まんぼ~任三郎 モルディブ編

2022年03月31日 | その他

えー、まんぼ~のモルディブ旅行記のオマケとして、まんぼ~任三郎を
お届けしようと思います。

今回は青い海や白砂のビーチに囲まれた1島1リゾートのモルディブが
舞台になりました。

実績の高いサービスや裸足で過ごせること、木材をふんだんに使用した
温もりのある施設が人気のシックスセンシズのホテルです。

ここで起きた事件はなんと、つまみ食い。

リゾートに滞在している旅行会社の研修メンバーの中に、ワインセラー
に置いてあったオツマミを食べた犯人がいます。

さぁ、どのような事件だったのでしょうか。



※ 犯行の様子
 
パクっ モグモグモグ パクパクっ モグモグモグ

「本当に美味しいなこれ。ぜんぜん止まらないや」
「隣のテーブルに置いてあるのも食べてしまおうっと」

「だいたいさ、こんなところに置いてる方も悪いんだよ」
「まるで、食べて下さいと言わんばかりじゃないか」

「隠れて食べるからこそ、余計に美味しいってのもあるんだよな」

「そういえば、そろそろ他のメンバーもワインセラーに来る時間だな」

「誰にも見られてないし、防犯カメラの死角を歩いてきたから証拠は
何も残ってないはず。言い訳なんてどうにでもなるさ」

「あ~、美味しかった。満足、満足」 「最後にもう1つ食べちゃおう」



※ まんぼ~任三郎の登場

初めまして、警視庁のまんぼ~です。

えー、あなたが研修グループのリーダーですね。
見るからに食いしん坊・・・。 いや失礼、なんでもありません。

突然、モルディブのリゾートに日本の警察が来て驚かれたことでしょう。

夏休みで部下と一緒に他のリゾートに滞在していたのですが、こちらの
リゾートに向かうように言われて来ました。

本当に人使いの荒い上司にはウンザリです。
用事が終わればサッサと退散しますので。

ワインセラーのオツマミが何者かに食べられた事件について捜査をして
おり、いくつか質問をさせて下さい。

形式的なもので、お時間は取らせませんので。

まぁ、捜査と言っても犯人は目の前に・・・。

いるとは限りませんからね。



1つ目の質問です。

今日は午後から研修メンバーがワインセラーに集まって、ワインの試飲
をすることになっていたそうですね。

そのためにオツマミが用意されていたと伺っています。

おそらく、あなたは・・・。

ではなく、犯人は1人で早くからワインセラーに来ており、置いてあった
オツマミを食べてしまったのでしょう。

ワインセラーの集合時間の30分前にハウスキーピングがあなたの水上
ヴィラを訪れたところ、部屋にいなかったと言っています。

他の場所であなたを見かけたとの情報もないのですが、ワインセラーに
来る前はどちらに行かれてましたか?

「僕は水上ヴィラを少し早めに出て、ビーチで写真を撮ってから集合時間
に合わせてワインセラーに行きました」

えー、あなたがビーチにいたことを証明できる人は?

「時期的にスタッフもゲストも少ないようで、誰にも会いませんでしたよ」
「見ての通り、どこも空いてますし」

なるほどな、よくそんなバレバレのウソを涼しい顔で・・・。

いえ、独り言なので気にしないで下さい。







それでは2つ目の質問です。

研修メンバーの池田さんによると、あなたが1番にワインセラーに到着し、
池田さんが2番だったそうですが、間違いありませんか?

