チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

今年は本当にたくさんのことがありました。

2017年12月31日 04時06分56秒 | 日々のこと

曇り、8度、74%

 30年ぶりに日本に戻って来たのは2月のことでした。海外からの引越し、日本の新しい生活が始まりました。主人は香港に残ったままの新生活です。この10ヶ月、たくさんのことがありました。日本に不慣れというばかりではありません。大事なものを亡くしてしまいました。今だに主人も私もこの一つのことから立ち直ることができずにいます。

 モモさんって、私にとって何だったんだろうと振り返ります。パグが欲しくて欲しくて、9ヶ月までペットショップにいたモモさんを連れ帰りました。小さい頃は男の子ですからやんちゃでかわいい子供でした。それが10歳を過ぎる頃から落ち着いたいいおじさんになりました。年代を追って写真を見ると、12歳ごろからはカメラの先にいるモモさんは慈愛のある眼差しで私を見ています。人間にすれば私の年齢を超えてからです。

 体の不調がわかってからは、痛みのない時のモモさんが私を見やる眼差しは、何ものにも変えられない貴重な記憶の宝物です。あの目に会うと心が和みます。私まで笑顔になります。モモさんは私にとって何だったのかしら。まだ答えは出ていません。

 ココさんを新しく家族に迎えました。昨日は3歳の孫娘がやって来ました。夏には怖がっていた孫娘もココさんに触れるようになりました。ココさんの元気の良さは変わりませんが、昨日の公園では、孫娘以外の小さな子供が触っても暴れたりしませんでした。ココさん、1歳5ヶ月、少しずつ落ち着きはじめています。

 この一年、主人を始め息子一家には心身ともに助けてもらいました。そして、たくさんの友人の言葉ではない暖かなものに支えられました。大仕事、大きな悲しみがありましたが、病気もせず今年を終えようとしています。たくさんの方に感謝します。

 見出し写真は、今年の元旦のモモさんです。朝の散歩帰り、ロビンソンロードから我が家のコンダットウロードへ上がる階段です。大好きなモモさんの横顔、今もすぐそばにいるようです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ペットボトル一家がやってくる

2017年12月30日 04時00分03秒 | 日々のこと

晴れ、6度、77%

 今日は東京から息子一家がやって来ます。私が本帰国をして初めてのお正月を一緒に過ごすために、びっくりするほど高い旅費をかけてやって来てくれます。

 息子一家がやって来ると決まったらすぐに買って置いたものがありました。飲料用のお茶の大きなペットボトルです。まだ小さな孫娘もこのお茶を小分けしてどこに行くにも持って行きます。夏ほどの消費はないにしてもとりあえず用意をしました。

 私は大きさ関係なくペットボトルが好きではありません。冷蔵庫を開けたらペットボトルがずらりと並んでいたり、居間の食卓の上にデンとペットボトルが乗っかっていたりすると、興醒めな気持ちになります。我が家に常備されているペットボトルは、エビアンだけです。 飲料用ではなく、フランスパンの仕込み水として使います。1、5Lの水を2週間かけて使いあげるのでいつもは流しの下に仕舞ってあります。あと非常用の飲料水はリュックの中に入っています。

 この夏、よその方のスーパーの買い物を見ていると、私年代の方でも麦茶の大きなペットボトルをいく本も買って帰っています。そのまま冷蔵庫にい入れれば済むから便利です。わかっているのですが、かと言って買おうとは思いません。使い終わると小さくしてリサイクルに回します。年末の回収が終わったので、年明けまで空のペットボトルを家に溜め込むのも気が重い。ニュースを見ていても議会などの席上、テーブルに配られているのが小型のペットボトルのお水かお茶になりました。お湯飲みの姿は消えています。アメリカの会議風景、カップとソーサーのついたコーヒーかお茶がテーブルに乗っています。国連の会議ではやはりペットボトルです。

 今や若い世代ばかりでなくペットボトルの恩恵に預かっています。回収場所のペットボトルの数の多さを見てまたしても目を見張ります。時代の流れです。願わくば、我が家のテーブルの上に鎮座して欲しくない。ましてお正月という区切りを迎えます、ペットボトルを使うのは台所だけでご勘弁と、ペットボトル一家がやって来たら伝えるつもりです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(豆)上野商店

2017年12月29日 03時57分27秒 | 日々のこと

曇り、6度、70%

 小さい頃から年末になると母と一緒に行く店があります。黒豆を買いに行きます。おそらく黒豆以外にもここの豆屋さんにはずいぶん足を運んでいます。以前はもっと賑やかだった福岡の西の繁華街、この街は主人も私も高校まで通った街です。

