チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

生肉包

2017年08月31日 03時55分53秒 | 昨日のお昼ご飯

曇、26度、73%

 香港に移り住む前から一番美味しい肉まんは、東京の維新號のものだと思っていました。先日、自分へのお土産として維新號の肉まんを買いました。やはりお値段のいい肉まんです。家で熱々に蒸して食べました。ところがなんだか思い焦がれていた味と違います。がっかりします。こんなお味だったかな?と心に引っかかっていました。

 香港には日本でいう肉まんはほとんどありません。まんじゅうの生地に包まれているのはチャーシューやカスタードクリームです。ところが中国本土、しかも北に行けばどこでも一年中食べられるのが肉まんです。その種類も多く、要注意は犬の肉を使ったものまであります。こうした饅頭はお腹持ちがいいので、勤め人、労働者の朝ごはんにもなります。大きさも飲茶のチャーシュウ包などの倍もあります。冬ともなれば自分の吐く息も真っ白ですが、饅頭を売る店の真っ白な蒸気と匂いを目指します。

 こうして中国人に混ざって背もたれもない椅子に座って小さな店で食べた肉まん、露店で買えば立ったまま頬ばりました。肉厚の椎茸が入ったもの、青梗菜が入ったものが私の好物です。どこの店にもあるのが「生肉包」です。豚の肉だけが入っています。豚肉に白菜などの野菜を合わせると「菜肉包」となります。お値段など庶民の食べ物ですから、お安いものです。指先がかじかんでいる冬にこの饅頭にかぶりつくのは幸せそのものです。おそらくこの30年の間に、私にとって一番美味しい肉まんはこうした饅頭になったのだと思います。

 肉まんの皮は、イーストで膨らませるもの、ベーキングパウダーで膨らませるもの、両方使うもの、様々です。お砂糖が入った生地、脂が入った生地、お店それぞれの味があると思います。昨日のお昼ご飯、「生肉包」を作ってみました。

 イースト、ベーキングパウダー両方を使って膨らませます。豚肉に味をつけ、生姜とネギを絞った汁を加えてよく練ります。膨らんだ生地に肉を包んで蒸します。 日本に持ち帰った蒸籠は中型です。10センチほどの「生肉包」が出来ました。熱いところを切り分けると、 こんな感じです。お肉の周りの皮はよく肉汁を吸っています。

 デパートの地下の立派なお値段も高い肉まんもいいですが、何気ないこうした肉まんは私には中国の思い出につながります。

 夏ですから肉まんお昼ご飯に間に合いました。冬になったら発酵に時間がかかるので早朝からの仕事になりそうです。青梗菜、椎茸の饅頭もお家で作ってみようと思います。皮の柔らかさもお肉の匂いも小さな中国の店の肉まんです。

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嬉しい言葉

2017年08月30日 03時53分21秒 | 走ること

曇、27度、83%

 福岡はまだ昼間は暑いのですが、ヒグラシが鳴き始めました。熱帯夜も続いていますが、早朝や夜は空気が涼しく感じます。そして秋の虫たちの声も聞こえます。秋がようやく姿を見せて来ました。

 昨日、10歳年上の古い友人からお電話をいただきました。暑中見舞いに書いておいて電話番号に目が止まったのだそうです。長いお付き合いですが、ここ数年こうして一年に一度か二度お電話でお話するばかりとなりました。70歳になられてもお声は若く、相変わらず歯に衣着せない言葉にすっきりとした考えをお持ちです。

 この友人、未だに毎日ラケットを握るほどのテニス好きです。ところが、クラブのシャワールームで転けて骨折してこの夏はじっとしていたと笑いながら話してくださいます。お互いの友人知人のことで話に花が咲きました。急に、「まだ走ってる?」と尋ねてくださいます。「雨が降らない限りは、ほぼ毎日走ってます。」と答えました。「孫一家が帰った翌朝はさすがに起きられませんでした。」と言うと大笑いです。「でも、60歳を越して毎日走るって、よほど身体のメンテナンスをしてるのね。」とおっしゃいます。彼女の「身体のメンテナンス」という言葉にハッとさせられました。