「それは少し違いますよ。それだと僕がワインセラーで1人になる時間が
あったみたいじゃないですか」

「僕がワインセラーに向かう階段を降りている時に、背後から池田さんが
来たので、僕と池田さんは同着みたいなものですね」

「階段で合流して、2人でワインセラーに入った時には、既にオツマミは
食べ散らかした後でした」

つまり、あなたは池田さんが来る前にオツマミを食べ散らかした・・・。

じゃなくて、2人で中に入った時には誰かが食べた後だったと。

このようなお話になりますね。





「まんぼ~さん、僕が犯人です・・・。 な~んてね、冗談ですよ」

「さっきから気持ちいいくらいに僕を疑ってるじゃないですか」
「どうせ、他のメンバーが僕のことを食いしん坊だって言ってたんでしょ」

「食いしん坊であることや、集合前のアリバイが微妙なことは認めます」
「それでも、僕が犯人じゃないことはハッキリと言っておきます」

ん~、どうでしょうか。

防犯上の理由から通路のところどころにカメラが設置されていますので、
そちらも確認するようにしてみます。

「フンっ、カメラでも何でも確認すればいいじゃないですか」
「事件解決の手掛かりになるような映像が残っていることを願いますよ」

「もし犯人が見つかったら、一番に僕に知らせて下さいね」
「吉報を楽しみにしていますから」

ええ、ですから犯人は既に見つかっている・・・。

のではなく、真っ先にリーダーにお知らせするようにします。

ご協力をありがとうございました。



※ まんぼ~任三郎と部下の今池君

「まんぼ~さんはリーダーが犯人だと思ってるんですか?」

リーダー以外にはアリバイがあるし、スタッフからも食いしん坊という話
しか出てこないから、アレで決まりだろうね。

僕はつまみ食いをするのが大好きですって顔に書いてあったよ。

「でも、それだけでは逮捕できないですよね」

だからこうして、プールサイドで寛ぎながら色々と考えてるんじゃないか。
だいたいさ、なんで今池君が私の夏休みについてくるの。

「だって、モルディブとか行ってみたいじゃないですか」
「来年はタヒチかフィジーにも行ってみたいですね」

タヒチで思い出したけど、日本に帰ったら君から祐輔さんにタヒチ旅行の
予約をお願いしといてよ。

「祐輔さんて誰ですか?」

今回のモルディブ旅行をお願いした旅行会社の人。
近藤トラベルサービスの近藤祐輔さんだったかな。

少し変わってる人だけど、タヒチ旅行もやってるみたいだからさ。

「まんぼ~さんが変わってるって言うなら、相当変わった人なんですね」



「あっ、まんぼ~さん、雨が降って来たのでお部屋に入りましょうよ」

「リゾートが水上ヴィラの1室を捜査本部として貸してくれてるそうです」
「さすがに高級なリゾートは我々への気配りも違いますね」

「あーっ、そのままお部屋に入ったらダメですって」

「このリゾートは足についた砂をハリネズミで払ってからお部屋に入る
ことになってるんですよ。知らなかったんですか」

「かわいいですよね、このハリネズミ」
「ねぇ、まんぼ~さんも黙ってないで何か言って下さいよ」

・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・。

それだよ今池君。 お手柄かも知れないね。
急いで調べてほしいことがあるから直ぐに行ってきて。

それと、なるべく全員がその場から動かないように指示もお願いします。





※ まんぼ~任三郎から画面の前の皆さまへ

いやー、やはり犯人はリーダーで間違いなさそうです。

残念ながらオツマミは彼の胃袋に入っており、食べたことを証明するのは
難しいでしょう。

池田さんもリーダーと階段で会ったことを認めており、彼がワインセラー
に早く来ていたことを証明するのも諦めた方が良さそうです。

自信に満ち溢れた表情から、リーダーがカメラに映っている可能性は低く、
映像を確認しても時間の無駄になるはず。

なんとかして、ワインセラーに来る前にビーチで写真を撮っていたことが
ウソであることを認めさせるしかなさそうです。

ヒントは、雨・足・砂。 もうお分かりですね。

解決編はランチのあとで。 まんぼ~任三郎でした。







※ 解決編

早速ですが、つまみ食いをした犯人はあなた! リーダーです。

あなたは1人で集合時間よりも早くにワインセラーに来ており、オツマミ
に手をつけた。 ご馳走を目の前にして我慢ができなかったのでしょう。

食べ終えた頃には集合時間になっていたので、ワインセラーの入り口に
ある階段で、誰かが降りてくるのを待ち伏せしたんです。

そして、階段を降りてきた池田さんと自分が同じタイミングで到着した
かのように見せかけたんですね。

小学生でも考えるような、実にシンプルなお話だったわけです。

「僕にも言いたいことがありますけど、まぁいいですよ」

「そのままお話を続けてください」



次はビーチで写真を撮っていたという件について。

あなたはワインセラーに来る前にビーチで写真を撮ったと言いましたが、
今池君が調べたところ、その時間は雨が降っていたそうです。

降ったり止んだり、南国のお天気は変わりやすいですからね。

もちろん、雨が降っていたことはリゾートにいる全員が知っていました。

ただ1人、地下にあるワインセラーにいたあなたを除いて・・・。

雨が降っていたことを知らなかったから、ビーチで写真を撮ったなんて
咄嗟にウソをついたのでしょう。

さすがに、これは頂けませんでしたね。

雨のビーチで写真を撮る旅行会社の人を私は見たことがありません。
差し支えがなければ、撮影された写真を見せて頂ければと・・・。

えー、まだ続けますか。 自供して頂けると助かるのですが。



「まんぼ~さん、僕は雨が降っていたことを知ってましたよ」

「ホームページとかブログとか、何に役立つから分からないから、あえて
雨のビーチの写真を撮りに行ったんです」

「金庫とか電話とか空き缶とか、どうでもいい写真を撮って自社のブログ
に載せている旅行会社の人もいるじゃないですか」

「僕が撮影した写真はイマイチだったのでカメラから消去しましたけど」

「何度も言いますけど、僕はビーチで写真を撮ってからワインセラーに足
を運んでおり、階段で池田さんと合流して中に入りました」

「雨だけに、これ以上は水掛け論になりますね」
「僕の犯行を裏付ける足あとは何も残ってないのですから」

「もう部屋に帰って休んでもいいですか?」



まだ帰すわけにはいきません。

ん~ 足あとは何も残ってないですか・・・。 フフフフ。

ハイっ、足あと。 そうなんです。 足あとの件が引っかかったんです。

このリゾートは裸足で過ごせることをウリにしており、シックスセンシズ
ホテルの特徴の1つだそうですね。

送迎ボートの中で「ノーニュース・ノーシューズ」と書かれた袋に自分の
靴を入れて、チェックアウトの時に返してもらえるのだとか。

たしかに、私と今池君もここに来る時にスタッフに靴を預けました。

敷地の通路や施設の至るところが砂で覆われており、スタッフやゲスト
の足あとが無数に残っています。

「そんなことは滞在していたら誰でも知ってますよ」
「みんなが裸足なんだから、足あとが残っても不思議ではないでしょう」

「どこに僕の足あとが残っていても、それで犯人とはならないはずです」





まだお分かりになりませんか。

問題は足あとが残っていることではなく、残ってないことなんです!

今池君がリゾートを徹底的に調べた結果、ビーチからワインセラーへと
続く足あとは1つも残っていませんでした。

事件からあまり時間は経っておらず、無駄な足あとを増やさないために、
全員にその場を動かないようにご協力をお願いしました。

ちなみに、あなたが宿泊している水上ヴィラの桟橋からビーチへと続く
足あとも残っていません。

つまり、つまりですよ! 

つまみ食いをした直接的な証拠はありませんが、足あとが残っていない
ことが、あなたがビーチに行ったことがウソであると証明しています。

なぜ、ビーチで写真を撮っていたとウソをつく必要があったのか?
本当はビーチに行かずに、どこで何をしていたのか?

納得のいく説明をお聞かせ願えませんか。



「もういいですよ。僕がオツマミを全部食べました」

「誰にも会わないように注意したし、事前に防犯カメラの位置も入念に
確認したのに、足あとからバレるとはね」

「最初から疑ってたのは知ってましたけど、いつの時点で僕が犯人だと
確信したんですか?」

最初にリーダーにお会いした時です。

「それはウソだ。まんぼ~さんの質問には慎重に答えたし、あの時点で
決め手になるようなボロは出さなかったはず」

ん~、ぜんぜん悔しそうじゃなかった・・・。

あなた、ホテルの視察が長引いてランチが食べられなかった時に、周囲
にかなり不満を漏らしていたそうですね。

困り果てたスタッフがレストランにお願いをして、あなたのためだけに
特別にランチをご用意したと伺っています。



そこまで食事にこだわるあなたが、オツマミが誰かに食べられたことに
ついては、悔しがることも怒ることもしなかった。

あなたが犯人でないなら、もっと悔しそうな発言が出ないと不自然です。

それで私は確信しました。
この人はオツマミを食べて満足していると。

それ以前に、あなたからは美味しそうな匂いがしてましたし、口元には
オツマミの食べカスが付いてましたけどね。

皮肉なことに、足あとが残っていないことが、あなたの犯行の足あとに
なりました。

南国でのつまみ食いは、足あとを残した方が良いこともあるようです。

さぁ、行きましょう。
 
パパパパパ パパパパ~♪







パパパパパ パパパパ~♪

・まんぼ~任三郎(田村真和)
・犯人のリーダー(大食太朗)
・今池慎太郎(西村正彦)

企画:近藤祐輔
構成:植田正代
美術:東野かおり
技術:内海つばさ
 
・スポンサー(まんぼ~グループ)

まんぼ~航空  まんぼ~鉄道  まんぼ~電力
まんぼ~ガス  まんぼ~保険  まんぼ~建設
まんぼ~製薬  まんぼ~引越  まんぼ~酒造
まんぼ~食品  まんぼ~パン  まんぼ~石鹸