 香港にいるときはお正月用の黒豆は、義母が送ってくれるか主人が出張の時求めて来てくれるか、立派な「丹波飛び切り」を手に入れるのには苦労しました。そして炊き上げた黒豆は、年末までにその年にお世話になった方に配ります。多いときは2キロも炊きました。黒豆に限らず、お豆が大好きです。

 昔からずっと変わらない店構え、重たいガラスの引き違いの戸を開けて入ると奥に通じる廊下から犬の声がします。そして、ここの看板娘だった姉妹のどちらかが顔を出します。看板娘さん方、私より数歳お年上、しかも私学の頃の先輩です。町の話、犬の話などなどここにお豆を買いに来たら時間があっという間に過ぎてしまいます。

 ところが、先日この店のガラス戸を開けても、犬の鳴き声がしません。奥から出て来たのは、看板娘だった妹さんの方によく似た40歳近いお兄ちゃんでした。話を聞けば、ご姉妹は体調不良、犬たちはご姉妹が家に連れて帰っているとのことです。

 2月に本帰国してお豆を買うことがありませんでした。お豆も頂戴します。立派な北海道の小豆、信州の大好きな「花豆」。しかも、香港からレンティル豆やひよこ豆は持ち帰っています。夏を過ぎて手持ちの豆が底をつくと、新豆を夢見てじっと待ちます。ウカウカしていたら年末でした。

 お目当てはもちろん「丹波飛び切り」と「手亡白豆」です。豆を見ると心がウキウキします。しかもこの時期はほとんどが新物です。 升で量っての量り売りですから自在にお豆に触れます。新物は心持ち重く感じます。黒豆だけで4種類、「飛び切り」より高い黒豆だってあります。古物です。初めて会うお兄ちゃんに今年の豆の出来を聞きます。さすが豆屋の息子、お母さん達同様に詳しく説明してくれます。「丹波飛び切り」の新物をいただきました。「手亡白豆」はまだ新物ではないとのこと、白あんを作るつもりですが急ぎません。またの機会にします。

 日本に帰ると、「レンズ豆」や「ひよこ豆」の入手が困難になるだろうと思っていましたが、この古い豆屋さん、そんな日本では珍しい豆もちゃんと並べています。昨年はなかったので、きっとこのお兄ちゃんの提案かもしれません。そこで、「レンズ豆」の使い方をお兄ちゃんに尋ねました。お兄ちゃん、しっかりした料理知識もお持ちです。 「レンズ豆」も皮付き、皮なしと揃っています。 お豆にしては珍しいオレンジ色が「皮なしレンズ豆」です。

 このお店は我が家から歩いて20分、ここに来れば欲しいお豆が揃います。しかも自分が欲しい量を買うことができます。お兄ちゃん、まだうまくありませんが、 昔変わらぬ豆の包み方です。

 「丹波飛び切り」の古物の次にお高いのが「信州の花豆」です。お正月の黒豆は炊き上げました。年が明けたら、大好きな「花豆」と「手亡白豆」を買いに行くつもりです。お店は3代目、我が家も親子2代でこの豆屋さんのお世話になります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨日、おまわりさんが2人みえました。

2017年12月28日 03時58分36秒 | 日々のこと

曇り、2度、65%

 年の瀬になると、物騒なことが起きます。それはテレビのニュースや新聞で知ることばかりです。おまわりさんの姿が気になるのは、運転していて赤信号になったばかりの横断歩道を抜ききった時ぐらいです。

 昨日昼前、インターフォーンが鳴ります。画像には2人のジャンバーを着たお兄さんが映っています。「はて?誰?」「○○署の刑事です。」一瞬何か悪いことをしたのかと自分を省みます。玄関に応対に出ると、昨晩10時ごろ、近くのご老人宅に強盗が入りおばあさんが怪我をしたと言うのです。声を聞きつけた主人も裏庭から顔を出します。「強盗殺傷事件」で調査中だと言います。犯人はどうも我が家方向に逃走した様子、捜査中のおまわりさんは我が家の監視カメラに気付かれ、「監視カメラの映像の記録を見せてください。」とおっしゃいます。

