大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

平蔵(立ち食い&立ち飲み系居酒屋/天一)

2008年04月19日 21時01分40秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 天神橋商店街の南端、アーケードがなくなってしばらく行った所にできた立ち食い&立ち飲み居酒屋。売り物は焼酎ととクジラ料理らしい。

 メンソールは、麦焼酎を飲みながら、クジラ料理は八種類くらいあったんだけど、鹿の子と皮をオーダー。あと、ユッケとか、おばけとかコロとか竜田とか、あるいは赤貝と合わせたりした料理があった。全品制覇したいくらい。

 串カツがなんと100円しない。他には西成ホルモン(大皿料理)とか、ラムで作ったつくねのねぎまとかをオーダー。それに合わせて、麦焼酎をロックで、米焼酎をストレートで飲んで、久しぶりにタンパク質重視の食事ができたという感じ。


(店  名) 平蔵
(ジャンル) 立ち飲み系居酒屋
(所 在 地) 大阪市北区てんじんばし1-11-3
(電  話) 06-6354-3545
(営業時間) ?
(定 休 日) ?



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Cerchio(南久宝寺)

2008年04月13日 12時13分23秒 | イタリアン
 『メッツォ』出身の三好シェフの店。『メッツォ』と言えば、鮮魚と炭火焼きのイタリアン。当然、目当てにして行ったのは、炭火焼きの肉料理。

 今回は、アラカルトで行くことを決める。で、メンソールはメニューをメインからさかのぼって決めていくので、最初に決まったのがビゴール豚。黒豚なので、ビゴール・ノワールとも言うらしい。イベリコ豚の原種という風な説明をされてたけど、メンソールの記憶では、ピレネー山脈に生息していた黒豚が、スペイン側に降りたものがイベリコ豚、フランス側に降りたものがビゴール豚だったと思う。パスタはパッケリ。前菜をリードボー&タケノコとした。

 さて、最初に出されたのは、アミューズ。最近はアミューズを用意してくれる店が多いように思う。シェーブルチーズと生ハム。チーズにはアカシアの蜂蜜が添えられていて、いい感じ。ワインの方は、藤原紀香なワインと言ってオーダーしてみたら、キリリとしまってシャープな感じのワインを用意してくれた。

 リードボートタケノコのタケノコは、地盤の軟らかいところで生息したものらしく、その分、大きくても柔らかくえぐみも少ないとのこと。地面を突き破るためのストレスが少ないからではないかという話だった。リードボーは柔らかくてフワフワで、優しくい。タケノコの方も、確かにえぐみはあまり感じられない。

 パッケリというのは、超極太のマカロニの様なショートパスタ。直径2.5cmくらい、長さは5cmくらい。マカロニというよりは、ホースのぶつ切りと言った方が良いかもしれない。パッケリの表面にはスムーズではないのでソースが絡みやすい。今回のソースはブルーチーズを使ったソースなんだけど、それほどブルーチーズの味&香が主張しているものではない。合わせてあるのは黒キャベツ。キャベツなんだけど丸くならないらしい。

 最後がビゴール豚の炭火ロースト。盛りつけは、流行のワイルドなスタイル。豚肉はバラ部分で、しっかり脂はのっているけど、軽やかな感じがする。メンソールはカウンターの一番奥に座ったんだけど、ここはちょうど炭火のロースターがあるところで、遮蔽のためのガラス版があるので、シェフとの会話の妨げとなるのがちらり悲しいかも…。ガラス版がないと熱いらしいが…。後半は、なぜか『サリーレ』とか、『un goccio』とか『バール・マッティーナ』とかの話が弾んだりした。

 スモールサイズで、気軽に使えそうというのがメンソールの印象かな。
 


(店  名) Cerchio(チェルキオ)
(ジャンル) イタリアン
(所 在 地) 大阪市中央区南久宝寺町4-3-2
(電  話) 06-6244-1700
(営業時間) 11:30-14:30、18:00-23:00(月~木)、18:00-26:00(金~土)
(定 休 日) 日曜日&祝日の月曜日
(補  足) ランチ時は全席禁煙
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Y's(鷺洲)

2008年04月13日 00時32分06秒 | フレンチ
 福島といえば、台風の目になると思われたのがフレンチの『ブザンソン』なんだけど、隠れた台風の目が『Y's』というフレンチで、こちらは聖天通りの奥深くにある。吉田康洋は名店『ラ・ベカス』の出身。で、コースが税込み4,000円。ということは、『ラ・ベカス』の料理が、超ハイコスト・パフォーマンスで食べられるかもしれないと言うことなんで、スケジュールの谷間を埋めるように行ってみた。

 4,000円のコースは、前菜、メイン、デザート、コーヒー(紅茶)の構成で、前菜からこれでもか的ながっつり系ハイボリューム。まず、アミューズとしてハモンセラーノにトルティージャ。前菜が盛り合わせで、パテ・ド・カンパーニュにスモークサーモンなどの前菜。これが結構ヘビー。メインの方は、フランスの伝統的な料理であるブータン・ノワールとバスク。デザートも三種盛とてんこ盛り状態。コーヒーのあとは、ポール・ジローを見つけたので、久々の食後酒はブランデーになった。

 奥に4人掛くらいのテーブル席があるけど、カウンターがメイン。これをシェフ1人で捌くので、オーダーが重なると料理の出が遅くなる。これは仕方ないところか…。なので、ワインとかはボトルでオーダーしておいて、これをチビチビ飲みながら料理を待つといった感じの居酒屋的使い方が良いような気がする。『ラ・ベカス』をイメージして行くと、ちょっと違うように感じると思う。流行のがっつり系のカジュアルなフレンチだと思った方が良いんだけど、やはり伝統的なフレンチにはこだわりがあるように思う。

 あと、ワインにも結構こだわりがあるようで、セラーにはいろいろと隠してあるような感じがする。壁紙がワインのケースだし…。



(店  名) Y's
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市福島区鷺洲2-7-14
(電  話) 06-6453-1177
(営業時間) 11:30-14:00、18:00-24:00
(定 休 日) 水曜日



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まつ井(お洒落居酒屋/東心斎橋)

2008年04月12日 23時48分55秒 | ジャパニーズ
 最近、芳子ねえさん情報が少ないと思ってたら、起死回生の一撃のような、和洋折衷の割烹のような店を教えてもらった。で、早速、行ってみた。店主も若いが、アシスタントのギャルも若い。その分、からかうと面白い…。

 芳子ねえさんからは、「最近メニューにバーニャカウダが入ったで」と聞いていたので、メニューにも見つけたので、遠慮なくこれをオーダー。色彩的には和食の雰囲気があって、ニンニク&アンチョビで作られたソースも何となくまろやかでセクシーな感じ。アサリの酒蒸しも柔らかい味わいで、このあたりは店主の性格なんじゃないかと思う。ちなみに店主は、和洋遊膳『中村』で修行したらしい。

 あとは、アワビのキモ焼きとかイベリコ豚のベーコンとか。メンソールは、この日は日本酒で通したけど、ワインなんかもいろいろと取りそろえがあるように思う。日本酒の方は、店主の好みなんだと思うけど、淡麗辛口な感じよりも、ふくよかで甘みを若干感じる物が多い。あとは生酒とか…。
 
 で、コストパフォーマンスはかなり良いと思う。日本酒は五合ぐらい飲んだはずなんだけど、意外と安かった。メニューに値段が書いてないのはちらり怖いけど、たぶん1,000~2,500円くらいだと思う。割烹と言うよりは、お洒落系の居酒屋としても十分使える。Kappo Styleとあるとおりで、カウンターがメイン(7席)なんだけど、テーブル席(8席)もある。


(店  名) まつ井
(ジャンル) kappo style
(所 在 地) 大阪市中央区東心斎橋2-5-6 つく志会館一階
(電  話) 06-6212-5467
(営業時間) 18:00-25:00
(定 休 日) 日曜日



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La Verita(谷六)

2008年04月12日 22時39分55秒 | イタリアン
 今回は6,000円のコースから。前菜は愛媛産は待ちのカルパッチョ、ミニトマトとネギのヴィネグレット、ウニといくら乗せ。たぶん、普通に前菜として出されるボリュームの二倍くらいはありそうな、脂ののったハマチ、この一皿で満腹になってしまいそうな感じ。

 二皿目は自家製のタリアテッレ。スモークしたホタテとインゲン豆&白インゲン豆。セミドライトマトの白ワインソース。不思議な酸味があって、不思議な辛味があって、たぶん酸味の方はドライトマトだろうなと思う。辛味の方は、カイエンペッパーかな。

 メインは、静岡産の金目鯛とイタヤ貝のグリル。こちらはフルーツトマトのソース。ここまでで判るように、前菜にはミニトマト、パスタにはセミドライトマト、メインにはフルーツトマトが使われていて、それが一本筋を通しているようにも思える。鯛の下にはマッシュドポテトのような物が敷かれてるんだけど、これがひよこ豆のピューレ。不思議な酸味があって、すり下ろしリンゴのようにも感じたりした。

 メインの二皿目は、ホロホロ鳥のもも肉とチリメンキャベツの白ワイン煮込み。骨からは簡単に外れるので、苦労せずに食べれた。で、ワインは食前酒には泡だったんだけど、その後は白で通しても良かったんじゃないかと思う。結局、最後は赤ワイン飲んだんだけど…。

 ドルチェは、ズッパ・イングレーゼ&セロリのグラニテ。セロリのグラニテにはイチゴソースがかかってて、イチゴソースが結構濃厚でセロリがよく判らなかった。ズッパ・イングレーゼの方は、たぶん練乳が使ってあってかなり甘い。料理のボリュームがすごい分、ドルチェの方も濃いめの味で、料理の負けないようにがんばっているという感じ。


 店は、可愛い感じなんですけど、ボリュームが多くて、店構えに似合わずがっつり系です。スパイスをふんだんに使った料理が特徴だと聞いてたんでですけど、どちらかといえば隠し味のような感じで、それほど前面にでて主張する感じではないです。木の芽なんかも使われていて、和風な感じもあったりするんですけど、これもそれほど強烈ではないです。あと、不思議とイタリアンっぽくないです。


(店  名) La Verita
(ジャンル) イタリアン
(所 在 地) 大阪市中央区安堂寺町2-2-3
(電  話) 06-6767-5330
(営業時間) 11:30-14:00、17:30-26:00
(定 休 日) 水曜日&第三火曜日



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