チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

地下鉄に乗って博多駅に

2023年12月31日 05時19分47秒 | 日々のこと

雨、11度、89%

 年が明けて義母の納骨を済ませ、家族で小旅行を考えました。年明けの気候がまだわからない時期でしたので、車の移動ではなく電車を使うことにしました。道路の凍結が心配です。電車の予約はネットで簡単にできます。指定席も取れました。ホテルも予約が取れました。

 一昨日、夕方の福岡のニュースを見ていると、博多駅の混雑の様子が出ています。新幹線はすでに満席状況と伝えていました。ニュースの映像が駅構内の様子を映し出しました。ちらっと見たのですが、みどりの窓口に長蛇の列でした。

 電車に乗る前に発券機で切符を買おうと思っていました。ネット予約では駅での発券が必要です。乗車前、券を求めに並んでいる人が多いと発車時刻に遅れかねません。そこで昨日乗車券を求めに博多駅に行くことにしました。福岡市内で発券しているのは博多駅だけです。駅周辺も混雑している様子です。出かけ前に駐車場の空き状況を確かめました。ほぼどの駐車場も満車です。車で行くのを諦めて、地下鉄を使いました。

 駅に着くと案の定「人人人」です。ネット予約の発券所が特設されていました。特設の発券所は機械ではなさそうです。行列の動きが鈍いので、機械での発券所に並びました。「待ち時間40分」と出ています。切符を買うのが一仕事。思ったより早く順番が来ました。すんなり機械が動き始めたのはいいのですが、家族の人数分の発券です。乗車券、指定券、全てが出て来るまでに数分時間がかかりました。後ろには痺れを切らした人が並んでいます。「良かった、早く券を手に入れに来て。」実感です。

 ネット予約の発券が地方都市では基点駅のみだというのは困りものです。ネット予約の発券の混み合う状況は1月5日ぐらいまで続くと、張り紙が出ていました。お早めに切符を購入してください。

 孫娘と私は同じ型の色味が違う靴を履いて出かけました。2足とも私の靴です。新しい方の靴は孫娘に取られそうな気配です。

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義母の四九日 

2023年12月30日 05時04分44秒 | 義母とのこと

晴、7度、87%

 年が明けると義母の四十九日がやって来ます。このひと月、義母が帰国以来7年の私の生活の一部になっていたことに気付きました。ポッカリしたものが心にありました。孫娘がやって来たこの4日間は子供の元気に助けられました。よく笑う、よく喋る、心が緩んで来ています。

 お墓には権利書若しくは使用許可書があるのをご存知でしょうか?私がそのことを知ったのは母が逝った10年前のことでした。お墓の「使用権利書」があることすら知りませんでした。お寺の社務所でそのことを言われ、早速私の名義に書き換えました。主人の家の墓は義父亡き後は、義母に名義変更をしました。名義変更の手続きを取ったのは私でした。それなのに、今回すっかりお墓の名義変更のことを忘れていました。権利書と火葬が終わった証明書がないと納骨できません。慌てて手続きを取りました。年末年始のお休みに入ります。先日やっと主人名義の書類が届きました。

 年末のお墓掃除を兼ねて鍵屋さんに鍵を開けてもらった墓を参りました。 年明けには義母を納めます。納骨を見るのは孫娘は初めてのことだと思います。

 祝い事はできませんが家の掃除、年頭の気持ちを表すために幾つかの設をしました。明るい色の花は避けて胡蝶蘭を一つ飾りました。義母への供え花です。

 家族が揃って義母を送る日か近付いています。私が育ったこの家から義母を送ります。

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「ピエール・エルメ」のお菓子

2023年12月29日 05時11分56秒 | おやつ

晴、9度、75%

 「ピエール・エルメ」のお菓子は福岡では空港の国内線売り場で売られています。人の行き来の多い福岡空港ですが、我が家からは中心部を抜けてやっと辿り着く福岡空港です。3日前、孫娘のお迎えに行ったついでにお菓子を買いに行きました。スターバックスがあるフロアで、エルメのお店は小さい上にお客さんがほとんどいません。エルメの一番人気の「マカロン」はほぼ手に入ります。「きんつば」やドレッシング、野菜の瓶詰め、チョコレートもほぼ全種類揃っています。ただ、フレッシュなパンやお菓子の数は東京に比べるとわずかでした。

