大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

イル・ポーベロ・ディアボロ(魚介&旬菜オンリーのイタリアン/木津市場)

2014年10月25日 22時36分20秒 | イタリアン
 難波より一駅南に木津卸市場があり、その奥、左隣の阪神高速高架下に2013年10月にグランド・オープンニングしたのが、『イル・ポーベロ・ディアボロ』です。9品、魚介&野菜のみ、肉なしのコース(7,500円)のみの提供となっています。『イル・ポーベル・ディアボロ』は、日本語にすると『かわいそうな悪魔』という意味だそうです。
 
 入り口はビニール・シートなので、カジュアルなトラットリアなのかと思ったりするんですが、一歩店内に入ると、外観とはうって変わった雰囲気が迎えてくれます。
 
 シェフが若いのでビックリしたんですが、28歳。イタリアのIl Pvero Diavoloで修行されたそうで、いわば暖簾分けを受けた感じです。


 先ずはグリッシーニが出されるんですが、軽い感じなんですが、チーズの香がしっかりと感じられます。




 先ずは一品目なんですが、きはだです。よく見えないと思いますが、ソースはブロッコリです。最中なはレアな感じで、火の通った表面と、生の内側の二段構えの食感が楽しめます。



 
 二品目ですが、かますです。左端にあるのが茄子です。こちらも、表面を軽く炙った感じで、内側は生です。マッシュルームに隠れてよく見えないんですが、中央の緑色のものがソースです。ソースについては、秘密だそうで、食べる前は説明してくれません。食べた後で聞けば教えてくれるみたいです。




 三品目ですが、白貝とほうれん草です。これまでの魚とは代わって、こりこりした貝の食感がこれまでのコントラストでいい感じです。



 
 四品目ですが、甘エビとカボチャです。奥に見えるのがカボチャのペースト、手前に見えるのが、これでもかと薄くスライスしたカボチャです。揚げてあるのは甘エビの頭です。ソースは酸味の感じられるもので、この日の料理の中では感激した一品です。




 五品目は、筋子と大根です。これもけっこう感激した一品で、イメージとしてはからすみ&大根じゃないかと思います。要は酒のアテと言うことなんですが、ワインが進みます。筋子って、特にワインとは合わせにくい気がするんですが、そんな違和感はなかったです。



 
 六品目ですが、鱈の白子と蓮根。ちらりと見えているのはムカゴです。シェフによると、和食を意識したイタリアンをイメージしているということです。酒の方も、日本酒を合わせてみたかったりするんですが、そこはこだわりなのか日本酒は置かれていないようです。



 
 七品目はパスタです。画像では解らないんですが、パスタはスパゲッティよりも太い目です。マンチーニですかね。当然、ソースもそれなりに濃厚なものを合わせてくるはずなんですが、見た目はそれほどではなさそうです。ところが食べてみればビックリの濃厚味で、ワタリガニの味が炸裂します。メンソールは、パスタがそれほど好きではないというか、あまり美味しいと感じることがないんですが、これは素晴らしくセクシーです。



 
 八品目。メインの穴子、添えてあるのはサツマイモです。ワインは赤をオーダーして、コース前半では白の方が良かったかなと思ったんですが、後半は、赤で合わせて良かったという感じ。コース自体が巨大で緩やかなクレッシェンドな感じで、後半に従って徐々に徐々に盛り上げていく感じが素晴らしいです。飲兵衛としては、四人くらい出来て、白一本、赤一本にでやりたい気はします。前半は泡でもいいですが…。




 九品目。冷菓です。残念ですが、感激しました以外の言葉がありません。



 
 十品目。ドルチェです。あれっ、コースって九品じゃなかったっけ?。それはともかく、このドルチェにもひとつ仕掛けがしてあって、楽しいです。詳細は話せませんので、説明も中途半場ですが…。



 
 コースの前半、と言うか大半は前菜で構成されていて、後半で一気に、パスタ、メインとなだれ込む感じではあるんですが、コース全体を通して、ゆっくりとゆっくりと盛り上げていってくれます。料理については、素材名のみが伝えられてソースの説明はありません。食べた後なら教えてもらえますが…。ココナッツミルクが使われていたり、鰹だしが使われていたりで、食べ慣れたイタリアンと一線を画しているところもあるし、日本酒がほしくなったりするんですが、やっぱりワインがいいのかなと思わせてくれるところはさすがだと思います。ワインの価格帯がリーズナブルなので、やろうと思えば、赤白に本のみが出来るのが嬉しいところです。飲兵衛を連れて行かないと叶いませんが…。
 
