チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

クリスマスのキャロットケーキ

2023年12月25日 05時05分51秒 | クリスマス

曇、6度、69%

 寒くなると人参も美味しくなりました。クリスマスの「シュトレイン」も「パネトーネ」も作ってありますが、家族が家に戻ってくるのはまだ先です。自分のために「キャロットケーキ」を焼きました。

 以前はこのお菓子はこの型で焼くと決めていたように思います。最近はその時の気分にあった型で焼きます。小さなプリン型で焼いた「キャロットケーキ」はマフィンのようです。 ピスタッチオのプードルをたくさん入れました。人参だけの時より色は良くありませんがしっとり感が増します。 にんじんは粗めにおろして使います。人参が口に当たる感覚が好きです。「シナモン」を入れるのは定番ですが「グローブ」をほんの少し足します。香りにも味にもメリハリが生まれます。「バナナケーキ」や「キャロットケーキ」はアメリカのカントリーぽいケーキです。

 昨晩はクリスマスイブ、アドベントカレンダーの最後の紅茶は「ピーチ」でした。ピーチの香りと「キャロットケーキ」でおやつです。まだ気温が低い日が続いています。 「グローブ」や「シナモン」は体を温めてくれます。ゆっくりと時間が流れる一人のクリスマスです。

 Merry Christmas

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日替わりの紅茶

2023年12月16日 05時05分30秒 | クリスマス

雨、14度、80%

 街でクリスマスソングが聞こえても何かピンと来ないほど暖かな日が続いています。暖かいことは嬉しいと身体が正直に言っています。日を数えてめくるクリスマスの「アドベントカレンダー」、今年は毎日違う紅茶のカレンダーです。いつもはあと何日と思いながらめくりますが、出事が多い割に気持ちはのんびりしています。クリスマス気分にならないようです。

 昨日の紅茶は「ハニーバニラ」。紅茶の説明の下にその日するべきクリスマスの準備まで書き添えられています。「クリスマスケーキ作りにチャレンジ」と15日のところには書かれています。「少し早くない?」などと思いながらカップを選びます。紅茶の香りや色を考えながらどれがいいかな?昨日初めて残り何日?と数えました。もう10日を切っています。クリスマスが終わればお正月準備、年末のお掃除とすることははっきり頭にあるのですが、気持ちはのんびりしています。年齢のせいかな?手抜きをしているわけではないけど、なぜか時間がゆるく流れているように思います。

 好きなカップに毎日違う紅茶を注いで、暖かなのでデッキでボーッと落ち葉が落ちる様を眺めます。12月をこんな気持ちで過ごしたことがなかったなぁ。暖かいからか?歳をとったからなのか?日替わりの紅茶をゆっくりいただきながら、いつにない時間を過ごしています。「今日はどんなフレーバーだろう?」

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柊の芽が庭に

2023年12月08日 05時06分25秒 | クリスマス

晴、6度、61% 

 「柊」の葉っぱ2枚、庭の鬼瓦のそばに見つけたのは夏の盛りでした。3センチほどのの高さの芽です。ギザギザの形ですぐに「柊」と分かります。どこからか飛んできた「柊」ではありません。

 帰国した年のクリスマス、寄せ植えを作りました。あの頃は庭の空間を埋めるために一年草で寄せ植えを作っていました。園芸店で見つけた赤い実をつた「柊」はその寄せ植えの主役でした。春になって他の花は枯れました。根のついていた小さな「柊」を鬼瓦のそばに植えました。すぐに「柊」のことは忘れてしまいました。鬼瓦のそばに姿も形もなくなっています。消えてしまったと思っていました。ところが今年の暑い盛りに芽を出したのです。水を遣るわけではありませんが小さな「柊」を見守りました。寒くなり始めると葉の数が増えました。今は全部で5枚です

 寄せ植えからすでに6年、寄せ植えに使った時より小さいと思います。赤い実をつけていたので「西洋柊」です。大きな木になるとは思いませんが、庭に「柊」があると思うとクリスマスの気分が上がります。 ココの横に小さく映り込んでいます。この6年近く庭の土の中に根だけを残して隠れていた「柊」です。逞しいなぁ!