協力:(株)近藤トラベルサービス
制作:まんぼ~テレビジョン

田村正和さんご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます
この物語はフィクションであり、実在の人物や事件とは関係ありません




モルディブ旅行専門店・お問い合わせはこちらへ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まんぼ~のモルディブ旅行記(10)

2022年03月24日 | モルディブA

とりあえず、まんぼ~のモルディブ旅行記は今回で終わりです。

旅行記に登場する思い出の順番はバラバラと言いながら、シリーズ
のようにお届けした思い出もありました。

いちいちオシャレのシリーズでは、旅行記でご紹介していないような
オシャレもあります。

瓶やコップの大きさに合わせて引き出しを特注しているように思われ
ましたし、トングが星形になっていたりして、いちいちオシャレ。

様子を見ながら少しずつ海に入ることが出来る階段は、オシャレだけ
でなく優しさを感じました。

まだまだ、モルディブには私が気付かなかった沢山のオシャレが散り
ばめられているのかも知れません。





気が付いたらシリーズのように、旅行前は予定していなかったのに、
成り行きで参加したアクティビティやスパもあります。

サーフィンやウェイクボードのレッスン、ダイビングやジンベエザメとの
スイミングなど、全てがまんぼ~の楽しい思い出になっています。

その他には、かわいいのシリーズもありました。

ブランコやサメ、ベッドやガラスフロア、プールにカツ丼に土器。

どれもかわいいと言うのは少し無理があるのかも知れませんが、最後
には私自身もかわいいと思えるものが登場してくれました。

アレをキッカケにして、モルディブで撮影した写真を確認してみると、
ほんの数枚ですが、かわいいを発見しています。

これならば、かわいいと言われるのも納得だと思います。







それぞれシリーズで触れましたように、モルディブはタヒチやフィジー
と同じような旅行先と思われがちですが、異なる部分も多いです。

雨季や乾季といった旅行シーズンをはじめ、使用されている言語や
地元の人の国民性、リゾートに関することなどなど。

ビーチリゾートが好きで、フィジーやタヒチを訪れたことのある人で
あれば、モルディブとの違いを楽しまれてみてはいかがでしょうか。

反対にモルディブを訪れたことのある人は、フィジーやタヒチを訪れ
てみても良いと思います。



今回の旅行記の中で欠かせない存在といえば、やはりリーダーです。

あの旅行以来、私はモルディブで豪華な食事を見る度に、リーダーを
レストランに呼びたくなるんですよね。

彼がここにいれば、美味しそうに片っ端から食べるんだろうなと思うと、
それが見たくて見たくて。

美味しそうに食べるだけでなく、必ず何かエピソードをくれるはず。

彼もどこかでまんぼ~ブログを観てくれているのかも知れませんので、
料理の写真だけでもお届けしておきます。







その場を和ませるために、わざと面白い行動に出てみたり、本心では
食べたくないのに、あえて食べたいフリをしてみたり。

世の中のリーダーと呼ばれる人には、意図的にそのような行動を取る
ことで、リーダーシップを発揮するタイプの人もいることでしょう。

まぁ、彼は純粋に食べるのが好きなだけなのですが・・・。

大阪にお越しになった時にも、たこ焼きにイカ焼きに551の豚まんと、
完全に頭の中が食べ物で支配されていました。

あんなに楽しい人には、そう簡単には出会えないだろうな。



そろそろ締めくくりにしましょう。

モルディブには沢山のリゾートやお部屋タイプがありますし、レストラン
やアクティビティなど、お楽しみのパターンも数えきれません。

予想していない出来事が起きたり、いつまでも記憶に残るような人との
出会いがあり、それらもまたモルディブ旅行の思い出になることでしょう。

自分だけが気付いたオシャレや、オリジナルのかわいいを探してみても
良いと思います。

ハネムーンカップルからファミリー、友達同士など、様々な人にお楽しみ
頂ける環境が整っています。

それでは、皆さまもモルディブ旅行を思いっ切りと楽しんで下さい。




モルディブ旅行専門店・お問い合わせはこちらへ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まんぼ~のモルディブ旅行記(9)

2022年03月16日 | モルディブA

※ リゾートあるある(慣れてきた頃)

