大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

メー・トンロー(タイ料理/十三)

2012年03月23日 11時47分54秒 | エスニック
 少し遠出をしたこともあって、何となく自炊するのが面倒くさく感じられたので、阪急電車の十三で降りて、飲み屋街を歩いてみました。立ち飲みの沖縄料理店は以前から気になっていたので、そちらを目指したんですが、その手前にあるタイ料理店の看板を見つけてしまったので、そちらに吸い込まれてしまいました。
 
 日本語が通じないと言うことはないだろうとは思ったんですけど、万一の場合でもヤムンセンと(春雨サラダ)とガイ・ヤーン(タイ風焼き鳥)、あとはシンハー(タイビール)くらいの単語を知っていれば何とかなるだろう。ダメな場合でもトニー・ジャーとかジージャ・ヤーニン・ウサミタナンと言っておけば大丈夫だろうと覚悟を決めて入店しました。
 
 入るといきなり、「タイ料理を食べたことがありますか?」と日本語で聞かれたので、とりあえず意思疎通の問題はないと安心して、「ヤムンセン(春雨サラダ)やゲーン・ペッ(赤色のカレー)なんかをよく食べる」と答えました。で、「辛くても大丈夫だ」とも伝えました。
 
 まずはシンハーをオーダーして、豚肉とハーブの激辛炒めをオーダー。一口目はあまり辛く感じないんですが、徐々に辛くなってきます。というか痛くなってきます。スパイスによる辛さというのは、実は味覚ではなくて舌や口内の痛覚が反応しているものを味覚として錯覚しているわけです。最近は激辛のカレー店などではハバネロを使うみたいなんですが、ハバネロとは異なる辛さが感じられて面白かったです。



 
 二皿目はクン・チェー・ナンムラーという料理を勧められたのでオーダーしてみました。いけ車エビの冷製ピリ辛ソースがけと言った料理です。ナンプラーにレモンの絞り汁、プッキリーヌ(唐辛子)、パクチー(香菜)なんかで作ったソースをかける訳なんですが、ナンプラーが苦手な人はまずダメです。ナンプラーに代えて、薄口醤油とダシにすると和風に近づくのでいけると思いますが…。




 三皿目もお勧めのホイトーという料理。これは牡蠣入りの薄焼き卵焼きで、屋台料理だそうです。いか焼きのようでもあるんですが、周辺場パリパリに仕上げられているので、いか焼きとは食感が違います。個人的には、あまり好みの味ではなかったです。



 
 さて、三皿目と四皿目はネム(生ソーセージ)、サイトワ(ソーセージ)にしました。ドリンクの方もビールからメコンに…。ネムはネームという発音する場合もあるみたいですが、元々日本語にない発音を日本語の文字を使って表現すること自体が無理なことで、ここではこの店で使われている表記を使っています。


ネム(生ソーセージ)


サイトワ(ソーセージ)


 メンソールは、ヤムンセンなどをカオニャオ(蒸し餅米)とともに食べるのが好きだったりするんですが、ネムやサイトワのような酒のアテ的な料理も旨いと言うことを再認識させられました。ネムはそれほど珍しい料理ではないんですけど、ナンプラーとか香菜とかが苦手な人が多いので、結局、タイ料理やベトナム料理、ラオス料理、カンボジア料理はメンソールが一人で行くことが多いので、白飯&おかず的なメニュー構成になってしまって、酒のアテ的メニューはなかなか食べる機会がないので、そのおいしさを忘れてしまっていたという感じですね。

 スモールサイズの店で、カウンターのみ12席くらい。キッチンも狭いので、それほどメニューは多くないですけど、本場の味に近いものが食べられるのはうれしい限りです。個人的には、もっとパクチー(香菜)の量を増やしてほしかったりするですけど、入手が難しい、あるいは高いんでしょうか?。ポーションは少なめですがその分、値段の方もリーズナブルです。



(店  名) メー・トンロー
(ジャンル) タイ料理
(所 在 地) 大阪市淀川区十三元今里2-12-25
(電  話) 06-6308-5577
(営業時間) ?
(定 休 日) ?
(カ ー ド) ?
(席  数) カウンター12席
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ざぶとん(たまに蛋白質を補給したくなることがあるので…)

2012年03月18日 22時17分31秒 | 独り言
 元々メンソールは肉食系で、炭水化物系の食事はあまり取らないです。実際のところ、白飯というのは日本人にとっては炭水化物の補給と共に植物繊維の補給という意味があったりするので、白飯抜きの食事を続けていると便秘っぽくなったりはするので、それなりには白飯も食べてますが…。