 個人的には、ドルチェが旨いです。これだけ食べに来たいくらい…。
 


(店  名) イル・ポーベロ・ディアヴォロ
(ジャンル) イタリアン(魚介&旬菜))
(所 在 地) 大阪市浪速区敷津東2-2-1  317号
(電  話) 050-5872-8907(予約専用)、06-4395-5150(問合専用)
(営業時間) 18:00-22:00
(定 休 日) 水曜日
(席  数) カウンター8席。テーブル12席。
(カ ー ド) 可(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Dinners)
(予  算) 7,500円コースのみ
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三十四代目圓蔵(熊本産馬肉&地鶏(天草大王)/桜川)

2014年10月19日 21時20分46秒 | 
 熊本産の馬肉と地鶏(天草大王)、大阪産のワインにこだわった店を見つけたので行ってきました。
 
 メインメニューは、馬肉&地鶏なんですが、10月から03月までは冬の陣と称してすき焼きと、鍋物のみになります。今回は、馬鍋をオーダーしてみました。04月から09月までは、夏の陣と称して、焼き物メニューが出されます。
 
 
 先ずは、突き出しですが、生ひじきだそうです。




 馬鍋をオーダーしたとは言いつつ、天草大王も気になるところだし、珍しい白子があったので、これをオーダーしました。



 
 もちろん馬肉の刺身(五種盛り)も忘れずに…。




 大将から、馬レバーの刺身があるとお勧めがあったので、そちらもオーダーしました。



 
 さて、こちらが用意された鍋です。テーブルには柚子胡椒が用意されているので、ダシを手元の皿に取り、柚子胡椒を溶いていただきます。別途、ポン酢も出していただいたんですが、ポン酢よりは、馬肉や野菜の味がしっかりと感じ取れる、ダシ&柚子胡椒で食べる方が良いです。一味も用意されていますが、韓国産だそうです。




 こちらが用意される馬肉。



 
 この肉は生でも食べることが出来るので、しゃぶしゃぶな感じで軽く泳がせるだけで、美味しくいただくことが出来ます。



 
 肉を食べ尽くしましたので、やっぱり天草大王も食べたいということで、追加の肉は天草大王と、野菜セットにしました。



 
 〆は、饂飩にするかラーメンにするか迷ったので、大将に下駄を預けたところ、饂飩がおすすめだとのことでしたので、饂飩にしました。若干太い目で短い目の饂飩で、腰がなさそうでありそうと言う不思議な食感です。ただ、ダシには凄く合います。



 
 アルコール系は、最初の一杯はビール、次は大阪は柏原氏にあるひめひこワイナリーの『隆 -Ryu-(4,300円)』にしましたが、あっという間に空になってしまったので、日本酒をオーダーしました。誉富士の無濾過の生(650円)で、ワイングラスで供してくれます。これがまた旨かったので、追加でコウネをオーダーしてしまいました。




 
 ちなみに店名の圓蔵なんですが、フェラーリの創始者であるエンツォ・フェラーリ(Enzo Ferrari)から来ているそうです。フェラーリのエンブレムは跳ね馬なので、馬肉を扱う店に合っていると思ったそうです。で、Enzoはイタリア語読みすると『エンツォ』なんですがローマ字読みすると『エンゾー』なので、店名が『圓蔵』となったようです。三十四代目がどこから来ているのかは聞き忘れました。

(店  名) 三十四代目圓蔵
(ジャンル) 馬肉料理、鶏肉料理
(所 在 地) 大阪市浪速区幸町2-3-37 グランピア西道頓一階
(電  話) 050-5570-5187(予約専用)、06-6568-1134(問合専用)
(営業時間) 17:30-24:00(月、水~土)、17:30-23:00(日祝)
      肉がなくなり次第終了
(定 休 日) 火曜日
(カ ー ド) 可(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Dinners)
(予  算) 5,000円くらい
(席  数) カウンター8、テーブル22、個室8
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旬・田なべ(割烹、居酒屋/香里園)

