チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

アユールベーダ KAMAの石けん

2013年03月31日 05時05分57秒 | 日々のこと

雨、19度、99%

 アユールベーダ、なんとも響きの良いこの言葉、インドの伝統医学を意味します。施術から化粧品などにわたる、生命エネルギーを司るものです。

 興味はあるのですが、それほど深く知っているわけではありません。初めて、このアユールベーダに出会ったのは、16年ほど前の初めてのインド旅行でした。しかもホテルのアメニティ。旅先で、私が一番困るのがシャンプーです。たとえコンディショナーが付いていても、洗った髪はなんだかきしんでしまいます。微かなハーブの香りもよく、ボディミルクも、さっぱりとしているのに肌に馴染みます。多湿の香港に永く住んだおかげで、どこに行っても乾燥しているように感じるのです。シャンプーの裏を読むと、アユールベーダに則って作られたと書かれています。

 確かに街のドラッグストアーなどに行くと、化粧品から歯磨き粉のようなものまで、アユーダベーダです。これでは何をどう選んでいいのかわかりません。ニューデリーのコンノート廣場のアユールベーダの専門店、バイオティークで化粧水を一本求めて帰ってきました。当時はこんなにネットショッピングなどできませんでしたから、次にアユールベーダに出会ったのは、次のインド旅行の時でした。

 4回ほどインドには行っているのに、16年前と知識的にはちっとも進歩していません。アユールベーダは、3つのエネルギーが体を支配するとされています。そして、皆それぞれその3つのうちどこかに傾いていて、傾いているエネルギーによって施されるものが違うのだそうです。ウェッブでも、何処に属しているかを知る簡単な診断が出来ます。これをいつやっても、私は3つに属している珍しいタイプと出ます。そこで、もういいや、と投げ出してしまうのです。

 深く知らないままですが、化粧水の使い心地のよさ、クリームが肌にすっと吸い込む気持ちの良さから、時折求めて来たものを使っています。

 KAMAのものは、ニューデリーのオベロイホテルのアメニティで知りました。新しくなった、ニューデリーの空港内にもお店があります。お店でお値段を見てビックリしました。よそのところより随分いいお値段です。売られているものの種類も少なく、きちんと作られている様子が伝わってきます。

 大切にとってあった、KAMAのバラとシナモン、オレンジの石けんをおろしました。

  それぞれのエッセンスオイルから作られた石けんです。私はずっと石けんで顔を洗っています。石けんの善し悪しは、洗顔後の突っ張り具合が教えてくれます。このKAMAの石けん、なんともやさしい洗い上がりになります。

 きっといつまで経っても、深くは知らないままのアユールベーダになりそうですが、体に気持ちのいいものは、自然由来のこうしたものだと思います。

 今、我が家のバスルームのドアを開けると、バラの香りが微かに香ります。

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BMW Z-4

2013年03月30日 04時37分23秒 | 日々のこと

小雨、18度、93%

 香港、昨日から月曜日までイースターの休暇に入りました。この時期、新緑がきれいなのにいつも薄曇りのはっきりしないお天気です。

 そんな小雨の中を、我が家にやって来たのがBMW Z-4です。マツダのロードスターを手放して10日目のことです。ロードスターもこのZ−4も、私が乗る車です。ロードスター、Z−4などと書けば、やたらにスピード好きな人間に聞こえるかもしれません。私は、全く普通のドライバーです。

 今回買い替えるにあたって、どの車というはっきりしたイメージはありませんでした。出来たらロードスターの新しい物と思っていました。香港島のワンチャイには、なぜか昔から車のショールームが軒を連ねています。みんな外国車です。だって、香港で作ってる車なんてありません。たまたま、珍しく家人が家にいる日が続いていました。気分のいい時には、我が家からそう遠くないワンチャイの車のショールームへ二人で出向きました。

 ロードスターを買う時と大きな違いがひとつありました。昨年末、仕事を辞めてしまった私は、今回の車を家人に買ってもらうことになったのです。自分で買う時とは、心持ちが違います。どう違うって?、そうですね、あまり負担をかけては申し訳ないと思っていました。二人で見に行く車は、もちろん新車ばかり。90年代の車に乗っていましたから、初めて見るような新機能付きの車ばかりです。マツダのロードスターの新車も見ました。どこか、私の思っているロードスターではなくなっています。そのうえ、お値段が、ヒェーと、内心叫んでしまうくらい高いのです。考えてみました。今まで香港に25年いましたが、もう同じだけの長さここにいることは、おそらくないだろうということです。それなら、何も新車の必要はありません。

 そこで、中古車探しです。ここからは全て一人で見に行っては乗って、決めたのがBMW Z-4です。 車探しは、また別の機会に書く事にしましょう。

 普通のドライバーの私が、またしてもこんな車を選んでしまいました。でも、乗ってシートに座った瞬間、あっ、これよ!と思いました。何か解らないけど、ホッとする視界です。あれほど車高の低い車に悩んだ私でしたが、体に染み付いてしまったようです。

 シートの位置も、 真ん中よりやや後ろよりです。フロントのボンネットの長さも気になりません。最後まで、トップがソフトカバーであることに家人は難色を示しました。事故のとき、ハードの方が安全だと言います。確かに保険料も、ソフトの方が高く設定されています。Z−4には、ハードカバーは希少です。

 トヨタ、ホンダを家人も息子もお勧めでした。いよいよ、買う前になって、家人が私に言った2つのことが、心に残っています。

 事故がないようにね、と言う家人に、そんなにスピード出さないからね、と私は答えました。事故はね、自分が起こすのでなく、向こうから起こってくるんだよ、と。こんな発想は、私にはありません。事故とは、気付かぬうちに誘発することがある、という意味に解釈しています。肝に銘じますね。

 そしてもう一つ、私があとどんなに長く車に乗ったとしても、この先15年ほどだろうから、好きな車に乗りなさい、と言ってくれました。あと15年ほど、こんなことすら考えたことがない私です。ありがたいなと思います。

 まだ、我が家にやって来て3日目、ロードスターのように大好きな車と呼べるように、大事に乗って行きます。

 

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モモさんのあごのせ

2013年03月29日 06時03分50秒 | もも

雨、19度、98%

 たくさんの犬たちと生活を共にして来ましたが、家の中でずっと一緒にいるのはモモさんが初めてです。パグって、こんなに何処にでも付いて来るのかと思うほど、行く先々に現れます。トイレもお風呂場だってお構いなし。ゆっくりくつろいでいようものなら、べったりとすり寄ってみえます。

 パグを飼っている方達が、よくあごのせを話題にします。他の犬種の犬たちだってあごのせをしてるかもしれませんが、確かに、何かにあごをのせて、横になっています。

  これは普通の状態、自分の手にあごのせです。これなら他の犬種だってしているような気がします。いつもベットで横になって本を読む私は、本を支えている二の腕によくあごのせされます。そのまま眠られたら、本の重さとモモさんの頭の重さでしびれがきます。

 こんな堅いものだって、 お好きです。

 大好きなネズミちゃんも時には、 あごのせされます。

  椅子の背にあごのせです。こうして、台所の私の様子を観察しています。私が何か口にポイッと入れれば、すっ飛んでおりてきます。

 何かにあごをのせて、起きていることは稀で、 たいていは、そのままご就寝なさいます。

 見出し写真は、私の財布と小銭入れにあごのせ後、 すっかり熟睡なさいました。多少の凸凹もものともなさいません。

 夜中上向きに寝ている私、息苦しくて目が覚めます。するとモモさん、私の首にあごのせです。息苦しい上に暑くなると、ジトッと汗ばむ始末です。

 やはり、パグはあごのせが好きな犬種のようですね。

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博多 蕾菜(つぼみな)

2013年03月28日 04時54分53秒 | 日々のこと

曇り、20度、91%

 香港の日系のスーパーマーケット、デパートの食糧品売り場には日本からの野菜、果物、お魚、生鮮食品が豊富ではありませんが、並んでいます。もちろん空輸されて来たものですから、お値段は日本より割高。昔から香港に住む者に取っては、感慨深いものがあります。スーパーに並ぶお菓子から干物まで、帰国の度に荷物に入れて持ち帰ったのがうそのようです。

 お野菜の表書きを見ていると、福岡から入って来るものが多いのに気が付きます。我が家は、夫婦して福岡の出身です。福岡という字を見る度に、二人してにっこり。

 滅多に一緒に買い物などに行きません。というか、家人はほとんど買い物などなさらない。そういう方と一緒に買い物に出かけると、福岡って書いてあるものをみつける度に、お値段も見ずに、かごにポイポイとお入れになります。ホウレンソウがおおいしそうだね、ポイっていう感じです。横で見ている私は、ほうれん草なら市場で買うと、その値段で6倍は買えるのに、と内心ハラハラです。野菜、果物、お魚は、決して日系スーパーでは買わない私です。買うのは、お正月前だけ、えいっと、大枚をはたきます。

 でも、こういう方は支払いもしてくださるので、市場が、、、。と思いながらも、くっ付いて歩きます。

 先日、水菜を既にかごに入れた家人は小さなパック片手に、これなに?、と聞かれます。私は生鮮物の棚は素通りするので、新しい物など知りません。博多 蕾菜と書かれています。まーなんか新しい物よ、などとうそぶく私です。これまた、値段も見ずにかごにポイ。

 家に帰り、さて件の蕾菜をどうやって食べようかと、取り出しました。サラダ、揚げ物などと書かれています。それより裏のお値段を見てビックリ、$38、400円強です。これだけあれば市場で2日分のお野菜が買える値段です。

 簡単に水菜とサラダにして食べました。ブロッコリーの新芽かな?ちょっと苦みがあって、なかなか美味しくいただきました。

 翌日、気になって調べてみると、博多 蕾菜、大きなからし菜の脇芽だそうです。今売り出し中の新しいお野菜だとか。精神を安定させ、高血圧にもいいそうです。

 あのお値段ですから、いつも買えるものではありませんが、新製品を食べるといい気になります。

 博多ネギ、そうそう、貝割れ大根も博多から発信したお野菜です。貝割れ大根は、福岡の西にある能古の島で作られ始めました。私の小さい頃は、中洲の料亭向けのお野菜でした。

 懐かしい博多、福岡の名の付く野菜や、お魚、あまおうも牡蠣も高すぎて手が出ません。それでも、香港の人が、安心と美味しさを信じて買って行く姿を見ると、本当に嬉しくなります。

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こねぎ

2013年03月27日 06時09分50秒 | 日々のこと

曇り、18度、94%

 香港、市場で葉物の野菜を買うと、小ネギをおまけにつけてくれます。顔見知りになると、その小ネギも並々ならぬ量付いてきます。毎日行く市場の八百屋ですから、すぐにぬたが出来るくらいの小ネギの量になります。香港人も、この小ネギをタレにも入れれば、麺類にも使います。わけぎや博多ネギのように上等ではありません。時には、大ネギのようにぬめりが出るものもあるくらいです。でも、ただですから文句は言いません。

 私、主婦歴だけはいっぱしに永いのですが、毎年お正月に今年こそと思うことのひとつに、小ネギの小口切りがありました。きれいに切り口の揃った小ネギの小口切り、今年こそは上達しますようにと思うのです。汁物に香りもよく青みが散っているのも、青魚のお刺身に添えられているのも、納豆だって小ネギがうまさを引き出してくれます。

  力んで切ったってうまくいきません。包丁とまな板にお願いしても、八分目ぐらいまでしかうまく切れません。不揃いならまだしも、蛇腹になってしまいます。アコーディオンのような小ネギが、おうどんに添えられていてもちっとも美味しそうではありません。

 それでも、思い続ければ、どうにかうまくなるものです。ここ数年、2回に一度は、ほれぼれするような小口切りが出来るようになりました。思わず、包丁とまな板にお礼を言いたくなります。

 先日、このブログにまな板のことを書きました。皆さん、イチョウのまな板をお勧めです。中に、私よりひと回り以上もお若いのに、まな板の音のことを書いてくださった方がいました。イチョウのまな板で刻むと、いい音なのだそうです。想像します。少し籠りがちに高く響くまな板と包丁の音。リズミカルな包丁の音は、味、盛りつけと違って、料理する者だけに許される楽しみです。いつかは、イチョウのまな板で、小ネギの小口切りをと考えています。

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オンシジュウム

2013年03月26日 05時30分02秒 | 

雨、18度、98%

 家人が、一人で散歩に出かけました。その6日ほど、ほとんどどこに行くにも私が一緒でした。家で待っていても心配ですが、こちらから電話をするのは、かえって家人に重荷になってはと思い控えていました。どの方角に出かけたかは、大方解っています。何かあればと思っていると、家で心配している私を思ってか、電話がかかりました。順調に歩いていたようです。ひとまず安心、帰りを待ちましょう。

 先週は、週明けから本当にいろんなことがありました。一晩寝れば、起きた時にはもう元気という私も、疲れが消えないのを感じています。けど、口に出して疲れたなど言ってられる場合ではありません。もし、寝てていいよ、なんて言われたら一日中寝ていたでしょう。

 ピンポン、家人が戻ってきました。喜ぶモモさんとドアを開けると、あら!大きなオンシジュウムの花束を持った家人がいました。

 花が家になくなって、数日が経ちます。花市に行きたいと思っていても、時間的にも無理な状態でした。近くの花屋さんで買えばいいものを、香りの薄くなった百合ややっと咲いているようなトルコキキョウを買おうとは思いません。

 雀蘭、 ともいわれるオンシジュウム、アレンジの時は、メインで使われることが少ない花柄の小さな蘭です。でも、一種だけなら、 枝のしなりもかえって華やかさを出してくれます。

 部屋のひと隅に花がある、それだけで、気持ちが和みます。

 花市に行くたび思うことですが、花束を抱えている人の顔は、なぜか明るく見えます。ドアを開けた時の家人の顔、ゆっくりとした散歩に加えて、この黄色のオンシジュウムの花束、数日ぶりに明るい顔をしていました。

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手のはなし

2013年03月25日 06時05分10秒 | 日々のこと

曇り、23度、94%

 いつか手のことを書こうと思っていました。私の手のことです。

 この月初め、実家の整理に福岡に帰国していました。重たいものを引きずったり、不要なものをギュウギュウと袋に押し込んだり、まだ寒さの残る3月初めです。たった3日ほどのそんな仕事でも、手はややむくんでいました。友人の車の助手席に座ると、彼女が私の手を見て言いました。働き者の手ね。私の手に取っては、最上級の褒め言葉です。

 手のことを書こうと思ったのは、随分前のことです。私の手がきれいだから書くのではなく、全くその反対、いかにも労働者のそれです。体は小さいのに、大きな手で節くれています。どちらかと言えばぼってりとした手です。指は長くても細くない分かえって目立ちます。爪も正方形で、桜貝のような爪とは対極にあるようなしっかりとした爪です。しかも、50年近くこの爪ははさみでつむことはありません。爪を噛むというか、うまい具合に爪を短くすることが出来ます。爪が、ガサガサにならないように研ぐのも、歯でちょいと。

 流石に若い時は、女性的な手に随分と憧れました。白くて小さな手、やさしいピンクの爪。でも、私の手は毎日充分あまりあるほどの仕事をしてくれています。

 鉛筆を持つ、包丁を握る、針を持つ。下手なおにぎりも握ります。パンだってこねます。種植えのため、土だって扱います。当たり前だと思って使って来た私の手。最近とても愛おしく思うようになりました。

 昨日のブログに、モモさんをトリムしている私の手が写っています。横写しですが、大きいのがはっきり見て取れます。手だけを写真にしても、無様です。見出しの写真は、ウグイスのひなを拾った時のものです。ぼってりとしたたなごろ、噛まれた爪。

 手は、顔以上にその人を表すともいわれます。歳を重ねて、きっと私の手は私の人となりなりを黙って表していることでしょう。

 後何年、この手にお世話になるかしら?最後まで、包丁を握って、お箸を持ってと願います。私しかいません、この大きな手に、ありがとう、って言えるのは。大好きな私の大きな手です。

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モモさんのトリム

2013年03月24日 06時09分47秒 | もも

曇り、21度、97%

 昼間は、蝉が元気に鳴いています。今年は、気温の上がりが早い香港です。クーラーをかけた部屋で、朝から のんびりムードのモモさん。朝の散歩時から気温は20度を超しています。モモさん、息遣いがやや荒くなってきました。のんびりムードのモモさんにブラッシングをしながら、来週には毛を刈りましょうね、と話します。

 この季節どんな動物も毛が生え変わるので、抜け毛の季節です。しかも、パグは短毛ながら、一年中、超が付く抜け毛の王様です。モモさんの別名、モモの毛姫。

 家人が急に、今日刈ったら?などとおっしゃいます。そこで、 半年ぶりに出して来たモモさん散髪セット。家でトリムを初めて3年目です。

 毎週金曜日に、散髪の後お風呂に入ります。お店にトリムに行くのを嫌がったのが嘘のように、家ではされるがママ。 こんな顔をしてたのね。刈っている方の私は、モモさんの顔まで見えません。なんとしおらしげな。

 毎年、3月の下旬に刈り始めます。そうすると、必ず寒い日が戻ってきます。今日は、控えめに刈っておきましょう。オバーコートは黒っぽい毛が多いので、刈り終えると白っぽいモモさんに様変わりします。 少しは涼しくなったかな?