 とにかく、炭水化物はいらん。蛋白質だけを補給したいと思うことがたまにあって、そういうときは白肉系をオーダーするんですが、この日はどうしたわけか脂身を食べてみたくなったので、店のおすすめの座布団をオーダーしてみました。肩ロースの中でも緻密にサシが入ったところで、ざぶとんとも呼ばれるようです。



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ライ・ウィスキー(数式めいたラベルに反応してしまった)

2012年03月18日 22時14分04秒 | 独り言
 科学者としては、つい、オーダーしてしまいました。方程式とか数式には延髄反射してしまうので…。





 ジムビームと同じ醸造所だそうです。で、『ライ』と読みます。ライ・ウィスキーですね。
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ラ・パリーナ(トスカーナ郷土料理/中崎町)

2012年03月12日 11時00分51秒 | イタリアン
 『あまから手帳』出紹介されていたり『HANAKO』ではイタリアンの準グランプリに選ばれていたりするんですけど、食べログでの評価が非常に悪いという面白い店です。なのであえて出向いてみました。現場主義ですかね。
 
 狭い扉から入ると、一階に客席があり、二階にキッチンがあり、三階にも客席があるといった感じです。どうしてこんなややこしい造りにしたのかなんですが、この店は以前は『SAI'z(SAI'sかも)』というバーでした。で、二階にメインカウンターがあり、三階はラウンジっぽい造りになっていました。なので、そのまま買い取って、そのままの構造で使ってるんだろうと思います。逆に、キッチンと客席を同じ階に作れるような広いフロアではないです。この構造は必然でしょう。
 
 さて、テーブルに案内される訳なんですが、テーブルにはカードが置かれていて、カトラリーは一組を最後まで使ってほしい旨が書かれています。エコを目指している訳なんですが、トラットリアですから珍しいことではないでしょう。
 
 オーダーは二階で行い、料理は一階か三階のテーブルで待つということになる訳なんですが、オーダーのために移動するというのがそんなに面倒なことなんでしょうか?。メンソールは、こうしたシステムを何度か経験しているので、なんの違和感もなかったんですが…。
 
 ビールやミネラルウォーターは自分で冷蔵から出しても良し、ワインも自分で選んで抜栓して良しということになってます。分からなければ内線を使って二階と相談をすることも出来ます。それほど面倒くさいこととは感じないんですが、これをサービスが悪いと感じることがあるんでしょうか?。メンソールにはよく分からないところではあります。もちろん、サービス担当がいる場合はテーブルに呼べば、丁寧に説明してくれます。要は、システムの問題であってサービスの問題じゃないと思います。

 メンソールが行ったときには、フロア担当が二名もいて、メンソールが立ち上がったのは一回きりだったんですけど、他のテーブルの人たちはすべてフロア担当が対応していましたので、ひょっとすると方針を変えたのかもしれません。人件費を出来るだけ押さえて、それらを材料費に回したいというのが、もともとのシェフの意向のようなんですが…。
 

 さて、一皿目は前菜の盛り合わせ。魚介類を使った物が多かったのは意外でした。




 二皿目はニョッキ。茸とクリームソースなんですけど、茸の方はかなり細かく刻まれていて、歯ごたえよりは香りを楽しむという感じ。チーズはしっかりときいていて、ニョッキの淡泊さとチーズの濃厚さがコントラストを作ってくれています。対して、クリームは若干軽い目なので、こってり&もったりが好きなメンソールとしては、残念だったりしました。このあたりは個人の好みなんですが…。




 続いては魚料理。鯛でした。次の肉料理もそうなんですけど、チーズ、オリーブオイルを使ったシンプルで大胆なトスカーナ料理ですね。




 肉料理は、自家製ソーセージと豆のソテーです。書き忘れてましたけど、トスカーナ料理といえば豆を使った料理が有名ですね。塩は良く効かせてあるんですけど、若干控えめだったように思います。ボリュームが多い目なので、かなり満腹になっていたので、塩分控えめはうれしかったです。




 コストパフォーマンスが良いというか、一皿のボリュームが多いので、アラカルトでオーダーするときは注意した方が良いと思います。今回のメンソールは、前菜、パスタ、魚料理、肉料理でしたけど、これだとかなり苦しいです。実際のところ、チーズ好きでドルチェ好きのメンソールがドルチェが食べられませんでしたので…。


 


(店  名) アンティカ・トラットリア・ラ・パリーナ
(ジャンル) イタリアン
(所 在 地) 大阪市北区中崎西2-4-35
(電  話) 06-6359-0171
(営業時間) 18:00-22:30
(定 休 日) 月曜日
(そ の 他) 予約ベター
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