 走り始めて20年、40歳代はただ元気に走っていました。ところが50歳代に入ると、そうはいきませんでした。睡眠時間が短かったり、あれ?今までとは違うなって思うことが出て来ます。50歳代の10年走り続けれたのは、日々の睡眠、食べることに注意したからだと思います。ましてや60歳になりました。元気だからではなくて、元気でいることに心を砕きます。その上、20年間走った香港とは気候が違います。暑さの質が違います。日本で走り始めた二月は、初めての寒さの中での走りでした。モモさんを亡くし、胸に重たいものを抱えても走りました。身体が元気でいるために、心が元気でいるために、毎日観察しては身体の微調整の繰り返しです。

 友人は、運動を続けてこられた先輩、つまり、私より10年先を歩んでおいでです。おそらく10年前のご自分に置き換えての言葉だと思います。「身体のメンテナンス」をしなくては元気が続きません。いい言葉をいただいたと嬉しく思いました。

 友人はテニスがお好きだから続けてこれたのでしょう。この私は走るのが好きだから続けることが出来ています。小さな季節の変化にも気付きます。日に日に変わる朝焼けにも背中を押されます。メンテナンスしているものの、小心者の私は「今日怪我をするかもしれない。」とか「病気の芽が身体の中にあるかもしれない。」などと気を揉みます。走るために身体のメンテナンスをして、走ることから幸せと元気をもらっている毎日です。

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魚肉焼売

2017年08月29日 03時56分40秒 | おやつ

晴、25度、69%

 香港のストリートフードに「魚肉焼売」というものがあります。学校が集まっているところや人がよく通る街角に、夕方ともなればリヤカーに食べ物の店が出来ます。「小食」スナックです。その中でも子供に人気なのが「カレーボール」とこの「魚肉焼売」です。リヤカーの人は無許可の人もいれば許可を持った人もいます。そしてそれも昔の話となりました。今では、コンビニで売っています。

 蒸した「魚肉焼売」は甘い醤油と好みで辛味も足して、竹串で刺して食べます。3個で$10、などと書かれています。焼売ですが、飲茶ではメニュウにありません。あくまでもストリートフード、街角で食べる類のものです。おそらく、息子も学校帰りに食べていたに違いありません。主人だって、海に行くと小腹の足しに買い求めます。何の魚か?魚の白身に粉を混ぜて練ったものを焼売に仕立てたのが「魚肉焼売」です。何もつけないでも甘みがあります。カマボコよりも粉が多いと感じます。

 近年、スーパーで冷蔵の「魚肉焼売」が売られています。30個ほどの袋入りです。お盆に戻って来た主人が袋入り「魚肉焼売」を冷凍して持って来てくれました。私がこんな味でも恋しくなっているとお察しです。ちょうどいた息子たちに半分蒸して食べさせました。残りは私のものです。

 すっかり冷凍庫の隅に忘れていました。昨日のおやつは、「魚肉焼売」でした。袋入り「魚肉焼売」もメーカーによって味が違います。美味しいほうの「魚肉焼売」です。「こんなお皿ではなくて串刺しが似合うなあ。」と思って2個ほど口に放り込みました。香港の匂いがします。一気に気分は香港の街角を思い浮かべています。何もつけないで蒸したものを熱々で食べていました。ふと庭のシソの葉が目に入ります。庭に降りてシソを摘んで、 「紫蘇巻き魚肉焼売」の出来上がり。後味に残るくどさが消えてさっぱりです。

 東南アジアはどこに行ってもこうしたストリートフードがあります。香港人ならずとも香港で生活した人たちは「魚肉焼売」に懐かしさがあるはずです。こんなものがすぐ身近にあった生活が懐かしく思われました。

