かーちゃんはつらいよ

社会人(就B、生活介護)1年目のそうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)を育てるかーちゃんの雑記。

のんほいパーク

2007年06月17日 11時25分54秒 | みゆみゆとの生活
梅雨とは名ばかりの晴天だった昨日のこと。
「子どもたちを新幹線に乗せてやりたい」という夫の思い付きで、豊橋の『のんほいパーク』へ電車を乗り継いで行って来ました。

最寄り駅で電車を間近に見て、大興奮のそうちゃん、これに乗ったらさぞかし大喜びだろうと思いきや。 降りたがって大暴れ。
電車は「外から見るもの」で、乗るものとは思っていなかったらしい。

なんだかんだあった珍道中でしたが、2時間近くかけてようやく到着。

滞在時間3時間ほどでしたが、緑いっぱい、動物園も遊園地もあるのんほいパークを満喫。
思いがけず友人に会ったりして、楽しい旅になりました。

帰りももちろん電車で、ぐったり疲れましたが、親子4人で電車旅行できたこと、ちょっと自信になりました。
車で出かけるよりも、親子の対話が多かったような気もするし。
また電車でお出かけしたいなー。親はめちゃめちゃ大変だけどね。

個人懇談会

2007年06月15日 21時52分33秒 | みゆみゆとの生活
今日はみゆみゆとそうちゃんの、個人懇談がありました。
一人当たりの持ち時間は、10分!
今まで、みゆみゆは10分で済んだことなどほとんどなかったので、10分で終わる子ってどんなに優秀な子なの?とあこがれでした。

そして。
最初は、そうちゃん。
担任の先生は、若いかわいらしい先生です。
「おうちでの様子を聞かせて下さい。」と言われたので、
「何せ、暴れん坊で、いろいろなものを壊すので大変です。」と訴えたら、
「想像できます。そうちゃん元気ですもんねぇ。」とニコニコ。
優しい先生でよかった。
そうちゃんは、園でも相当破壊しているに違いないのですが、「お友達をたまに噛むこと」以外はおとがめなく、ちょっと一安心でした。
言葉が遅いことは心配してます、と伝えたけど、「この時期は個人差がありますし。」とさらっとスルーされました。

一方みゆみゆ。
ここのところ疲れが出ているのか、家ですごく機嫌が悪くて調子が悪いです、と話しましたが、園では全然変わりなくみんなと楽しく過ごしている、とのこと。
「マイペースでみんなより何をするにもワンテンポ遅れる」ということはあるみたいですが、
特別みゆみゆだけ遅いわけではなく、「遅いグループの一人」といった程度のようです。
「みゆちゃんは絵が上手ですね。絵描きになるといいんじゃないですか?」などと褒めてくれ、私のたまっている育児ストレスも聞いてもらえたので、すっかり気分を良くして帰ってきました。

懇談から帰った後は、近所のお友達と久しぶりの夕方外遊び。
みゆみゆ、大量の雑草をどこからか取ってきて、
「はい、おかーちゃんに『いろくさ』のプレゼントだよ。いろんな草だから、『いろくさ』だよ。」と、私の手にどさっ。
その感性、素敵な個性に育ってくれるといいけどな。

ちなみに今日の懇談会、二人合わせて約40分なり。
順番が最後だったので、どっかり座って余計な話をいっぱいしてしまったような・・・。
しゃべりすぎたかしら?

雨模様

2007年06月14日 22時17分27秒 | みゆみゆとの生活
今日からめでたく(?)梅雨入りだそうで。
まぁ、梅雨もないとね。作物がしっかり育ちませんから。

と思いつつも。じめじめじとじとして、嫌な季節です。
なんだか仕事にも身が入らず、ぼやっとしてしまいます。
子どもも同じような気持ちなのでしょうか。
保育園にお迎えに行くと、何かわがままを言ってかんしゃくを起こし、泣いている子(年少)がいました。
その子のお母さん、困り果てた表情でいろいろ子どもさんに言って、なんとか泣き止ませて家に帰ろうとしていました。

あー、大変そうだなー。
うちも去年は毎日のように行きも帰りも泣かれたわ・・・。

さ、そうちゃん、みゆみゆ、帰るよ!
とみゆみゆをせかすと。
「おかーちゃん おなかいたいよー あるけないよー」とべそをかいている。
なんだ、うちもかよ。

結局みゆみゆの降り出した雨はそのまま「嵐」に変わり。
心配して来てくれた保育士さんにそうちゃんを抱っこしてもらって、
急いでみゆみゆを抱っこして家に帰り、ビデオをつけて、
もう一回そうちゃんを迎えに行きました。
久々に往復したよ。

みゆみゆ、結局は疲れていたようで、晩御飯の後すぐ、7時には寝てしまいました。
明日は機嫌よくみんなで歩いて帰れるかな。
しばらく我が家の雨模様も、続くような悪い予感もするけどね。

続・参観日

2007年06月10日 06時57分06秒 | みゆみゆとの生活
長くなりそうだったので区切りました。

参観日の続き。
長かった粘土遊びがおわり、みゆみゆのクラスはやっと設定遊びへ。

余談ですが、みゆみゆの担任の先生、去年の担任とはカラーが180度違って、かなりおおらかなようで。
んー、良く言えば自由奔放(?)な感じのクラスです。

「じゃぁ、今日はお面作ってもらうけど、その前に歌でも歌おうか。
何がいい?かたつむりにしよっか。」

歌うと聞いて前に出てきて並んだ子:3分の一ほど
自分の椅子の前でそのまま立ち、歌う姿勢をとった子:3分の一ほど
まだ遊んでたり他の子とけんかしてる子(指示を聞いていない):3分の一ほど
床にハイハイの姿勢を取り「かたつむり」になっている子:みゆみゆ