2014年10月13日 16時15分38秒 | ジャパニーズ
 京阪沿線にも、行きたい店は沢山あるのと、それなりに関わりのあるエリアではあるので、行動を起こしたい思いは多分にあるんですが、なかなか実行できていないのが正直なところです。と言うこともあって、本日は香里園にある割烹にお邪魔しました。
 
 割烹だけで、居酒屋のような使いやすい店にしたいというのが亭主の思いらしいです。メンソールは、予約を入れたときに、コース料理をオーダーしたんですが、割烹というのは本来、亭主との会話の中から、何を食べるかを決めていくものなので、次回、行く機会があれば、コースではなくアラカルトで攻めてみたいと思ったりはします。当日は、他に二組の客がいたんですが、でもやっぱり、コース料理をオーダーした方が良いものが食べられるんじゃないかなと思ったりはしました。
 
 先ずは前菜なんですが、左上はブロッコリをあしらった卵豆腐。右上は、冬瓜と鶏のそぼろ、右下は人参を使ったムースだそうです。左下は秋刀魚。上手く山椒をきかせてあるような感じです。




 次が造り盛り合わせなんですが、タコが珍しいです。いずれも新鮮で、もう少し寝かせた方が味が出るんじゃないと思ったりしました。左上に添えてあるのは大葉の入った酢飯です。腹を空かしてくる人がいるから、あるいは造りばかりだと飽きるからと言うことで、好みでにぎり寿司のようにして食べてくださいという亭主の配慮です。確かに酒飲みは、最後の最後まで飯は要らなかったりしますが、飲まない人もいるわけで、こうした目の配り方には温かいものを感じたりします。



 
 続いてが椀物なんですが、牡蠣と生麩です。吸い口と合わせてもやわらかな良い味、良い香りです。下記は揚げてあるようで、当たり前ですが食感が、生ともフライとも違う。本当に一瞬の儚い夢のように、パリッとした歯ごたえを残しつつ、ふわりと消えてしまいました。間隙の一瞬でした。



 
 煮物は蟹餡かけです。和食としては定番の料理のように見えて、舐めてかかりそうになるんですが、なかなか手が込んでいて、唸らせてくれます。旨いです。すでにこの時点で、日本酒を三合程度飲んでいるので、何に感激したかは忘れてしまいましたが…。猪口がグラス製の珍しいもので、一気飲みしてしまいそうになるのが難点ではあります。口の広い猪口の方が、いろいろな味わいを感じることが出来ますし、日本酒というのは意外と強い酒なので、いわゆる猪口に一杯分くらいずつを、チビチビと飲むのが飲み手の身体にも良いという先人の知恵なんじゃないかと最近思うようになりました。



 
 続いてが強肴です。強肴と言っていいのか悩むほどの豪華な皿ではありますが…。左手の天ぷらは蟹です。写っていませんが、抹茶塩が添えられています。その隣が白子です。白子のダシがまた美味しくて、こっそり残しておいて、最後の飯物にちょいと垂らして食べてみたくなるほどです。茗荷のしたが秋刀魚なんですが、前菜の秋刀魚と同じ香りがするのがちょっと残念なところでした。




 飯物は、土鍋で炊きあげてくれる穴子御飯です。添えられるのは香物と、味噌汁です。ここまでで、かなりのボリュームですので、とても食べきることは出来ませんでしたので、残った分は持ち帰れるようにしてもらいました。



 
 ラストは蕨餅です。お茶も、飯時のものと蕨餅の時では変えてくれます。





 今回、5,000円のコース(九品)をお願いしたんですが、ボリューム的には苦しいくらい満腹になります。日本酒も、全部で七合くらい飲んだので、女将には呆れられて様な気が…。コースには、5,000円以外にも3,500円、8,000円くらい、10,000万円くらいのものが用意されているようなので、予算に応じて楽しめそうです。個人的には、亭主との会話を楽しみながら、何をオーダーするかを決めていきたい気はするんですが、この細やかさからすると、やはりコースを予約した方が良いのかもしれんと思ったりはします。なお、コース料理は2日以上前の予約が必要です。



