はまた伸びるからいいか。
母としては、そうちゃんの長髪も見てみたい!
のですが、どうしても夫が、「男は短髪」派のようで。
そうちゃん、長いの似合うと思うんだけどなー。
まつげもバサバサに長いし・・・。

電車でおでかけ

2008年06月03日 06時38分42秒 | みゆみゆとの生活
大変大変ご無沙汰しまして。
やっとパソコン触れたー ^^;

日曜日、とてもいいお天気で、みんな珍しく早起きしたので、朝思いついて、動物園に行くことにしました。
常に「思いつき」のみで生きている私・・・。これ昔から。

いつもは車で出かけることがほとんどだけど、みゆみゆも来年小学生(!)だし、歩く練習・公共の場の経験も必要・・・というわけで、電車で行くことにしました。
お弁当を作るのは時間的に無理だったので、駅で買うことに。

問題はなんといってもそうちゃん。
電車に乗ったことはあるけど、最近はずっとない。
嬉しくなってホームを走ってしまったら?
電車の人ごみがイヤで泣いてしまったら?
いろんなことが心配で、とりあえずどうなってもいいように用意だけは万全に整えることに。
私も旦那もリュックで両手を空け、当然歩きやすい靴、帽子。
ぐずった時用におんぶひも、さっと食べられるおやつ、水筒。
ー山にでも行くのか?という格好の親子です。

何とか電車をクリアし、動物園についたころにはもう一仕事終えた疲労感。
動物園では、「みゆみゆ・おとうさん」チームと、「そうちゃん・おかあさん」チームに分かれました。

「しゃーない、そうちゃん見るわー。」と暴れん坊を引き受けたのですが。
意外に、動物園で借りたベビーカーをお気に召した様子で、ちょこん、と乗ったきり、涼しい顔。
ただべビーカーを押してウロウロしているだけでよかったので、楽でした。・・・子ども動物園に行くまでは。

動物園の一番奥にある、子ども動物園に着き、そうちゃんを降ろした途端。
そうちゃん、よろこんでヤギに突進。
以前牧場に行ったことを覚えているらしく。砂を拾ってはヤギに食べさせようとするのです。
だめだめ、食べないよ、と言うと、近くにいた全く知らない子を押したりして八つ当たり。
おやー。電車で疲れたのか、テンション高い。
あと5分で「ヤギのえさ」販売開始、というので、そうちゃんと一緒に並びました。
並んでる間にも・・・あ、いない!と思ったら、牛の柵に頭を突っ込んで、入りそうになってる!
追いかけて、捕まえて。
「今からヤギのマンマもらうから。ヤギのマンマ。」何度も言い聞かせ、並ばせる。5分が長い。
やっと順番が来たところで、自分の誤りに気付きました。
「ヤギのマンマ」とそうちゃんに言い聞かせたことがあだに。
そうちゃん、「マンマ」のところだけが耳に残ったのか、ヤギのえさをもらった瞬間、パクッ!と食べてしまったのです。
すかさず「あーっこの子、えさ食べちゃったよー!」と笑いながら突っ込む知らない女の子。
あわてて、「食べちゃだめ!ヤギさんにあげるの!」と、食べかけの半分をヤギに食べさせました。
そうちゃんにとっては、これがめちゃめちゃ面白かったらしく・・・。
エサを渡すと、まず自分の口に持っていって少し食べ、それからヤギにあげる、という信じられないパターンができてしまったのです。
私が怒るとますます喜び、にしゃにしゃゲラゲラ笑い転げます。

そうちゃん・・・。
野菜が大嫌いなのに。なんでヤギのえさは食べられるの?
干草の青くさーい臭いが強烈にしますけど。
結局、小さなかたまりですが、4つは食べたかな。
親的には、「ま、死なんやろ。」という考えですが、周りの目がちょっと・・・。
よその子がでかい声で宣伝するし・・・。
思えば、私も昔奈良に遠足に行って、鹿せんべいどんな味か味見したっけ。
子どもって、そんなもんよね。

結局その後みゆみゆと合流し、お弁当を奪い合うようにして食べたら、よっぽど疲れていたのか、そうちゃんはベビーカーに乗ったままお昼寝。
みゆみゆはモノレールに乗れたのが楽しかったようです。
前半は気乗りしない感じでしたが、最終的には楽しめてた、かな?

また長い道のりを電車で帰宅し、ぐったり。
なぜか眠くないらしい子供達を尻目に、親だけお布団でぐっすりお昼寝しました。

疲れたー。けど、また行きたいナ。