宿泊した水上ヴィラには、自分専用の自転車が用意されていました。

自転車にイニシャルが記載されていますので、ボラボラのセントレジス
のように、誰かが間違えて乗って行ってしまう心配もありません。

最初は迷子にもなりましたが、自転車に乗るのが楽しく、レセプション
やレストランにもスイスイと移動出来るようになりました。

敷地の道や自転車の運転に慣れてきた頃にはチェックアウトなのです。



※ 悩めるお土産

海外旅行と言えば、お土産がつきものですね。

リゾートホテルやマーレ空港にお土産屋さんがあり、これらを訪問する
のも楽しみの1つと言えるのでは。

ご自身のお土産やご家族へのお土産、お友達や職場の人など、色々
な人をイメージしながら、お土産選びを楽しまれてはいかがでしょうか。

それもまた、モルディブ旅行の思い出になることでしょう。









※ うな丼

モルディブ旅行の思い出にウナ丼を食べて帰ることにします。

モルディブでウナ丼を食べたなんて、貴重な体験になるのでは。

美味しいですけど、山椒があればさらに嬉しかったような気がしますし、
ウナギ以外にも良くわからない具が載っていたので、イメージとは少し
違うような気もします。

とても美味しいのに、オカワリはないかなと言いますか。

ウナギだけに、つかみどころのない感想になりました。



※ 旅行業界のあるある

研修旅行の日程によってはホテルに1泊だけの場合もあります。

ホテルに到着して見学を終え、お部屋に入ってテーブルの上に置いて
ある紙を手に取りました。 えー、なになに。

・1枚目の紙

ようこそ、モルディブへ。
時間を忘れて、心行くまでリゾートでのご滞在をお楽しみ下さいませ。

・2枚目の紙

とうとう、お別れの時が来ました。
スタッフ一同、またのお越しを心より楽しみにしております。

本来であれば、1枚目と2枚目の間には何日間かの滞在があり、楽しい
出来事が沢山あると思いますが、こればかりは仕方ないですよね。

どんなに素敵なリゾートホテルに滞在しても、楽しい思い出の記憶が
何も残らないこともあります。

旅行業界に勤務されている人であれば、同じような経験をしたことの
ある人も少なくないのでは。



※ ダイエットには不向きなモルディブ

モルディブに到着した時に体重計に乗るとベストでした。

日頃の運動などが良い方向に出ているのであれば、嬉しいことです。

それからモルディブで楽しい日々を過ごし、旅行が終わってから体重計
に乗ると、全てが台無しになっていました。

毎回のように同じことになりますので、最近ではあまり気にすることも
なく、開き直って過ごすことにしています。

日本に帰ってから頑張ろうっと。



※ 恥ずかしい

んっ! あそこを歩いているのは、研修旅行から一足先に日本に帰る
佐藤さんじゃないか。

チェックアウトをするためにレセプションに向かうのでしょう。

このリゾートではオッケーだと聞いていますので、自転車の2人乗りで
佐藤さんをレセプションまで送ることにします。

佐藤さん、送って行くから自転車のサドルに座りなよ。

「恥ずかしいから、歩いてレセプションに行きますって」

自転車の2人乗りなんて、恥ずかしがるようなことでもないのに。

「違いますよ。まんぼ~さんと2人乗りをするのが恥ずかしいんです」



※ 今のところ

リゾートを散歩していると、何やらインタビューを求められました。

一度部屋に戻って寝ぐせを直し、ヒゲを剃って、自分なりのオシャレな
服装に着替えましょう。

アゴを引いて、背筋を伸ばして、文化人になりきります。
少しでも賢そうにテレビに映りたいと思うのは当然。

冗談を言えるような空気ではなく真面目に答えました。

この時のモルディブ旅行が終わってから、現地に問い合わせをすること
2年は過ぎたでしょうか。

今のところ、私の全力のインタビューは放送されていないようです。



※ チェックアウト

今日は日本に帰る日なのに、出発に関する情報が何もありません。 
帰るのが遅れると日曜日のサザエさんが観れなくなってしまいます。

もう我慢できませんので、荷物をゴロゴロと押しながらレセプションに
やって来ました。

すみません、ワタシの出発はどうなってますかね?
今日の午後にはマーレに戻る日程になっていたはずですけど。

えーーっ!! まんぼ~さんの出発は明日ですよ?

・・・・・・・・・・・・・・。

そうですよね。そうだと思ってたんです。
避難訓練のノリで、お部屋を飛び出してみただけと言いますか・・・。

避難訓練は終わりましたのでお部屋に戻ります。

恥ずかしい~。



※ チップ

お天気に恵まれて、ウミガメや沢山の魚に会えたし、食事も美味しくて、
今回のモルディブ旅行は大成功だったな。

例えるなら、竜宮城に滞在したような気分でしょうか。
モルディブのリゾートが竜宮城なら、私は浦島太郎です。

これからリゾートを出発して日本に帰りますので、私から最後のチップ
をお支払しておきましょう。

浦島太郎とかけまして、チップとときます。 その心は。

どちらも、老いて帰ります。(置いて帰ります)



※ それがボケです

「まんぼ~さん、考えれば考えるほど、ボケがわからないんですよ」
「モルディブの滞在中に1回はナイスなボケをしたかったんですけどね」

そんなに難しく考えなくても、もう出来てるけどね。

テーブルの上には日本語の新聞も置いてあるのに、先ほどリーダーが
私に持って来てくれた新聞が英字新聞です。

間違ったものを持ってくるお約束のボケ。

テレビのリモコンを取ってと言われたらバナナを渡してみたり、今回の
モルディブ旅行が終わってからも、どんどん積極的にボケて下さい。

英字新聞だけに、このボケは読めなかったな。



※ 幻のパスタ

漠然とパスタが食べたいけど、特に細かい希望はありません。

イチかバチかコックさんのセンスにお任せしたところ、これまでに私が
食べてきたパスタの中でブッチギリに美味しいです。

こんなにも美味しいなら、なぜもっと早くコックさんのセンスに任せな
かったんだろう。 1泊目から3泊目のランチが悔やまれます。

まさに帰るところなので2度と食べられませんし、量を少なくしたのも
失敗です。

いつかまた食べたい、幻のパスタです。



※ マイナスからのプラス

今回は自由度が高くて、満足度の高いモルディブ旅行になりました。

このような時はチェックアウトの時に請求書を見ているだけで楽しかった
思い出が頭に浮かびます。

なんとなく、請求書に利用していないチャージがあるように思いますので、
確認して頂くことにしましょう。

その結果、勘違いでチャージされていた10ドルがマイナスになり、同時
に抜けていた18ドルのチャージが追加になりました。

まっ、とにかく楽しかったので何でもいいや。



※ それぞれの見送り方

どの旅行先でもゲストの見送りは行っており、のんびりとしたフィジーも
リゾートとしての見送りはちゃんとしています。

ただ、個人的に仲良くなった人の見送りの場合、それぞれの違った一面
が見えてくるものです。

・タヒチの人の場合

おっと危ない、完全に曜日を勘違いして忘れるところだったな。

カヌーで遊んでいる場合ではなく、今日はまんぼ~さんが帰る日だから
ボラボラ空港まで見送りにいかなくては。

それでは、またタヒチに来てね~。

・モルディブの人の場合

出発時間が不規則なために、危うく寝過ごしてしまいそうになったけど、
なんとか出発に間に合ったな。

まんぼ~さん、この度は誠にありがとうございました。

私は近くの島の出身だから、これから先もこのあたりのリゾートで勤務
していると思うので、またお会い出来るかも知れませんね。

その日まで、ごきげんよう。

・フィジーの人の場合

Aさん:今日は日本から来てたまんぼ~さんの出発日だったよな?

Bさん:何を言ってるの。まんぼ~さんは1週間前に日本に帰ったよ。

Cさん:2人とも違うよ。まんぼ~さんは1ヵ月前に日本に帰ったよ。



※ 貸し切り状態

オープンして間もないリゾートに宿泊しました。

宿泊しているゲストが極端に少なく、ほぼ自分だけしか泊まっていない
ような状況になりました。

ちょっと寂しいような気もしますけど、まるで自分がリゾートの所有者に
なったような気分で、快適そのものです。

貸し切り状態で過ごしたことは、モルディブ旅行の中でも特別な思い出
になっています。

とても貴重な体験をさせて頂きました。 シュークリア~。



※ ディディさん(男と男の約束)

マンボ~さん。 いよいよ出発の時間になりました。

ボクが日本に長く住んでたこともあり、滞在中に仲良くなりましたね。
色々な話をしたことや、一緒に過ごしたことが思い出です。

高校生の時に新聞配達のバイトで、3日も連続で同じ家を配り忘れて、
死ぬほど怒られた話は誰にも言いませんからね。

ボクがトイレに行ってる隙に、自分に都合良くオセロの配置を変えた
ことは、永遠に胸の奥にしまっておきます。

終了の時間を待たずにウェイクボードのレッスンを途中で投げ出した
ことは、あまり人に言わない方がいいですよ。

ボクはモルディブ人ですけど、日本の文化やココロも理解しています
から、男と男の約束は絶対に守ります。

全部2人だけの秘密にしましょう。

また会える日まで。 どうかお元気で。 ディディより。



※ ソッチのコッチの

モシモシ マンボーサン。マーレのサイードです。
アシタのホテルの出発時間デスケド、4時でオネガイシマス。

「どうもどうも、サイードさん。」
「4時とは、マーレの4時ですか? リゾートの4時ですか?」 

エート、ソッチの4時はコッチの3時ダカラ、イエを2時に出て。
エート、エート、コッチの4時はソッチの5時ダカラ。
エート、ソッチの3時にチェックアウトで、それはコッチの2時で。