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南インドのお魚カレー

2017年08月28日 03時48分20秒 | 昨日のお昼ご飯

曇、26度、84%

 この夏は自分でよくカレーを作ります。暑さです。食欲が減退します。香港の夏に食欲がないなんてことはありませんでした。カレーを食べたくなれば近くに小さなインド料理屋さんがありました。小さな真っ黒いおじさんが作るカレーの味は、私たち夫婦の口に合います。東南アジアのカレーだって本場に近い味が手軽に楽しめました。福岡でそんなカレー屋さんをまだ見つけ出せずにいます。それで、小さな真っ黒いおじさんのあのカレーの味をと家で作ります。インドの香辛料は引越しの荷物にも入れました。主人が事あるごとに買い足して来てくれます。インドのバスマティライスだって持って帰って来ています。パンニールのチーズも自分で作り始めました。このひと夏で私のカレーは飛躍的に美味しくなりました。そしてお味も着々と小さなおじさんの味に近づいています。

 今までカレーは辛さを食べるものだと思っていたのですが、最近、辛さではないと感じました。香りです。食欲がない時、カレーを作りながらも食べれるかなあと心配です。ところがあのたくさんのスパイスの一体した香りで、俄然食欲が出ます。もちろん口に入れれば後は止まりません。「あー、良かった食べれるわ。」と「開胃」という漢方の言葉を思い出します。香港の漢方屋さん、夏になると「開胃」という言葉が書かれた漢方茶を店の前にぶら下げています。煎じて飲んでくださいという薬草のお茶です。試したことはありません。ただ、この夏の食欲減退のたび、カレーの香りで「開胃」の意味を知りました。胃がすっと食べ物を受け付けてくれるのです。

 昨日は白身魚のカレーを作りました。いつもの鯖よりさっぱりしています。お魚を使ったカレーは南のカレーに多いそうです。このカレーもココナッツミルクを使ったサラサラカレーに仕上げました。南と北ではスパイスが違います。ココナッツミルクを使うのも南です。インド南のカレーは東南アジアのカレーにつながります。ココナッツミルクの甘い香りも食欲をそそります。お魚ですから煮込む必要はありません。さっと作ってさっとお腹に入れました。

 近くに美味しいお店がないのでこの30年以上のインド料理作りに拍車がかかっています。タンドールで焼いたチキンが食べたく思います。小さなおじさんの小さなインド料理屋さんは、キッチンにドラム缶で作ったタンドールを置いていました。さて、私はどうやってタンドール料理を作ろうかと思案中です。

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モモさんのバンダナをココさんにあげました。

2017年08月27日 03時57分05秒 | もも

晴、24度、86%

 北海道にパグの「しょうちゃん」というお友達がいます。しょうちゃんのお母さんが一昨年モモにバンダナをくださいました。モモの写真から取ったモモの似顔絵がアップリケされたバンダナです。モモさんの服もこうしたアクセサリーもほとんど頂きものです。早速首につけてみましたが、見かけより首の周りのタフタフのお肉が多いモモさんはマジックテープがパンパンでした。 着せる時暴れることはありませんが、服を着せられたり被りものをされるのはお気に召しません。声も立てずに一人で脱ごうとします。

 このアップリケをじっと見ていると、目の具合、お顔の黒さがモモさんよりココさんに似ています。暴れるのを覚悟でココさんにバンダナをつけてみました。モモさんに比べればまだまだ細い首です。サイズはピッタリ、やはり暴れましたが写真を撮る時だけは、 このようにピタッとポーズを決めてくれました。モモさんはなかなかカメラを見ようとはしませんでした。ココさん、常にカメラ目線です。もちろん「可愛いわよ。似合ってるよ。」と言い続けます。撮影後、ココさん床をのたうち回ってバンダナを外しました。