(店  名) 旬・田なべ
(ジャンル) 和食
(所 在 地) 大阪府寝屋川市香里園本町通1-8
(電  話) 072-833-2010
(営業時間) 11:30-14:00、17:30-22:00
(定 休 日) 水曜日
(座  席) カウンタ6、テーブル8
(予  算) 6,000円/人
(予  約) ベター
(カ ー ド) 不可
(駐 車 場) 二台分
(ウ ェ ブ) https://www.facebook.com/shun.tanabe.nihon
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ROKUDAI(シチリア系イタリアン/森ノ宮)

2014年10月07日 10時15分38秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 食後に、バーに移動して食後酒を楽しむというのはよくやるんですが、食事ではしごするというのは滅多とやりません。若い頃はカレーばかり二店舗とか、餃子ばかり四店舗とかやったことはあるんですが、もともと胃の容量がそれほど大きくはないと思われるので、最近はほとんどやらなくなってたんですが、久々にやってしまいました。

 二件目ですので、それほど食べてません。ワインを飲むのがメインで、それに合わせて料理を二品ほどオーダーした感じになってます。

 一品目が、ジャガイモのニョッキとカッテージチーズです。メンソールが一人で行ってたら、まずオーダーしない料理です。なので、何人かで食べに行くメリットってこれじゃないかなと思っています。




 二品目はメンソールのオーダーなんですが、ウサギ肉のスティンピラータです。この店はシチリア料理店なんですが、シチリアにあるモディカという街の郷土料理だそうで、ウサギ肉をにんじんやタマネギ、ジャガイモなどで甘酸っぱく蒸し煮にしたものだそうです。中華料理でよく出てくる甘酢料理に似ていますが、スティンピラータの方が酸味も甘みも控えめで、その分、素朴な味わいがあります。




 ウサギ肉は、淡泊な味わいなので、しっかりとしたソースと合わせるのが良いと思っているんですが、甘酢鶏と似たところがあって、中国とイタリアって離れているのに面白いなと思ったりしました。

 
 ということで、四度目の訪問でした。


(店  名) ROKUDAI(TRATTORIA ROKUDAI)
(ジャンル) イタリアン(シチリア系)
(所 在 地) 大阪市東成区中道2-4-7
(電  話) 06-6976-5855
(営業時間) 16:00-25:00(火~金)、12:00-14:00、18:00-23:00(土日)
(定 休 日) 月曜日
(席  数) カウンター4、テーブル8


(参考)
ROKUDAI(シチリア系イタリアン/森ノ宮)
ROKUDAI(シチリア系イタリアン/森ノ宮)
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Averla(アベルラ)(イタリアン/谷町四丁目)

2014年10月06日 18時51分16秒 | 独り言
 お誘いを受けたので行ってきました。(^_^)v。

 先ずは、前菜盛り合わせです。なかなか面白くて、前菜盛り合わせ(A)、前菜盛り合わせ(B)という二つのメニューがあり、その両方が食べられる前菜盛り合わせ(A&B)もあったりするします。メンソールは前菜盛り合わせ(A&B)をオーダーしました。メンソールは、何を食べるかを決める際に、メインから先に決める訳なんですが、メインが決まり、パスタは一皿にすると言うことが決まったので、前菜盛り合わせのボリュームを上げてみたというところです。




 パスタですが、ショート系はないようです。で、選んだのはワタリガニを使ったトマト&クリームソースにしました。




 メインは小鴨です。これは良かったです。肉はジューシーで、ワインがよく進みました。



 
 ドルチェですがカタラーナです。スペインのカタルーニャ地方と何か関連があるのかと思ったんですが、関連はあるようで、スペイン語ではクレマ・カタラーナと言うらしいです。ただ、クレーム・ブリュレの起源を主張する地域は沢山あるようですが…。アイスクリームのような口溶けの濃厚な焼きプリンと、香ばしく焦がしたキャラメルのほろ苦さが素敵でした。



 
 
 前菜からドルチェまでの四品に、コーヒーと、5,000円台のワインで、16,000円程度だったと思うので、ちょいとCPは低いかなという感じです。次回、行くことがあれば、ワインと、メインとドルチェだけオーダーすると思います。