という子供達それぞれの姿を、直すでも突っ込むでもなく、歌が始まる。
いいのか・・・
オルガンが始まると、みんなちゃんと歌ってましたけどね。

歌が終わると次は「わん・にゃん・ぶー」のお面作り。
みゆみゆはぶたのお面を作っていました。
絵が完成した子から、先生の前に並んで後ろのひもとゴムをつけてもらいます。

最後はいよいよ集団遊び、「わん・にゃん・ぶー」です。
早い話がフルーツバスケットと同じルール。
先生が「わん にゃー」と言うと、犬の子とネコの子が席を立ち、開いている椅子を探します。

みゆみゆ、2歳児の時の椅子取りゲームでは「べんじょ」ばっかりでしたが、要領がよくなったのか、今回は結構すばやく座れていました。

それにしてもこの「わんにゃんぶー」、面白かった。
「わん」と言ってるのになぜか「にゃー」の子が残ってたり。
あまり年中くらいだと競争心もないのか、割とダラダラやっていて、緊張感皆無。
結局3回アウトだった子が、罰ゲームに歌を歌うことになったのですが・・。
「何を歌う?」
「ゲゲゲの鬼太郎」 
え?童謡とかじゃなく、その選択?と思いましたが、この歌が最高でした。

 ♪げぇ、げぇ、げげげのげぇ~
  よるーは はだかで うんどうか~い 

「ギャーッ ハッハッハッハッ」
笑い転げて椅子から落ちかける子供達。
つられて笑う保護者。
ほんとにおかしくて、久々に涙流して笑いました。
歌が本当に上手だったし、シチュエーションもおかしくて。

そして、悪乗り(?)したわけではなく、単に思い付きだとは思いますが、先生、
「もうお母さん達も疲れたし、せっかくだからみんな一人づつ歌ってもらおうかな。はい、隣の○○くん。」
 ♪げ、げ、げげげのげぇ~
お約束のようにまた鬼太郎。
そして、初めて聞いたかのように笑い転げて椅子から落ちる子供達。
それを見て涙を流す保護者。(笑いすぎ)

その後、みゆみゆはトトロの「さんぽ」を歌い、他の子たちも「アバレンジャー」や「プリキュア5」などを歌い、そうこうしているうちに給食タイムに。

っていうか、保育参観、これでいいのか?!
いつもこんな感じなの?もしかして。先生!!
めちゃめちゃ笑わせてもらったけど!!

参観日

2007年06月10日 06時18分30秒 | みゆみゆとの生活
わお。6月一回も書いてなかった。
覗いてくれている方、すみません。

今朝は雷の音で5時台に目が覚めました。
大気が不安定ですね。
おかげでパソコン開ける暇ができました。感謝。

先日、結婚記念日(5周年!)の日に、みゆみゆとそうちゃんの保育参観がありました。
基本的に乳児組(そうちゃん)は、親が張り付けで、参観と言うよりは「親子で保育体験」のようになります。
二つの教室を行き来するのは大変だなー、と思っていたら、夫が仕事を休んでくれて、
ひとまず「みゆみゆはかーちゃん」「そうちゃんはとーちゃん」が係となることにしました。

朝一は、いつも園庭でみんな並んで体操。
お、みゆみゆがいつも家でやっている「動物体操」が始まった!
・・・途端に大粒の雨が!!

すかさず園長の声がマイクに響く。
「大変です!大変です!みなさん、雨です。中へ入ってください!!」
「キャー!」(園児達)
ムム。避難訓練のようだ。

それぞれの部屋に入ると、先生が「それじゃ、まぁ、粘土でもしよっか。」
あきらかにノープラン。粘土は始まったものの「好きなもの作っていいよー。」と野放し状態の子供達。
みゆみゆは、何を作ったかと言うと・・・
「おにくのはいった おだんごだよー」と、ひたすら丸いもの。
近くにいたお友達は細長く延ばしたものを顔の近くにぶら下げ、なんと
「はなぢ つくったよ」 芸術万歳。まさか粘土で液体を作るとは。

だらだらと粘土遊びは続き、退屈になってきたので、そうちゃんの様子を見に行くことにしました。
「みゆみゆ、ちょっとそうちゃんの様子見てくるから待ってて。おとうちゃんと代わるね。」
「えー。いやだー。みーちゃんもそうちゃんのようすをみにいくよ。」
「だめ。ここにいなさい。」
振り切って乳児クラスへ。
そうちゃんは父ちゃんにべったり引っ付いて、周りの様子を観察中でした。
「ちょっとおかーちゃんと代わるよ」と言った途端、大泣きで父ちゃんに追いすがりましたが、とりあえず交替。
すぐに泣き止んだけどね。

さて、つぎは乳児組さんでそうちゃんと遊ぶぞ。
と思っていたら。
あっという間に帰ってきた父ちゃん。
「みゆみゆに泣かれたよー。お母ちゃんがいいんだってさ。廊下で先生と待ってるから早く行ってあげて。」
残念そう。そして悔しそう。
でも、帰ってきた父ちゃんに、そうちゃんはニッコニコでした。
やっぱりそうちゃんは父さんが好きみたい。

みゆみゆはおかーちゃん
そうちゃんはおとーちゃん

しばらくこの図式は続きそうです。