私が余計な質問をしたばかりに、サイードさんを混乱させてしまった
ようで申し訳なかったです。

ホテルを4時に出発して、4時に空港でサイードさんと会えました。



※ 夕方の水上飛行機

リゾートからマーレに帰ってきた時に撮影した水上飛行機です。

水上飛行機は夜は飛べませんので、写真を撮影すると明るい時間帯に
なることが多いです。

これまでに撮影した水上飛行機の写真を見返しても、夕方頃に撮影した
写真はコレしかありませんので、お気に入りの1枚です。

これからも沢山の人を乗せてモルディブの空を飛ぶことでしょう。

明日に向けて、ゆっくりと羽を休めて下さい。



※ 待ちきれない

チェックインが終わりましたので、あとは飛行機に乗るだけです。

成田空港に到着すれば、いつも出発の前に行っているトンカツ屋さんも
あるし、お寿司もあるし、日本食もあるし、何を食べようかな。

頭の中ではそう思っているのに、足が勝手にマーレ空港のレストランに
向かうことになり、お蕎麦を頂くことにしました。

モルディブ旅行は1週間程度なのに、ついつい日本の風土(フード)が
恋しくなります。

やはり、お蕎麦は美味しいな。 ご馳走様でした。



※ リーダー

ごおおお、ぷす~♪ ごおおお、ぷす~♪

背後の席から聞こえる豪快なイビキの主は、夢の中で沢山のご馳走が
並んだテーブルで楽しく食事を召し上がっているのでは。

どんなに眠そうでも、食べ物が出てくるとシャキッとする食いしん坊な
リーダー。

真面目にブリーフィングに参加していたのに、船から海に入った途端に
インストラクターさんに注意をされていた無邪気なリーダー。

ジェットスキーのエンジンを停止されても、お構いなしに乗り続けようと
する少年のようなリーダー。

戻ってくるのが遅いなと思っていたら、1人だけスパを50分から80分
に延長していた抜け目のないリーダー。

他の誰よりも、自分が楽しむことに重点を置いているリーダー。

また次があるなら、その時も君がリーダー。

愛すべき、最高のリーダーです。




モルディブ旅行専門店・お問い合わせはこちらへ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まんぼ~のモルディブ旅行記(8)

2022年03月10日 | モルディブA

※ リピーターに人気のモルディブホテル

モルディブ旅行でお世話になる人も多い、フルレアイランドホテル。

その時の日程にもよりますが、まんぼ~は初日の1泊はこちらに宿泊
することが多く、フルレホテルを出発した時から、本格的にモルディブ
旅行が始まります。

ある意味では、フルレホテルがモルディブリピーターに一番人気の高い
ホテルだとも言えるのでは。

さぁ、離島リゾートに向かいましょう。





※ 水上飛行機

キーーン ファシュー♪ かっこいい…。

最初に利用した時には嬉しかった水上飛行機にも慣れて、最近では
乗るよりも飛んでいる姿を見ている方が楽しく思えます。

コレを自分で操縦出来たら楽しいだろうな。

ヘリコプターや飛行機にも言えることですが、よくこんな重たい物が
自由自在に空を飛べるなと思います。

鳥のように自由に空を飛びたいとの願いから生まれた、人類の英知と
言えますね。

飛行機だけに、見上げたものです。



※ ちょっと気になる

今回のリゾート見学は研修メンバーが2人1組になって、それぞれの
グループをスタッフが個別に案内して下さいます。

見学の出発前にトイレに行っていたリーダーが戻ってきました。

「みんな2人1組になりましたか」
「僕のペアはまんぼ~さんでもいいですよ」

「えっ、田中さんは部屋に資料を忘れたんですか」
「ダメですよ。まんぼ~さんでも資料は持って来ているのに」

でも・・・ でも・・・

「僕は用事があるのでここに戻るのが少し遅れます」
「僕が戻るまでは、まんぼ~さんの旅行の話でも聞いておいて下さい」

「さぁ、見学するリゾートも残りが少なくなってきました」
「まんぼ~さんでも頑張ってますから、みんなも頑張りましょう」

でも・・・ でも・・・







※ ウォータースポーツ

海に囲まれているモルディブのリゾートホテルでは、カヌーやスタンド
アップパドルなどのウォータースポーツが充実しています。

ウェイクボードや水上スキー、カタマランクルーズやチューブライドと、
沢山をご用意していますので、色々とお楽しみ下さい。

海が綺麗だと、それだけで特別感がありますし、モルディブ旅行の良い
思い出になることでしょう。





※ 謝らないで

「ワタシ日本語スコシ話す」
「バケーションでモルディブですか」
「ハァ~。ホントにホントに、アイムソーリーです」
「コンナにもヒドイ部屋で、ベリーソーリーです」
「マジでマジで」 ガチャ。

カタコトの日本語を話すことが出来るスタッフが、室内の清掃を終えて
帰って行きました。

私は悩んだ結果、この部屋がベストだと思って予約をしており、居心地
も良くて滞在にとても満足しています。

謝られることで、こんなにも悲しい気持ちになるとは思いませんでした。

マジでマジで。



※ 気が付いたらジンベエザメとスイミング

車屋さんに洗車に行ったのに、気が付いたら新車を買っていた。

世の中には、凄い店員さんがいると聞いたことがあります。

自分には縁のない話だと思ってましたけど、モルディブで似たような
経験があることを思い出しました。

レストランに栓抜きを借りに行ったのに、気が付いたらジンベエザメ
と泳いでいました。

帰り際には、ジンベエザメのぬいぐるみまで買ってます。

海だけに、私は流されやすいのかな。



※ ブランコ(ウンドーリ)

モルディブの伝統的なブランコ、ウンドーリ。

リゾートホテルに滞在すると、お部屋のテラスやビーチにブランコが
置いてあったり、敷地内でブランコを見かけることがあります。

お子様用のブランコもあれば、小さなブランコから大きなブランコと、
その大きさも様々。

大人になると乗る機会の少ないブランコですが、モルディブでは散歩
の休憩にブランコに乗ることがあります。

リゾートのご滞在中にブランコを探してみては。





※ 事件の真相

レストランをフル活用して食事を楽しんでいたところ、完全にルールを
勘違いしているとスタッフから指摘されました。

そこに現れたのがリーダーです。

「もぅ、まんぼ~さん、何をやってるんですか!」
「このテーブルの料理は取ったらダメですって!」
「ルールを守らないと迷惑がかかりますよ。ねぇ、スタッフさん」
「リーダーとして僕からも謝ります。本当にすみませんでした」