 カウンターに常連と思われる客が座ったんですが、マダムはその常連客に係りっきり。係りっきりでも視線が均等に振られてればいいんですが、こちらに背を向けているようではダメでしょう。むしろ、シェフの方が視線が広くて、手前にいるマダムよりも先に、遠くにいるシェフが気がつくくらい…。


(店  名) Averla(アヴェルラ)
(ジャンル) イタリアン
(所 在 地) 大阪市中央区泉町2-1-14
(電  話) 06-6949-0313
(営業時間) 11:30-14:00、18:00-22:00
(定 休 日) 火曜日。日曜日はランチタイム営業なし
(席  数) カウンター6席くらい。テーブル10席くらい
(カ ー ド) 可(JCV、AMEX、VISA)
(予  算) 3,500-5,000円(ディナー)
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郷音(鳥取郷土料理&鳥取の地酒/北浜)

2014年10月05日 12時24分43秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 以前は別の場所に有ったらしいんですが、北浜駅のすぐ近く、大川のほとり、地上10階にある鳥取の料理、地酒を中心とした居酒屋です。夜景が綺麗ので、デートにも使えると思います。もちろん、軽い接待にも…。
 
 確か、かおり姉さんに教えてもらったと思う。半年くらい前に…。ただ、かおり姉さんとは食のテイストが合わないと感じているので、教えてもらってもその店に行くことはほとんどない。それでもなぜか気にはなっていた店で、行ってみて良かった思う。
 
 先ずは、造り盛り合わせです。見慣れた風景ではあるんですが、手前中央にあるのが紅烏賊です。烏賊独特の歯ごたえ、舌触りを予想して食べたんですが、どちらもあっさりと裏切られました。言いようのないネットリ感と甘味を口の中に残し、綿菓子のように消えてなくなりました。正直なところ、他の切り身はいいので、紅烏賊だけ永遠に食べていたいような感じです。




 今回は、大人数なんですが、遅刻が確定している人が何人かいるので、先に到着したというか定刻に到着した人たちだけで珍味の三種盛りです。左は説明しなくていいと思います。中央は二種類の以下のぬか漬け、右は鳥取で取れたらっきょです。先ほどの紅烏賊といい、こちらのぬか漬けといい、鳥取県は烏賊がよくあがるんでしょうか?。




 続いてなんですが、豆腐ちくわです。豆腐で作られたちくわと言うことではなく、ちくわの原料に、蛋白源として豆腐を混ぜて作るらしいです。豆腐を混ぜることによって、ちくわとしての味が薄くなるんじゃないかと思ったりするんですが、独特の味わいがあって楽しかったりします。画像では、奥の二本が豆腐ちくわ、手前一本がアゴちくわです。




 ざる豆腐です。豆腐はなかなか食べる機会がないんですが、やはり大豆の味と香りが漂う豆腐はいいなと思ってしまいます。ダシ醤油が添えられるんですが、なぜか単体で食べるよりもダシ醤油を数滴たらして食べた方が、味の広がりを感じたりします。



 
 するめいかの姿焼きです。奥に灰皿とかビールグラスとかを写し込んでおきましたので、そのサイズを感じてください。上にかけられているのはキモダレです。烏賊そのものだけでも十分味わえるんですが、キモダレを使えば、また別の世界に誘ってくれます。キモダレは、上品に仕上げられていて、苦みはそれほどありません。旨味だけが残っている感じです。



 
 焼き鯖です。残念ながら、メンソールの口にはほとんど入りませんでした。



 
 鶏カツの大根おろしソースです。メンソール的には、よく出くわすチキンカツの味です。下味が、しっかり付けてあります。



 
 長芋のから揚げです。




 〆はののこめし。関西で言うおいなりのような形をしていますが、味は少し違います。



 
 
 例によって、よく飲んで、よく食べました。予想よりはちょいと安かったかなと言う感覚です。もうちょっとメニューの幅がほしいかなとは思ったりはしました。とは言いつつ、1回、2回訪問した程度で食べ尽くせるものではないので、複数回かよって、鳥取県の味を


(店  名) 郷音(さとね)
(ジャンル) 鳥取県郷土料理
(所 在 地) 大阪市中央気北浜1-1-28
(電  話) 06-6226-1189
(営業時間) 11:15-14:00、17:00-23:00
(定 休 日) 日祝
(カ ー ド) 可(JCB、AMEX)
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