  孫娘の朝ごはんの「クロワッサン」ボリュームがあり、柔らかいのが特徴。フランスの「クロワッサン」は硬いなと思いますが日本人の好みの硬さです。

  「メープルのロールケーキ」はかすかにコーヒーの香りがしてフワフワ、これも日本人の好みのお菓子に仕上がっています。

  「マロンのチーズケーキ」マロンとチーズしっかりと硬そうなイメージですが、口に入れるとスッと溶ける感覚です。少し甘さがきついかな?

  林檎の「ガレットブルトンヌ」、カスタードの代わりに林檎の甘煮が入っています。アップルパイのイメージですが、ブルトンヌらしいかっちりしたクッキーの生地です。

 種類が少ないのが残念ですが、ちょっと贅沢なお茶の時間には「ピエール・エルメ」のお菓子はいいかもしれません。次回は「きんつば」を買うつもりです。フランス風「きんつば」かな?

 福岡もケーキ屋さんはたくさんありますが、気に入ったお店がありません。「ピエール・エルメ」遠いのが難点ですが、足を向けたくなるお店です。

 

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「かかのスカート着ていい?」

2023年12月28日 05時17分59秒 | 孫娘

晴、6度、80%

 昨日は早朝にココに起こされた孫娘と私でした。ココは興奮気味で孫と私が寝ているベットの上を走り回ります。仕方なく二人とも起きて来ました。起きてもダラダラしている孫娘に「お着替えしなさい。」というと返って来た言葉は「かかのグリーンのスカート履いていいい?」でした。

 孫が帰って来る時はワードローブの一部を孫用に空けておきます。自分で衣服の整理をさせるためです。細かく言わず,自分のものはその場所に押し込んでおけばいいことにしています。その場所の上に私のスカートがぶら下がっています。女の子ですから即座にスカートの物色をしたのでしょう。着たいというスカートを出して来ました。私でもややウェストが大きいスカートです。ウェストの留め具を止めてやりました。案の定、大きめです。「落ちて来るね。」というと「大丈夫、セーターを入れれば落ちないよ。」 そんなわけで、昨日は一日、私のスカートを履いて家のことを手伝ってくれたり、買い物に行きました。 渋いグリーンに細いオレンジのラインが入っているスカートを着こなしています。9歳の孫娘が66歳の私のスカートを着ている、この子が生まれて来た時、こんなことが起こるとは思ってもいませんでした。

 夜、お風呂から上がって来た孫娘、「明日は赤い色の入ったスカートを着ていい?」と言います。「うん、いいよ。」実は同じ形で色違いのスカートを7枚持っています。グリーンのスカートが入れば赤いのだって着れます。日替わりで私のスカートを履くつもりかもしれません。

 孫娘、身長は私より低いのですが最近は膝下のスカートを履くのが流行っています。私もこのスカートをきちんと着たい時はセーターをウェストに入れます。あの雪の日に生まれて来た子供が、9年間でこんなに成長するのかと嬉しいやら驚くやら。私の服が共用出来るのはこの2年ほどのことでしょう。すぐに私の服は小さくなるはずです。孫が女の子で良かったと思う瞬間です。

 

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孫娘、2度目の一人旅

2023年12月27日 05時12分28秒 | 孫娘

曇、7度、70%

 月曜日の終業式を済ませ孫娘が家族よりひと足先にやって来ました。今年は順次家族が増えることになります。羽田の搭乗口まで家族に送られ、福岡の出口には私が待っています。途中、航空会社の方が案内してくれます。 羽田で飛行機に向かう孫娘です。出迎えた私は、間違いなく予め届けられたお迎えの人だと証明する物を見せ、サインをして孫娘を引き取ります。すっかり慣れた様子でした。今年の夏休み初めての時はやや緊張気味でした。昨日は私が待合の座席でちょっとの隙で孫娘が通ったのを見落としていました。「かか、今どこ?」とメッセージが入りました。冬休みに入り人出が多く、紛れてしまったようです。