 主人に玄関で応対してもらっている間、私は居間でレコーダーの準備を始めました。記録されている映像をテレビ画面に映し出します。テレビのスイッチを入れた途端、その日の早朝のことを思い出しました。朝起きて来て一番にするのは、ココさんの電気あんかを充電することです。コンセントに刺そうと思うと、レコーダーのコンセントが外れています。昨晩、寝室に引き上げる前に主人が自分のパソコンのコンセントを抜いた時に外れたものと思われます。寝室に引きあげたのは夜の9時過ぎ、私がレコーダーのコンセントを入れ直したのが朝の4時。つまり、昨晩9時から朝の4時までの監視カメラの記録が残っていません。ちょうど「強盗殺傷事件」のあった時刻です。

 コントローラーを持ったまま玄関に戻り、おまわりさんにそのことを話しました。「仕方ありませんね。」とおっしゃって、「今後ともよろしくお願いします」と寒空の中、2人のおまわりさんは捜査に戻られました。

 折角なのにお役に立てませんでした。昨今、街中には監視カメラが付いていて犯罪捜査に活躍しています。大通りではない小さな道沿いは、こうして普通の家の監視カメラの映像も参考にするものだと知りました。

 主人と昼食中、「最近のおまわりさんって、まるで隣のお兄ちゃんみたいね。」と言うと「威張っていないよな。」と主人。感じのいいおまわりさんでした。警察の地道な捜査の一端を垣間見た気がします。「早く犯人が見つかるといいですね。」主人も私も本音です。足を使って歩き回り小さなことから事件を紐解く、ご苦労様だと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマスエリカ

2017年12月27日 03時55分15秒 | 日々のこと

晴、6度、41%

 クリスマスの25日、長いお付き合いの友人ご夫婦が我が家を訪ねてくださいました。前日には主人も香港から戻っています。このご夫婦にお会いするのは10年ぶり、香港の我が家を訪ねて来てくださった以来です。まだ香港島セントラルのエリザベス皇后像の横に大きなクリスマスツリーが建てられていた頃です。

 我が家の息子は15歳で日本の高校に返しました。高校時代からの親しい友人がこちらのご長男です。息子たちもそれぞれ家庭を持ち父親になった今も家族ぐるみで親しくしています。ご次男さんが福岡でお仕事をなさっており、そのご家族とクリスマスを過ごされるためにやって来られました。

 10年近く前、香港をご案内した時のことを思い出します。香港はクリスマスから旧正月にかけて本当に素晴らしいイルミネーションです。あの時は4人でそのイルミネーションを見ながら食卓を囲みました。今回はお孫さんが幼稚園から戻られるまでの短い時間です。そおっと出されたお土産は、初めて見る「クリスマスエリカ」という植物、「クリスマスに間に合いました。」と奥様の笑顔です。

 本当の名前は「すずらんエリカ」だそうです。クリスマスツリーに雪が降ったようなその木姿です。2、3月に花をつける「すずらんエリカ」を温室で育ててクリスマスシーズンに花をつけるようにしたのが「クリスマスエリカ」と聞きました。 すずらんの花そっくりです。数少ない栽培農家でやっと見つけて、遠路大切にお持ちくださいました。

 クリスマスの午後の短いひと時、昔の話、子供達の事、孫たちのこと話が尽きません。お茶のお供にお出ししたのはシンプルなマロンロールです。 この秋たくさん頂戴した栗、下手くそな私は一つとして栗の形を留めることができませんでした。そこでマロンペーストを作りました。マロンペースト、栗のあんこです。モンブランもこのペーストを使いました。ふんわり巻いたこのロールに「栗のあんこね。」と笑います。

 我が家を訪ねてくださる方があることを主人と二人、クリスマスの晩に喜びます。「クリスマスエリカ」大事に育てますね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出来損ないのラムチョップ燻製 ムール貝のワイン蒸し

2017年12月26日 03時57分05秒 | 料理

曇り、5度、67%

 アウトドアー用のスモーカーを使い始めて2ヶ月、台所のスモークとは基本的には同じですが、火の加減が今ひとつ飲み込めません。台所のレンジなら火加減は簡単です。昨日はスモーカーを電気コンロの上に乗せ熱燻を試みました。桜のチップに紅茶を混ぜザラメも足しました。燻すのはラムチョップです。

 30分ほどで燻上がるはずなのですが1時間経っても色付きません。かすかに煙は出ています。どうも電気コンロの熱量が足りないようです。庭で燻しています。日が暮れてお腹も空きました。お腹が空くのに耐えきれず、半分燻したラムチョップをソテーしました。ソテーなら味付けが薄いのですが、燻製のためにしっかりと味がついています。我が家にしては味濃いラムチョップでした。

