かーちゃんはつらいよ

社会人(就B、生活介護)1年目のそうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)を育てるかーちゃんの雑記。

ドクター直電

2024年04月30日 22時50分50秒 | みゆみゆとの生活
急きょ、グループホームにてサービス担当者会議が開かれました。
そうちゃんの脱走対策、それから支援の方法について話し合うため。
急にも関わらず駆けつけてくれた各所の皆さまに心から感謝を。
これまでの経緯を話し、それぞれの場所での様子を報告して、最後には具体的なことをいくつか決めた。
とても濃い会議となりました。
終了後はみんなでそうちゃんのお部屋を見に行って、あれこれ工夫について話した。

これだけの人が支えてくれている安堵感と、
息子のこれまでにない不安定さがいつまで続くかわからない不安感、
それから、いずれ誰も助けてくれない日が来るのではないかという恐怖、
それより何より、本人がどんなに辛い状況にあるかを想像しては、親としての苦悩に苛まれ。
フワフワ鬱々した気分でホームを後にした。

暗雲の中にいるような気分の午後、入院中の病院の主治医から直接電話が。
「今回は大変でしたねー。」
「入院は2週間とします。」
「薬の調整をしますね。」
「保護室では、歌とか歌いながら落ち着いて過ごしてますよ。」
立て続けに報告があった。
ドクターの声がとても明るかったから、光が射したような気分になったよ。

電話を切ってから少し仕事して、夕方は病院へ手続きと荷物を渡しに行った。
あと、精神科の医療保護入院なので、ケースワーカーさんと面会。
「今回は大変でしたねー。」
ドクターと同じ口調で笑えた。
病院に入院する人って大体は「大変」だから、彼らにとっては一種の日常なのかもしれない。
そう思うだけで少し肩の荷が軽くなる。私だけじゃないんだって思える。

病棟でそうちゃんの荷物を看護師さんに渡して、あちこち電話で報告したら、なんだかうっすら霧が晴れたような気持ちになって。
帰り道、揚げ物食べたーい!が頭の大半を占めた結果、

晩ごはんは、「レンコン肉巻きフライ」と「バターたっぷりポテトサラダ」になりましたとさ。

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