 孫娘、一番会いたかったのは「ココ」です。家に帰る途中「ココちゃんをどうやって驚かそう?」と考えていました。帰宅するといつもは寝ているココが起きています。気配で私一人でないと気付いた様子です。すぐに散歩に出かけました。気温が上がり始めています。川沿いの桜の道をコースに選びました。

 雲間から夕陽がさしています。東の空にまんまるなお月様が見えました。家に着く頃には空がグッと暗くなり、流れ星のような飛行機雲が見えました。「隕石かも?」と孫娘。「隕石?」そんなことをもう知っているのが私には不思議でした。ボキャブラリーが会うたびに増えています。難しい漢字も読みます。夏休み以来、今年は福岡に数回やって来ています。会う機会が多いのに会う度に成長を感じます。

 ココは孫娘が来るといつものことですが、興奮して朝早く起きます。私のベットで3人で寝ました。孫娘も私もココのジャンプで起こされました。義母を亡くしたのでお正月の祝いはできませんが、孫娘の冬休みを楽しいものにしてあげようと思います。

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「日本の建築」隈研吾

2023年12月26日 05時29分04秒 | 

曇、5度、75%

 義母が亡くなって以来、本を読む気が起こりませんでした。じっと字を見つめていると気持ちも沈みます。先月末、新刊案内で建築家「隈研吾」さんの「日本の建築」を知りました。早速送ってもらいました。やっと本を読む気持ちになりました。「日本の建築」のページをめくったのは二日前ことです。一気に読み終えました。

 隈研吾さんという「木」の美しさを生かした建築物が頭をよぎります。「日本の建築」は戦前からの西洋建築家の系譜を辿って、対比をさせる形で描かれています。対比の対象は日本の西東、つまり京の建築と東京の建築の違いです。西の流れの建築家、東の流れの建築家。そしてそこに日本でも活躍した西洋からの建築家がどう日本建築を見つめたかを考察しています。

 本の初めご自分が建築家を目指したきっかけとなる「ブルーノ・タウト」の木の箱の話が出てきて、来日したタウトが日本建築の自然と結びついた美を喚起した話に進みます。世の中は世界中がコンクリートと鉄を使った建造物が「強い」建築物としてもてはやされていた時です。木と紙でできた日本建築は「弱い」ものとして対比されています。建築のことなどほとんど知らない私ですが、隈研吾さんの息遣いまで感じる文章に引き込まれて読み上げました。

 建材の「丸太」と「製材」、室町時代の「北山文化」と「東山文化」などの対比は私にも理解できました。柱の重要性、それをどう見せるかがまた建築家によって違うことも興味が湧きました。そして本の最後、隈研吾さんが今のような建築スタイルに至ったかが解き明かされています。「バブルの崩壊」です。それまで強い建築物を東京で作っていた隈さんでしたが、全くお仕事がなくなったそうです。そんな時、四国の山中の村の建物の改築を頼まれたことが「木」を使う建築への目覚めだと書かれています。

 鉄やコンクリートを使った「国立競技場」、強い建造物も設計されていますが、そのどれもに「木」の美しさをこれでもかというほどに見せてくださっています。大きな建築だけでなくすぐ隣にあるお店の建築にも手を染められ、これからどんなお仕事をなさるか楽しみな方です。

 「日本の建築」を読んで書きたいことがたくさんありました。メモまでして読みました。ご興味があればどうぞ手に取ってください。久しぶりに本に没頭した2日間でした。

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クリスマスのキャロットケーキ

2023年12月25日 05時05分51秒 | クリスマス

曇、6度、69%

 寒くなると人参も美味しくなりました。クリスマスの「シュトレイン」も「パネトーネ」も作ってありますが、家族が家に戻ってくるのはまだ先です。自分のために「キャロットケーキ」を焼きました。