 モモさんの物でココさんにあげれない思い出深いものもあります。女の子ですからモモさんなら着こなせる茶色では可哀想、やはり赤やピンクが可愛く思います。

 しょうちゃんのお母さん、バンダナをココさんにあげますね。久しぶりに涼しい朝を迎えました。ココさんバンダナ姿でお散歩にお出かけです。

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たかだかチャンポンなんですが。

2017年08月26日 04時36分02秒 | 昨日のお昼ご飯

雨、26度、97%、雷

 福岡は豚骨の博多ラーメンが有名です。世界中にお店を持つ店までできました。昼時ともなれば行列ができる店がたくさんあります。博多っ子、皆それぞれにご贔屓の店があるほどです。私が香港から日本に戻って来た時、食べたかったものはラーメンではなくチャンポンでした。リンガーハットのチャンポンでも満足します。本当は町中の小さな中華屋さんのちゃんぽんが美味しいに決まってます。小さな店構え、ご夫婦か親子でやっていて、外にはチャーハンの香りがしているようなお店です。

 二月に本帰国して以来、一度だけチャンポンをお外で食べました。お昼の用意ができなくて主人を香港に送り出す前の昼食でした。二人ともチャンポンです。中国人がやっている普通のお店です。出されて来たチャンポン、美味しいとは感じませんでした。スープにコクがない、旨味がない、塩っぽい。元々中国の食べ物ではないチャンポン、この店では2度とチャンポンは食べるまいと思います。

 福岡のスーパーにはどこにいっても「チャンポン麺」が売られています。挙句に「チャンポンの具セット」などまであります。具セットにはちくわの切れ端やピンクの鳴門の端っこのようなものが入っています。私が欲しいチャンポンの美味しさはスープです。具材から出た旨みが感じられるあのスープが欲しい。それでいて簡単に作れる、お家の冷蔵庫のもので作りたいと思います。

 脂身の多い豚の肩肉の薄切り、殻付きのさいまきエビ4匹、イカの残り物、キャベツが8分の1。これが冷蔵庫にあるのを見たので、「チャンポン麺」を買って来ました。お肉はあるだけ使います。エビは味噌の美味しさを残すため殻を剥いただけ。イカは一番美味しい「げそ」がないので身をコロリと切りました。キャベツをザクザクと切って、ラードで炒めます。たまたま白ワインの残り物がありましたからそれを加えて、強火でアルコールを飛ばします。そこに豚肉とイカ、エビを入れしばらく煮ます。ほんのちょっぴり「味覇」中華の隠し味を入れます。「味覇」は最近塩辛いのでほとんど使いません。最後に白胡椒で味を調えて、「チャンポン麺」を入れ熱々をいただきます。

 「チャンポン麺」は2玉。大盛り皿うどんのようですがスープもたっぷりあります。具材も全部載せました。「いただきます。」まずはスープをゆっくりと味わいます。イカの香り、エビから出た甘味、キャベツの野菜の甘み、もちろん豚からもいいお出汁が出ています。スープだけでも満足です。大盛りのチャンポンはあっという間に私のお腹に収まりました。ただね、麺がもう少し太くてしっかりしたものの方が好きです。お家でもこれくらいのお味のチャンポンが作れます。満足。

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怪獣化するココさん

2017年08月25日 04時14分54秒 | ここ

晴、30度、72%

 ココさん太って欲しいのですが食べさせても食べさせても太りません。動く量が食べる量より多いからでしょう。お散歩2回、スキップというよりギャロップに近い足取りです。モモさんが30分かかったコースを15分で家に戻って来ます。庭でも家の中でも急に火がつくと駆け回ります。まだ1歳ですから子供です。

 私たちの手の甘噛みに始まって、あらゆるものを噛みます。靴はターゲッタになるだろうと思っていたのですが靴には見向きもしません。プラスチックも噛みます。ご自分のクレートの鍵の部分は壊れこそしていませんがヨレヨレになっています。小ぶりなボールは3つ目がいよいよ昨日破壊されました。噛むものもモモさんとは違うようです。モモさんは家具、靴、ぬいぐるみを片端からやっつけていました。