 スモークウッドを使う燻製にした方が良かったと思います。次回はガスコンロの上で熱燻を試みるつもりです。

 前菜にはムール貝を山ほどワインで蒸しあげました。ムール貝を見つけた時は大喜び。 アムステルダムに行った時も大盛りに出してもらいました。香港では品よく出されるムール貝のソテーです。身を食べるとムール貝の殻は食べる前の倍くらいに残ります。ニンニクをオリーブオイルでソテーして蒸しましたので、香り豊かなムール貝になりました。貝自身が塩気を持っていますので、塩は一切せずに蒸しました。残りの貝のスープを飲むと案の定塩気十分です。このスープこそ一番のご馳走。

 毎年のおせちに入れる牡蠣の燻製作り、そうそうまだ冷凍庫にラムチョップがありますから、年末までにあと数回スモークを繰り返します。次回の出来はいかなることになるやら、試行錯誤です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

下仁田ネギのパイ ルレクチェのサラダ 

2017年12月25日 03時55分10秒 | 日々のこと

曇り、9度、54%

 クリスマスイブの夕方、主人が香港から戻って来ました。当初の予定よりも2日遅れ、出張続きでお疲れです。久しぶりに一緒に食卓を囲みます。

 私が帰国して10ヶ月、日本中の美味しいものを頂戴しました。いただいたものは主人にも食べさせたいと工夫して取って置きます。大きな甘い下仁田ネギをたくさんいただきました。見た途端、主人が帰ったらパイに焼きこもうと思います。本来はリークを使うメニューです、リークに置き換えて、チキン、グリーンピース、マッシュルームのクリーム煮にパイの蓋をかぶせて焼き上げました。 パイ地を破ると、下仁田ネギの姿は見えません。とろとろに溶けてしまっています。チキンがしっかりその甘味を吸い取って美味しいこと。

 ルレクチェ、洋梨です。 香港ではたくさんの種類の洋梨を食べました。このルレクチェは初めてお目にかかります。新潟の洋梨です。30年以上前、山形で初めて栽培されたラフランスをお金もないのに箱買いして食べたほど洋梨は好きな果物です。このルレクチェを緑の葉っぱに合わせました。日本の洋梨の甘さは濃厚です。

 イブのお夕飯はたったこれだけ。美味しいワインと主人がゆっくり寛いでくれているのが何よりです。主人が家に着く数分前、ココさん庭のドングリを食べたらしく戻しました。心配していましたが、主人の顔を見ると怪獣ココごんに変身。パイも洋梨も十分に食べました。

 昨日は我が家のオーブン大活躍です。朝一番はいつものように、 フランスパンを焼きました。続いてクリスマスのケーキのためのスポンジを焼きました。これから年末忙しくなります。主人に持って帰ってもらうための食パンを焼きました。 型から出した食パンを見て、「いつもながらにハンサムね。」と思います。切り分けて冷凍庫に入れました。最後がチキンと下仁田ネギのパイです。オーブンに火を入れ続けていますから、暖房なしでも暖かです。

 みなさんからの贈り物でこのホリデーシーズンの食卓が賑わいます。ありがとうございます。短い主人のクリスマスのお休み、ゆっくり過ごしてくれますように。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒のタートルネックセーター

2017年12月24日 04時02分52秒 | 身の回りのもの

曇り、8度、80%

 30年ぶりの日本の冬です。暖かな香港からの帰国で、身体はすっかり萎縮してしまいました。冬用の普段着がありません。小さなものから上着まで買い揃えました。タートルネックのセーターが暖かなことはわかっているのですが、暖房の効いた屋内でタートルセーターを着ていると顔が火照ってしまいます。タートルの物には目もくれませんでした。

 数日前、ディーンアンドデルーカのレジに並んでいました。レジのお姉さん方、年末にも関わらず丁寧な接客はいいのですが長い列ができています。ちょうどお昼時、デリの食べ物を持った人が多くです。ふと気づくと二人前に赤ちゃんを抱っこした若いお母さんが並んでいました。キャメルのボアの襟なしコート、スパッツを履いてコートの中は黒のタートルネックを着ています。素足にぺったんこのバレーシューズ。髪の染め具合も程よく、赤ちゃんを産んだ人とは思えないほどスッキリした体つきです。赤ちゃんをあやす横顔を見ながら「素敵な人だなあ。」と思いました。