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パネトーネ、クリスシュトレイン

2023年12月06日 05時12分44秒 | クリスマス

晴、9度、82%

 例年よりひと月近くも遅くなりました。やっと、「パネトーネ」「クリスシュトレイン」を焼きました。今までのレシピを大幅に変更しました。「クリスシュトレイン」はドイツではそのバターの含有量が60%を越えるものにのみその名前が許されるのだそうです。バターが多くなれば当然生地は扱いにくくなりますし発酵にも時間がかかります。クリスマスのひと月前から少しづつ食べる「クリスシュトレイん」ですが、寝かせた方が美味しくなるこの手のケーキ、食べ始めるのは年明けになりそうです。

 「パネトーネ」の広告が目につくようになりました。1キロを越えるイタリアからの輸入品は1万円近い値段です。今年も酵母は「パネトーネマザー」を使いました。発酵させるとこの「パネトーネマザー」が香ります。「パネトーネ」の優しい甘い香りはこの酵母の匂いです。フルーツを混ぜ込む段になって、「アーモンドスライス」がないことに気付きました。スーパーまで歩いて5分ですが、手持ちの「マジパン」を混ぜました。「パネトーネ」は他のナッツで代用すると香りが変わります。あくまでも優しい甘さが持ち味です。 

 バターたっぷりの「シュトレイン」は成形が難しい、おくるみに包まれたキリストを模ったように優しく折りたたみます。 どちらの生地も冷蔵庫で一晩寝かせました。緩やかな発酵は香りを育みさまざまなフルーツの甘みを引き出します。「パネトーネマザー」は発酵力が緩やかなので、型に入れて半日かけて最終発酵でした。台所に籠って一気に焼き上げました。

  ラッピングして納戸の奥に置きます。旨味や香りが熟成、凝縮します。こうして家族の帰りを待ちます。

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クリスマスのイルミネーション

2023年12月04日 05時14分33秒 | クリスマス

晴、6度、75%

 ずっと探していた欲しい物に偶然出会すことがあります。今は店先で見つけるより広範囲で物を探すことがネットで可能になりました。ずっと思い出の中にあった物は「クリスマスのイルミネーション」です。7年目にしてそのイルミネーションが、今、庭に灯っています。 寒くなって来ましたが、日が沈むと庭に出てスイッチを入れます。寝る前は庭に出てスイッチを切ります。

 家のそれぞれの部屋に回って、その灯りを楽しみます。 二階のデッキから眺めた明かりです。 座敷の縁側からも見えています。

  この写真は2016年12月1日と日付が入っています。私はまだ香港にいました。最後の香港でのクリスマスです。家の窓からはビクトリア湾越しに香港のビルのイルミネーションが見えていました。そして毎夕方、私はモモと一緒にこの「雪だるまのイルミネーション」を見るために遠回りして散歩しました。香港島の中腹にある坂道沿いのマンションの門柱に飾られていました。これを見たいばっかりに散歩に出るのも遅くしました。モモは門柱におしっこでした。

 裏庭のパーティションの上のバラに絡めて灯しています。3メートルに20個ライトが付いている品を二つ求めました。 義母の葬儀のために帰宅した主人も孫たちもこのイルミネーションを喜びました。一人家に残った私の沈みがちな気持ちにも明かりを灯してくれます。スイッチボックスに漏水するのが嫌ので雨が降りそうな時は家に入れます。遠くから眺めても可愛いのですが、ひとつ一つの表情にも顔が綻びます。明かりを灯して、モモを思います。香港を思います。そして義母を思います。

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クリスマスのアドベントカレンダー

2023年11月30日 05時01分56秒 | クリスマス

小雨、12度、78%

 「アドベントカレンダー」、日本でも一般的になって来ました。スーパーマーケットでも売っています。クリスマスを待ちわびて1日1日を日めくるカレンダーです。私が小さい頃もらった「アドベントカレンダー」は絵に描かれたツリーの数字をめくるだけのものでした。そのうちキャンデーやチョコがつくようになりました。

 私は毎年、友人から「アドベントカレンダー」をもらいます。届くと「ああ、師走だなぁ。」と気忙しさを感じます。今年は紅茶の「アドベントカレンダー」です。「初めて!」と喜びました。1日一杯の紅茶でクリスマスを待ちます。大好きなセイロンティーのバラエティーがずらりと並んでいます。孫娘には毎年「アドベントカレンダー」を送っています。先日、義母の葬儀で我が家の来ていた孫娘と二人で買い物に出かけました。目ざとく「アドベントカレンダー」を見つけました。チョコ入りの「アドベントカレンダー」を帰りの荷物に入れました。

 昨日のアメリカの雑誌の電子版の特集は「アドベントカレンダー」でした。西洋圏のクリスマスは華やかです。宗教的な意味合いもあり歴史が長いクリスマス、「アドベントカレンダー」の種類の多さに驚きました。 壁に掛けるだけではありません。 お茶に添えられているのはウィスキーボンボンです。 ボンヌママの「アドベントカレンダー」は日替わりのジャムがついているそうです。 紅茶があるならコーヒーの「アドベントカレンダー」。驚きは、 ワインの「アドベントカレンダー」です。日替わりでお試しサイズ、洒落てるなぁ。 暖炉の上にでも置くぐらいの大きさのミニチュアハウスのような高級チョコ、工夫されています。紹介されているのは贅沢な品の一部だと思います。進化系「アドベントカレンダー」です。

 私の紅茶の「アドベントカレンダー」は24日分です。明日から一杯一杯とクリスマスを待ちます。毎年「アドベントカレンダー」を飾りながら私が歌う歌は「もういくつ寝るとお正月」です。大きな行事を迎える楽しさは洋の東西変わりないですね。

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クリスマスのお夕飯

2022年12月26日 05時49分31秒 | クリスマス

雨、3度、66%

 3年ぶりの主人と一緒のクリスマスです。と言っても特別な物は作りません。40年焼き続けた「ローストチキン」がメインです。ゆっくりとオーブンで焼ける「ローストチキン」を見守るのはクリスマスの用意の慌ただしさの中でホッとする時間です。

 2キロ前後の程よいチキンが手に入りました。最近では普通のスーパーでもクリスマス前になると丸鶏を売っています。 スタッフィングをせずにそのままの美味しさをいただきます。毎年書きますが家で焼くローストチキンの醍醐味はパリパリの皮です。オーブンから出してすぐは皮の下を肉汁がぐるぐる回っています。それを落ち着かせて、主人がいつものようにナイフを入れました。チキンには庭のハーブたちを添えました。ローズマリーは小さな花をつけています。

 「スリプト豆」のサラダにはこの夏の庭の「ドライイチジク」を入れ最後にオリーブイルをまわしかけて食べます。 レンティル豆の1種、あずきに似た舌触りのこの豆はインドのスープ料理によく使われます。黄色がテーブルに映えました。

 このクリスマスのお夕飯の私のご自慢は「オリーブの塩漬け」です。 庭のオリーブをとって長いこと渋抜きをします。抜いたあと塩水につけるのですが、時間がかかるのとなかなか抜けない渋に作るのを諦めていました。初めてうまくできたオリーブの塩漬けです。5年目のオリーブの木、これからもっと大きな実をつけてくれると思います。渋抜きにほぼひと月時間を要しました。

  「クリスシュトレーン」も用意しましたが、お腹いっぱい、今日のおやつです。数年前まで、鶏一羽では足りなかった私たち夫婦、今では一羽でも残してしまいます。今日は残り物を使って何を作ろうかな?これもまた楽しみです。

 家族が今年も無事にクリスマスを迎えました。ありがたいと思います。

 

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ココへクリスマスプレゼント

2022年12月24日 04時51分47秒 | クリスマス

曇、3度、76%

 5年前の立春、暖かな香港からモモを連れて帰って来ました。大寒中、最も寒い時期でした。モモにとっては初めての寒さでした。そんなモモに友人たちからたくさんのものをいただきました。パットの入った赤いコート、ひとりお留守番の時の湯たんぽ、すぐに使えるものばかりでした。モモにとって初めての雪の中、赤いコートを着た姿を今でも思い出します。

 モモが逝ってすぐに我が家にやって来たココは、すべてモモの物を引き継ぎました。コートも湯たんぽも。湯たんぽは蓄電式です。モコモコの白い羊のカバーに入っています。だから、「羊ちゃん」。ココはモモから引き継いだ羊ちゃんカバーを早速噛み破ってチャックを壊しました。次の年、温まりが悪くなり2代目「羊ちゃん」を迎えました。荷物が着くなり、2代目「羊ちゃん」の耳を引っ剥がしました。3年使った2代目「羊ちゃん」又しても温まりが悪くなり、すぐに冷めてしまいます。

 「来年の冬は新しい羊ちゃんを買おうね。」とココに話していると「すぐに買いなさい。」と主人。すぐにポチンとしました。ポチンの翌日、クリスマスには一日早く届きました。ココへのクリスマスプレゼントです。

 来年は7歳になるココ、今回は新しい3代目「羊ちゃん」をクンクンと匂っただけでした。「大人になったなぁ。」と思います。そこで、3代並べて記念撮影。

 雪が舞う寒い日が福岡にもやって来ました。「3代目羊ちゃん、ココを守ってくださいね。」

 

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クリスシュトレン

2022年12月15日 04時57分41秒 | クリスマス

曇、5度、68%

 何年ぶりでしょうか?「クリスシュトレン」を焼きました。ドイツのクリスマスを祝うお菓子です。 イエスがおくるみに包まれた様を形取った焼き菓子で、収穫を祝う意味もあるフルーツやナッツが入ります。今、お菓子屋さんの店頭に真っ白に粉砂糖がかけられたお菓子が「クリスシュトレン」です。

 香港に渡る前、40年近く前はクリスマスひと月前に「フルーツケーキ」「クリスシュトレン」「パネトーネ」を焼いていました。クリスマスになれば「ブッシュドノエル」を作りました。私の子供の頃はクリスマスケーキといえば「デコレーションケーキ」が定番でした。不二家のペコちゃんの横に高く積まれたケーキの箱を思い出します。ケーキは小ぶりになり流行りのケーキも変化しています。

 30年住んだ香港でも「クリスマスケーキ」の流行に変化がありました。当初は普通の丸い「デコレーションケーキ」そしてイギリス統治下でしたから「クリスマスプディング」が出回ります。陶器の入れ物に入った「クリスマスプディング」はイギリスから輸入されます。温め直して食べる「クリスマスプディング」は非常に甘いものでした。そのうち陶器の入れ物ではなく、耐熱のプラスティックに入れられたものが売られました。そしてある頃から「クリスマスプディング」に取って代わって「パネトーネ」が山積みされました。イタリアから輸入される大きな「パネトーネ」です。よほど香港人受けが良かったのか、地元の製菓店も作るほど「パネトーネ」は流行りました。我が家も毎年違う店のイタリアからの輸入物を買いました。こうして振り返ると「クリスシュトレン」だけは香港で見かけたことがなかった気がします。

 クリスマスまであと十日、私の「クリスシュトレン」が十分に熟すまで時間がかかりそうです。実りの感謝を込めてフルーツたくさんのケーキを焼く西欧諸国の昔からのケーキたち、そんな思いを私たちもお裾分けに預かります。

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パネトーネ

2022年11月28日 04時49分53秒 | クリスマス

晴、16度、78%

 今年も「パントーネ」を焼きました。「パントーネ」を焼くと年末年始の準備開始です。ひと月近く置くことで美味しくなる「パントーネ」はイタリアのクリスマスやお祭りのお菓子です。「クリスマスケーキ」の予約のチラシが目につくようになりました。依然「デコレーションケーキ」が主流の日本です。子供の頃、クリスマスになると不二家などの大手の店先に「クリスマスケーキ」が積み上げられていました。懐かしい風景です。

 イギリスの「クリスマスプディング」、オーストリアの「クリスシュトレイン」、イタリアの「パントーネ」クリスマスにちなんだ土地のお菓子があります。真っ白に砂糖をかけた「クリスシュトレイン」は日本でもよく見かけます。イエスがおくるみに包まれた様子を模したお菓子です。どのお菓子も木の実や果物をたっぷりと入れ、収穫の喜びを表し、昔は贅沢なお菓子だったのでしょう。

 今年の私の「パネトーネ」はレシピを変えました。「パネトーネマザー」という酵母を使うのは変わりません。「パネトーネマザー」は乳酸菌を基にした酵母だと知りました。「だからあの優しい香り、甘さが出るのね。」出来るだけ「パネトーネマザー」を生かしてみたいと思いました。ベタベタの生地を一日以上寝かせます。カップに入れて最終発酵も時間を要します。 オーブンで膨らみ始めると、ラム酒やコアントローに漬け込んだレーズン、オレンジピールが一気に香りを出します。今年も庭のレモンのピールをたくさん入れました。

 味見をしたいのですが、クリスマス当日まで我慢です。時間が経つとしっとりと全体が一つになります。

 クリスマスには小さな「ブッシュドノエル」も作るつもりです。クリスマスの朝が待ち遠しい「パントーネ」です。

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