チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

ココにビワを取る

2024年06月04日 05時01分58秒 | ここ

曇、18度、83%

 庭の「ビワ」の木は高いので実が取れません。上の方の「ビワ」はカラスや鳥たちにと決めています。鳥たちは目敏く一番熟れていそうな「ビワ」から食べます。「ビワ」の枝が揺れている時は鳥たちの食事中です。食べかけの「ビワ」はポトポトと落ちて来ます。昨日はその落ちた「ビワ」を食べに珍しく「メジロ」がつがいでやって来ました。 一見「ウグイス」のようですが、「ウグイス」より美しい「メジロ」です。啄んだ後の「ビワ」を夕方の掃除まで放って置きました。

 夕方庭に出たココ、「ビワ」の食い散らかしを匂います。ココは子供の頃、「ビワ」を食べました。硬い葉をカリカリと噛んでいることもありました。ここ数年、「ビワ」が落ちていても見向きもしなかったのに、大きな種をカリカリと噛み始めました。「ビワ」の大きな種が喉に詰まってはと取り上げました。どうも食べたい様子です。「ビワ、取ってあげるね。」

 3メートルほど伸びる果物取りのハサミを出して来ました。 ハサミの先には「ビワ」がついています。小ぶりですがよく熟れています。皮と種をとって、「ココ、食べる?」 

 匂った後一口でパクリ。 気道が短いために、呼吸が荒くなることがあるので、医師に「ダイエット」を言い渡されています。あまりに食べたそうなので、もう一つ、「ビワ」を剥きました。

 北庭の「梅」はたくさんなっても誰も見向きません。鳥たちも「梅」の渋さを知っています。ココも落ちてる「梅」を匂うだけです。ココの「ビワ」食いが戻って来ました。「ココ、今日もビワを取ってあげるよ。」ココに庭からの贈り物です。

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こころちゃんがやって来た!

2024年04月13日 05時07分07秒 | ここ

曇、16度、84%

 パグのこころちゃんが一日かけて車で福岡までやって来てくれました。私がこころちゃんに会うのは一年ぶり、ココは初めてです。こころちゃんのお母さんとは今は亡くなったラックくん、えまるちゃん、私はモモの頃から存じています。20年近く前からです。お会いしたのは昨年が初めて、こころちゃんを迎えられてすぐでした。

 犬を介したお付き合いはその犬たちの死を迎えると終わってしまう方もあれば、より深くつながる方もいます。遠く離れていてお互いが寄り添う気持ちが生まれると長いお付き合いになります。わざわざ遠路、ココに私に会いに来てくださったこころちゃんのお父さんお母さんです。

 こころちゃん1歳3ヶ月、ココもうすぐ8歳。初対面のこのお二人、テンポがまるで違います。勢いよく家を駆け回るこころちゃん、圧倒されるココ。しかもココはこの数日ヒート気味です。お尻をクンクンされて嫌がっています。 ココだって1歳の頃は落ち着く間もなく動き回っていました。庭で遊んで欲しいとデッキでお迎えしたのですが、こころちゃんもココも私たちの足元で動きません。ココもクンクンは嫌ですが威嚇することはありません。一年前に比べてこころちゃん、ずいぶんパグらしくなりました。

 ココも私も楽しい時間を持つことが出来ました。こころちゃんご家族、今日には東京を目指して帰られます。私は上京する機会があるのでまたこころちゃんに会える日があります。別れ際、こころちゃんのお母さんが「今度は私一人で福岡に来てもいいですか?」と嬉しい提案。「どうぞ、その時は我が家にお泊まりください。」とハグ。

 長い道のりを会いに来てくださった、こころちゃんご家族に感謝します。「ありがとう、またね。」

 

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ココと庭の花

2024年02月16日 05時10分51秒 | ここ

曇、9度、78% 

 香港から連れ帰ったモモは花が好きで良く匂いを嗅ぎました。モモを迎えて初めての散歩の時、道に落ちていた花を匂いました。私が花市から大きな花束を抱えて帰ってくると、生け替えた花を匂いました。この家に連れて来た時、庭には花らしい花はありませんでした。昔からある木だけでした。一番寒い時期に帰国しました。春になったらモモに見てもらう草花を植えようと思っていました。ところが帰国して八十五日で亡くなりました。モモが見た庭の花は大きなタンポポひとつだけでした。

 モモが逝ってすぐ我が家にやって来たココは花に興味を示しません。犬だって個性があります。ココはこの家の庭の成長と共に歳を重ねました。今年8歳になります。花に興味がなかったココが最近自分から庭の花を匂い始めました。今、庭はクリスマスローズが次々に開き始めています。 その花を私は地面に膝をつきで覗き込みます。ひとつひとつの花が美しい。花が開くと春を感じます。幸せだなぁと思っているとココが部屋から庭に出て来ました。私の足元に来たかと思ったら、クリスマスローズに鼻を寄せました。 クリスマスローズは香りがありません。なのに花弁に鼻を押し付けるように匂っていました。その横顔にモモを思い出します。

 座敷に面した庭には「沈丁花」が満開になり香りが満ちています。その庭に入ったココは鼻をあげて空気の匂いを嗅いでいます。花の在処がわからなくても鼻を上げて「クンクン」。

 ココがモモと同じ仕草をすることが増えて来ました。トイレの後地面を「ケリケリ」しなかったココですが、近頃時たま地面を蹴ります。モモとココは同じ毛色ですが、体つきも顔も違います。そもそも男の子と女の子ですから違って当たり前、私は見間違うことはありません。なのに春間近な庭でココにモモの姿が被ります。「今からもっと花が咲きますよ、モモ、ココ!」

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ココ ふた晩のお泊まり

2024年01月05日 06時58分00秒 | ここ
晴、0、6度、70%

 私たちの旅行の都合でココをふた晩、動物病院に預けることにしました。孫娘たちが一昨日の夕方連れて行きました。キョトンとしていたらしいのですが、看護婦さんに連れられて奥へ入って行ったそうです。

 冬の私の朝一番の仕事は居間に暖房を入れる事です。次はココの充電式あんかをコンセントに差し込みます。とても寒い朝はココは充電中のあんかの横で待機します。

 昨日の朝、暖房のスイッチを入れ、その下にある羊のあんかが目に入りました。毎朝一緒に起きて来るココはいません。羊の充電は不要です。その時ココの不在をわかっているのに、改めてココの気配が無いことに気づきました。ふっと虚しさを感じます。

 家族揃っての小旅行、口の数が多いので賑やかです。その合間、合間時計を見てはココを思います。「起きたかな?」「ご飯ん食べたかな?」思わず口にすると、家族も同じ思いでした。

 今夕、お迎えに行きます。

 ココが我が家にやってきて7年、ココの存在が家族の心の中に大きく占めるようになっている事を強く感じます。

 待っててね、ココ。

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こんにちは、ココです。

2023年10月22日 04時55分07秒 | ここ

晴、13度、66%

 しばらくココのこと書くのを忘れていました。と言うか、インスタグラムにはほぼ毎日写真を載せるのですが、その写真ですら変化がないような日を送っています。毎日規則正しく、朝から寝ます。7歳と3ヶ月、元気ですが、朝から寝ています。極端に気管支が短いために夏場は「町内一周」の散歩です。暑いと庭にも出ません。クーラーの効いた部屋で寝ていました。

 涼しくなったので、散歩の距離が延びました。 川淵の道、山の見える道坂道を上がってよく吠える犬がいる道、夕陽を見ながらの道、朝焼けが綺麗な道、喉の音を気遣いながら歩きます。お散歩大好きです。真冬には長い距離を歩きます。

 庭に出るのはいいのですが、これだけ気温が下がっても蚊がブンブン。 庭でゆっくりしたいのですが、一回りすると一緒に部屋に入ります。 表と北の庭はフェンスがないのでリードをつけないと入れません。私がそちらの庭に水をやりに行く時は、木戸のフェンスの下で私を待ちます。 手が出ていないとココがいるとは気付きません。 この隙間から私の様子を伺っています。黒い目が覗いています。「ココさん、開けるよ。」と声をかけ木戸を開けます。

 寒くなっても相変わらず規則正しい毎日です。ベットの上で寝る時間が長くなりました。キッチンでは私の足の上に座ります。寝る時は一緒にお布団に潜ります。好き嫌いなくよく食べて、よく寝て、病気もしません。まだ7歳ですから。

 ただ、決まりごとのように、気温が下がると「ココ座り」が始まりました。私の足元で、急にスックリとこの座り方をします。時間にして20秒ほど。急いでカメラを向けます。カメラを見つめる目は相変わらずです。そして、何かが起こったのかと言うように急に部屋や庭を駆け巡ります。まだまだ、「怪獣ココゴン」、健在です。

 

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草を食べる犬

2023年08月03日 04時58分49秒 | ここ

晴、29度、78%

 数日前、朝起きるとココが庭に出たがります。気温が高くなってから庭に出ようとしなくなりました。なのにドアを開けると芝生に向かって走って出て行きました。この夏、芝を刈らずに伸ばしたままにしています。芝の周りには雑草も生えています。その雑草を選んでは食べ始ました。

 「猫の草」は栽培キットが売られています。毛繕いする猫が自分の毛がお腹に溜まった時に草を食べてお腹を整えるためです。でも猫ばかりではありません。犬もお腹の調子が悪くなると、同じように草を食べます。ココはこの朝、お腹かから「ぐるぐる」と音がしていました。お腹の調子が悪いのです。

 モモも同じように、葉っぱを食べることがありました。教えたわけでもないのに、動物たちは身体を整える術を知っています。食べる葉っぱは「猫の草」と同じような平行葉脈の柔らかい葉っぱです。葉っぱを食べる日はご飯を調整します。量は少なく、消化の良いもの。大抵、一日で治ります。

 草を食べる姿を見ていると、動物の生まれ持った本性に感心します。私たち人間も自分の持つ本性に目を向けて身体を守るようにしなくてはと、「草を食べる犬」に教えてもらいました。

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ココ、7歳の誕生日

2023年07月11日 05時00分00秒 | ここ
晴、27度、89%

 昨日は福岡地方の大雨、たくさんの方にご心配のメールをいただきました。しばらくご無沙汰していた方からもご心配いただきありがたく思っています。おかげさまで、私もココも家もいつも通りです。

 今日はココが7歳になります。我が家にやって来て6年と2か月。モモが逝ってすぐの私のそばにずっと居てくれました。ココのおかげでモモを亡くした悲しさを乗り越えられました。
 昨日は今日のためにココにケーキを作りました。雨で買い物に出られず、家にあるものだけで作りました。滅多にお菓子をあげません。なのに作っていると台所にやって来て、足元にいます。珍しいことです。「明日のココのお誕生日ケーキよ。明日食べるよ。」と写真だけ撮りました。
 私の気持ちをハートで❤️。二人で半分にして食べます。食べてる様子は明日のインスタにアップする予定です。

 6年間、病気知らずです。ただ気管支が異常に短いため、長く歩くことが高温時には無理です。短いトイレだけのお散歩を朝晩欠かしません。庭にも誘わないと出ません。ほぼ一日中寝ています。
 お誕生日前でしたので、昨日はお爪も切ってスッキリさせました。
 ココの温もりがこの6年間の私の支えでした。「ありがとう、ココ。まだまだ、そばにいてね。」


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ココのお泊まり

2023年05月12日 04時47分23秒 | ここ

晴、17度、78%

 ココは昨晩からいつもの動物病院でふた晩お泊まりです。昨日の朝から、ココの「お泊まりセット」を用意していました。宿泊中のご飯を1回分ずつ袋に詰めます。家ではほとんど食べることのない、ドックフードです。匂いを嗅ぎつけたココ、お泊まりだとわかります。 ご飯のほかにおやつ袋もつけます。今回のおやつは先日焼いた「クリジャム」のケーキを一口に切りました。

 早朝私が出かけるときは、夕方、夕飯も終わらせて散歩がてら動物病院に連れて行きます。気温が上がり、ガハガハ状態で病院到着。珍しく待合室にはほかの犬さんがいました。私のお散歩の布袋には、例の「お泊まりセット」が入っているのは匂いで分かっているココです。この匂いにつられて急足でやってきました。

 「お泊まりセット」とココを引き渡すだけです。 「必ずお迎えに来るからね。」リードを看護婦さんに渡しました。ココさん馴染みの看護婦さんたちです。すっと奥に入っていくかと思えば、 首をガンとこの顔で動きません。「あれ、ココちゃん、どうしたの?」奥からもう一人看護婦さんが出てきてくれました。二人で引っ張っても動きません。ついに看護婦さんの一人が抱き上げて奥に消えました。これほどの抵抗は初めてです。やれやれ。

 病院を出ると香港の主人から電話が入りました。ココの様子を話すと「後ろ髪を引かれただろう?」いえいえ、後ろ髪は引かれません。だって、ココは奥の部屋に入ればコロッと嬉しそうに院長先生やほかの看護婦さんに尻尾を振っているはずです。一瞬の変わり身を身につけているココです。なんと逞しい!私は幾度もその様子を見ています。頑張れココ、明日の夕方にはお迎えに行くよ。

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みつば動物病院で狂犬病の予防接種

2023年04月14日 05時20分14秒 | ここ

曇、13度、67%

 昨日は狂犬病の予防接種に行きました。完全予約制になってから、待合室でよそのワンちゃんに会う事がありません。以前は待ち時間も長く、いろんな犬たちに会えるのが楽しみでした。家を出て10分足らずで病院到着です。ココは行き先が分かっているのか、喜んで興奮気味でした。 気温が上がり始て、ガハガハ。

 診察室に入るや、大喜びです。看護婦さん2人が「チュルチュル」を持って待っててくれました。注射後のご褒美です。ところが注射前にペロリ。注射もあっという間に終わりました。先生が「この一年、病気してないね。あれ、ココちゃん白くなったよ。」「今年は7歳になりますから。」と言うと、看護婦さんが「モモちゃんが来てたのが先日のようなのに。早いね。」とおっしゃいます。

 モモは日本に来て、最後までこの動物病院で診ていただきました。同じ看護婦さんが「モモちゃんは大変だったものね。」とポツリ。毎日採尿のために通いました。病院の休診日には夕方の約束の時間にモモだけを診てくださいました。おしっこもうんこも出ないでよくひと月以上も生きてくれたと思います。

 「モモ」の名前がこの病院で出たのは数年ぶりでした。でも嬉しかった。モモの死と入れ替わりに我が家にやって来たココもずっとこの病院です。医療の水準は私にはわかりませんが、余程のことがない限りこの動物病院に通うつもりです。先生の真摯な態度、看護婦さんたちの動物の接し方、そして何より「モモ」のことを覚えていてくださいます。近所には新しい動物病院もできました。最新の設備だとそちらに通う方から聞きました。自分自身も犬たちも最新の医療でなくても、心から迎えてくれる病院を選びたいと思います。病院は病気を治すためのものですが、目と目で心が通じる場所でもあってほしいと思います。特に動物は話す事ができません。

 もうすぐモモの命日です。モモとも歩いた帰り道、6年前を思い出していました。

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ココ一泊のお泊まり

2023年01月30日 05時02分00秒 | ここ
晴、0度、70%

 ココ、昨晩は動物病院にお泊まりでした。私の上京が数日前に決まって、急なお泊まりです。一昨日、ココの持っていくドックフードの用意をしていると、その匂いですでにわかっていたと思います。家では食べれないドックフードが大好きです。ドライフードと缶詰のお肉。

 朝、病院の開く時間に合わせて連れて行きました。診察の犬たちがすでにいます。「ココちゃん、元気ですよね?」といつものように聞かれます。手綱を看護婦さんに渡しました。ココ、行きたがらず一旦座りました。その時の写真です。
でもすぐに気分が変わるココ、看護婦さんの後を追ってスタスタと奥に入りました。
 今日の午後にはお迎えです。この病院では診療時間外は預かっている犬猫、小動物たちがフロアーを歩き回っています。

 モモが時間外診療を受けた時、その光景を幾度も見ました。なんともおおらかな病院です。いつもならすでに起きてるココ、きっとまだ夢の中でしょう。待ってて下さいね。


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