裁判長、どうか私に弁明の機会を与えて下さい。

たしかに私は食べましたし、その点については反省しており、リゾートに
申し訳なかったと思っています。

ただ、このテーブルの料理を食べても大丈夫だと私に教えてくれたのは
リーダーなんです。

「YOUも取っちゃいなよ」って誘われたのでつい。

ウチの子がスミマセンみたいな顔をしてますけど、先程までリーダーも
ドッサリと取ってました。

それを分かって頂ければ十分です。





※ 私は諦めません

まんぼ~旅行記でご紹介している水中の魚の写真は、素人の私達が
海に入って撮影したものばかりです。

こちらの事情は魚には関係ありませんので、1回や2回のシャッター
チャンスで撮れることはなく、納得が出来るまで粘ることが多いです。

魚の写真を撮りたい人は、ソッポを向かれても、岩陰に隠れられても、
粘り強く頑張ってみては。

魚が完全に停止していることは少ないので、そのうち理想的な角度に
なる瞬間がやってくるはずです。

そこのシマシマの魚よ。 私が諦めるのを、諦めて下さい。







※ バランス重視の水上ヴィラ

ビックリするほど広いわけではなく、圧倒されるほどの贅沢さが自慢で
もなく、独自のデザインが色濃く反映されているわけでもありません。

つまり、特別に目立った特徴のある水上ヴィラではないのです。

しかしながら、広さや豪華さ、無駄な物を置かないインテリア、大きな
プールや寛ぎのスペース、海に降りる緩やかな階段などなど。

全体的なバランスを重視している点が素晴らしいなと思います。









※ とっても気になる

見学を終えたリゾートからお土産としてヤシの実のカタチをしたUSBの
充電器を頂けるそうですが、私が実生活で使用することはないと思い
ますので、ご遠慮しておきましょう。

有効に活用する人の手に渡ってこそ、USBの充電器も喜ぶはずです。

すると、お土産を持っていない私にリーダーが近寄ってきました。

「まんぼ~さんもお土産を貰ったらいいじゃないですか」
「まんぼ~さんだって、いちおう旅行会社なんですから」

いちおう・・・ いちおう・・・

「遠慮する必要なんてないと思いますよ」
「他のみんなも貰ってますし、まんぼ~さんもついでに貰えばいいのに」

ついでに・・・ ついでに・・・

「ここで素直に貰っておいた方がいいですって」
「まんぼ~さんは、どうせ何もお土産を買ってないんでしょ」

どうせ・・・ どうせ・・・



※ それぞれのバンガロー

南国のリゾートと言えばバンガロータイプのお部屋が代表的で、タヒチ
にもモルディブにもフィジーにも存在しています。

・タヒチの人は言いました

ポリネシアの伝統や文化を未来に残すためにも、ある程度は建物にも
こだわりますよ。

タヒチというイメージもありますし、その時代に合わせて少しずつ改良
しないと、タヒチファンの期待を裏切ることになりますからね。

ちなみに、水上バンガローの桟橋には手すりを付ける派かな。

タヒチはフランスとポリネシアの融合がオシャレだよ。

・モルディブの人は言いました

それぞれのリゾートが自由な発想でバンガローを建てれば良いのでは。

モルディブらしいバンガローってイメージがピンとこないですし、色々な
デザインが大集合してるのがモルディブらしさなのかも。

選択肢は沢山あるから、お客様が好きなものを選べばいいんじゃない。
ちなみに、水上バンガローの桟橋には手すりを付けない派かな。

モルディブはリゾートホテルの宝石箱だよ。

・フィジーの人は言いました

我々もカジュアルなブレからハイクラスのブレまでご用意しているけど、
ハイテクすぎる設備は南の島やフィジーのイメージに合わないよね。

シンプルな構造の方がメンテナンスが楽ちんで、故障しないから供給も
安定するし、お客様に迷惑をかけることもなくて、言うことなしだよ。

水上のブレを積極的に造らなければ、手すりで悩むこともないしさ。

フィジーもハッピー、お客様もハッピー。





※ 満員御礼

毎日、毎日、とにかく沢山のゲストがリゾートに到着します。

レセプションで見た印象としては、毎日のように50人がチェックアウト
して、50人がチェックインしてくるような状況。

水上飛行機も、1日に何回やってくるのやら。
稼働率は、ほぼ100%に近いのではないでしょうか。

敷地内はどこも混み合いますので、混んでいない場所を求めて散策
したところ、隠れ家のようなバーやレストランを見つけました。

レセプションや他のレストランの混み具合がウソのように、この2軒は
ガラガラで別のリゾートホテルのようです。

おかげ様で、混み合う中でも快適に過ごすことが出来ました。





※ スパマッサージ

いつもは時間に大らかなリーダーが、今日に限っては午後からやたらと
時計を気にしているようです。

時間が押しても、巻きをかければ良いことですし、いざとなれば日程を
どこかカットすれば良いのにな。

みんなの頑張りの甲斐もありまして、この日は珍しく予定通りに午後の
視察を終えることになりました。

リーダーは、意地でも夕方のスパまでに間に合わせたかったようです。

本当に分かりやすい人ですね。 こんな時だけは急ぐんだな。



※ 勘違いされているのかも

レストランから戻るとミニバーが自分専用にアレンジされており、電話
がバトラーへの直通に変わっています。

サービスの一環なのでしょうが、レストランではボディガードのように
背後にスタッフが直立しています。

私は誰かに命を狙われているのかな。

お部屋でシャンプーの瓶が割れてしまったのでスタッフをお呼びすると、
2分程でお部屋まで飛んできて下さいました。 しかも3人です。

何かの手違いで、私はアラブの石油王と勘違いされているのでは。

そんなに頑張って頂いても、人並みのチップしか持ち合わせていません
ので、プレッシャーにしかなりません。

もう少し、手を抜いて下さった方が私には丁度だと思います。



※ さしすせそ作文

さ・・・最初に見た時は元気に動いてました。

し・・・敷地内の移動に便利ですよね。

す・・・凄く楽しみにしてたんですよ。

せ・・・セグウェイが故障して乗れないそうです。

そ・・・そりゃないぜ。



※ 英語のあるある

「ノー、ノー、ノーサンキューです」「絶対にノーです」

レストランの入り口でホテルスタッフと会話をしているリーダーが必死に
「ノー、ノー」と否定しています。

何かスタッフに必要のないものでもオススメされているのかな。
それとも、追加料金を請求されているのでは。

「ノーだって言ってるじゃないですか」「何回言われてもノーですよ」

リーダーが何に対してノーと言ってるのか気になりますので、近寄って
様子を見てみることにしましょう。

なるほどね。 出口のない会話になるはずです。

スタッフはリーダーに利用する人数を質問しているようです。





※ サンセットクルーズ

屋根の上が寛ぎのスペースになっているボートに乗り、サンセットを
楽しむクルーズに出発です。

いちよう、イルカが見えるチャンスもあるということになっていますが、
この日はイルカが姿を現すことはありませんでした。

それでも、シャンパンを飲んだり、クッションに寝転がりながら夕陽を
眺めることが出来て満足です。

あ~、楽しかった。





※ かわいい~ パート(8)