 帰りの車の中、幾度もそのレジに並んでいた若いお母さんの様子が心に浮かびます。顎の線から首に這い上がるタートル、急に黒のタートルネックのセーターを着たくなりました。私にしてはゆったり目な黒のタートルを買いました。家で着ている分には顔が火照ることもありません。何十年ぶりに着るタートルネックのセーターです。

 ウキウキしています。このセーターだけでは少し寒い家の中、そこで、大きくネックの開いた黒のカーディガンを出してきました。このカシミアのカーディガン、Sサイズなのですが私には大きすぎました。 いえ、これを求めた20年ほど前はスリムなニットはなかったように思います。しかもとても良質なカシミアです。手放すことができずにタンスで眠っていました。合わせて着るとぴったりです。

 若い方の装いに刺激を受けることがあります。スパッツは履きませんが、ちょっとした組み合わせ、チープなアクセサリーの使い方、いい刺激です。若いお母さんの姿は私には印象的でした。やっぱり若いっていいなあ、少し若さのお裾分けを頂戴しました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ココさんの冬至

2017年12月23日 03時57分45秒 | ここ

曇り、6度、77%

 福岡はここ2日、珍しくお日様が顔を出してくれます。庭に面する窓を開けているとお日様センサーが働くのか勢いよく庭に飛び出して行くココさんです。しばらくしても庭から戻った様子がありません。デッキの一番日が当たるところでウツラウツラ。

 昨日は冬至でした。冬至のために、はるばる北海道から送ってくださったカボチャを大切にとっておきました。今では一年中あるカボチャですが、昔は大切に蓄えておき冬至に食べて冬を乗り切る厄払いをしたと聞きます。私はお昼にたっぷりのスープを作りました。ココさんはおやつにカボチャです。  写真を撮るために待たせていたら、伏せをしてしまいました。長らくお待たせしましたね。

 毎日元気なココさん、朝晩のお散歩はまるで豚のような声を出して小走りです。でも依然怪獣、夜中に急に怪獣スイッチが入ります。一緒に寝ているベットの掛け布団の中を徘徊始めます。お布団の上ではありません。お布団の中をぐるぐる回って怪獣ココごん私を噛みます。起きろと言っているわけではありません。寝たふりをしてるとココごん諦めてぴったり体をくっつけて寝てしまいます。やれやれ。

 金曜日はお風呂の日です。冬至なのでゆずを浮かべました。私と一緒にお風呂に入ります。 ゆずをクンクン。お風呂大好きなココさんですが、 「なんだか変なものが浮いていますよ。」と不安げです。実はこの後ドライヤーをかけるときにまたしても怪獣に変身します。最初はバスタオルを持って追いかける私。次はドライヤーを持って追いかけます。羽交い締めにしてもココごんは返り身の術を使って逃げていきます。あいにく追いかけるのに忙しくて濡れ怪獣ココごんの撮影はできませんでした。

 かぼちゃも食べました。ゆず湯にも浸かりました。ココさん、この冬も元気で過ごせますね。今日も日差しが出るそうです。デッキで十分に日向ぼっこしてください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

30年ぶりの疼き 「しもやけ」

2017年12月22日 03時54分02秒 | 日々のこと

曇り、8度、54%

 3日前、お布団の中でうっすら目が覚めていました。手指がムズムズします。痛いわけではありません。なんだかゴワッともします。「???」この感覚、思い出しました。「しもやけ」です。

 主婦になって以来、毎冬「しもやけ」ができました。痛痒い、浮腫んだような「しもやけ」です。義父も義母もそんな私の手を見てよくさすってくれました。実の母はただの一度もさすってくれたことがありません。30年前、香港に行くことが決まると、義父、義母ともに「香港は暖かだから、真奈さん、しもやけができなくなるね。」と喜んでくれました。私が渡航したのは3月なかば、「しもやけ」の手指をして香港に着きました。そして、みんなの思惑通り、30年間「しもやけ」のことは忘れていました。

 お布団の中でモソモソしながら、見なくてもこの感覚は「しもやけ」だと覚えています。不思議なものです。手遅れとは思いながら、オロンナインを出して来ました。手遅れだとは思いながら、ゴム手袋を出して来ました。 血行が悪いとか水仕事の後によく手を拭かないからだと言われます。私の「しもやけ」に対する知識も30年前で止まっています。今ではもっといいお薬があるかもしれません。

 オロナインを塗って、ゴム手袋をして水仕事をするようにしたら、昨晩は疼くようなムズムズがありませんでした。30年ぶりの日本の寒い冬をはっきりと私に教えてくれたのは、「ひどい風邪」ではなく「しもやけ」でした。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする