『ゴールデンスランバー』(英題:Golden Slumber)
監督:ノ・ドンソク
出演:カン・ドンウォン,キム・ウィソン,キム・ソンギュン,
キム・デミョン,ハン・ヒョジュ,ユン・ゲサン他
『家へ帰ろう』と『LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て』を鑑賞後、
シネ・リーブル梅田からシネマート心斎橋へ移動。
もちろん伊坂幸太郎原作、韓国のリメイク版を鑑賞しました。
オリジナル版の『ゴールデンスランバー』(2009)は堺雅人主演でした。
リメイク版の主演はカン・ドンウォン。
なんとなく似た雰囲気がありますが、徴兵制度のある韓国のこと。
デブとかではないけれど、さほど引き締まった体のイメージはない堺雅人に対し、
カン・ドンウォンは普通の兄ちゃんなのに何そのキレのある動きと思えます(笑)。
お人好しで平凡な宅配ドライバー、キム・ゴヌは、
暴漢に襲われかけた大人気アイドルを助けて国民的英雄に。
誰もがゴヌの顔を知り、宅配先でも写真やサインを求められるほど。
ある日、高校時代のバンド仲間ムヨルから久しぶりに電話が。
ムヨルと会っている最中に、ゴヌの目の前で次期大統領候補の乗車する車が爆発したうえに、
ムヨルはゴヌの配達車に乗って勝手に走行し、配達車もまた爆発する。
次期大統領候補もムヨルも死亡し、呆気にとられるゴヌ。
どうやらムヨルは政府の仕事に就いていた様子。
ゴヌを次期大統領候補の暗殺犯に仕立て、
ゴヌ自身も死亡したと見せかける計画を完遂するためにムヨルが派遣されたが、
ムヨルはゴヌの代わりに死ぬことを選んだわけだ。
去り際のムヨルの言葉、「誰も信じるな。生きろ」を思い返し、ゴヌは走り出す。
ゴヌの自爆を偽装する予定だったのにそうはならなかった。
ゴヌに生き延びられては政府の陰謀がバレてしまう。
特殊部隊を動員してゴヌを追い回すが、ゴヌも必死で逃げつづけ……。
カン・ドンウォンがめちゃくちゃイイ。
馬鹿みたいにお人好しで、配達先ではゴミ袋まで預けられる。
疎遠だった友人から久しぶりに連絡があれば、
ノルマ達成のための勧誘だろうと推測しても喜んで出かけ、相手の言いなりになる。
このくだりだけでも泣けてきます。
どこまで人がいいんだ、損な人生だと呆れられたとき、
損したっていいんだよ、少しぐらい損してみなよという彼にも泣かされました。
マスコミに押しかけられた実家の父親のコメントが泣けるのはオリジナル版と同じ。
助けたアイドルの世話になって整形して……というラストとは異なります。
この持って行き方はオリジナルより好きかも。
やっぱり笑って泣けます、韓国作品。
監督:ノ・ドンソク
出演:カン・ドンウォン,キム・ウィソン,キム・ソンギュン,
キム・デミョン,ハン・ヒョジュ,ユン・ゲサン他
『家へ帰ろう』と『LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て』を鑑賞後、
シネ・リーブル梅田からシネマート心斎橋へ移動。
もちろん伊坂幸太郎原作、韓国のリメイク版を鑑賞しました。
オリジナル版の『ゴールデンスランバー』(2009)は堺雅人主演でした。
リメイク版の主演はカン・ドンウォン。
なんとなく似た雰囲気がありますが、徴兵制度のある韓国のこと。
デブとかではないけれど、さほど引き締まった体のイメージはない堺雅人に対し、
カン・ドンウォンは普通の兄ちゃんなのに何そのキレのある動きと思えます(笑)。
お人好しで平凡な宅配ドライバー、キム・ゴヌは、
暴漢に襲われかけた大人気アイドルを助けて国民的英雄に。
誰もがゴヌの顔を知り、宅配先でも写真やサインを求められるほど。
ある日、高校時代のバンド仲間ムヨルから久しぶりに電話が。
ムヨルと会っている最中に、ゴヌの目の前で次期大統領候補の乗車する車が爆発したうえに、
ムヨルはゴヌの配達車に乗って勝手に走行し、配達車もまた爆発する。
次期大統領候補もムヨルも死亡し、呆気にとられるゴヌ。
どうやらムヨルは政府の仕事に就いていた様子。
ゴヌを次期大統領候補の暗殺犯に仕立て、
ゴヌ自身も死亡したと見せかける計画を完遂するためにムヨルが派遣されたが、
ムヨルはゴヌの代わりに死ぬことを選んだわけだ。
去り際のムヨルの言葉、「誰も信じるな。生きろ」を思い返し、ゴヌは走り出す。
ゴヌの自爆を偽装する予定だったのにそうはならなかった。
ゴヌに生き延びられては政府の陰謀がバレてしまう。
特殊部隊を動員してゴヌを追い回すが、ゴヌも必死で逃げつづけ……。
カン・ドンウォンがめちゃくちゃイイ。
馬鹿みたいにお人好しで、配達先ではゴミ袋まで預けられる。
疎遠だった友人から久しぶりに連絡があれば、
ノルマ達成のための勧誘だろうと推測しても喜んで出かけ、相手の言いなりになる。
このくだりだけでも泣けてきます。
どこまで人がいいんだ、損な人生だと呆れられたとき、
損したっていいんだよ、少しぐらい損してみなよという彼にも泣かされました。
マスコミに押しかけられた実家の父親のコメントが泣けるのはオリジナル版と同じ。
助けたアイドルの世話になって整形して……というラストとは異なります。
この持って行き方はオリジナルより好きかも。
やっぱり笑って泣けます、韓国作品。