ブティックにやってくると、「かわいい~」という声が聞こえてきました。

いい加減に、かわいいの無駄使いはやめましょう。

そもそも、モルディブのリゾートに滞在して、かわいいが沢山あるとは
思えないんですよね。

自分がリゾートで「かわいい~」と言うような状況が想像出来ませんが、
ここまで行動を共にしてきましたので、最後まで見届けることにします。

今度は民芸品や本ですか、それとも日焼け止めやサングラスですか。
はたまた、ジュースやお茶かも知れないな。

何を見てるのかしら。 どれどれ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

かわいい~。




モルディブ旅行専門店・お問い合わせはこちらへ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まんぼ~のモルディブ旅行記(7)

2022年03月02日 | モルディブA

※ フィッシングでカジキ

本当にビックリしたな。
まさか、フィッシングでカジキがヒットするとは思わなかった。

ゆっくりと時間をかけて船に寄せて、あと少しと思ったところでまた遠く
に向かって走り出す。

糸の先でオートバイが暴れているような手応えだったな。

竿は折れたし、リールのハンドルも曲がってしまうほどの強烈ファイト
でクタクタに疲れましたね。

なーんて、マーレの市場に横たわるカジキを見て、大物とファイトする
夢を膨らませるのでした。

こんなのが釣れたら楽しいだろうな。



※ どれか当たるはず

「現在はモルディブで日本人スタッフとして勤務しているんですよ」

「実は私は何年か前にもまんぼ~さんにお会いしたことがありますけど、
覚えて下さってますか?」

もちろん、覚えていますよ。
千葉か埼玉か愛知か奈良か京都のご出身ですよね。

あの時にはたしか、梅田か難波か肥後橋でお会いして、お好み焼きか
近所の定食屋か、居酒屋か焼肉かイタリアンに行きました。

本当に懐かしいですね~。

「いえいえ、ボラボラ島で中華のレストランに行きましたよ」

「それに、私は福岡県の出身です」



※ 瞳のご馳走

モルディブのリゾートは、島の形によっても様々なカタチをしています。

そんな中でも、遠浅の綺麗な海が広がる景色が特に好きで、そのような
景色には目を奪われますし、ついつい写真を多く撮ってしまいます。

日陰の椅子に座って、ジュースか何かを横に置いて、ボーっと何時間も
眺めていられそうな気分です。

この海が本当に地元の海と繋がっているのかな。







※ 古い水上ヴィラも捨てがたい

オープンした当初から水上ヴィラは存在しており、後から新しいタイプ
の水上ヴィラを増築する。

モルディブでは、このようなことも珍しくありません。

普通に考えれば新しい水上ヴィラの方が良さそうですが、古いタイプの
水上ヴィラの方が良いと思えることもあり、面白いものです。

モルディブに新しいリゾートや水上ヴィラが完成する限り、このような
テーマが尽きることはないのでしょう。







※ それぞれの直し方

リゾートホテルに欠かせないカートが故障しているようです。

故障したカートについても、それぞれの旅行先によって直し方の方向性
が異なるのかも知れません。

・タヒチの人の場合

わざわざ修理に出さなくても、親戚のテイバ君がメカに強いから、修理に
来てもらえないかお願いしてみるよ。

テイバ君は整備士の資格はないけれど、ボートでもクルマでも基本的に
自分で直すからね。

テイバ君でも直せなかったら、プロにお願いすればいいんじゃないかな。

・モルディブの人の場合

整備士の人にリゾートまで来てもらうべきか、こちらから船便でマーレに
送るべきか迷うところだよね。

勝手にイジッたら余計に症状が悪くなるかも知れないから、こんな時は
素人が触らずにプロに任せるべきだよ。

マーレに修理できる業者さんがあるから電話で相談してみようか。

・フィジーの人の場合

とりあえず、車体の後ろの方を叩いてみれば良いのでは。
今の状態で故障してるんだから、叩いて故障しても同じことだしね。

わざわざ整備士にリゾートまで来てもらうのも、船でビチレブ島にカート
を送るのも面倒くさいもん。

これで直ったらラッキーだし、村の人も昔からよく叩いて直してたよ。
そもそも、2台とも故障してから修理を考えたらいいんじゃないかな。



※ シンプルな仕組み

そういえば、スパの写真を撮り忘れていたな。

1人でスパに写真を撮りに行ってもいいですけど、部屋で退屈そうに
しているリーダーを誘うことにしましょう。 コンコン。 ガチャ。

「誰かと思えばまんぼ~さんですか」
「えっ、今からスパに写真を撮りに行くんですか?」
「まんぼ~さんが1人で行って来たらいいじゃないですか」
「僕は写真を撮ってますし、スパに行くのは面倒くさいですよ」
「今から昼寝をするところだったんです」

リーダー、スパの隣にあるラウンジでお寿司の試食をやってるらしいよ。

「スパに行きます! 早く行きましょう」





※ 勤務中でも美味しいです

夏休みでも、ホテルの見学開始から終了までは、自分の中では仕事。

ホテルを見学している間の休憩タイムは、旅行にも仕事にも属さない
グレーゾーンでしょうか。

グレーゾーンでも、仕事中に飲むのはマズいような気もします。

まぁ、ウダウダと言いながら、最終的には飲むんですけどね。

勤務中はマズいのかも知れませんけど、とても美味しかったです。



※ 先に出せば良かった

青や赤や黄と、今日のシュノーケリングでは色とりどりの熱帯魚を撮影
することが出来て良かったです。

この喜びを仲良くなったスタッフと共有するために、レセプションへと
向かうことにしました。

すると、先にホテルのスタッフが見せてくれたデジカメには、マンタや
イルカ、さらにはジンベエザメが写ってます。

どれもプロカメラマンが撮影したような写真。

そんなにも凄い写真を見せられてしまうと・・・。

自分のカメラをポケットから出すことなく、静かにお部屋に戻りました。







※ 暇つぶし

雨で何もやることがありませんので、室内で出来る面白いことを自分で
考えることにします。

目を閉じた状態で、プリングルズの赤と緑を触り、手の感触だけで色を
当てることに挑戦します。

横や底の感触は赤も緑もソックリなので判断するのが難しいな。

ずーーっと触っていると、微妙なフタの硬さの違いを感じとり、やがて
感触だけで色を当てられるようになりました。

この感触は緑 正解!  この感触は赤 連続正解!!