 また半年間、週一回の散髪が始まりました。蒸し暑い香港の夏、年ごとに体に応えるはずです。元気で乗り切ってね、モモさん。

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手紙

2013年03月23日 06時08分28秒 | 日々のこと

曇り、22度、

 

 郵便受けの小さな窓をのぞくと、見慣れた友人の字が見えます。きっと私の顔は急にほころんでいるでしょう。ところが、最近は、ダイレクトメールの印刷された堅い文字ばかり。そのダイレクトメールですら、e-mailでやって来るようになりました。手紙をもらうのも嬉しいものですが、手紙を書くのもまた好きです。

 近頃、はめっきり手紙を書かなくなりました。お礼状とクリスマスカードくらいでしょうか。そのお礼状もe-mailにしようか迷います。香港から郵便だと日本まで3、4日かかります。e-mailだとその日のうちです。相手様が3、4日のうちに、お礼が遅いわね、などとお考えになってはと、時には、キーを打ってお礼を出します。

 私の手紙好きを知ってる家人は、日本に帰れば、上質な和紙の季節季節のレターセットを土産にしてくれました。その以前は、義母が、旅行に行く先々でレターセットを買って来てくれました。私も、目につくレターセットを自分に買います。おかげで、使い切れないほどのレターセットを持っています。紙も永く置くとシミが出てきます。あらあら、郵便番号のますが3つしかない封筒をまだ持っています。手触り、見てるだけでも楽しいレターセットです。

 この2ヶ月ほど、ある友人から手紙がやって来るようになりました。手紙をもらうと、返事が書きます。すると、また手紙がやって来ました。また、返事を書きます。

 内容は、なんて大げさなものではありません。親しさにかまけて、誤字脱字だらけ。自分の書く字を見て、下手ねと、嘆いたり。でも、手紙を書くのは楽しいものです。しかも、型にはまった礼状などではありません。楽しかったこと、良かったこと、そんなことしか書きません。だって、毎日毎日、嫌なことや辛いことが必ずありますからね。

  昨日書いた手紙の封筒の裏面です。インドで求めたレターセット、ちょっと変わった意匠に、彼女が喜んでくれますように。

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香港天文台 お天気アプリ

2013年03月22日 05時39分47秒 | 日々のこと

曇り、19度、93%

 毎日、朝パソコンの前に座ってブログを書き始めるとき、まず始めに、携帯で天気を調べます。ブログを始める前からの日課です。パーセンテージ表示されているのは、降水確率ではありません。香港の湿度です。湿度の高さは、お話しになりません。この湿度で、窓を開けるかどうか判断します。うっかり気温も上がり始めたこの時期、多湿の状態で窓を開けていると、そのうち、壁にカビが出てきます。壁紙を張っている壁なら、壁紙が上の方からはがれて来る始末です。靴やバックの革製品にも白くカビが付きます。

 昨年の11月頃でしょうか、このアプリのお知らせを開けたら、新しいバックが登場、とあります。今まで、チョイスが3つだったのに、9つに増えています。その中の色が鮮やかなバックを新しく入れてみました。 ガスがかった昼間です。最近はこればかり。 同じガスがかっていても、こちらは明け方や夕方バージョン。

  雲が多い日の、朝から午前中。 晴れたり曇ったりの昼バージョン。 お天気がいい日の午前中。 いいお天気のお昼間です。上に出ている赤いラインの中には警報が書かれています。乾燥注意報。気温が下がりますよ、とか。

  やや曇りがちな午前中。 小雨が降っている昼間。

  とってもお天気がいい夜です。 風がでて雨も降り出す夜バージョン。先日、この時期にしては珍しく、今年初めての黄色雲マークが出ました。黄色雲注意報は大雨注意報の一番下の段階です。 見出しの写真は、雷注意報を伴った雨の時。

 こんな見てすぐに解る天気、なかなか便利です。画面の下には、この後4日の天気予報も出ています。さあ今から、台風もやって来ます。大雨注意報もいろんな段階でやって来ます。どんな画面が出て来るか楽しみです。20年以上前、一度ヒョウが降りました。雪にはまだお目にかかっていません。さて、雪バージョン、ヒョウバージョン、用意されているのかな?

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