 お伊勢さんのお土産にと今年に入って頂戴した、酉のドアストッパーがあります。今年は酉年、私は年女です。ドアストッパーですから結構大きく重たいものです。背丈はココさんと同じくらいあります。 二階に上がって用事をしていると、階下で大きなものを引きずる音がしています。「ココさんがクッションでも引っ張ってるのかしら?」木の戸に当たってドンという音まで聞こえます。ちょっと心配になって階段を降りました。階段脇のからぐるりと回り居間に入ると、酉のドアストッパーが倒れています。あらあらと思って起こして見ると、 トサカの部分が引きちぎられています。ココさん、トサカをくわえて走ったものと思われます。当のご本人、私の階段を駆け下りる足音で寝室に隠れていました。たった数分の出来事です。

 トサカを付け直してあげます。「酉さんにいたずらをしてはいけないよ。」と私の話を神妙に聞くココさんです。最近、急に火がついて小怪獣化してしまうココさんです。

 

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インドのアロマオイル タイのアロマオイル

2017年08月24日 03時56分57秒 | 日々のこと

晴、29度、75%

 ディフューザーで香りを楽しむアロマオイルはそんなにお安いものではありません。それでも自分へのご褒美に毎晩少しづつ楽しみます。好きな香りはラベンダー、肩が凝ってるなと思えばミントを落として、食欲がちょっとと思う時は柑橘系。選ぶアロマオイルもその量も自分勝手です。

 主人が出張の折、求めて来てくれたタイのラベンダーオイル、 50cc入っています。いつも小瓶しか買わない私は大喜び、たくさん使えます。タイはハーバルや無農薬、健康志向の強い国です。農業国ですから当たり前ですが、意外に街中にそういう専門店が多くみられます。もちろん空港でも求めることができます。

 手持ちのラベンダーを使い切ったので、早速このタイのラベンダーを開けました。ディフューザーに落とす前に瓶からひと嗅ぎ。いつものラベンダーの香りとは一味違います。「これがタイのラベンダーかしら?」そう思いディフューザーに数滴。部屋を離れて戻ってくると、寝室の匂いがまるでポマードをつけた男性がいたような匂いです。そのポマード、昔のおじさんが使っていたタイプのポマードです。誰か人が家に入ったかと疑いました。匂の元は、ディフューザーです。すぐに止めました。次の晩も同じことの繰り返し、瓶の裏をしっかり読んでも正真正銘のラベンダーです。とてもがっかりしました。

 次に主人が買って来てくれたのは、インドのアロマオイルでした。インドはアユールベーダの発祥の地、以前から様々なアロマオイルが売られています。「サンダルウッド」と「レモングラス」です。「サンダルウッド」白檀です。スポイトの瓶がそれです。以前見かけたものよりもパッケージがとても洒落たものになった来ました。白檀はインドのものが最高だと聞きます。香り高く、瓶の外からでもいい匂です。レモングラスもしっかりした香りを立たせてくれます。主人がお土産で買って来てくれるものですから、お値段もそれなりにいいものに違いありません。膨よかな包み込むような香りです。

 タイのラベンダーオイル、せっかくですがポマードのような匂いにはついていけません。捨てるには勿体無い、そこで保冷剤の中のグニュグニュを出して容器に移し、このラベンダーを一振り。靴箱の隅に置きました。芳香剤、消臭剤の代わりです。靴箱ですから玄関ですが、ここではさほど匂いがきつく感じません。

 先日いただいた北海道のラベンダーの芳香剤は爽やかな香りです。ラベンダーといってもいろんな香りがあることを知りました。ラベンダーは必需品、今日にでもアロマオイルを買い求めに行ってみるつもりです。

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暑い日のココさん

2017年08月23日 04時47分04秒 | ここ

曇、28度、87%

 福岡はまだ猛暑日が続いています。暑さの質が香港とは違うと思います。気温は時として福岡の方が高いのですが、空気の重さがウッとのし掛かってくるのは香港の暑さの特徴です。香港の最後の10年は一夏中、つまり半年以上もクーラーを24時間稼働させました。モモさんが2歳の夏の初めに体調を崩したからでした。ですからこの私もすっかりクーラーで暑さを凌ぐ体質になっています。ところがこの家は広いし、木造だし、まあ窓を開けていれば風も通ります。ココさんはいたって元気です。そこで午前中は、クーラーを入れません。

 カーペットをひいた部屋用にひんやりするクールマットをココさんに買いました。初めは何をするものかわからずにおしっこをしました。 やっと使い道がわかったのか、こうして休んでいました。ところがこの写真を最後にこのマットはズタズタに噛み破られました。この後、また同じものを買ったのですが、またしても見事に噛み破りました。扇風機を当ててやると風の当たるところから逃げて行きます。

 昨日は昼前から気温がすでに33度。モモさんのクールエプロンを出して来て、保冷剤を入れて着せてみました。もちろん、大暴れです。やっと着せたらドタバタと音をさせながら、必死で脱ごうとしています。 まるでオムツと蝶ネクタイでもしている格好です。「緑色のクールエプロン、あらあら、ココさんに似合っているじゃない。ピンクや赤でなくても可愛いよ。」と言うと見出し写真のようにポーズをつけてくれました。このあとエプロンをつけたままお昼ご飯まで寝ていました。少しは快適だったかしら。まだ暑さ対策が必要です。今週末までこの暑さが続くそうです。ココさん頑張れ。

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モモ時計 ココ時計

2017年08月22日 03時56分43秒 | 身の回りのもの

曇、27度、84%

 アレッシーの振り子の置き時計を買ったのはもう24年も前のことです。建物のような形、針のブルーの色、置き時計なのに振り子がついています。アレッシーらしい遊び心がある時計です。クウォーツで電池で動きます。かすかにチクタクチクタクと生き物のように感じます。

 20年を過ぎた頃から、振り子の動きに元気がなくなりました。よく見れば動いてるなと思いますが、小さな揺れです。そのうち、急に止まったり、時間の遅れが出始めました。その度に屋根の部分からムーブメントを取り出して微調整します。ご機嫌をとりつつ励まします。もちろん香港からの引越しの荷物には幾重にもパッキンをして持ち帰りました。

 日本の家でも振り子は動かないものの正確に時を刻んでいました。ところがひと月ほど前から電池を新しくしても、私が微調整といってご機嫌を取っても、時間がズンズン遅れます。時計屋さんで修理してもらおうと、数件に持ち込みました。クウォーツのムーブメントを取り替えれば済むと言われます。ところが、日本のアレッシーではこの形の時計を扱っていないので、そのムーブメントが手に入らないそうです。日本のアレッシーにも問い合わせましたが、同じ答えです。

 そんな折、並行輸入でこの時計を販売している店を見つけます。思い切って新しい同じ形の時計を求めました。やって来た新しい時計は20数年前の古いものと同じく元気に振り子を揺らします。 ところが耳を澄ましても、あのムーブメントの動く音は聞こえません。屋根の部分を外してゆっくりとムーブメントを取り出しました。古い方のムーブメントは、ドイツ製です。新しい方は中国製でした。20数年の時の流れを感じます。

 古い時計は正確な時間を刻みませんがゆっくりと動いています。我が家の香港での生活を共にして来た古い時計です。二つの時計を見比べていると、新しい元気のいい時計はココさんに見えて来ます。古いのんびり時計はモモさんに見えて来ます。飛ぶように走って散歩をするココさん。病気で後ろ足が痛くてもバギーから降りて散歩をしたもモモさんの足取りは、古い時計の振り子のように感じます。

 時計は正確さが肝心です。座敷のモモさんの写真のすぐそばには、新しいココ時計。音もせず元気に時を知らせてくれます。古いモモ時計は、本棚の一角に場所を作りました。時は正確ではありませんが動いています。そして、本箱のガラス戸を開けるとドイツ製のクウォーツの音がします。

 座敷には同じ形の時計が二つ。椅子に座って二つの時計を愛おしく感じます。

 

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