 以前はこのお菓子はこの型で焼くと決めていたように思います。最近はその時の気分にあった型で焼きます。小さなプリン型で焼いた「キャロットケーキ」はマフィンのようです。 ピスタッチオのプードルをたくさん入れました。人参だけの時より色は良くありませんがしっとり感が増します。 にんじんは粗めにおろして使います。人参が口に当たる感覚が好きです。「シナモン」を入れるのは定番ですが「グローブ」をほんの少し足します。香りにも味にもメリハリが生まれます。「バナナケーキ」や「キャロットケーキ」はアメリカのカントリーぽいケーキです。

 昨晩はクリスマスイブ、アドベントカレンダーの最後の紅茶は「ピーチ」でした。ピーチの香りと「キャロットケーキ」でおやつです。まだ気温が低い日が続いています。 「グローブ」や「シナモン」は体を温めてくれます。ゆっくりと時間が流れる一人のクリスマスです。

 Merry Christmas

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小学4年製の孫娘、サンタさんを信じています。

2023年12月24日 05時06分04秒 | 孫娘

曇、2度、70%

 家にやって来るサンタクロースが実はお父さんだと気付いたのは幾つのことだったでしょうか?私はサンタさんからの手紙の字が母の字に似ていることで怪しく思ったのが小学5年生の頃でした。息子は小学6年まで信じていたようです。当時住んでいたのは香港、テレビをつけても日本語は流れていず、外からの刺激は少なかったからだと思います。ところが今の時代、テレビ、子供が出てくるYouTubeを見ていると、「サンタはお父さんだよね。」と言いっているのを耳にします。我が家の孫娘もYouTubeが好きです。ゲームをしてるかと思えばYouTubeを見ています。

 孫娘がサンタさんを信じているかどうか?本人に聞くのは考えました。「今年はサンタさんは何を持ってくるかな?」と聞いても信じているかどうかわかりません。親に聞くと「信じてるみたいだよ。」と返事が返ってきました。いつまでのサンタの存在を信じていて欲しいと親は工夫、苦労します。私はサンタさんからの手紙を書くときに左手で書きました。そっと枕元にプレゼントを置くときも寝息を確かめました。どこの親たちもそうだと思います。

 昨日一日孫娘が本当に信じているかどうか?考えました。お友達やテレビやYouTubeからサンタさんはパパだと知っていても、パパが可哀想だと知らないふりをしているのではないかと思います。今の子供はえっと思うような言葉も豊富に知っています。大人顔負けに人の心の動きを察します。

 孫娘が本当にサンタさんを信じてくれていても嬉しい。パパのことを思って知らないふりをしているのもまた可愛いと思います。数年後、サンタさんがパパだと知ったのはいつだったか尋ねてみるつもりです。今日の夜は世界中でサンタさんが大活躍、みんなが幸せでありますように。

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福岡の雪

2023年12月23日 05時03分50秒 | 思い出

曇、3度、66%

 昨日、友人に花の写真を送ろうとPCの古い写真をめくっていました。カラー写真の中から一枚白黒の写真が出てきました。この家の昔の写真です。雪を被っています。おそらく60年以上前、父が撮った写真です。

 福岡はこの2日間雪が舞いました。大雪になった地方もありますが、福岡の市街地は案の定、雪はすぐに溶けてしまいます。「昔に比べて根性のない雪だわ。」と思います。写真を見つけた時間、外はどんよりと綿雪が降っていました。日中も3度以上気温が上がりません。古い日本家屋、暖房を入れていても背中の辺りが薄寒く感じます。

 私が小さい頃は福岡も冬には雪が積もりました。屋根の雪かきは経験がありません。父の車のタイヤにチェーンを付けるのはいつも手伝いました。付け終わるとガレージの戸を開けて前の道の雪かきをします。車の少ない時代でしたから真っ白な雪をシャベルで運ぶのが楽しかった記憶があります。

 父がどの位置からこの家を撮ったのかと外に出てみると雪は止んで、青空が広がっていました。 昔の写真は道際に高い塀があります。正月明けでしょうか、植木は綺麗に剪定されています。木の位置が変わったせいか同じ位置の写真は撮れませんでした。「同じ家に見えないな。」と家に入りました。

 一枚の白黒の写真からこの家で過ごした雪の日のことを思い出しました。福岡を40年以上離れていました。日本を30年離れました。気候が変わったのをつくづく感じます。年末だというのに、タイムトリップした数時間でした。

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アフタヌーンティー リッツカルートン

2023年12月22日 05時21分45秒 | 昨日のお昼ご飯

小雪、2度、64%

 福岡の中心部にこの6月リッツカルートンホテルがオープンしました。夏にも一度お昼に行きましたが、このホテルのお昼の一番人気は「アフターヌーンティー」だそうです。予約を入れましたがなかなか取れません。1日の人数が制限されているそうです。先日受け取ったメール、予約が取れたというものでした。

 昨日は朝から雪、お昼頃には吹雪くと予報です。このホテル、家から車で15分の位置です。コロコロと着込んで出向きました。18階にロビーとレストランが集まっています。韓国からの観光客が戻ってきています。それ以上に日本人の方が多く見られます。案内された席は博多湾の東が遠くまで眺められるはずですが、 雪で見えません。

  ウェルカムドリンクはノンアルコールカクテル、「あまおう」ベースです。「スコーン」から始まりました。 クロテッドクリーム、レモンガード、あまおうのジャムが添えられています。お茶は八女の和紅茶を頼みました。スコーンはほろりと崩れバターたっぷりで焼かれています。プレーンの他にチョコスコーンと二つです。

 3段のトレイが運べれてきました。上段はあまおうのショートケーキに始まり、佐賀のいちごのブラマンジェ、あまおうのムースの中にピスタッチおクリームが入った小さなお菓子。2段目はチーズケーキ、ゆずとホワイトチョコレートのキューブ、佐賀のイチゴを使ったタルト。 一番下のサボリーは締めの軽い食事です。 トレイが運ばれてきた時から気になっていた、この緑のレンゲに乗ったもの?興味津々でフォークを入れました。苦味が走りますその中から海の香りがします。「何の葉っぱかしら?」メニューを見ると 福岡独特のかつお菜のムースでした。 残りの3品、お味噌が香るトリフのタルトレット、九州産のローストビーフサンドイッチ、魚介の香るアメリケーヌジュレ。途中お茶を変えました。八女和紅茶のフレーバーティー、洋梨とスモモを選びました。

 

 給仕してくれるホテルの人たちとの会話、人数が限られた贅沢な空間、丁寧に作られた食べ物、クリスマスシーズンは時間も限られています。アフタヌーンティーに行ってがっかりすることは予め用意されたものがトレイで出てくるところです。ここの品はひとつ一つにフレッシュさが感じられました。パサつかないパンやスコーン、焼きたてを思わせるタルト地。しかも地元の食材がふんだんに使われていました。残念だったのは、紅茶のサービスでした。好みもあるでしょうが、まだ葉も開かない紅茶がカップに注がれます。お願いしてポットに戻してもらい、時間を置いて自分で注ぎました。葉の開き切らないお茶は香りも甘味も渋みもありません。

 「クリスマスツリーが見事ですよ。」との給仕のお姉さんの言葉で、ツリーを探しました。小さなツリーが1階の入り口に飾られていました。 女性のグループ客が「綺麗!」とはしゃいで写真を撮っています。香港の大きな大きなツリーを思い出しました。派手で華やかなツリーでした。日本らしいこじんまりしたシックなツリーもいいものです。

 フワフワの雪が吹雪く中、ワイパーをいっぱいに動かして帰宅しました。年末の贅沢な時間でした。

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