自分だけの特技が出来たようで良かったです・・・。

コレの何が面白いのかな。





※ おまかせプラン

今回もおまかせプランにして食事を頂くことにしましょう。

朝食にはスパゲティで昼食はピザ、夕食は鉄板焼きが出てきました。
毎度のように、おまかせプランは手間がなくてどれも美味しかったです。

とても疲れている朝のスタッフがイタリア人だと認識し、そのまま昼の
スタッフにも引き継いでしまいました。

ところが、夕方に私を見かけたスタッフが、あの人は絶対にイタリア人
ではないと言い切ることになります。

ファッション雑誌に登場するイタリア人に全然似ていない!
ヒゲもないしスーツも着てないじゃないか!

取りあえず、夜は食材に火を通す鉄板焼きにしておけば大丈夫だろう
と思ったのかも知れませんね。







※ お気に入りポイント

次から次にお部屋を見学するのは良いとして、お部屋に入れば天国、
一歩でも外に出れば地獄です。 あまりにも外は暑すぎますよ。

ベッドルームやリビングルーム、更にバスルームと、興味のある部分
は色々とありますけど、重点的に見学するべき場所を見つけました。

・広い部屋を涼しくする圧倒的なパワー
・ノイズが少なく、静かで快適な空間を演出する優しさ
・自らを主張しすぎることなく、インテリアに溶け込むデザイン

この水上ヴィラは、パナソニックがお気に入りポイントです。



※ オールインクルーシブ

「なんで、エクスカーションの追加料金が発生するのよ!」
「食事も出てこないし、こっちも追加料金だらけじゃないっ!」
「チップなんて絶対に払いませんからね!」

ゲストが激怒しており、レセプションが激しく炎上しています。
会話の内容から、おそらく出火原因はオールインクルーシブでしょう。

罵詈雑言による地獄絵図。 あまりにもスタッフが可哀そうだな。

ロビーでは数人の野次馬が様子を眺めており、偶然にレセプションに
やってきた私もその1人になりました。

隣にいた人の話によると、2日前と比較すれば怒りが収まり、今日は
別人のように落ち着いているそうです。

私には2日前の様子が想像できませんでした。



※ インドっぽいのかな

モルディブにはイタリア系やドイツ系、タイやアラブなど、色々な国の
リゾートブランドが展開しています。

今回宿泊したのは、インドのリゾートブランドのホテルです。

宿泊する前は、インドらしさを感じるようなリゾートに仕上がっている
のかなと思いましたけど、特にそのような印象もなく、普通に素敵な
リゾートホテルです。

お部屋の雰囲気が、インドっぽく見えないこともなさそうです。





※ 無理矢理にボケる

「まんぼ~さん」
「この中に、どれかボケられそうなアクティビティがありますかね?」

リーダー、その発想はやめたほうが良いと思いますよ。

無理にボケようとすると、意図的に事故を起こさなくてはという思考に
なってしまう可能性があります。

それがエスカレートすると味覚がおかしくなり、ケガをしたり、小島で
遭難するのが美味しいと勘違いするはず。

そのガッツは個人的に好きですけど、色々な人に迷惑がかかりますし、
ボケる前提でアクティビティを選ぶのはやめましょう。

ない時はないで、普通に楽しめば良いと思いますよ。



※ アイスクリーム

アイスクリームを頂くことにしました。

シンプルにバニラのアイスを選んで頂こうとすると、スタッフから好きな
トッピングを選んでも良いと言われました。

トッピングを選んで食べようとすると、次はコーンに乗せても良いことに。

変化を遂げている間に溶けそうになりましたが、コーンにマーブルが
入ったオリジナルのアイスクリームは美味しかったです。

ご馳走様でした。







※ いちいちオシャレ

空き瓶の置き場所に困り、適当に棚に置いたわけではないはず。

台の上に無造作に並べられた沢山の小物も、色々と配置を考えた上で、
セレクトショップのように素敵に並べているに決まってます。

スパのプロダクトなどを販売している棚に至っては、もうピカソの領域に
達しているのでは。

いくら私が整理整頓が苦手でも、これらが散らかってる状態でないこと
くらいは分かります。

いちいち、ブティックがオシャレなんです。







※ 元気の源

モルディブ旅行も後半になりますと、リーダーの顔にも多少の疲れが
見えますが、何日も行動を共にすることで説明書が仕上がっています。

ほうれん草を食べたポパイが元気になったり、キノコを食べるとマリオ
が大きくなったり。

このような感じで、リーダーはスイカジュースを飲むと元気が復活する
仕組みになっています。

はい、スイカジュースを持って来たのでどうぞ。

あと少しですから頑張りましょう。



※ サンセットタイム

夕食の前にバーでサンセットを楽しむことにしましょう。

沈みゆく夕陽は綺麗ですし、カクテルやカナッペも頂いて大満足です。

他のゲストとも世間話をしたりして、楽しい時間が過ぎて行きます。
日本各地から来てる人がいて、オートバイの合宿免許を思い出すな。

「まんぼ~さんはとても関西弁が上手ですね」 と褒められました。

そうそう、京都や大阪に旅行に行った時に、関西弁がパーフェクトに
移ってしまいました。

って、なんでやね~ん。



※ すべらない話

研修旅行では、食後のバーで旅行業界の話題やこれまでに経験した
ハプニング、旅行の思い出などなど、様々な世間話をするものです。

私にだって、すべらない話の1つや2つはありますし、こんな時には
それを披露するチャンスです。

話題の展開的に、あの話が出来るなと思っていたところで、リーダー
が全員に聞こえるように言いました。

「まんぼ~さん、あの面白い話をして下さいよ」
「スパで背中を押された勢いでオナラが出てしまったオチの面白い話」

リーダーがそれを発表することで、私はその話が出来なくなるんだよな。

沢山の人から笑いを取ってきた、自慢のすべらない話だったのに。



※ かわいい~ パート(7)

ランチを終えてモルディブの歴史が分かる博物館にやってきたところ、
「かわいい~」という声が聞こえてきました。

そろそろ無理があると思いますけどね。
どんどん、かわいいから遠ざかっているような気もしますし。

何かと思えば、昔の人が利用していた土器に対してかわいいと言って
いるようです。

「歴史を感じる~」とか「2階から落ちてきたら入院する~」なら分かり
ますけど、土器はかわいいのかな。

同世代のリーダーは私と同じ感覚だと思われますので、感想を求めて
みることにしましょう。

リーダー、この土器がかわいいって表現は分からないよね?

「かわいいですよね~」

分かるんかい!




モルディブ旅行専門店・お問い合わせはこちらへ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする